要点
- 迷ったら公式の6題を150分で解く。第6・1・2・5問を取り切る練習から始め、第3・4問は時間外に考え切る
- 繰り返し止まる1〜2分野を選ぶ。最初は手持ちと過去問も合わせて8〜15題ずつを練習し、今年の答案へ戻る
- 手持ちと先生の添削で直せるなら、追加購入は0冊。2026年度の6題は大学公式で無料、25カ年の第13版には入らない

内積・座標の基本は使えるが、学校の融合問題を解き直しても空間で道具を選べないなら
教科書だけでは足りない 大学入試攻略 理系受験生のための図形問題 改訂版

基本例題を解き直しても最大値の分布が立たず、手持ちに同時抽出・期待値の練習が足りないなら
数学 場合の数・確率 分野別 標準問題精講 改訂版
京大理系志望で秋から本を足すか迷ったら、公式の6題を150分で解きます。2026年度なら第6・1・2・5問を取り切る練習を先にし、止まった1〜2分野を、手持ちと過去問も合わせて8〜15題ずつで補います。難問集を足さないと間に合わないと焦っても、手持ちと先生の添削で直せるなら、追加購入は0冊です。

2026年度は、第6・1・2・5問を取り切る練習から始める
2026年度の京大理系数学は6題・150分、全問記述でした。6題とも番号の付いた誘導小問はありません。問題文が短くても、自分で図を描き、変数や場合分けを決める時間が要ります。
冊子に表示された大問の配点は、第1問から順に30・30・35・35・35・35点で、計200点です。学部ごとの数学の配点は募集要項で違います。冊子の点をそのまま入試の総合点に足す扱いにはしません。
大問 | 今年のテーマ | 河合塾 | 駿台 | 代々木ゼミナール |
|---|---|---|---|---|
第1問・30点 | 対数関数の微分、交点、条件の図示 | 標準 | 標準 | 標準 |
第2問・30点 | 正四面体、動く球の中心、空間の距離 | 標準 | 標準 | 標準 |
第3問・35点 | 整式の全係数に共通する2の因子 | 難 | 難 | 難 |
第4問・35点 | 正方形を含む正三角形の最小性 | やや難 | 難 | やや難 |
第5問・35点 | 回転軸をまたぐ領域の体積 | やや難 | やや難 | やや難 |
第6問・35点 | 同時に選ぶ札の最大の番号の期待値 | やや易 | やや易 | やや易 |
難度は河合塾の講評、駿台の分析、代ゼミの評価です。最後の第6問を後回しにする習慣は、今年のセットで見直します。駿台は、医学部医学科以外について、第6問と第1・2・5問のうち2題程度の完答を提案しています。医学部医学科志望は、この3題の目安をそのまま得点方針にせず、第3・4問を含む答案も先生と検討します。
第1問は微分できた後の極値の位置と端、第2問は球の中心が動く全位置の条件が必要です。第5問は、断面が円か円環かを決めてから積分します。第3・4問は時間外に考え切る枠を取り、時間内の問題選択と両方を練習します。
2024年度には誘導が増え、配点も今年とは違いました。2027年度も同じ形式になるとは限りません。毎回まず6題を見渡してから、解く順番を決めます。
止まった所から、本の章・練習量・答案の直し方を選ぶ
繰り返し止まる1〜2分野を選びます。 下の題数はKaupediaが提案する最初の量です。章の収録数ではなく、該当する問題を手持ちと過去問も合わせて選びます。
大問・止まった所 | この本のこの章 | 最初の量 | 京大へ戻って直す答案 | 今は買わないもの |
|---|---|---|---|---|
第1問:極値の位置と端の扱いで止まるなら | 『1対1対応の演習 数学Ⅲ 三訂版』の「微分法とその応用」。手持ちの25カ年なら§3・10 | 交点・端の極限4題+パラメータの場合分け4題=8題 | 今年を25分で書き直す。極値が定義域の内側にある条件、端の極限、図示の境界を説明 | 式を簡単にする工夫を試す前の計算ドリル |
第2問:空間で道具を選べないなら | 内積・座標の基本は使えるが、学校の融合問題を解き直しても空間で道具を選べないなら、河合『理系受験生のための図形問題 改訂版』第3章。内積・座標の基本が使えなければ『ベクトル 分野別 標準問題精講 新装版』第3・4章か手持ちへ | 空間の距離・内積・最小最大8題+京大3題=11題 | 今年へ戻り、中心と他方の辺上の点を動かした全距離の範囲を説明。端点、球面と内部の違い、等号を除く理由も書く | 空間の本を3冊同時に買うこと |
第3問:整除の証明が弱いなら | 河合『大学入試攻略 整数 改訂版』例題8・22・28と類題。整式・帰納法は手持ちで補う | 3例題+3類題=6題、整式・帰納法4題。計10題 | 今年を時間外に60〜90分考える。特定係数からの上限と全係数についての成立を別段落で証明 | 『マスター・オブ・整数』を全冊やってから今年へ戻ること |
第4問:最小性を説明できないなら | 河合の図形第1・2・5章。手持ちの25カ年なら§2・4・5 | 基礎4題+平面6題+分野不明4題=14題 | 今年を時間外に60〜90分考える。接触の条件、配置の分類、最小性、その配置の実現を順に書く | 三角関数の公式や難問集だけを増やすこと |
第5問:体積の式が立たないなら | 1対1数学Ⅲの「積分法(体積・弧長)」と手持ちの25カ年§12。積分計算で落とすなら「積分法(数式)」 | 体積立式4題+回転軸・パラメータの切替8題=12題、京大3題で計15題 | 円か円環か、外半径・内半径を区間表にしてから積分。今年は30分を目標に書き直す | 計算の本だけで断面の不足を補うこと |
第6問:最大値の分布が立たないなら/和の処理で止まるなら | 手持ちの基本例題を先に解き直す。基本例題を解き直しても最大値の分布が立たず、手持ちに同時抽出・期待値の練習が足りないなら、『場合の数・確率 分野別 標準問題精講 改訂版』第1〜4章。和は『1対1対応の演習 数学B 三訂版』の本7・32頁へ | 同時抽出・最大値3題+期待値3題+Σ2題=8題、京大3題で計11題 | 今年を15〜20分で分布の説明から計算まで書く。分子の選び方、値の範囲、少ない札での検算を残す | 確率漸化式の全問を今年の第6問の前提にすること |
同じ本を第2・4問に使うなら、同じ問題を二度数えません。出版社の目次で章や番号をたどれますが、目次だけで今年と同型の問題が何題あるかは分かりません。足りないテーマは手持ちで補い、決めた量の後に京大へ戻ります。
第1問は、極値の位置・端・境界を別々に書く
極値の位置と端の扱いで止まるなら、1対1数学Ⅲの微分章へ戻ります。微分の符号が合っていても、極値が定義域の外にあれば交点の数え方が変わります。開いた端で近づく値と、実際に取る値も区別します。
公式見本の目次では、「微分法とその応用」は本33頁からです。交点と端を扱う4題、パラメータで分ける4題を選びます。個別の例題番号は見本で読めないので指定しません。
解説を閉じた再答案では、増減表と概形に加え、条件を移した座標平面の境界を書きます。私なら、計算が長くなった答案は式を簡単にできるかを先に見ます。類題でも方針が出ない段階は、数学Ⅲの1対1とプラチカの選び方で分けます。
第2問は、中心が動く全位置の距離を扱う
空間で道具を選べないなら、まず学校の融合問題を解き直します。正四面体を座標で置くか、ベクトルで表すかを比べます。球の中心ともう一方の辺上の点を動かすので、最初に2つの変数と範囲を書きます。
中心を1点に固定した計算で終えず、全距離の最小と最大、その間の値を取る理由まで追います。球面が辺と交わらない条件は、球の内部に辺が入らない条件と分けます。線分の端点や等号を落とすと、最後の範囲が変わります。
内積・座標の基本が使えず距離を立式できないなら、先に手持ちの基本例題へ戻ります。別年度でも同じ所で止まり、練習が不足するなら分野別ベクトルの第3・4章を使います。ベクトルの教材比較にあるように、新装版はカバー変更なので従来版を持つ人の買い替えは不要です。
河合の公式見本では、第3章の空間が10題、第2章の平面が13題、第5章の分野不明が13題です。空間だけを練習する本と比べ、分野の名を伏せて道具を選ぶ練習にも使えます。利用法はまず自力で25分考え、その後に解説を読んで理由のある答案を作る順です。
内積・座標の基本は使えるが、学校の融合問題を解き直しても空間で道具を選べないなら、河合の図形の改訂版を選びます。購入先では「理系受験生のための図形問題」「改訂版」の表紙を見ます。税込定価は1,100円(2026年10月2日の出版社表示)。
学校の融合章から始める手順で直せる人は、その本で進めます。8題の後に京大の空間3題を解き、今年の答案へ全位置の距離と球面の説明を加えます。
第3問は、上限と全係数についての成立を分ける
整除の証明が弱いなら、河合の整数の3例題と類題を選びます。公式見本の目次にある例題8は「割り切れる」、22は「何回割り切れるか」、28は「二項定理、二項係数」です。開始頁は本34・72・86頁で、指定例題の本文は見本外です。
3組6題に、手持ちの整式・帰納法4題を足します。2023年度第1問の問2と第6問も、整式や係数を読む補助に使えます。今年と同型ではないので、最後は2026年度第3問で証明を組み立て直します。
ある係数からそれ以上にはならないと示す部分と、全係数でその因子を持つと示す部分は別です。帰納法では何を仮定し、次にどの式を示すかを明記します。何点か整数を代入した結果を、全係数の性質の証明に置き換えません。
整数の2冊の使い分けを見ても、今年は約数や剰余を広く終える順にはしません。60〜90分の別枠で考え、上限と成立の2段落を先生に見てもらいます。
第4問は、最小らしい図から配置の分類と実現へ進む
最小性を説明できないなら、河合の図形第1・2・5章を使います。第4章は数学Ⅲとの融合なので、平面幾何の全般を扱う章として置き換えません。
正方形と正三角形を描いた後、最小配置でどこが境界に接するかを説明します。対称性で配置を整理し、三角比・正弦定理・座標のどれを使うかを決めます。1つの見た目のよい図だけ調べても、ほかの配置との比較が残ります。
角度や変数の範囲を置き、得た最小の候補で残る頂点も内部にあるかを示します。2022年度第5問の面積の最大最小や、手持ちの25カ年の平面配置を補助に使います。今年へ戻るときは、候補の図、分類、最小性、実現の順に文章にします。
図形で使う分野から選べないのか、軌跡・領域の式で止まるのかは、旺文社と河合の図形教材の比較で分けています。第3・5章の個別紙面は無料見本にないので、今年と同じ配置が載るとは言いません。
第5問は、円か円環かを決めてから積分する
体積の式が立たないなら、1対1数学Ⅲの体積章へ戻ります。回転軸をまたぐ断面は円になり、軸から離れた断面は円環になります。上下の関数をそのまま二乗して引く前に、断面と半径を描きます。
今年は位相のずれた2本の正弦曲線の間を回転させます。関数値の上下と、軸からの距離の大小を分けます。円か円環か、外半径をどちらが決めるかが切り替わる位置を区間表にします。
1対1数学Ⅲの目次では、「積分法(体積・弧長)」は本133頁からです。表の12題はその章だけで同じ型をそろえられる数ではないので、手持ちも使い、25カ年§12の京大3題へつなぎます。
2023年度第5問は立体を切って式にする補助で、今年の回転体と同型ではありません。30分の再答案では、断面の模式図と区間表を先に残します。積分式まで合うのに計算で落とす人だけ、「積分法(数式)」や計算の本を足す条件へ進みます。
第6問は、最大値の分布と和の処理を別々に直す
最大値の分布が立たないなら、同時に選ぶ札を組合せで数え直します。最大の番号を固定したとき、残りの札をどこから選ぶかを説明します。分子を順序付きで数え、分母を組合せにする混ぜ方は直します。
分野別確率の改訂版は、第1・2章が基本、第3・4章が実戦です。同時抽出や分布を組合せで数える練習に使います。期待値の該当番号は公開目次から分からないため、必要な題を手持ちと合わせて選びます。
基本例題を解き直しても最大値の分布が立たず、手持ちに同時抽出・期待値の練習が足りないなら、旺文社の改訂版で補います。購入先では「場合の数・確率」「改訂版」の表紙を選びます。税込定価は1,430円(2026年10月2日の出版社表示)。
和の処理で止まるなら、分布を作る練習を増やす前に1対1数学Bへ戻ります。公式見本の本7頁は差分による和、本32頁は「Σの変数の置き換え」です。本50頁の「期待値のテクニック」は目次でたどれる箇所で、本文は見本外です。
同時抽出・最大値3題、期待値3題、Σ2題の計8題を練習し、京大の確率3題へ進みます。2022年度第2問は札の確率の補助に使えます。今年は15〜20分で、値の範囲と分布の説明から計算、少ない札での検算まで書きます。
確率教材の使い分けは場合分け全般も扱います。今年の第6問では、数え方とΣのどちらで止まったかを先に分けます。第5章の確率漸化式を全周するより、今年の答案を最後まで書く順です。
補強と書き直しの時間を足し、150分の配分を試す
以下はすべてKaupediaの試算です。標準補強は自力20〜30分と解説・訂正15〜20分で1題35〜50分、図形・論証は自力25〜40分と解説・訂正20〜30分で45〜70分と置きます。最初の3題で自分の時間を測り、予定を置き換えます。
選ぶ補強 | 初回と今年へ戻る作業 | 失敗題の再答案 | 合計の試算 |
|---|---|---|---|
第1問 | 8題×35〜50分+今年25分 | 4題×15分 | 6時間5分〜8時間5分 |
第2問 | 8題×35〜50分+京大3題×45〜70分+今年25分 | 4題×20分 | 8時間40分〜11時間55分 |
第3問 | 10題×45〜70分+今年60〜90分 | 5題×20分 | 10時間10分〜14時間50分 |
第4問 | 14題×45〜70分+今年60〜90分 | 7題×20分 | 13時間50分〜20時間10分 |
第5問 | 12題×35〜50分+京大3題×45〜70分+今年30分 | 6題×20分 | 11時間45分〜16時間 |
第6問 | 8題と京大3題を各35〜50分+今年20分 | 4題×15分 | 7時間45分〜10時間30分 |
第1・6問を選ぶなら計13時間50分〜18時間35分です。2分野を練習したら別年度へ移り、同じ止まり方が残るかを見ます。題数を終えることより、自力で直った答案を書けることを次へ進む目安にします。
年度別1セットは150分の演習、120分の解説と見直し、失敗2題を各25分で書き直す予定です。計320分で5時間20分になり、初見4セットなら21時間20分、6セットなら32時間、8セットなら42時間40分です。添削を待つ時間は別に取ります。
時間内に選ぶ練習には、次の一例を使います。Kaupediaの2026年度用の試行案で、予備校が公表した大問別の所要時間ではありません。
作業 | 使う時間 | 経過時間 |
|---|---|---|
6題を見渡す | 8分 | 8分 |
第6問 | 17分 | 25分 |
第1問 | 25分 | 50分 |
第2問 | 25分 | 75分 |
第5問 | 30分 | 105分 |
第3・4問で方針の見えた部分を書く | 25分 | 130分 |
戻りと検算 | 20分 | 150分 |
5〜8分考えても図・式・証明方針が進まなければ一度移ります。第3・4問の25分は2題合わせた枠です。順番は得意分野で入れ替え、最後の20分を残します。
公開された講師の別案では、森祐太氏が見渡し15分、得意2題40分、3題目35分と配分しています。残る他の2題35分、戻る20分、見直し5分まで計150分です。今年の第6問に17分を置く上の案とは、別の配分として読みます。
第1・2・5・6問を完答した場合、冊子の配点は30+30+35+35=130点です。これは4題の配点の合計で、合格の保証ではありません。第3・4問も時間外に解き切り、構想と証明を学ぶ時間を残します。
今の力から、秋から2月までの3つの道筋を選ぶ
手持ちの標準問題を再現できるかと、異なる初見2年度の答案で分けます。初見の3割・5割は道筋を選ぶための仮の目安で、大学の合格点ではありません。初見2年度の答案は先生に見てもらい、同じ採点方法で3割・5割の目安を使います。理由の記述も合わせて道筋を選びます。
2027年度選抜要項では、理系数学は2月25日の13時30分〜16時です。10月2日から前日の2月24日までは約21週あります。以下の時間は京大数学の補強と過去問に追加する分で、授業や未習範囲を学ぶ時間は別です。
標準例題も立たない人は、手持ち50題と第1・6問から
組合せ・内積・基本微分で式が立たない人は、この道筋です。初見で3割未満なら、先に基本の穴を見ます。10〜11月は手持ちの学校問題集や網羅本から弱い標準50題を選び、週1回は京大の取りやすい問へつなぎます。
50題の初回を各30〜45分、失敗25題の直しを各15分と置くと、31時間15分〜43時間45分です。12月〜共通テスト前後は第1・6問を優先し、表の計13時間50分〜18時間35分を予定にします。年度別の一部もこの時期から始めます。
1月後半〜2月までに初見4セットと直しを行い、第2・5問の立式も改善します。基礎、2分野、初見4セットの計は約66〜84時間がKaupediaの試算です。青チャートの例題と練習の使い方で弱い所を選び、次の本が要るかは基礎問題精講の後の進み方で分けます。
標準は解けるが初見3〜5割の人は、同じ所で止まる2分野を補う
基本の公式は使えるが、方針、条件、答案で失点する人はこの道筋です。10〜11月は今年と別年度で同じ止まり方が出た2分野を選びます。第2・5問なら、補強と書き直しで計20時間25分〜27時間55分です。
12月〜共通テスト前後は2週に1回程度、150分の年度別を入れます。図、変数、範囲、十分性、断面を直し、1月後半〜2月までに初見6セットを行います。第3・4問なども時間外に計6題、各60〜90分で考え切ります。
2分野に20時間25分〜27時間55分、6セットに32時間、深い6題に6〜9時間で、計約58〜69時間がKaupediaの試算です。数学Ⅲで記述模試に対応できなかった京大総合人間学部理系の合格者も、失敗問題を2〜3回直し、先生と別解を検討しています。解説が分かった後の再答案と相談を、予定から落としません。
初見5割以上が安定する人は、第3・4問を時間外に考え切る
異なる年度で5割以上が安定し、標準問題の理由を自力で書ける人は、この道筋です。10月から第3・4問と未解決のテーマを選び、計16題を各60〜90分で考えます。12月〜共通テスト前後は別解を比べ、答案を短く正確にします。
1月後半〜2月までに初見8セットと直しを行い、今年の全問は解説を閉じて書き直します。深い16題が16〜24時間、8セットが42時間40分で、計約59〜67時間がKaupediaの試算です。複素数・極限・確率漸化式は、別年度の問題で点検します。
京大工学部の合格者は、夏まで基礎を反復し、2学期から過去問との違いを見ています。大学別の本も、解く量より考え方を学ぶために使っています。本を1冊終えたかより、条件から方法を選び、説明できるかを次の課題にします。
秋の買い足しは、今年の答案へ戻れる量に絞る
10月から試験日までには、英語・理科、共通テストの時間も要ります。次の本や進め方を一律に足すと、今年の止まった所を直し、150分で解く時間が後ろへずれます。
今は足さない本・進め方 | 今年の問題に届きにくい理由 | 代わりにすること |
|---|---|---|
青チャートとFocus Goldを両方、全部やり直す | 解ける標準題まで重複し、誘導なしで構想して答案を書く時間が減る | 手持ち1冊の弱い例題だけへ戻る |
ハイレベル理系数学・新数学演習を全員の必修にする | 第6問の分布、第1問の端、第5問の断面は、難度より基本の使い方を直す所 | 標準と京大の答案を書ける人が残ったテーマを選ぶ |
整数の本を丸ごと第3問対策にする | 約数・剰余の大量演習だけでは、整式の全係数と帰納法の証明が残る | 整除・二項係数の6題と、整式・帰納法4題を先にする |
計算の本だけで第2・4・5問を補う | 図形条件、変数設定、回転体の断面を決める作業が残る | 立式を直し、計算ミスが続く場合だけ短い計算練習を足す |
確率漸化式を第6問対策の最優先にする | 今年は最大値の分布、期待値、Σで処理する問題 | 今年を書き切った後、別年度の備えとして漸化式へ進む |
過去問集を何冊も重複年度まで全問やる | 冊数と同じだけ初見年度は増えず、既知の解答をなぞる時間が増える | 年度別1冊を軸に、足りない分野だけ補強する |
どれも本自体の価値より、残る時間で今年の問題へ戻る順番の判断です。標準を広くやり直すか、別解を増やすかで迷う人は、核心標準とやさしい理系数学の比較へ進みます。プラチカを足す場合も、文系・理系の範囲と量の比較から、今の不足に合う1冊を選びます。
複素数平面は2026年度の6題には出ていません。今年の6題のために本を買い足す対象からは外し、2027年度の範囲としては手持ちで点検します。数学Cの範囲はベクトル、平面上の曲線・複素数平面です。青チャートの次に1対1を足す条件に沿い、巻をそろえる前に別年度で足りない単元を見ます。
今年の6題は大学公式で無料。過去問集は解説と未見年度で選ぶ
2026年度の理系数学は、京都大学の公式ページで6題とも公開されています。今年の問題を解くために過去問集を買い足す必要はありません。大学が公開する数学の出題意図は、6題の模範解答とは分けて読みます。
『京大の理系数学25カ年[第13版]』の収録は2000〜2024年度です。2025・2026年度は入らず、§14の行列は2027年度の範囲外です。手持ちなら表の分野へ戻れますが、今年を含む本として買いません。
解説と最近の初見年度が必要で手持ちがないなら、年度別赤本の『京都大学(理系)2027年版』を選びます。2020〜2026年度の7年分で、税込定価は2,695円(2026年10月2日の出版社表示)。25カ年は税込定価2,640円で、2冊なら5,335円です。重なる2020〜2024年度の5年を新しい問題として数えず、足りない分野が残るときだけ追加します。
初見セットは、6題とも見ていない年度だけを数えます。 2026年度を診断に使うと、年度別赤本に残る初見は最大6セットです。2022・2023年度を補強に使えば、残るのは2020・2021・2024・2025年度の最大4セットになります。
3つの道筋で予定する4・6・8セットは、実際に残せる未見年度までです。最初に力を見る2年度もこの予定数に含めます。6・8セットを計画する人は、補強を2019年度以前へ移すか、学校や手持ちの未見年度を先に確保します。
確保できた数へ減らすなら、1セットごとに試算から5時間20分を引きます。既知年度の再答案を追加する時間は別に置きます。赤本・青本の詳しい選び方は、京大理系の過去問集比較で分けています。
手持ちと先生の添削で直せるなら、追加購入は0冊です。迷ったら今日、大学公式の2026年度理系数学を150分で解き、第6問を取れたかと、第1・2・5問でどこまで書けたかを答案に残します。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

河合出版
教科書だけでは足りない 大学入試攻略 理系受験生のための図形問題 改訂版
内積・座標の基本は使えるが、学校の融合問題を解き直しても空間で道具を選べないなら
出版社表示価格1,100円(税込・2026年9月28日)
商品の公式情報- 向く人
- 内積・座標の基本は使えるが、学校の融合問題を解き直しても空間で道具を選べないなら、第3章の空間、第1・2・5章の平面と分野不明の問題から必要な題を選び、図形の条件から道具を選ぶ練習を補います。
- 確認すること
- 改訂版を選びます。税込定価1,100円は2026年10月2日の出版社表示。第3・5章の個別問題は見本外です。70題全部を先に終えず、学校の融合問題を解き直して道具を選べるなら買い足しは不要です。内積・座標の基本が使えないなら、先に手持ちの基本例題へ戻ります。
書籍の仕様を見る
- 体裁
- A5判・208ページ
- 問題数
- 70題

旺文社
数学 場合の数・確率 分野別 標準問題精講 改訂版
基本例題を解き直しても最大値の分布が立たず、手持ちに同時抽出・期待値の練習が足りないなら
出版社表示価格1,430円(税込・2026年9月27日)
商品の公式情報- 向く人
- 基本例題を解き直しても最大値の分布が立たず、手持ちに同時抽出・期待値の練習が足りないなら、基本編・実戦編から必要な題を選びます。
- 確認すること
- 改訂版を選びます。税込定価1,430円は2026年10月2日の出版社表示。期待値の該当問題番号は未確認です。手持ちの基本例題で分布を立てられ、同時抽出・期待値の練習も足りるなら買い足しは不要です。全86問や第5章の確率漸化式を今年の第6問の前提にしません。和の処理で止まるなら手持ちの数列か1対1数学Bへ戻ります。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・288ページ
- 向く人
- 2020〜2026年度の7年分を年度別に150分で解き、解説で答案を直したい人。今年の6題も解説付きで見直せます。
- 確認すること
- 京都大学(理系)2027年版を選びます。税込定価2,695円は2026年10月2日の出版社表示。今年の6題は大学公式で無料なので、解くだけなら買い足しは不要です。25カ年と重なる2020〜2024年度は新しい初見として数えません。
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- 収録年度・判型
- 2020〜2026年度・A5判
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