要点
- 迷ったら志望学部の2027年版赤本。2022〜2026年度の日本史5年分を年度別に解ける
- 第10版は2016〜2025年度の過去問を分析して精選した50題。赤本の収録年度と第10版の分析対象年度に共通するのは4年で、同じ問題の題数は公開目次から分からない
- 志望学部の5年分を解き終え、他学部の頻出テーマも解きたいなら第10版。文化構想学部の例では2冊で5,005円
早稲田を複数学部受ける高3は、迷ったら志望学部の2027年版赤本を先に選びます。学部別赤本は志望学部の日本史5年分を収録し、第10版は10年分の過去問を分析して選んだ50題を載せます。同じ問題に本代を二度払いたくないなら、志望学部の5年分を解き終え、他学部の頻出テーマも解きたいときに第10版を足します。

迷ったら志望学部の2027年版赤本
最初の1冊は、受ける学部の年度別赤本です。教学社の文化構想学部の2027年版は、2022〜2026年度の日本史を収録。英語・国語なども載り、問題編は別冊です。日本史だけをテーマ別に解く第10版では、志望学部の1回分を通して解く練習を代えられません。
文化構想学部を受けるなら、2026年度までの日本史5年分を年度別に解ける2027年版を選びます(教学社の税込定価2,585円、2026年9月27日)。
文学部・法学部・商学部を受ける人は、文学部、法学部、商学部の2027年版を、それぞれの志望学部用に選びます。3冊とも2022〜2026年度の日本史が入っています。選ぶ学部名は表紙で見分けられます。
赤本の収録年度と第10版の分析対象年度は4年が共通
第10版の商品説明は、2016〜2025年度の過去問を分析し、頻出テーマ50題を精選したと書いています。文化構想学部の2027年版赤本は、2022〜2026年度の日本史を載せます。収録年度と分析対象年度の範囲に共通するのは、2022〜2025年度の4年です。
比べる点 | 志望学部の2027年版赤本 | 早稲田の日本史[第10版] |
|---|---|---|
年度と題数 | 2022〜2026年度の日本史5年分を収録 | 2016〜2025年度の過去問を分析し、50題を掲載 |
問題の並び | 志望学部ごと・年度ごと | 時代とテーマごとに6章 |
4年は赤本の収録年度と第10版の分析対象年度の範囲が交わる数です。 第10版の公開目次は章名までで、50題の出題学部・年度・問題番号は分かりません。手元の赤本と同じ問題が何題あるかも数えられないため、50題すべてを新しい問題として予定に入れるのは避けます。
文化構想学部の例なら、2冊の税込定価は5,005円
文化構想学部の赤本が2,585円、第10版が2,420円です。両方買うと5,005円。追加支出は2,420円です(いずれも教学社と第10版の商品ページの2026年9月27日の税込定価)。販売先の値段ではなく、出版社の表示額で計算しました。
第10版の50題は掲載題数、学部別赤本の5年分は収録期間です。単位が違うため、50対5で問題量は比べません。私なら、追加の2,420円を払う前に、志望学部の年度別演習を始めます。
志望学部の5年分を解き終え、他学部の頻出テーマも解きたいなら第10版
第10版は、全学部に通じる頻出テーマを50題に精選するのが教学社の狙いです。志望学部の赤本で年度別の演習を終えた後なら、章ごとに別学部の問題へ広げる使い方ができます。テーマ本を先に進める塾の学習順もありますが、この順番は赤本をこれから買う高3の本番形式の演習を先に置いたものです。
商学部に進んだ日本史選択者は、他学部の問題も解き、似た出題に触れたと話します(2025年度)。別の商学部進学者は、日本史の知識が浅く過去問を1年分しか解けず、もっと早く傾向に触れたかったと振り返ります(2022年度)。どちらも使用した過去問集の版は分かりませんが、私は志望学部の演習を先に進め、その後で他学部へ広げます。
志望学部の5年分を解き終え、他学部の頻出テーマも解きたいなら、第10版を足します。教学社の税込定価は2,420円(2026年9月27日)です。
買う前に、大学公開の日本史を1題解く
早稲田大学の入学センターは過去3年分の問題を無料で公開しています。著作権のため一部にマスクがかかる場合があります。文化構想学部の2024年度日本史PDFなら、PDFの3〜4ページ目にある「文と武」の大問を1題解き、詰まった箇所を教科書や用語集に戻します。
この1題で分かるのは、自分がどの知識や設問形式で止まったかです。50題の重複数や本番の得点までは測れません。資料問題そのものを増やすなら日本史の資料問題の本、共通テストの年度を選ぶなら過去問の年数の考え方で分けて考えます。
まずは志望学部の2027年版赤本で、学部名と収録年度を見ます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 文化構想学部の2022〜2026年度の日本史を年度別に解き、英語や国語も含めて入試の形式を知りたい人。
- 確認すること
- 文化構想学部以外が第一志望なら、その学部名が表紙にある2027年版を選ぶ。
書籍の仕様を見る
- 収録年度
- 2022〜2026年度・日本史ほか・A5判
- 向く人
- 志望学部の2022〜2026年度を解いた後、早稲田の複数学部にまたがる頻出テーマを50題で復習したい人。
- 確認すること
- 志望学部の5年分を解き終えてから選ぶ。店頭では表紙の「第10版」を見る。
書籍の仕様を見る
- 構成
- 頻出テーマ50題・A5判
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![早稲田の日本史[第10版]の表紙](/api/media/file/waseda-nihonshi-theme-vs-faculty-past-waseda-nihonshi-10-official-d2859833.jpg)