要点
- 教科書の英文でも主語・動詞を追えないなら、3冊の前に英文解釈の1冊目。教科書の英文は追えるが、入試英文で主語・動詞を追えないなら基礎100
- 入試英文で主語・動詞を追えるなら、和訳の演習を重ねたい人は技術100、読む過程を追いたい人はポレポレ
- 教科書の英文を追える人が3冊で迷ったら基礎100。例題だけを1日2題進める試算では100題は50日、50題は25日。基礎100・技術100の別冊演習と3冊の復習時間は別

教科書の英文は追えるが、入試英文で主語・動詞を追えないなら基礎100。教科書の英文を追える人が3冊で迷ったときも基礎100
基礎英文解釈の技術100 音声オンライン提供版
教科書の英文でも主語・動詞を追えないなら、3冊の前に英文解釈の1冊目を選びます。教科書の英文は追えるが、入試英文で主語・動詞を追えないなら基礎100、入試英文で主語・動詞を追えるなら和訳の演習は技術100、読む過程はポレポレです。教科書の英文を追える人が3冊で迷ったら基礎100にし、難しい本を買って止まるのが不安なら、今の1冊を終えて過去問で必要になるまで次の本は足しません。

基礎100の税込定価は1,650円(桐原書店、2026年9月27日)。教科書の英文を追える人が3冊で迷ったら、表紙に「基礎」と「音声オンライン提供版」があるものを選びます。
まず主語・動詞を追えるかで、基礎100と上の2冊を分ける
基礎100は、入試基礎レベルの文法を復習しながら100の技術を学ぶ本です。複雑な文の構造は図で示されます。書名の「基礎」は入試基礎の意味です。
技術100は、桐原書店が最難関大レベルへの総仕上げと位置づけます。複雑な英文の構造を図で追い、和訳を組み立てるところまで扱います。基礎100にも技術100にも演習問題・解説・解答の別冊が付きます。
ポレポレは、なぜその読み方になるかという過程に重点を置く50例題の本です。目次は主語・動詞の発見から始まり、句・節、修飾、関係詞、倒置、省略へ進みます。出だしに主語・動詞の項目があっても、全体を初学者向けとは捉えません。
選ぶときの差 | 基礎100 | 技術100 | ポレポレ |
|---|---|---|---|
学ぶ内容 | 入試基礎の文法を復習しながら構造を学ぶ | 最難関大レベルの構造から和訳を組み立てる | 読み方の過程を50例題で追う |
別冊 | 演習問題・解説・解答64ページ | 演習問題・解説・解答48ページ | なし |
税込定価(2026年9月27日) | 1,650円 | 1,650円 | 833円 |
教科書の英文でも主語・動詞を追えないなら、この3冊の前に英文解釈の1冊目を選びます。教科書の英文は追えるが、入試英文で主語・動詞を追えないなら基礎100です。一文で分かるのは、その文の主語・動詞を追えたかだけで、志望校の英文を読めるかは過去問で測ります。
50例題のポレポレにも難しい英文がある
例題だけを1日2題ずつ進めるなら、100題は50日、50題は25日です。基礎100・技術100の別冊演習と3冊の復習は含めていないので、1日2題を続けられるか普段の学習時間で考えます。ポレポレの例題数は半分ですが、使った人からは難しさを訴える声もあります。
実際、ポレポレの楽天ブックスのレビューには、英検準1級の長文対策で買ったものの難しく、もう一段易しい本へ戻るという購入者がいます(2022年5月、ポレポレの商品ページ)。2010年1月に投稿した別の購入者も、難しいので入門用の本を先に終える方がよいと勧めています(使用版は不明)。書名と収録例題数だけで難度を決めると、最初の1冊を選び損ねます。
基礎100にも相性があります。高1の冬から高2の夏まで使った受験者は、扱う問題を評価しながら和訳には違和感があったと記しています(2026年の使用記録、使用版は不明)。別の受験者は性格に合わずこなしきれなかったそうです(2025年の合格体験記、使用版は不明)。私なら、和訳の言い回しが気になっても、まず主語・動詞と修飾関係を自分で説明できるかで進み具合を見ます。
上の2冊は、和訳の演習か読む過程かで選ぶ
入試英文で主語・動詞を追えるなら、次は過去問や模試で訳を間違えた理由を見ます。和訳の演習を重ねたい人は技術100。基礎100にも別冊の演習問題がありますが、技術100は最難関大レベルの英文で構造から和訳を組み立てます(桐原書店の基礎100・技術100)。
表紙に「基礎」がない「音声オンライン提供版」の技術100を選びます。税込定価は1,650円(桐原書店、2026年9月27日)。
読む過程を追いたい人はポレポレ。代々木ゼミナールは、答えだけでなく「なぜそうなるか」の過程を重視すると説明しています。例題は50題で、税込定価は833円(代々木ゼミナール、2026年9月27日)。
表紙に「ポレポレ英文読解プロセス50」とある本を選びます。
高校受験の記録には、基礎100を4周して音声も使い、解釈の力が付いた一方で別の本の方が好みだったという声があります(2025年の記録、使用版は不明)。基礎100を難しく感じ、ポレポレを繰り返した人もいます(2023年の記録、使用版は不明)。解説の好みは分かれます。次の本を足す合図は、今の本を終えた後の過去問で、構造は取れるのに和訳が崩れることです。
倒置・省略など、つまずく項目がはっきりしているなら、英文熟考の上と下の選び方で必要な巻を絞る方法もあります。
3冊まとめ買いより、1冊を終えて過去問へ進む
3冊の税込定価を足すと4,133円です。基礎100を先に1冊だけ買うなら1,650円で、差は2,483円。次が必要になった場合も、基礎100と技術100で3,300円、基礎100とポレポレで2,483円です(各出版社の表示、2026年9月27日)。
基礎100を終えたら、志望校の過去問を解きます。そこで構造は取れるのに和訳が崩れるなら、上の2冊から目的に合う1冊を足します。2026年度の共通テスト英語リーディングは選択肢をマークする試験です。和訳を書く練習を足す前に、志望校の個別試験に和訳問題があるかも見ます。長文の時間切れが問題なら、長文問題集の選び方へ進みます。
現行版は表紙の「音声オンライン提供版」で見分ける
基礎100と技術100の現行の音声オンライン提供版は、どちらも2024年3月30日刊です。桐原書店は旧CD付版から装丁と音声の提供方法を変えた版と説明し、旧CD付版もシリーズ一覧に在庫僅少として載せています。旧CD付版を持っているなら、まずその本を使い、音声の利用方法が合わないときに選び直します。
ポレポレは代々木ゼミナールの現行ページに50例題・129ページの本として載っています。発売日は同ページに記載がなく、販売店の学参ドットコムは1993年9月15日発行と表示しています(2026年9月27日)。
今日、最近解いた入試英文から訳を間違えた一文を選び、主語・動詞に線を引いてください。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 教科書の英文は追えるが、入試英文で主語・動詞を追えない人。入試基礎の文法を復習しながら構造を学びたい人。
- 確認すること
- 教科書の英文でも主語・動詞を追えないなら、3冊の前に英文解釈の1冊目を選びます。表紙の「音声オンライン提供版」を見ます。
書籍の仕様を見る
- 向く人
- 入試英文で主語・動詞を追え、和訳の演習を重ねたい人。最難関大レベルの英文で構造から和訳の組み立てまで学ぶ。
- 確認すること
- 最難関大向けの総仕上げです。表紙の「基礎」がない「音声オンライン提供版」を選びます。
書籍の仕様を見る
- 向く人
- 入試英文で主語・動詞を追え、50例題でなぜその読み方になるかを追いたい人。
- 確認すること
- 50例題でも難しい内容です。表紙の「ポレポレ英文読解プロセス50」を見ます。
書籍の仕様を見る
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