要点
- 早稲田商は会話1題と長文4題を90分で解く。2026年度で失点の大きい2つを選び、難しい構文の本を増やす前に該当章で直す
- 会話・前置詞で迷うならNext Stage12・21・25章から60問と商学部の会話5題。似た選択肢を区別できないなら着眼点の言い換え・対照と問題1〜5、過去問24箇所
- 一文は読めても長さで失速するなら長文1000改訂版から長めの5題。学校の教材と先生の添削で直せるなら購入0冊。2027年度商学部の試験日は2月21日
早稲田商の英語参考書は、2026年度を90分で解いて失点の大きい2つから選びます。会話と長文の空所で語法を使い、言い換えの根拠と人物の発言を追い、条件付き整序を仕上げる練習が先です。難しい構文の本を終えていない焦りがあっても、学校の教材と先生の添削で直せるなら買い足しは0冊です。

2026年度は会話1題・長文4題を90分で解く
対象は、早稲田大学商学部の一般選抜で課される大学独自の英語です。他学部の対策をそのまま移すと、会話や記述に使う時間がずれます。地歴・公民型と数学型は同じ英語の問題を解きます。
2026年度のテーマ・形式・難度は代ゼミの商学部英語概評、分量は河合塾Kei-Netの学習アドバイスによります。語群の細かな条件や見出しの選び方は、ここでは推測で書きません。
大問 | テーマと主な形式 | 代ゼミの難度評価 |
|---|---|---|
Ⅰ | 会社の同僚の会話。空所を埋め、発言の意味を選ぶ | 標準。口語表現を知らないと候補で迷う |
Ⅱ | 米国の教育資金の積立制度。内容選択、10箇所の空所、整序 | 標準。制度を読めても語の用法で失点する |
Ⅲ | AIチャットボットを使ったスペイン語学習。言い換え、語義、内容、表題、整序 | 標準。似た選択肢の違いを詰める必要がある |
Ⅳ | 脳とコンピューターをつなぐ技術と認証の仕組み。空所、内容、表題、整序 | 標準。専門的な説明と人物の発言を追う |
Ⅴ | 音楽を作るAIと創作者の権利。空所、言い換え、内容、見出し、整序 | やや難。抽象的な内容を終盤まで読む |
河合塾は、長文4題だけで4,000語を超えると説明しています。会話、設問、選択肢まで含めた全体の語数とは分けます。代ゼミは、前年より分量が増え、全体は難化したと評価しています。
大学の公式解答に示された記号を数えると選択の解答単位は64、英文を書く箇所は6です。これは独立した設問70問という集計でも、80点を均等に割れる数字でもありません。大問別・小問別の公式配点は分からないため、正答率をそのまま英語の得点率に換算しません。
今年を解くなら商学部の年度別赤本。分野別80題は補強に使う
最初にそろえるのは2026年度の本文・設問・解説です。 学校の教材に一式があれば、それを使います。大学の無料公開ページもあります。ただし本文がすべて載っているかは確かめていないため、そのページだけで90分の通し演習ができるとは書きません。
手元に今年の問題と解説がないなら、『早稲田大学(商学部)2027年版』の赤本を選びます。教学社の公式目次には2022〜2026年度の5年分があり、地歴・公民型と数学型を収録しています。英語だけのために他学部の赤本を先に買う順にはしません。
過去問集 | 収録と使う場所 | 先に使う目的 |
|---|---|---|
商学部の2027年版赤本 | 2022〜2026年度の5年分。問題編は別冊 | 今年の診断と商学部90分の通し演習 |
早稲田の英語[第12版] | 2011〜2025年度から80題を選んだ分野別の本。第1章文法・語彙、第3章500語以上、第4章会話など | 既に持つ人が会話、語法、長文を個別に補う |
第12版は、商学部の15年分を年度順に並べた本ではなく、2026年度も入りません。赤本との対象年度は2022〜2025年度の4年が重なります。ただし各年の商学部全問を収録するかは不明なので、5年分と15年分を足して20年分とは数えません。
2026年度を最初の診断に使うと、5年分の赤本に残る完全な未見年度は最大4つです。2025年度も部分練習に使えば、その年度は初見の通し用から外れます。補強には、できるだけ2021年度以前の手持ちの商学部問題を使います。
商学部の2027年版赤本は税込定価2,695円、第12版は2,420円です(教学社、2026年10月2日)。今年の問題と解説をそろえるなら、商学部2027年版の公式ページで表紙と収録年度を見ます。赤本実物の本文省略や訂正反映までは検品していないので、学校でそろう一式がある人はそちらを先に使います。
国語や地歴も分野別問題集を増やすか迷うなら、早稲田の国語と学部別赤本、日本史の使い分け、世界史の使い分けを読めます。英語と同じく、まず受ける学部の年度別問題から不足を選びます。
失点の大きい2つだけ、この章と量で直す
解いた後は、会話・語法・言い換え・人物の発言・段落の主題・長さ・整序に誤答を分けます。正解でも根拠が言えないもの、空欄、時間超過を残します。大問配点が分からないので、まず誤答と空欄が多い原因を2つ選びます。
章番号とページは、出版社の公式目次や見本で所在が分かったものです。着眼点の119・123・88ページの本文と問題2以降は見本外です。題数はKaupediaが置く最初の練習量で、章の全収録数とは違います。
大問・止まった所 | この本のこの章を、この量だけ | 終わったら今年のどこへ戻るか | やめること |
|---|---|---|---|
Ⅰ:会話・前置詞で迷うなら | 手持ちNext Stage第12章前置詞・第21章動詞を含むイディオム・第25章会話表現から計60問。商学部の過去問の会話5題 | Ⅰの空所と同義表現。前後の応答と熟語の形を理由に選び、合わない候補も説明する | 古いセンター型の会話本を追加する。訳だけ覚える |
Ⅱ:内容は読めても空所を落とすなら | Next Stage第17章動詞の語法・第18章形容詞・副詞の語法・第27章重要多義語から計40問。読解済みの空所20箇所 | Ⅱの空所10箇所。品詞、動詞の目的語、前置詞、文脈の順で選ぶ理由を言う | 語法不足を長文の冊数だけで直そうとする |
Ⅲ:似た選択肢を区別できないなら | 着眼点PartⅠの言い換え20・対照23ページ、INDEX119・123ページを参照。PartⅡ問題1〜5と、過去問の言い換え12・内容一致12箇所 | Ⅲの同義・語義・内容。筆者の体験と評価を分け、正解の根拠と誤候補が変えた条件を対にする | 同じ単語がある候補を根拠なしで選ぶ |
Ⅳ:人物の発言を混ぜるなら | 着眼点の承前語11・対照23ページ、内容一致INDEX123ページ。人物の発言を比べる過去問3長文。問題1〜5はⅢと共用 | Ⅳの内容選択。人物・発言の要点・根拠の位置を対応させ、誰の主張かを直す | 脳科学の専門書を先に買う。別の人物の発言を混ぜる |
Ⅴ:段落の主題を選べないなら | 着眼点の段落のまとまり10・つなぎ言葉14ページ、内容一致INDEX88ページ。読解済みの長文5本に段落・節の見出しを付ける | Ⅴの見出し選択。何について何を述べる段落かを先に言い、候補を本文の主題と比べる | 目立つ具体例を主題にする。日本語の字数要約を大量に追加する |
Ⅱ・Ⅲ・Ⅴ:一文は読めても長さで失速するなら | 長文1000改訂版から長めの5題。手元の語数欄で900〜1,200語程度を目安に選び、足りない題は旧年度商学部で補う | 今年の長文後半。段落の論点と根拠の場所を保ち、最後の選択と整序まで進む | 各題を今年と同じ語数と決める。速く読めたことだけを成果にする |
Ⅱ〜Ⅴ:条件付き整序を完成できないなら | Next Stage第5章不定詞・第7章分詞・第8章比較・第9章代名詞・第10章関係詞の失敗項目。商学部等の整序・短い英訳を計12問 | Ⅱ・Ⅲの整序、Ⅳの記述2か所、ⅤのX・Y。その問題の語群と記入条件を守り、完成文を前後に戻す | 整序問題集を全問始める。自由英作文の全冊を先に進める |
ⅢとⅣで同じ5題を使ってよいので、5題ずつ買い足す必要はありません。Ⅱの語法とⅠの熟語が重なれば、同じ項目の直しも1回で数えます。
Ⅰ・Ⅱは、覚えた語法を会話と長文の空所で使う
会話・前置詞で迷うなら、60問と商学部会話5題
会話の内容はつかめるのに候補が決まらない人は、応答の働きと表現の形を分けます。依頼なのか、断りなのか、同意なのかを前後の発言で決めます。次に、動詞と前置詞の組み合わせが合うかを見ます。
Next Stageは第12・21・25章から、過去問の誤りに近い問題を計60問選びます。各章20問ずつと固定せず、足りない項目を多く取ります。解いたら右ページの理由を読み、翌日に選択肢を隠して説明し直します。
会話の長さと応答を練習するのは、商学部の過去問の会話5題です。Z会『英会話問題のトレーニング』はセンター試験型を含む古い本なので、今から購入する本には選びません。会話表現だけを増やすより、実際の発言のつながりへ戻します。
内容は読めても空所を落とすなら、40問を実際の20空所へつなぐ
Ⅱは制度の説明を読めても、空所で語の用法を落とすことがあります。Next Stage第17・18・27章の必要40問を終えたら、読解済みの過去問から20空所を選びます。章の見出しがない文章でも、その語を選ぶ理由を言えるかを見ます。
意味が似た候補は、日本語訳だけで決めません。空所に入る品詞、動詞が取る目的語、後ろの前置詞を先に絞り、文脈の意味を合わせます。熟語が原因なら、熟語帳3冊の使い分けも参照できますが、手持ちで直せる項目はそのまま使います。
VintageやEngageで同じ直しができる人は買い換えません。Next StageとEngageの比較でも、必要な語法と解説から選べます。4th Editionを持つ人は、新装版への買い直しも不要です。桐原書店は内容の変更がないと説明しています。
会話・前置詞で迷うなら、手持ちに該当教材がない人はNext Stageを選びます。4th Edition新装版の税込定価は1,650円です(桐原書店の公式目次・価格、2026年10月2日)。購入先では表紙の「4th Edition」と新装版の表示を見ます。
Ⅲ・Ⅳは、言い換えの根拠と発言した人物をそろえる
似た選択肢を区別できないなら、着眼点の言い換え・対照と5題を使います。 PartⅠの20・23ページから読み、PartⅡ問題1〜5を解きます。119ページのパラフレーズ、123ページのリード付き内容一致は、必要になったときに索引から戻る場所です。
着眼点の公式見本にある問題1の解説30〜31ページは、指示する内容と比較の条件を回収する説明です。単語の意味を知った後に、前後のどこから答えを作るかを練習できます。全20題を商学部と同型と扱わず、方法を練習した後は過去問の24箇所へ戻ります。
5題の後は、商学部の言い換え12箇所と内容一致12箇所で練習します。正解の根拠に線を引き、誤候補が変えた人物・時点・原因・条件を一つだけ書きます。今年のⅢでは、筆者が体験したことと、それをどう評価したかを混ぜずに選びます。
人物の発言を混ぜるなら、同じ本の承前語11ページと対照23ページを使います。人物の発言を比べる過去問3長文で、人物・発言の要点・根拠の場所を横に並べます。その後、今年のⅣで候補の主張を誰が述べたかへ戻ります。専門語が難しくても、本文が説明する内容を人物別に残すことが先です。
採点には大学の現行公式解答を使います。Ⅲ設問1の一部は大学と予備校の解答が異なります。理由や別解の扱いは分からないので、速報だけで誤答を決めたり、独断で両方正解にしたりしません。
似た選択肢を区別できないなら、表紙に「改訂版」とある着眼点を選びます。駿台文庫の税込定価は1,210円です(公式の商品ページ、2026年10月2日)。根拠と候補のずれを先生と説明できるなら、その直しを続けて購入を省けます。
Ⅴは段落の主題を残す。長さで失速する人だけ5長文を足す
段落の主題を選べないなら、既習長文5本に見出しを付ける
着眼点の段落のまとまり10ページ、つなぎ言葉14ページ、内容一致INDEX88ページを使います。既に読んだ長文5本を選び、段落か節ごとに何について何を述べているかを短く書きます。教材の要約・解説と比べ、具体例だけを書いた箇所を直します。
これはKaupediaが加える練習で、教材の元の設問や今年の見出し選択の完全な再現ではありません。今年のⅤへ戻ったら、候補を見る前に主題を言います。その主題と候補の広さが合うか、人物名や専門語だけに引かれていないかを比べます。
商学部に合格した生徒は、文型と文法を繰り返し、段落ごとの要約で全体の主旨をつかむ練習をしたと話しています。秋の練習でも、一文の意味と段落の主題は両方残します。要約の言葉を覚えるより、解説を閉じて主題を言い直します。
一文は読めても長さで失速するなら、長文1000改訂版から長めの5題
『やっておきたい英語長文1000 改訂版』は、900〜1,600語程度の10題です。手元の語数欄から900〜1,200語程度を目安に5題選びます。問題番号は指定せず、その範囲の題が5つなければ旧年度商学部の長文で補います。
各大問の今年の厳密語数は読めていないので、今年と同じ長さの5題という指定ではありません。標準の一文が読めても、後半で前半の主張を忘れる人の練習量です。単語や文法で一文から止まる人は、後の道筋Aを先に使います。
長文1000の公式見本の使用法には、語数・標準時間、要約、構文や語句の解説、再読の進め方があります。着眼点の問題1解説が設問の根拠と条件を拾うのに対し、こちらでは長い文章を読み、要約と解説で論旨を戻して再読します。内容一致で候補を迷う人と、後半で話を忘れる人を同じ本へ送らない理由です。
解いた後は各段落の論点と根拠の場所を残し、翌日は時間を測って再読します。速くなったかと、最後の設問まで意味を保てたかを別々に見ます。音読前の長文復習の手順で、意味の曖昧な文を先に直します。
一文は読めても長さで失速するなら、表紙に「改訂版」とある長文1000の長めの5題を使います。河合出版の税込定価は1,210円です(公式の商品ページ、2026年10月2日)。年度別赤本と補強1冊がこの本か着眼点なら計3,905円、Next Stageなら計4,345円です。送料・手数料は別で、3冊の補強を全部買う計画にはしません。
条件付き整序を完成できないなら、手持ち文法と実問12問
整序は、知っている語を並べたところで終えず、文脈に戻して完成させます。主節を組み、節と修飾句をつなぎ、設問が求める語群と記入位置を点検します。不足語や不要語を扱う年度もあるため、いつも全語を1回ずつ使う解き方に固定しません。
最初の量は、商学部等の条件付き整序と短い英訳を合わせて12問です。文法の誤りが出たら、Next Stageの第5・7・8・9・10章へ必要な項目だけ戻ります。今年のⅣの記述で分詞・代名詞・関係詞が崩れるなら第7・9・10章、Ⅴの比較が崩れるなら第8章を使います。
翌日は白紙から文を作り、語群の指示と前後の意味をもう一度合わせます。整序850とVintageの比較へ進むのは、手持ちの説明を使っても語順の誤りが続く人です。いきなり850問全部を始めるより、今年のⅡ〜Ⅴで完成しなかった形へ戻します。
90分は10・20・22・15・20分と見直し3分から試す
講師の公開例と、今年のために置く試行の分数を分けます。公開例には、Ⅰ10・Ⅱ22・Ⅲ15・Ⅳ15・Ⅴ22分の計84分や、会話13分程度、各大問15分の均等配分があります。
これらは今年の問題を解いた実測配分ではなく、文章量の前提も今年と異なります。各大問15分で均等に進めると、比較的短いⅣと、長いⅡ・Ⅲ・Ⅴの違いが予定から消えます。私なら、最初は次の分数で測ります。
大問・作業 | 最初に試す時間 | 試験開始からの終了目安 |
|---|---|---|
Ⅰの会話 | 10分 | 10分 |
Ⅱ | 20分 | 30分 |
Ⅲ | 22分 | 52分 |
Ⅳ | 15分 | 67分 |
Ⅴ | 20分 | 87分 |
保留した問題と転記の見直し | 3分 | 90分 |
これはKaupediaの初回用の仮案です。原本を解いて測った値ではなく、代ゼミの相対的な長さと設問構成から置いています。読む時間、候補を比べる時間、整序に使う時間を分け、超過した所から次の未見年度で修正します。
2024年度商学部の数学型合格者は、最後まで届かず解くだけで精一杯になりやすいため、得点源と後回しの問題を考えたと話しています。詰まった整序を保留し、次の大問へ進む判断も練習に入れます。答えを覚えた2026年度の再演習だけで、初見でも間に合うと判定しません。
2023年度はT/F形式がなく、2024・2025年度には戻り、2026年度は再びなくなりました。会話の記述や抜き出しの位置も動いています。2027年度の形式は今年から変わる可能性があるため、過去年のT/F・短い英訳・抜き出しも残して練習します。
2月21日までの道筋は、一文の理解と最後まで届くかで選ぶ
2027年度の大学一般選抜案内では、商学部の試験日は2027年2月21日(日)、英語は90分です。地歴・公民型は外国語80点、数学型は同じ英語の素点80点を60点へ換算します。詳細入試要項は11月上旬の掲載予定なので、出願条件はそちらで最終版を読みます。
準備を2月20日までとすると、10月2日から両端を含め142日、約20週です。次の4割・6割は選択問題の正答率で道筋を選ぶ仮の目安です。大学の合格点でも、記述を含む英語全体の得点率でもありません。記述の完成、指示を守れたか、空欄数は別に残します。正答率だけで道筋が決まらないときは、最初の大問別表で、誤答と空欄が多い原因を2つ選びます。
A:時間を増やしても読めないなら、基本語と一文へ戻る
時間を足しても主語・動詞・修飾先が取れず、選択の正答率が参考4割未満なら、この道筋です。10〜11月は手持ち単語・文法と、誤読項目の解釈30題を進めます。『基礎英文解釈の技術100』なら必要項目から選び、細かな技術番号は固定しません。
基礎100でも説明が読めない人は、最初の解釈書の選び方へ戻れます。基礎100・技術100・ポレポレの違いを使い、難度の違う3冊を順番に全周する予定にはしません。週1回は商学部の一段落と1設問を解き、一文の練習が実問につながるかを見ます。
12月〜1月は読める文が増えたら、着眼点の5題で設問の根拠を拾います。全期間で初見4セットと、整序・短い英訳12問を一例にし、1月後半から2月20日は残った誤りへ戻ります。一度に4種類の本を並行せず、一文の理解から根拠の練習へ段階を移します。
B:文は読めるがⅣ・Ⅴへ届かないなら、補強は2つまで
標準の文は読めるのに90分で終わらず、選択の正答率が参考4〜6割なら、この道筋です。10〜11月に、長さと見出し、または語法と選択肢の根拠など、失点の大きい2つを選びます。長さが原因の人だけ長文1000の5題へ進みます。
12月〜1月は2週に1回程度の通し演習で、会話で迷う時間と整序の保留を試します。全期間で初見4〜6セットを確保し、1月後半は残った原因の短い直しを続けます。赤本5年分しかなければ、2026年度の診断後は初見4セットと再演習2セットとして記録します。
C:90分で最後まで答えられるなら、再発する2つへ戻る
複数年度で最後まで答案があり、選択の正答率が参考6割以上で安定する人は、新しい基礎書を全周する必要がありません。10〜11月は会話・語法・人物の発言・整序など、再発する2つだけを選びます。手持ちで直せれば購入は0冊です。
12月〜1月は記述条件が変わる年度も使い、1月後半からは保留した問題をどこで回収するかを詰めます。全期間の初見は最大8セットを例にしますが、未見の商学部問題が8年度そろう場合の数です。他学部の長文を混ぜたセットや、一度解いた年度は商学部の初見一年度に数えません。
追加の練習時間には、解答・直し・翌日の再演習を入れる
次の分数は、予定を立てるためにKaupediaが仮に置いた時間です。出版社指定の標準時間や、力が身につくまでの実測値とは分けます。最初の3題で自分の作業時間を測り、解答・解説・再演習の分数を置き換えます。
選ぶ補強 | 量と仮の作業時間 | 合計 |
|---|---|---|
一文の構造 | 30題×(構造と意味の説明25分+翌日の再読10分) | 17時間30分 |
会話・前置詞 | 60問×(根拠込み3分+再確認1分)、会話5題×(解答10分+直し15分+再演習10分) | 6時間55分 |
長文の語法 | 40問×(根拠3分+再確認1分)、読解済み空所20箇所×(直し3分+再選択1分) | 4時間 |
着眼点の方法と5題 | PartⅠ参照2時間、5題×(解答25分+解説25分+再現15分) | 7時間25分 |
過去問の候補と根拠 | 計24箇所×(根拠と誤候補の比較5分+再選択2分) | 2時間48分 |
長い文章の論旨 | 5題×(解答35分+解説と論旨の直し40分+翌日再読15分) | 7時間30分 |
段落の主題 | 読解済み長文5本×(見出し作成10分+解説との比較10分+翌日再演習10分) | 2時間30分 |
整序・短い英訳 | 12問×(完成5分+直し5分+翌日再答案3分) | 2時間36分 |
初見一年度 | 本番90分+採点と原因の整理90分+重要誤答の再演習30分 | 3時間30分 |
長文の解答35分は補強用の仮の値で、本番の1大問に35分を使う配分ではありません。既に読んだ本文で空所・根拠・見出しを直す行は、初読時間を含みません。通し演習と同じ誤答を使うときは、直しを二重に足さず、追加する作業だけを計算します。
道筋の例 | 補強と通しの内訳 | 追加作業の合計 |
|---|---|---|
A:一文から段階を進める | 一文17時間30分+着眼点7時間25分+整序2時間36分+初見4セット14時間 | 約42時間 |
B:長さと見出し | 長さ7時間30分+見出し2時間30分+初見6セット21時間 | 31時間 |
B:語法と選択肢の根拠 | 語法4時間+根拠2時間48分+初見6セット21時間 | 約28時間 |
C:再発する2つ | 補強10〜15時間を仮置き+初見8セット28時間 | 38〜43時間 |
Bの語法と根拠の例は、解き終えた過去問で根拠を直す約28時間です。着眼点の方法と5題も追加する場合は、7時間25分を別に足します。
全行を足して必修量にはしません。これは約20週に散らす追加作業で、英語の総勉強時間を週1〜2時間にする提案でもありません。単語の日課、未習文法、授業、共通テストや併願の対策は別に取ります。
基本語の意味がすぐ出ない人は、ターゲット1900の復習計画で手持ちの不足へ戻れます。補強開始から2週間後は、未見の別問題で同じ誤りが出るかを見ます。答えを覚えて選べることと、根拠を使って初見を解けることを分けます。
秋に増やす本は、今年の失点へ戻れるものを選ぶ
早稲田商の英語は、難しい構文の本を積んだだけで解ける試験ではありません。会話、語法、選択肢の根拠、人物の発言、整序を90分で処理する練習を残します。次の本が悪いのではなく、10月から2月21日までに今年の失点を直す目的では、全周の時間をかける先が違います。
今から追加・全周をやめるもの | 今年の失点に届きにくい理由 | 代わりに使う練習 |
|---|---|---|
英文解釈教室〈新装版〉の全編全訳 | 一文の読み方を深く作り直しても、会話や選択肢を時間内に処理する練習が残る | 手持ちの誤読項目と今年の一段落 |
透視図・ポレポレ・無印技術100の全冊併用 | 精読の役割が重なり、人物の発言や段落見出しの失点へ戻る時間が減る | 必要な構文だけを手持ち1冊で直す |
自由英作文編Plus・最難関英作文ハイパートレーニングの全周 | 今年の記述は短い整序・英文完成。長い意見文を作る全練習より語順と条件が先 | 条件付き整序と短い英訳12問。自由英作を課す併願先は別に扱う |
整序問題集の全問 | 語法の知識不足と、長い語群の組み立て・時間不足を区別できないまま量が増える | 失敗項目の文法と実問12問 |
英検1級の難語帳・聴解教材 | 基本語の用法や根拠の取り違えが主因なら、難語暗記や聞き取りでは直せない | 基本語を文脈で使い、商学部の会話と長文を読む |
長文1000・The Rules4・ポラリス3を全部追加 | 初見の根拠を残す前に解説を読む量が増える | 手持ち長文1冊の必要5題と商学部への戻り |
英文解釈教室と透視図の比較は、深い読み直しに使う時間と、残った構文を補う時間を分けています。持っている人が該当項目を参照することはできます。今から商学部だけのために全冊を追加する判断とは分けます。
迷ったら、2026年度の90分から失点2つを選ぶ
学校の先生と誤答の理由を説明でき、次の問題で同じ誤りを直せるなら、参考書を買う費用は0円です。本文と設問が欠けていない一式を使い、会話・語法・根拠・人物の発言・段落の主題・長さ・整序のどこで止まったかを残します。
まず商学部の2026年度を90分で解き、誤答と空欄が多かった原因を2つ選びます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 2026年度の本文・設問・解説が手元になく、商学部の90分を年度別に通して解きたい人。
- 確認すること
- 2022〜2026年度の5年分で、地歴・公民型と数学型を収録。学校の教材で今年の一式がそろうなら買いません。『早稲田の英語[第12版]』は分野別で、2026年度は入りません。
書籍の仕様を見る
- 収録年度
- 2022〜2026年度の5年分
- 対象方式
- 一般選抜(地歴・公民型、数学型)
- 問題編
- 別冊
- 向く人
- 一文の意味は取れるが、文脈と候補の違いを説明できない人。人物の発言を混ぜるなら、同じ本の承前語と対照も使う。
- 確認すること
- 改訂版を選びます。全20題を商学部と同型として勧めません。119・123・88ページは公式目次で所在を読めた範囲で、本文は見本外です。学校の解説と先生で直せるなら購入不要です。
書籍の仕様を見る
- 向く人
- 標準の一文は読めるが、長い文章の後半で前半の主張を忘れる人。手元の語数欄から900〜1,200語程度を目安に5題選ぶ。
- 確認すること
- 問題番号を固定しません。該当する題が5つなければ手持ちの旧年度商学部で補います。今年の各大問が同じ語数という意味ではありません。語彙や文法で一文が読めない人は先にそこへ戻ります。
書籍の仕様を見る
- 収録・使う箇所
- 900〜1,600語の10題
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