要点
- 迷ったら志望学部の2027年版赤本。文化構想学部の例では2022〜2026年度の国語を年度別に解ける
- 2026年度の国語は文化構想学部が融合を含む3問、文学部が現代文2問・古文1問・漢文1問。第10版の23題は分野別
- 志望学部の国語を1年分解き、現代文・古文・漢文を分野別に解き直したいなら第10版。文化構想学部の例なら2冊で5,005円
早稲田を複数学部受ける高3は、迷ったら志望学部の2027年版赤本を先に選びます。2026年度の国語は文学部が4問、文化構想学部が融合を含む3問と形が違うため、先に志望学部の1年分で本番形式を知ります。同じ問題に二度払うのが不安でも、志望学部の国語を1年分解き、現代文・古文・漢文を分野別に解き直したいなら第10版を足します。

迷ったら志望学部の2027年版赤本
最初の1冊は、受ける学部の年度別赤本にします。教学社の文化構想学部2027年版には2022〜2026年度の国語が入り、問題編は別冊です。国語だけでなく英語・日本史・世界史も載ります(2026年9月27日閲覧)。
第10版は複数学部の15年から23題を選んだ本です。現代文・古文・漢文などを章別に解けても、志望学部の1回分の大問構成と時間配分は学部別赤本でつかみます。
文化構想学部を受けるなら、2022〜2026年度の国語を年度別に解ける2027年版を選びます。教学社の税込定価は2,585円(2026年9月27日)です。
文学部を第一志望にするなら、文学部の2027年版を選びます。こちらも国語は2022〜2026年度の5年分で、教学社の税込定価は2,585円(2026年9月27日)。表紙の学部名で買い分けられます。
文学部は4問、文化構想学部は融合を含む3問
早稲田大学が公開した2026年度文学部の国語の出題意図は、現代文2問、古文1問、漢文1問の計4問。文化構想学部の出題意図は、現代文と近代文語文の融合、現代文、現古漢融合の計3問です。いずれもPDFの通算3ページ目に書かれています(2026年9月27日閲覧)。
2026年度の国語 | 文学部 | 文化構想学部 |
|---|---|---|
1回分の大問 | 4問:現代文2、古文1、漢文1 | 3問:現代文と近代文語文の融合、現代文、現古漢融合 |
現代文・古文・漢文という分野は重なります。国語の1回分の形は学部で違います。 複数学部を受ける人も、各学部の年度を別々に通して時間を測ります。文学部の学生は2026年の公開座談会で、文学部の過去問を15年分、文化構想学部を10年分解いたと話します。国語と英語では、直前期にも初めて解く年度を使ったそうです。他学部の文章から得る練習効果と、本番形式を通す練習は分けて使います。
政治経済学部と社会科学部の2026年度一般選抜は、独立した「国語」ではなく総合問題を公表しています。これらが志望先なら、受ける方式の問題から入ります。
第10版の23題は分野別に解き直す本
教学社の第10版は、2011〜2025年度の過去問から23題を選び、現代文、古文、漢文、近代文語文・複数文章・現古漢融合文の4章に分けます。難易度順に配し、解き方を丁寧に説明するのが出版社の狙いです。学部別赤本で弱かった分野を、別の問題と解説で練習するときに使えます。
ただし、公開目次は章名まで。23題の出題学部・年度・問題番号は載っていません。文化構想学部の赤本の収録年度2022〜2026年度と、第10版の問題選定元2011〜2025年度の範囲は2022〜2025年度の4年度が共通します。この4年度は収録年度の共通部分を示す数字です。23題のうち手元の赤本と重なる題数は、公開情報から数えられません。
第8版を紹介する塾の記事は、詳しい解説を先に読み、学部別赤本へ進む順番を勧めます。第10版にも丁寧な解説という出版社の説明はあります。一方、第8版の27題を今の第10版の収録題と同じには扱えません。私ならまず志望学部の1年分を通し、どの分野の解説が必要かを見てから追加の2,420円を使います。
文化構想学部なら2冊で5,005円
文化構想学部2027年版は2,585円、第10版は2,420円。2冊で5,005円、赤本からの追加支出は2,420円です(教学社の文化構想学部版・第10版、2026年9月27日の税込定価)。
赤本の5年分は年度数、第10版の23題は問題数です。5と23を演習量として直接比べません。追加分で買うのは「新しい23題」ではなく、分野別の並びと解説を含む1冊です。重複題数が分からない以上、予定表に23題すべてを初見問題として入れない方がよいでしょう。
志望学部の国語を1年分解き、現代文・古文・漢文を分野別に解き直したいなら第10版
文化構想学部の2026年度出題意図を先に読むと、融合を含む3問のどこで止まりそうかが見えます。1年分を解いたら、時間が足りなかった大問と、答え合わせで理由を説明できなかった分野を分けます。現代文・古文・漢文のどれを章別に解き直すか決まったとき、第10版が役に立ちます。
文化構想学部の合格者は、国語を文化構想学部11年分、文学部4年分解いた一方、文学部と教育学部には遅く着手し、もっと解きたかったが時間と気力が足りなかったと振り返ります(2026年3月の投稿)。別の合格者は国語が元から得意で、文化構想学部の3〜5年分を解き、専用の本を増やさずに合格しました(2026年9月の投稿)。使った本の版はどちらも分かりません。先に1年分を通すと、追加の演習と志望学部の残り年度のどちらに時間を使うか決めやすくなります。
志望学部の国語を1年分解き、現代文・古文・漢文を分野別に解き直したいなら第10版を足します。教学社の税込定価は2,420円(2026年9月27日)です。
大学公開の出題意図を読んでから1年分を解く
早稲田大学の過去の入試問題には、一般選抜の過去3年分が学部別にあります。文学部・文化構想学部なら、まず2026年度の文学部または文化構想学部の出題意図PDFの通算3ページ目を読みます。続いて大学の過去問ページから志望学部の国語を1年分開き、制限時間を測って通します。著作権の関係で、一部の本文がマスクされている場合があります。
1年分から分かるのは、今の自分にとっての形式と弱い分野です。合格可能性や第10版との重複題数までは測れません。日本史のテーマ本を比べるなら早稲田の日本史の記事、過去問を何年分進めるかなら共通テスト過去問の年数の記事で試験を分けて考えます。
まずは受ける学部の2027年版赤本を選び、表紙の学部名を見ます。文化構想学部なら国語5年分を年度別に解ける赤本から始めます。教学社の税込定価は2,585円(2026年9月27日)です。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 文化構想学部の国語を2022〜2026年度の順に、1年分ずつ通して解きたい人。
- 確認すること
- 文化構想学部以外が第一志望なら、表紙にその学部名がある2027年版を選ぶ。
書籍の仕様を見る
- 収録年度
- 2022〜2026年度・日本史ほか・A5判
- 向く人
- 志望学部の国語を1年分解き、現代文・古文・漢文を分野別に解き直したい人。
- 確認すること
- 店頭では表紙の「第10版」と、志望学部の国語で必要な分野の章を見て選ぶ。
書籍の仕様を見る
- 収録内容
- 2011〜2025年度から23題・A5判
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![早稲田の国語[第10版]の表紙](/api/media/file/waseda-kokugo-theme-vs-faculty-past-waseda-kokugo-10-official-25a77260.jpg)