要点
- 迷ったら無料のⅣ〜Ⅶと赤本のⅠ・Ⅱで今年の失点を数え、大きい2つだけを直す。2026年度は90分・7大問で記述が36点分あり、手持ちと先生で直せるなら赤本以外の買い足しは0冊
- 和訳で主語・動詞を誤るなら基礎100を20題。抜き出しと言い換えで外すなら着眼点の11・20・23頁と5題。700語前後の後半で論点を忘れるなら長文500を6題。Ⅲ〜Ⅶは落とした大問1つにつき、手持ちのNext Stageの該当章から20問
- Ⅰ〜Ⅲの本文は大学の公開PDFで読めないので、解説と通しが要るなら経済学部コア試験の2027年版赤本。同じ形式の通しを増やすなら法学部コア試験の2027年版。仕上げは試験前日の2027年2月5日
学習院大学の2月6日の英語で迷ったら、無料のⅣ〜Ⅶと赤本のⅠ・Ⅱで今年の失点を数え、大きい2つだけを直します。記述が36点分あっても和訳は25字以内と短く、上級の解釈書より設問の型を練習するほうが点になります。2026年度は平均点が下がって本を増やしたくなりますが、手持ちと先生で直せるなら、赤本以外の買い足しは0冊です。

2月6日の英語は、経済学部コアと法学部プラスで同じ問題
この記事は、2027年2月6日(土)の英語を扱います。この日は経済学部コア試験と法学部プラス試験が同じ問題を使い、2026年度は2方式で5,835件の志願がありました。プラス試験は、他学部のコア試験の日に同じ問題で選ぶ方式です。
法・経済・文・理のコア試験は同じ7大問の形ですが、2月6・7・9・10日で問題は別です。経済学部プラス試験(2月11日)は、国際社会科学部コア試験と同じ問題を使います。指示文が英語で意見を書く英作文もある別の形なので、この記事の計画は当てはめません。
2026年度の2月6日は90分・150点で、大問の配点と形は次のとおりでした。本文は公開PDFで読めないため、語数は大学が説明する700語前後と300語前後を使います。
大問・配点 | 2026年度の形式 | 問われた力 |
|---|---|---|
Ⅰ・41点 | 新しい発想の良さを見極める話の長文。11問(記述2問) | 指す人物、空所の語句、下線部の内容、反対の意味の1語、25字以内の和訳、7択から2つ選ぶ内容一致 |
Ⅱ・39点 | 運動選手のストレスと対処の長文。10問(記述3問) | 比較の語の組み合わせ、言い換え、空所に入る本文の1語、25字以内の和訳、書き換えた文に入れる本文の6語 |
Ⅲ・15点 | 約300語の英文の空所5問 | 程度の語、文を修飾する副詞、動名詞か分詞か、形容詞、関係詞か疑問詞か |
Ⅳ・15点 | 短文の空所5問 | 群前置詞、句動詞、受け身で使う動詞、名詞を含む慣用句 |
Ⅴ・15点 | 誤り指摘5問 | 5問とも品詞か語形の誤り |
Ⅵ・15点 | 短い会話の空所5問 | 程度の答え方、相手の災難への一言、提案の切り出し、お礼への返事など |
Ⅶ・10点 | 和文英訳2文。空所に1語ずつ計5語 | 「〜次第だ」と費用の程度の言い方、二重否定と動名詞 |
マーク解答の配点は76.0%なので、記述は150点中36点です。2025年度は80.0%で記述は30点でした。Ⅰ・Ⅱの記述は3問から5問に増え、36点からⅦの10点を除いた26点がここに配られている計算です。
経済学科の英語の平均得点率は、得点調整前の素点で受験者66.4%、合格者81.4%でした。2025年度の72.9%と86.7%から下がりました。大問別の平均は公表されていないので、どの大問で下がったかは分かりません。
合否は英語150点を含む3教科390点の合計で決まり、経済学科の合格最低点は得点調整後で225.5点(57.8%)でした。英語だけの合格点はないので、合格者の英語の平均(81.4%、約122点)を目安にします。
この記事は、大学が公開した出題ポイントと入試結果の数字をもとに書いています。
形式を変えるという告知は、10月3日の時点で大学の入試制度の変更点のページにありません。それでも記述の数と本文から書く語数は、2025年度から2026年度にかけて変わりました。2027年度も同じ形で出ると決めずに、別の年度の設問の形にも慣れておきます。
大学は出題ポイントで、難問や奇問は出さず、学校の学習を中心にするよう受験生に勧めています。私なら、この説明を信じて、本を増やす前に今年の失点を数えます。
無料で解けるのはⅣ〜Ⅶの8回分。Ⅰ・Ⅱと90分の通しは赤本で解く
2025・2026年度の問題と解答例、出題ポイントは、大学の過去の入学試験問題のページで開けます。ただしⅠ〜Ⅲの本文は、2026年度が黒塗りで、2025年度は掲載されていません。無料のPDFだけでは、90分を通して解く練習ができません。
一方、Ⅳ〜Ⅶは省略がなく、2月6・7・9・10日の4日程と2年度で8回分あります。Ⅳ・Ⅴ・Ⅵは各40問、Ⅶは16文です。正答は出題ポイントに載っていますが解説はないので、理由は先生か手持ちの本で調べます。
診断は次の3回に分けます。
- 今日、2026年2月6日のⅣ〜Ⅶを20分で解き、出題ポイントで採点します。
- 赤本が届いたら、2026年度のⅠ・Ⅱを54分で解きます。時間切れの設問は答えを見る前に続けて解き、54分の中と延長後の答えを分けます。Ⅲは英文が省かれているので飛ばします。
- 10月中に、2025年度の2月6日を赤本で90分通します。大問ごとの終了時刻と空欄を残します。
小問の配点は公表されていないので、Ⅲ〜Ⅵは1問3点、Ⅶは1文5点として仮に数えます。Ⅰ・Ⅱは大問の配点を設問数で割り、2つ選ぶ内容一致は1つだけ正解なら半分にします。この点の付け方はKaupediaが道筋を選ぶために置いたもので、大学の採点基準とは別です。
当たっても理由を言えなかった問題は、失点と同じに数えます。1と2の採点が済んだら、今年の失点を次の節の表の10行に振り分け、大きい2つを選びます。
無料の8回分のうち、2025年度の2月6日は10月の通しで解きます。先に知識の練習に使うのは、今日の1回と2月7・9日の4回です。
法学部版で通しを増やす人は、2月10日の2回分を通しまで残します。法学部版を使わない人は、この2回分も先に使えます。
入手先 | 入る問題 | この計画での使い方 |
|---|---|---|
大学の公開PDF(無料) | 2025・2026年度の4日程。Ⅰ〜Ⅲは本文なし | Ⅳ〜Ⅶを今日の診断と知識の練習に使う |
経済学部コア試験の2027年版 | 2024〜2026年度の2月6日。2026年度は英語Ⅲの英文と全訳を省略 | 2026年度はⅠ・Ⅱと解説、2024・2025年度は90分の通し |
法学部コア試験の2027年版 | 2024〜2026年度の2月10日。英語の省略の告知なし | 同じ形式の通しを3回足す |
文学部・理学部のコア試験版 | 文は2024〜2026年度(2026年度英語Ⅲは省略)、理は2023〜2026年度 | 学校や図書館にあれば追加の素材 |
国際社会科学部コア試験版 | 2024〜2026年度。経済学部プラス(2月11日)の英語もこの本 | 経済学部プラスを受ける人だけ |
経済学部版だけなら、今年のⅠ・Ⅱのほかに残る通しは2024・2025年度の2回です。法学部版を足すと、2月10日の3回が加わって通しは5回になります。4日程が同じ形式なので、10年分以上を集めなくても、通し5回と無料のⅣ〜Ⅶで量が足ります。
法学部の合格者は、Next Stageと長文700を使い、傾向の似た他学部の過去問も解いたことが役に立ったと書いています。文学部の合格者も、受けない学部の過去問で形式に慣れることを勧めています。4日程が同じ7大問だと分かっていれば、無料のⅣ〜Ⅶから同じ使い方ができます。
学校や図書館の赤本を使えるなら、買わずにそれで解きます。解説と通しが要るなら、表紙に「経済学部-コア試験」「2027」とある赤本を選びます。法学部プラスで受ける人の2月6日の問題も、この経済学部版に入ります。今年のⅠ・Ⅱの解説と2年分の通しがこの1冊でそろい、教学社の定価は税込2,475円です(2026年10月3日)。
同じ形式の通しを増やすなら、表紙に「法学部-コア試験」「2027」とある1冊を足します。法学部をコアとプラスの両方で受ける人には、もう1つの試験日の問題です。2月10日の3年分で通しが3回増え、定価は同じく税込2,475円です(10月3日)。
止まった所ごとに、本の章と最初の量を決める
表の量は、2026年度の設問と出版社の目次からKaupediaが選んだ最初の量です。全部の行をこなす計画にはせず、失点の大きい2つに当たる行だけを使います。
大問・止まった所 | 本のどこを、この量だけ | 終わったら今年のどこへ戻るか |
|---|---|---|
Ⅰ・Ⅱ:和訳で主語・動詞を誤るなら | 基礎英文解釈の技術100から、誤った構造に合う20題 | 和訳2問を、構造のメモ、直訳、25字以内の順に書き直す |
Ⅰ・Ⅱ:抜き出しと言い換えで外すなら | 着眼点PartⅠの11・20・23頁、解法INDEXの35・63・74頁、PartⅡの5題 | 指す内容の3問と、本文の語を書く3問。段落・語数・つづりまで直す |
Ⅰ・Ⅱ:内容一致で1つしか取れないなら | 着眼点の解法INDEXの88頁。通しの復習で7つの選択肢すべてに根拠を書く | ⅠとⅡの内容一致2問 |
Ⅰ・Ⅱ:700語前後の後半で論点を忘れるなら | 長文500改訂版の問題1〜6。長さだけが残るなら長文700改訂版から3題 | Ⅰ・Ⅱを27分ずつで解き直し、段落ごとの中身を1行で残す |
Ⅲ:空所で品詞や動詞の形を外すなら | Next Stage第6・7・10・18章から20問 | 2026年度は本文がないので、2025・2024年度と法学部版のⅢ |
Ⅳ:熟語や連語を外すなら | Next Stage第20〜24章から20問。熟語の意味を知らないなら英熟語ターゲット1000のPart1〜3 | 公開PDFのⅣ |
Ⅴ:誤り指摘で外すなら | 公開PDFのⅤのあと、Next Stage第17〜19・28章から20問。理由を言えない誤りが2回分続くなら門脇の改訂版から40題 | 2026年度のⅤ5問 |
Ⅵ:会話で外すなら | Next Stage第25章から20問 | 公開PDFのⅥ |
Ⅶ:1語ずつの英訳で外すなら | 公開PDFのⅦを書いて採点し、外した表現の章からNext Stageを20問 | 時制、不規則動詞、つづりを見直しの8分で見る |
全体:基本語が出ないなら | 手持ちの単語帳の1〜1500相当。ターゲット1900ならPart1・2 | 通しで知らなかった語と、意味を誤って覚えていた語を分ける |
章と頁は、出版社の目次と見本に載っている場所です。目次で場所が分かるだけの章は、今年と同じ形の問題が載っている前提にしません。
着眼点の5題を抜き出しと内容一致の両方に使うなら、題数は5のまま数えます。補強のあとに見るのは、別の年度の本文でも同じ理由で答えを選べるかで、今年の答えを覚えているだけでは直ったことにしません。
Ⅰ・Ⅱの和訳は25字以内。主語・動詞を誤るなら基礎100を20題
2026年度の和訳は2問とも、句読点を含めて25字以内でした。Ⅰは書き出しの語句が、Ⅱは書き出しと結びの語句が指定され、その語句は字数に入りません。大学の解答例は19字と24字です。長い全訳を書く練習より、構文を取って短い日本語にまとめる練習が点につながります。
和訳で主語・動詞を誤るなら、基礎100を20題使います。時間を延ばしても、主語・動詞・修飾先を誤る人の練習です。100の技術のどれが何番かは公式ページで分からないので、誤読した文と先生の説明から、同じ構造の20題を選びます。
1題ずつ解いて構造を書き出し、翌日に解説を見ずに主語・動詞・修飾先を言えるかを見ます。書名に「基礎」の付かない『英文解釈の技術100』は別の本なので、買うときに表紙を見分けます。手持ちと比べるときは、基礎100とポレポレの使い分けや音声提供版の基礎100も読めます。
基礎100を持っていない人の本代は、税込1,650円です(桐原書店、10月3日)。構造は取れるのに字数や指定の語句でまとまらない人は、基礎100を足さず、次の段落の添削で直します。
学校の先生に和訳2問の添削を頼めるなら、和訳のための本は買いません。今年の2問を、構造のメモ・直訳・25字以内の順に書き直して見てもらいます。
抜き出しと言い換えで外すなら、着眼点の11・20・23頁と5題
2026年度は、本文の語を書く問題が3問ありました。反対の意味の1語・空所に入る1語・書き換えた文に入れる6語で、どれも指定された段落から探します。2025年度は8語の語句の最初と最後の語を書く形で、語数と形は年ごとに変わります。
形が変わっても、指定の段落で言い換えと対比を探す作業は同じです。2026年度の4日程では、本文の語を書く問題8問のうち5問が、書き換えた文の空所に本文の語を入れる形でした。大学も解答の留意点で、どの段落から何語を探すかをすぐ見ることと、書き写すときのつづりを挙げています。
着眼点は、PartⅠの3か所から読みます。11頁「承前語句によるつながり」、20頁「同意表現の言い換え」、23頁「反意語による対照」です。
次に、解法INDEXの3項目を読みます。⑥同意表現の抜き出しが35頁、⑨言い換え文の空所補充が63頁、⑩対照的表現の抜き出しが74頁です。そのうえでPartⅡの問題1と、⑥⑨⑩⑪の頁を含む問題2・7・9・11の5題を解きます。
公式見本で読めるのは、目次と問題1の解説(30〜31頁)です。問題1では、下線部の指す内容を前の文へ戻って特定する手順と、制限字数を超えない答えのまとめ方が示されています。問題2・7・9・11の本文と設問は見本の外なので、読んだ解き方を今年のⅠ・Ⅱで使います。
出版社は、国公立二次の読解総合問題に向けた本だと説明しています。それでも和訳と抜き出し、書き換えた文の空所は、学習院の記述と同じ作業です。全20題のうち5題に絞り、Ⅰ・Ⅱへ戻る時間を残します。
終わったら、今年の指す内容の3問と、本文の語を書く3問を解き直します。答えの段落・語数・つづりを書き出し、別の段落から探していないかを見ます。
抜き出しと言い換えで外すなら、手持ちの解説で直せない人は着眼点〈改訂版〉を選びます。必要な頁と5題で今年の記述3問へ戻れる本で、駿台文庫の定価は税込1,210円です(2026年10月3日)。
内容一致は、7つの選択肢すべてに根拠か食い違いを書く
ⅠとⅡには、7つの選択肢から2つ選ぶ内容一致が1問ずつあります。3つ以上マークすると得点にならず、話題が同じというだけで選ぶと1つしか取れません。
内容一致で1つしか取れないなら、着眼点の解法INDEXの⑪(88頁)を読みます。新しい本は足さず、赤本の通しを材料にします。
通しの復習のたびに、7つの選択肢すべてに本文の根拠の行か、食い違いを書きます。食い違いは、主語・数量・程度・否定のどこかで探します。
700語前後の後半で論点を忘れるなら、長文500の6題
Ⅰ・Ⅱは、大学の説明で700語前後です。一文は読めるのに後半で前の段落の内容を忘れる人や、時間切れになる人は、段落ごとの中身を1行で残しながら読む練習を先にします。
長文500の改訂版は、400〜600語で標準からやや難の20題です。Ⅰ・Ⅱより短い英文で、段落ごとに1行残す読み方に慣れてから、700語前後のⅠ・Ⅱでも同じメモを取ります。
公式見本の使い方の頁には、各題に語数と標準の解答時間が示してあると書かれています。問題7の解説(50〜51頁)では、字数指定の内容説明と下線部和訳を扱っています。
最初の6題は問題1〜6にします。本の標準時間で計って解き、解説で根拠・構造・記述を直し、翌日に段落ごとの中身を1行ずつ言いながら読み直します。問題1〜6の本文と設問は見本の外で、学習院と同じ形の設問がそろうかは分かりません。
500で根拠も記述も取れて、長さだけが残るなら、長文700の改訂版から3題使います。600〜900語でやや難〜難の15題なので、学習院より難しい帯として全員には使いません。長文500とThe Rulesの選び分けや音読の前に根拠と構造を直す手順も、同じ復習に使えます。
700語前後の後半で論点を忘れるなら、手持ちの長文で練習できない人は長文500の改訂版を選びます。6題で段落ごとの中身を残す練習をしてからⅠ・Ⅱへ戻れる本で、河合出版の定価は税込1,210円です(2026年10月3日)。
Ⅲ〜Ⅶは、落とした大問1つにつきNext Stageの章から20問
大学はⅣ・Ⅴで慣用表現・連語・基本的な文法を見ると説明し、慣用表現と連語は前置詞を中心に覚えるよう勧めています。文学部の合格者も、学習院は基礎知識で解ける問題が多く、文法で落とすと痛いと書いています。Ⅲ〜Ⅶの70点は、Kaupediaの仮の配分では28分で解く点です。
Next Stageは手持ちの版を使います。旧4th Editionと新装版は内容が同じで、VintageやEngageを持つ人は同じ項目の章で直します。
手持ちを替える前に、Next StageとEngageの違いも読めます。持っていない人が新装版を買うと、定価は税込1,650円です(桐原書店、10月3日)。
量は、落とした大問1つにつき20問です。解いて解説で理由を言い、誤答は翌日にもう一度解きます。章の番号と名前は桐原書店の目次にあり、今年の語句そのものが何番に載るかまでは決めません。
Ⅲは前後の文から品詞と動詞の形を決める
2026年度のⅢは、約300語の英文の空所5問でした。選ぶのは、程度を表す語・文を修飾する副詞・動名詞か分詞か・形容詞・関係詞か疑問詞かです。大学は、前後の流れが分かって初めて答えが決まる設問だと説明しています。
Next Stageは第6章の動名詞と第7章の分詞、第10章の関係詞、第18章の形容詞・副詞の語法から20問を選びます。2026年度のⅢは本文が省かれているので、戻り先は2025・2024年度と法学部版のⅢです。
Ⅳの熟語は、後ろの前置詞まで覚える
2026年度のⅣで問われたのは、群前置詞・句動詞2つ・受け身で使う動詞の語法・名詞を含む慣用句でした。動詞の意味だけを覚えて、後ろの前置詞や副詞を覚えていないと落とします。
Next StageのPart3「イディオム」、第20〜24章から20問を選び、公開PDFのⅣへ戻ります。熟語の意味を知らないなら、英熟語ターゲット1000の5訂版でPart1〜3の660熟語を覚えます。1日20分で60熟語なら11日で1巡、33日で3巡です。
手持ちの熟語帳があれば替えません。新しく選ぶ人だけ、熟語帳3冊の選び分けを読みます。
Ⅴの誤り指摘は、無料の問題で論点を見つけてから補う
2026年度のⅤは、5問とも品詞か語形の誤りでした。2025年度は数詞・関係詞・時制・数えられない名詞・品詞と幅が広く、年によって論点が変わります。4択の空所補充は解けても、4つの下線から誤りを探す形では見落としやすくなります。
まず公開PDFのⅤを解き、外した論点をNext Stageの語法の章から20問で直します。使うのは第17〜19章の語法の3章と、第28章の注意すべき単語の語形変化です。
それでも理由を言えない誤りが2回分続くなら、門脇の正誤問題の改訂版を使います。第1部の原則編を読み、第2部の第1回「品詞と文構造」から第4回「動詞の語法」までで40題です。
門脇の改訂版は正誤500題の本で、GMARCHの正誤問題を分析したコラムがあり、対象の大学に学習院大も入っています。定価は税込1,650円です(KADOKAWA、10月3日)。門脇とZ会の正誤問題の比較でも、正誤だけで落とす人に門脇を選んでいます。
Ⅵの会話は、直前の発言の意図で決まった言い方を選ぶ
2026年度のⅥは、程度を聞かれたときの答え方や相手の災難への一言、お礼への返事などを選ぶ5問でした。どれも決まった言い方を知っていて、直前の発言の意図をつかめば選べます。
Next Stageは第25章会話表現から20問を使い、公開PDFのⅥへ戻ります。5問15点のために、会話問題の専用本は足しません。
Ⅶの5語は、公開PDFの16文で書いて直す
2026年度のⅦは、日本語の文に合わせて、英文の空所に1語ずつ計5語を書く問題でした。大学は、高3までの語彙で足りる一方で、不規則動詞の過去形・過去分詞や時制・連語も見ると説明しています。
公開PDFのⅦを書いて出題ポイントで採点し、外した表現の章からNext Stageを20問選びます。選択肢を隠して1語を書いてから選択肢を見ると、Ⅶと同じ作業になります。今年の2文で外したなら、不定詞・動名詞・否定・イディオムの章へ戻ります。
10月3日から2月5日までは、2025年度の仮の点で3つの道筋を選ぶ
試験は2027年2月6日(土)なので、仕上げは前日の2月5日に置きます。10月3日から2月5日までは126日、18週です。1月7〜18日の出願期間と、1月16・17日の共通テストの週は、英語の時間を減らして組みます。
道筋は、10月中に2025年度の2月6日を90分で解いた仮の点で選びます。2025年度の経済学科は、英語の受験者平均が約109点、合格者平均が約130点でした。75点と109点の区切りは勉強の順を選ぶための目安で、大学の合格点とは別です。
2026年度は前年より平均が下がったので、この区切りには使いません。今年のⅠ・Ⅱと無料のⅣ〜Ⅶは、大問ごとの失点を見るために使います。
基本語の点検は、どの道筋でも手持ちの単語帳で1日15分です。ターゲット1900ならPart1・2の1〜1500を、例文の語の組み合わせまで読み直します。初見の語が多い人は、ターゲット1900の復習計画のように1日の量を減らします。
A:75点未満か、和訳の主語・動詞を誤るなら、一文の構造から始める
時間を延ばしても和訳の主語・動詞を誤る人も、ここに入ります。10〜11月は、基礎100の20題と、表の10行のうち次に失点の大きい1行の本を使います。知識の大問なら、Next Stageの該当章から20問です。
12月から2月5日は、公開PDFのⅣ〜Ⅶと、経済学部版の2024年度を90分で解きます。上級の解釈書、長文700と1000、英作文の本は足しません。
B:75点以上109点未満で、記述や根拠で落とすなら、着眼点と長文500
一文は読めるのに、和訳や本文の語を書く問題、内容一致で落とす人です。10〜11月は着眼点の必要な頁と5題、長文500の6題を使います。
12月から2月5日は、公開PDFのⅣ〜Ⅶと、残した通しを解きます。経済学部版の2024年度と法学部版の3年分で、通しは4回です。文法書や解釈書を最初から1冊やり直す計画は立てません。
C:109点以上なら、知識の大問を1つ補い、通しで時間配分を決める
10〜11月は、公開PDFのⅣ〜Ⅶで知識の失点を探し、失点の大きい大問を1つだけ補います。Ⅴなら、公開PDFのⅤとNext Stageの20問で直し、理由を言えない誤りが2回分続くなら門脇の40題を足します。ⅣならNext Stageの第20〜24章から20問です。
12月から2月5日は通しを4回解き、最後の8分で記述のつづりと字数、2つ選ぶ問題のマーク数を見ます。新しい総合問題集を最初から解く計画は立てません。
どの道筋でも、1月後半に初見の通しを1回残して時間配分を試します。経済学部プラス(2月11日)も受ける人は、国際社会科学部版の赤本で別の形の練習を足します。
2月5日までの時間は、復習とやり直しを含めて見積もる
表の時間は、10月から2月5日までの予定を組むためにKaupediaが置いた仮の値です。1題目を解いたら実際にかかった時間を書き、2題目からはその数字で予定を引き直します。
練習 | 仮の時間の計算 | 合計 |
|---|---|---|
基本語の点検 | 15分×126日 | 31時間30分 |
基礎100の20題 | 20題×(解答15分+構造の書き出し15分+翌日の再現10分) | 13時間20分 |
着眼点の必要な頁 | PartⅠと解法INDEXを90分 | 1時間30分 |
着眼点のPartⅡの5題 | 5題×(解答30分+解説30分+やり直し15分) | 6時間15分 |
長文500の6題 | 6題×(解答20分+根拠と記述の見直し30分+再読15分) | 6時間30分 |
長文700の3題 | 3題×(解答25分+見直し35分+再読15分) | 3時間45分 |
Next Stageの1大問20問 | 20問×3.5分。Ⅵは20問×3分 | 1時間10分。Ⅵは1時間 |
熟語ターゲット1000のPart1〜3 | 1日20分×33日 | 11時間 |
門脇の40題 | 原則編30分+40題×3分 | 2時間30分 |
公開PDFのⅣ〜Ⅶの1回分 | 解答20分+採点と理由25分+翌日のやり直し10分 | 55分 |
2026年度のⅠ・Ⅱ | 解答54分+復習42分+やり直し12分 | 1時間48分 |
90分の通しの1回 | 解答90分+復習70分+やり直し20分 | 3時間 |
Aの例は、基礎100と知識の大問1つを補う場合です。基礎100の20題とNext Stageの20問で14時間30分です。公開PDF7回分と今年のⅠ・Ⅱ、通し2回の14時間13分を足すと、計28時間43分になります。
Bの例は、着眼点・長文500・公開PDF5回分で18時間50分です。今年のⅠ・Ⅱと通し5回の16時間48分を足すと、計35時間38分になります。
Cの例は、Ⅴを補って門脇まで足す場合です。公開PDF5回分、Next Stageの20問、門脇の40題で8時間15分です。今年のⅠ・Ⅱと通し5回の16時間48分を足すと、計25時間3分になります。Ⅳを補うならNext Stageの20問だけなので、計22時間33分です。
どの道筋も、基本語の点検の31時間30分を別に足します。通しの復習70分には、和訳2問の書き直しと抜き出しの根拠を書く作業を含め、別の練習として二重に数えません。
18週を週6日、1日60分で使うと108時間、90分なら162時間です。基本語を足すと、Aは約60時間・Bは約67時間・Cは約57時間です。1日60分でも残りの時間を、学校の課題や併願先の過去問に回せます。
90分の配分は、Ⅰ・Ⅱに27分ずつ置いて試す
教学社の法学部の分析には、Ⅰ・Ⅱ各25〜30分・Ⅲ10分・Ⅳ〜Ⅶ各5〜7分という目安があります。上限で足すと98分になり、90分を超えます。
受験情報サイトは、80点のⅠ・Ⅱを各16分とし、知識の大問に長めの時間を置く配分を公開しています。公開例を出した講師は長文を500〜600語と見ていて、大学が説明する700語前後と合いません。
Kaupediaは、2026年度の形に合わせて最初の配分を次のように置きます。80点のⅠ・Ⅱに54分、全体の6割を使い、知識が中心のⅣ〜Ⅶは19分で解きます。
大問・作業 | 仮の枠 | 枠の中ですること |
|---|---|---|
Ⅰ | 27分 | 初読10分、設問と根拠15分、記述の清書2分 |
Ⅱ | 27分 | 同じ配分。書き換えた文の空所は、段落と語数を先に見る |
Ⅲ | 9分 | 空所の前後の文から品詞と形を決める |
Ⅳ | 4分 | 動詞の後ろの前置詞まで含めて選ぶ |
Ⅴ | 6分 | 4つの下線を品詞・語形・時制・数で見る |
Ⅵ | 4分 | 直前の発言の意図で選ぶ |
Ⅶ | 5分 | 5語を書き、時制とつづりを見る |
見直し | 8分 | 記述7問のつづりと字数、2つ選ぶ問題のマーク数 |
合計 | 90分 |
|
初読10分は、700語を毎分70語で読む計算です。設問を解きながら本文へ戻る時間は、残りの15分に入れています。
解く順は、1回目をⅠから、別の回をⅣ〜Ⅶからにして比べます。比べるのは終了時刻と残った空欄で、同じ問題を2回目に解いた結果は速く出るので使いません。
上級の解釈書や長文1000より、今年の失点に戻れる本を選ぶ
次の本はどれも良い本ですが、10月3日から2月5日までの126日で、今年の失点を直す練習に時間を使えるかで外しました。長い和訳や自由英作文は、それを課す併願先の対策として別の時間で練習します。
全員には足さない本・計画 | 外す理由 | 代わりにすること |
|---|---|---|
英文解釈教室・透視図・ポレポレ | 和訳は25字以内の部分訳で、大学は素直で読みやすい英文を選ぶと説明している | 構造が取れないなら基礎100の20題、取れるなら赤本の和訳を書き直して先生に見てもらう |
自由英作文・和文英訳の専用本 | Ⅶは5語を書く10点で、意見文や長い英訳はない | 公開PDFのⅦと、外した表現の章 |
長文1000・難関向けの長文問題集 | 本文は700語前後で、大学は難問や奇問を出さないと説明している | 長文500の6題。長さだけ残るなら長文700の3題 |
英検準1級の単語帳や難語帳を新しく足す | 予備知識は要らず、専門用語には注が付く | 手持ちの単語帳の1〜1500相当 |
整序問題集 | 独立した整序の大問がない | Next Stageの該当章 |
正誤問題集を何冊も全題 | Ⅴは5問15点で、無料のⅤで論点を見つけるほうが速い | 理由を言えない誤りが続くなら門脇の40題 |
会話問題の専用本 | Ⅵは短い会話5問で、決まった言い方が中心 | Next Stage第25章の20問と公開PDFのⅥ |
リスニング教材 | 学習院の英語に聞き取りの問題はない | 共通テストを使う人は別に組む |
10年分以上の過去問 | 4日程が同じ形式で、2024〜2026年度と無料のⅣ〜Ⅶで量が足りる | 経済学部版と法学部版で通し5回 |
英文解釈教室と透視図の比較で、MARCH中心ならどちらも足さないとした判断を、学習院にも当てはめます。和訳は25字以内の部分訳なので、標準の解釈と過去問で足ります。
併願先の英語は、明治の全学部統一・青山学院・法政・中央の同じ形の記事で、試験ごとに足す本を決めます。赤本を何冊まで買うかは、私大の赤本の予算で考えられます。
本代は学校の赤本と手持ちで直せれば0円、赤本1冊なら2,475円
学校や図書館の赤本を使えて、手持ちと先生で直せる人は0円です。解説と通しが要るなら、経済学部版の赤本1冊で2,475円です。金額は出版社の税込定価の合計で、送料や手数料は購入先で別にかかります。
赤本に着眼点か長文500を足すと3,685円、Next Stage・基礎100・門脇のどれか1冊なら4,125円です。赤本のほかに足すのは、失点の大きい2つに当たる1〜2冊までにします。
12月から通しを4回解くB・Cは法学部版も使うので、赤本2冊で4,950円です。Bで着眼点と長文500を足すと7,370円、Cで門脇まで足すと6,600円になります。
迷ったら、無料のⅣ〜Ⅶと赤本のⅠ・Ⅱで今年の失点を数える
今日は、2026年2月6日のⅣ〜Ⅶを20分で解いて出題ポイントで採点します。赤本が届いたら2026年度のⅠ・Ⅱを54分で解き、表の10行から失点の大きい2つを選んで、その2つだけを直します。手持ちと先生で直せるなら、赤本以外の買い足しは0冊です。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 公開PDFで読めないⅠ・Ⅱの本文と解説を手元に置き、2024・2025年度の2月6日を90分で通したい人。
- 確認すること
- 2024〜2026年度の3年分です。2026年度は英語Ⅲの英文と全訳が省かれています。法学部プラス試験の英語もこの本に入り、経済学部プラス試験(2月11日)の英語は国際社会科学部版に入ります。学校の赤本で足りるなら買いません。
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- 税込定価
- 2,475円(2026年10月3日・教学社)
- 収録年度・日程
- 2024〜2026年度・各2月6日(経済学部コア試験)
- 省略
- 2026年度 英語Ⅲの英文と全訳
- 判型
- A5判
- 向く人
- 経済学部版の通しを終え、同じ7大問の2月10日の問題で90分の通しをさらに3回解きたい人。法学部をコア試験とプラス試験の両方で受ける人。
- 確認すること
- 2024〜2026年度の2月10日の問題で、2月6日の問題は入りません。通しに使うなら、無料のⅣ〜Ⅶのうち2月10日の2回分は先に解かずに残します。
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- 税込定価
- 2,475円(2026年10月3日・教学社)
- 収録年度・日程
- 2024〜2026年度・各2月10日(法学部コア試験)
- 判型
- A5判
- 向く人
- Ⅰ・Ⅱで指す内容や言い換えの根拠を説明できず、本文の語を書く問題で段落や語数を誤る人。
- 確認すること
- 使うのは11・20・23頁と解法INDEXの必要な頁、PartⅡの5題です。国公立二次向けの読解総合の本で、問題2以降の設問が学習院と同じ形かは公式見本の外です。
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- 向く人
- 一文は読めるのに、Ⅰ・Ⅱの後半で前の段落の内容を忘れたり、時間切れになったりする人。
- 確認すること
- 全20題のうち、最初は問題1〜6の6題です。400〜600語の本なので、500で根拠も記述も取れて長さだけが残るなら、長文700から3題へ進みます。
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