受験参考書

阪大英語の参考書は失点で選ぶ|2026年度の大問別に使う章と量

2027年度の阪大志望へ。外国語学部以外の2026年度英語を、文学部105分・その他90分で解き、失点原因を2つに絞ります。1,079語の長文、本文例を使う40〜50語、80語程度の意見文から、足りない力を補う本の章と練習量を示します。

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要点

  1. まず2026年度を90分、文学部は105分で解き、失点原因を2つに絞る。学校の問題と先生の添削で直せるなら買わない
  2. 一文は読めるが長いと見失うなら、長文1000改訂版から900〜1,100語に近い3〜5題。本文の例を使って書けないなら、基本文が書ける人はPlusの理由・対比・例示と短い13題から
  3. 2026年度の解説も欲しいなら2027年版赤本。20カ年第10版は2024年度まで。日本語の組み替えで止まるなら、基本文が書ける人は最難関ハイトレの5講から。その他学部Bで対比が残る人は20・23を加えて7講にする
大阪大学(文系)2027年版の表紙
書影:教学社

2026年度の解説も欲しいなら、文系は2027年版赤本

大阪大学(文系)2027年版

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大阪大学(理系)(2027年版大学赤本シリーズ)の表紙
書影:教学社

2026年度の解説も欲しいなら、理系は2027年版赤本

大阪大学(理系)(2027年版大学赤本シリーズ)

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大学入試 英作文ハイパートレーニング 自由英作文編 Plusの表紙
書影:桐原書店

本文の例を使って書けないなら、基本文が書ける人はPlus

大学入試 英作文ハイパートレーニング 自由英作文編 Plus

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2027年度に阪大の外国語学部以外を受け、参考書選びに迷ったら、まず2026年度を本番の時間で解き、失点原因を2つに絞ります。今年はⅡが1,079語に増え、英語で意見を書く問題も2つあるため、難構文の本を積むだけでは足りません。有名な本を終えていない不安があっても、学校の問題と先生の添削で直せるなら買いません。

2026年の阪大英語、どこから直す? 90分、文学部は105分で解き、失点原因を2つに絞る。ⅠAで主語・修飾を読み違えるなら標準解釈20〜30題。標準ができて並列だけ残るなら透視図13〜16など、6〜10テーマとChallenge2題。ⅠBで訳語と比喩が不自然なら20カ年第1章など6〜10問。日本語のつながりが弱い人だけ着眼点の最初5題。Ⅱで一文は読めるが長いと見失うなら長文1000改訂版3〜5題。説明の根拠を拾えないなら20カ年第2章など5〜8問。省略を読み違える人だけ透視図17〜18を参照。本文の例を使って書けないなら基本文が書ける人はPlusの理由・対比・例示とChapter2の13題。Ⅲで技能と具体例がつながらないならPlusの構成法と阪大6題。Ⅳで基本文も崩れるなら和文英訳編10〜20ポイント。日本語の組み替えで止まるなら、基本文が書ける人は最難関ハイトレの5講。その他学部Bで対比が残る人は20・23を加えて7講にし、Chapter2の5〜8題を使う。その後は阪大Ⅳをまず6答案。学校の問題と先生の添削で直せるなら買わない。
大問別に足りない力から選ぶ章と量。量はKaupediaの練習案

2026年度は1,079語の長文と2つの英語意見文を解く

この記事は、外国語学部以外の問題である英語Aを扱います。文学部は105分、その他の学部は90分です。2026年度は、Ⅱの長文を読み終える時間と、Ⅱ・Ⅲで英語を書く時間を両方残す必要があります。

Ⅱの本文は前年の711語から1,079語へ増えました。本文の例を最低1つ使い、40〜50語程度で自分の意見を書く設問も加わっています。前年の英語記述は本文の内容説明だったので、同じ長さで書けても、今年は自分の判断へつなぐ練習が要ります。

大問

2026年度の形式・テーマ・分量

答案で必要なこと

ⅠA

人間とほかの動物の社会的能力を比べる短文。本文92語、下線部55語を和訳

並列、関係詞、分詞の修飾先と、人間・動物の対比を訳へ残す

ⅠB

小説の人物と歴史上の人々が状況に気付く遅れを比べる短文。53語を全文和訳

基本語の多義と比喩を、文脈に合う日本語へ移す

Ⅱ

動物の営みを芸術と呼べるかを論じる1,079語。語句・内容選択、日本語説明、40〜50語程度の意見文

主張と動物の例を分け、省略された内容を補い、本文例から自分の意見を書く

Ⅲ

学問で磨く知性・技能について、具体例付きで80語程度の意見文

技能を挙げるだけで終えず、どう学び、情報の判断にどう使うかをつなぐ

Ⅳ

共通のAと志願学部指定のBを和文英訳。Bは文学部用とその他用

Aは音の感じ方、文学部Bは身体を知れる範囲、その他Bは科学研究の態度と資質。意味を保って英語へ組み替える

Ⅰの和訳はA・B合わせて108語です。Bが短くても、全文の意味と比喩を日本語へ移す負担が残ります。ⅣのBは好きな方を選ぶ問題ではなく、志願学部に対応した方を解きます。

語数は河合塾の2026年度講評と代ゼミの概評の数え方によります。ⅠBの難度は河合塾が「やや易」、代ゼミが「難」と評価しました。難度の呼び名より、自分が構文・訳語・時間のどこで失ったかを見ます。

Ⅲは2025年度のグラフ説明から、2026年度は独立した意見論述へ戻りました。2027年度も同じ形式とは限らないため、今年の答案を直した後は2025年度の図表も1題残します。大問・小問の公式配点、平均点、詳細な採点基準は公表資料から分からず、学部ごとの英語の配点は募集要項で異なります。

2026年度の解説も欲しいなら2027年版赤本

大阪大学の2026年度の公式公開ページには、英語Aの本文と設問がそろっています。問題を解くだけなら新規購入は0冊です。学校で解説や添削も得られる人は、それを使います。

2026年度の解説も欲しいなら2027年版赤本を選びます。 年度別赤本は2022〜2026年度の5年分です。20カ年[第10版]は2005〜2024年度なので、2025・2026年度は入りません。青本の出版社説明は過去3か年で、赤本と同じ5年分ではありません。

文系・理系は英語以外の受験科目に合わせ、どちらか1冊にします。既に今年を解ける青本や学校教材を持つ人は、買い換えません。形式別の反復と年度別の通し演習の違いは、阪大英語20カ年と赤本2027年版の比較で詳しく比べています。

文系なら、購入先で表紙に「文系」「2027」とある年度別赤本を選びます。税込定価は文系2,640円、理系2,585円です(教学社の文系版・理系版、2026年10月2日)。

理系なら、英語とほかの受験科目を通して解ける「理系」「2027」の1冊を選びます。文系版を追加しても、英語の初見年度が増えるわけではありません。

失点原因を2つ選び、この章をこの量だけ使う

失点を「和訳の構文」「訳語と比喩」「長文で時間が足りない」「英語の意見文」「和文英訳の組み替え」に分けます。Ⅱの日本語説明も、構文を取り違えたのか、読めた根拠を答案へ入れられなかったのかを残します。空欄と時間超過を含め、大きい2つだけを直します。

章は出版社の目次、練習量と実問への対応はKaupediaの案です。目次だけで分かるのは扱う項目までで、今年と同じ型かどうかは問題本文も読んで選びます。手持ちの本で同じ練習ができるなら、それを使います。

大問・足りない力

この本のこの章を、この量だけ

終わったら阪大のどこへ戻るか

やめること

ⅠA:主語・修飾を読み違えるなら

手持ちの標準解釈書から該当項目20〜30題。標準ができて並列だけ残るなら透視図13〜16、挿入なら25〜26などから計6〜10テーマ+Challenge2題

2026年度ⅠAを白紙から再訳し、並列・修飾先・人間と動物の対比を説明する

ポレポレ・技術100・透視図を順に全冊終える

ⅠB:訳語と比喩が不自然なら

2026年度ⅠBと20カ年第1章などの和訳を計6〜10問。日本語のつながりが弱い人だけ着眼点の最初の5題

2026年度ⅠBで直訳と文脈に合う訳を比べ、意味が通るか先生に見てもらう

比喩の失点に倒置章を一律で追加する

Ⅱ:一文は読めるが長いと見失うなら

手持ちの約1,000語の長文か、長文1000改訂版から900〜1,100語に近い3〜5題

段落の役割と主張・動物例を残し、2026年度Ⅱを作文込み35分、文学部は40分の枠で解き直す

一文の構造で止まるまま1000へ進む

Ⅱ:説明の根拠を拾えないなら

20カ年第2章などの説明5〜8問。省略を読み違える人だけ透視図17〜18などの必要テーマ

2026年度Ⅱで比喩の具体的な内容と、省略された動詞の内容を補って説明し直す

根拠を書かず、単語帳の追加だけで済ませる

Ⅱ:本文の例を使って書けないなら

基本文が書ける人はPlusの理由・対比・例示、Chapter2の13題。その後、本文例を使う40〜50語を計6答案

2026年度Ⅱで本文の事実を最低1つ使い、自分の判断へつなげて語数内で書く

本文要約だけ、自分の意見だけで終える

Ⅲ:技能と具体例がつながらないなら

PlusのChapter3構成法を使い、阪大の作文を計6題。問題4大阪大は補助、6題のうち1題は2025年度の図表

2026年度Ⅲで、学問で磨く技能・具体例・情報判断への効果を80語程度で書く

難しい時事用語を増やして語数を埋める

Ⅳ:基本文も崩れるなら

和文英訳ハイトレ新装版の失敗項目10〜20ポイント。例題・復習問題・白紙再作文

2026年度ⅣAと自分の学部のBで、主語・動詞・時制・数・冠詞を直す

基本文の誤りを残したまま最難関編へ進む

Ⅳ:日本語の組み替えで止まるなら

基本文が書ける人は最難関ハイトレChapter1の01・03・07・10・14。その他学部Bで対比が残る人は20・23を加え、計7講にします。Chapter2の5〜8題、阪大Ⅳはまず6答案

2026年度ⅣA・志願学部のBへ戻り、因果・対比・省略対象と意味の抜けを直す

例文集を全部暗記してから実問へ進む

Ⅰは構文の誤読と訳語の不自然さを分けて直す

主語・修飾を読み違えるなら、標準解釈の該当項目へ

誰が何をするのか、どの名詞を分詞や関係詞が修飾するのかを違えたら、まず構造を直します。手持ちから20〜30題を選び、自分で訳す、解説と違った構造を説明する、翌日に再訳する順で使います。1文も解説なしで処理できない人に、難しい解釈書を先に勧めません。

新しく標準の1冊が要る人は、基礎100・技術100・ポレポレの違いで選べます。ここで戻り先にする基礎100は『基礎英文解釈の技術100 音声オンライン提供版』です。無印の技術100と取り違えず、細かな番号は手持ちの目次から選びます。

標準ができて並列・挿入だけ残るなら、透視図の公式目次の13〜16、25〜26などから計6〜10テーマを使います。出版社の原則は前から読むことで、抜粋は秋の復習用にKaupediaが勧める使い方です。必要な前の項目を戻り読みし、最後にChallenge2題で前後を含む訳へ進みます。

英文解釈教室と透視図の比較では、読み方を体系から学ぶ時間と、残った難構文を補う時間を分けています。既に使っている解釈教室は必要な章へ戻り、今年の誤訳を書き直します。

訳語と比喩が不自然なら、ⅠBの日本語答案へ戻る

ⅠBは構造を読めても、基本語を最初に覚えた意味へ固定すると訳が不自然になります。小説と歴史の対比を読んで、比喩がどんな状況を示すかを日本語で書きます。直訳案と文脈に合う案を並べ、原文の意味を落としていないか比べます。

2026年度ⅠBと、20カ年第1章などの別年度の和訳を計6〜10問使います。日本語の文どうしがつながらない人だけ、『英文和訳の着眼点』の最初の5題を足します。公式見本で示す、答案を実際に書いて意味のつながりを直す練習に使います。

着眼点は比喩専用の問題集ではありません。ⅠBの語義を選ぶ練習は実問と辞書で行い、日本語のつながりを補助教材で直します。答案が別の意味になっていないかは、先生にも見てもらいます。

Ⅱは長さ・日本語説明・本文例を使う意見を別々に練習する

一文は読めるが長いと見失うなら、長文1000を3〜5題

一文は読めるが長いと見失うなら、『やっておきたい英語長文1000 改訂版』を使います。900〜1,600語の10題を全部解く前に、各問題の冒頭で語数を見て900〜1,100語に近い3〜5題を選びます。該当する問題番号は公開見本で分からないため、手持ちで選べる範囲を使い、足りなければ学校の長文で補います。

読んだら、段落ごとに定義・反論・例・筆者の留保を短く残します。動物の例が、芸術を考えるどの条件に結び付くかも記録します。全文を日本語に書き出すより、主張と例の位置を保持して設問へ戻る練習をします。

公式見本にあるOutlineや要約は、解いた後に自分の段落メモと比べます。本代は税込1,210円です(河合出版、2026年10月2日)。一文の構造で止まる人は、長さを増やす前に手持ちの解釈書へ戻ります。

京大と違い、今年の阪大では長文の量そのものが課題になりました。それでも、初読が速くなっただけではⅡを終えられません。最後は日本語説明と40〜50語の作文を含め、35分、文学部は40分の枠で今年のⅡを試します。

説明の根拠を拾えないなら、20カ年第2章の5〜8問

本文は分かるのに説明で失うなら、下線付近の言葉を訳すだけで終えていないか見ます。比喩が表す具体的な内容と、省略された動詞の内容を、本文から選んで補います。選択問題も、正解の根拠とほかの候補が違う理由を一緒に残します。

20カ年第2章「長文総合」などから、説明を5〜8問選びます。初読の済んだ本文で、根拠を書く、答案を書く、解説と比べる、翌日に答案だけを再現する順で練習します。省略を読み違える人だけ、透視図17〜18「共通語句の省略」を必要な分だけ参照します。

大学生協の受験生向けQ&Aには、解答例と自分の答案を比べ、誤りを分類し、同じ題を解き直す学生の回答があります。私なら、読めたつもりで新しい長文を増やす前に、入れ忘れた根拠を次の答案で使えるかを見ます。

本文の例を使って書けないなら、Plusの短い13題から

本文の例を使って書けないなら、基本文が書ける人はPlusを選びます。 基本文が書けるとは、主語・動詞・時制・冠詞を保って短い英訳を書けることです。Chapter1は理由がSection01の2ページ、対比が07の26ページ、例示が09の34ページです。必要な項目を使い、Chapter2の2〜3文の意見13題、52〜76ページへ進みます。

章とページは出版社の公式目次によります。Chapter2の全題が40〜50語指定という意味ではありません。短い意見の書き方を練習したら、阪大の本文に戻り、本文の事実を最低1つ使って自分の判断へつなげます。

今年の実問と、既に読んだ別の長文を使って計6答案を書きます。別本文に同じ語数・本文例の条件を付ける分は、Kaupediaの練習案です。その年度の元の設問として扱わず、本文要約だけで終えたか、自分の意見だけを書いたかを直します。

無印を既に持つ人は、自由英作文編とPlusの違いで、短い意見文の練習が不足するかを判断します。自由英作文の最初の1冊も、これから選ぶ人向けです。基本文が崩れる人は、先に和文英訳の基本書を使います。

本文の例を使って書けないなら、基本文が書ける人は表紙に「PLUS」とある自由英作文編を選びます。税込定価は1,650円です(桐原書店、2026年10月2日)。年度別赤本とPlusの本代は、文系計4,290円、理系計4,235円で、送料・手数料は別です。

Ⅲは学問で磨く技能と具体例を80語程度でつなぐ

2026年度Ⅲは、感情や信念に左右される情報環境を背景に、学問で磨く技能を問います。

技能と具体例がつながらないなら、PlusのChapter3の80ページから構成法を読みます。問題4大阪大は104ページにありますが、収録年度・テーマ・語数は公開目次だけでは分かりません。そこを今年と同型の問題とはせず、仕上げは2026年度Ⅲで行います。

最難関ハイトレのChapter3にも、6つの出題タイプ別の構成法があります。手持ちで技能と具体例をつなげて書けるなら、Plusは買い足しません。本文の例を使って書けないなら、基本文が書ける人はPlusの理由・対比・例示と短い13題へ戻ります。

まず、学問で磨く技能を1つに絞ります。次に、どの学びでその技能を使い、情報を判断する場面でどう役立つかを具体例でつなぎます。技能を列挙したり、課題の用語を説明したりするだけで80語を埋めません。

阪大の作文は計6題を一例にし、うち1題を2025年度のグラフにします。論述では構想から答案へ進み、添削後に白紙から再作文します。Ⅱの40〜50語とⅢの80語程度は、同じPlusを使っても、設問の条件を分けて練習します。

設問に合っているか自分で判断しづらいなら、自由英作文の添削をまず学校の先生に頼む方法を使います。設問と答案を一緒に渡し、内容・つながり・英文の誤りを見てもらいます。本の答案を読む時間だけでなく、返却後に書き直す時間も残します。

Ⅳは基本文の誤りと日本語の組み替えを分ける

基本文も崩れるなら、和文英訳編の10〜20ポイント

日本語の意味が分かっても、主語・動詞・時制・冠詞で崩れるなら通常の和文英訳ハイトレが先です。66ポイントから失敗した10〜20ポイントを選び、例題・復習問題・翌日の白紙再作文を使います。巻末155文例を全部暗記してから阪大へ進む順にはしません。

和文英訳の基本書の比較で手持ちの本を選び直す場合も、まず自分の誤りに合う項目だけを使います。細かなLesson番号は指定せず、過去問で誤った文法項目から戻ります。

日本語の組み替えで止まるなら、最難関ハイトレの5〜7講

基本文が書ける人で、日本語の組み替えで止まるなら最難関ハイトレを使います。日本語の名詞ごとに英単語を探し続けるより、誰が何を感じ、何が原因で何が変わるかを先に整理します。短い英文へ分けても、原文の因果と対比を残します。

Chapter1のLecture

使う項目

ページ

01

主語・述語の組み替え

2

03

無生物主語

6

07

同義語・反意語

14

10

名詞句

20

14

原因・結果などをつなぐ

28

20

逆接と仮定。その他学部Bで対比が残る人は追加

40

23

「〜よりむしろ」。その他学部Bで対比が残る人は追加

46

最初は01・03・07・10・14の5講です。その他学部Bで対比が残る人は20・23を加え、計7講にします。番号と項目は公式目次によります。

Chapter2から5〜8題を選び、その後は阪大Ⅳを週1〜2題、まず6答案書きます。目次のLecture16大阪大2013は84ページにありますが、本文は見本外なので、今年と同じ型だとは決めません。AとBを別々の答案として数え、文学部Bは指定4文、その他学部Bは指定2文の意味を残します。

最難関ハイトレ新装版は税込1,870円です(桐原書店、2026年10月2日)。既にZ会の実戦編などで日本語を分けて再作文できる人は、必修編と実戦編の役割を参考に手持ちを続けます。全員が2冊を買う計画にはしません。

10月からの道筋は、基本文・空欄・時間で選ぶ

4割・6割は、道筋を選ぶための目安で、大学の合格点ではありません。同じ過去問集の仮配点か同じ先生の方法で採点し、誤読・意味の抜け・空欄・時間超過も残します。2026年度と別の初見年度で、標準文を説明できるか、基本英文を書けるかを見ます。

A:時間を足しても読めないなら、基本文へ戻る

時間を足しても主語・述語が分からず、短い英訳にも文法の穴がある人はこちらです。参考の自己採点で4割未満なら、まずこの状態に当てはまるか見ます。10〜11月は手持ち解釈30題と基本英訳20ポイントを中心にし、週1回は阪大の1設問へ戻ります。

12月から共通テスト前は、短い和訳・作文を続けながら共通テストの不足を優先します。基本文が書けるようになったら、必要な人だけPlusの理由・対比・例示と短い13題へ進みます。共通テスト後は初見4セットを一例にして、今年のⅡ・Ⅲの条件を満たす答案も直します。

この例の追加練習は約57時間25分、文学部は約58時間25分です。解釈20時間+基本英訳13時間20分+Plus9時間5分+通し4セット15時間を足したKaupediaの試算です。診断・普段の授業・語彙の日課・添削待ちは別に取ります。

B:読めるが空欄が残るなら、大きい失点2つを直す

標準文は読めるのに、90分、文学部は105分でⅡが終わらない、作文が空欄になる人はこちらです。参考4〜6割を目安にし、10〜11月は表から2つだけ選びます。たとえばⅡの長さと40〜50語なら、5題と6答案で計12時間50分を一例にします。

Ⅳの組み替えとⅢなら、5〜7講・Chapter2の6題と、阪大作文6題で計14時間50分〜16時間10分です。Plusの短い13題も要る人は別に9時間5分を残します。短い意見文を既に書ける人は、阪大の語数と条件を満たす練習から始めます。

12月以降は通しと短い作文を続け、直した誤りが2週間後の別問に残るか見ます。秋から2月までの初見6セットを足すと、上の2例は計35時間20分〜38時間40分、文学部は1時間30分増になります。通しと個別練習で同じ答案を使う分は、重なる作業時間を引きます。

C:時間内に全問を書けるなら、残った2つだけ補う

時間内に全大問へ答案があり、参考6割以上が複数年度で安定する人はこちらです。基礎書を新しく全周せず、比喩・説明の不足・作文の意味欠落など、残った2つへ各6〜10時間を使います。12月以降は別形式と添削を混ぜ、今年のテーマの答案を覚えるだけで済ませません。

補強12〜20時間+初見8セット30時間で、計42〜50時間、文学部は44〜52時間が試算です。未見年度が足りなければ学校の模試を使うか、セット数を減らします。学校教材と先生の添削で直せるなら、新規購入0冊で進めます。

練習時間には、直しと白紙からの再答案も入れる

2027年度の選抜要項では、個別学力検査は2月25日です。10月2日から2月24日は両端を含め146日、約21週あります。共通テストと他科目の時間を先に取り、下の追加練習を入れます。

1題の所要時間はKaupediaが予定作りに置く仮の値です。最初の3題で自分の時間へ置き換え、添削を待つ日数は別に取ります。各行を全部足した必修計画にはしません。

選ぶ練習

1題・1項目あたりの前提

合計の試算

標準解釈30題

訳15分+直し15分+再訳10分

20時間

透視図8テーマ+Challenge2題

1テーマ40分、Challenge1題60分

7時間20分

着眼点5題

答案20分+解説と比べる25分+再訳15分

5時間

約1,000語の長文5題

解答40分+論旨と根拠の復習40分+再答案20分

8時間20分

阪大の説明8問

根拠と答案15分+直し20分+再答案10分。初読は別

6時間

Plusの理由・対比・例示と短い13題

理由・対比・例示各30分+短い13題各35分

9時間5分

本文例を使う40〜50語6答案

根拠と構想10分+作文10分+直し15分+再作文10分。初読は別

4時間30分

阪大Ⅲ6題

構想5分+作文15分+添削反映20分+再作文15分

5時間30分

基本英訳20ポイント

例題と復習20分+誤りを直す10分+再作文10分

13時間20分

組み替え5〜7講+Chapter2の6題

1講40分、1題60分

9時間20分〜10時間40分

阪大Ⅳ6答案

意味整理と英訳20分+直し25分+再作文15分

6時間

初見1セット

本番90分+直し90分+失敗答案3つを各15分で再現

3時間45分。文学部は4時間

長文5題と40〜50語6答案に同じ本文を使えば、初読は共有できます。通しで解いたⅢ・Ⅳを個別練習にも含める場合は、初回答案を二重に足しません。返却後の再作文は残します。

2027年版赤本は5年分なので、2026年度を診断に使うと未見は最大4年度です。2025年度を図表の練習、2024年度を説明に使えば、初見通しは最大2年度になります。6〜8セットを予定する人は、古い未見年度や学校の模試を先に確保し、答えを覚えた年度は初見に数えません。

初回はⅡ35分、文学部は40分を一例にする

去年と同じ時間配分を固定するのは危険です。Ⅱの増量と40〜50語の作文を含め、まず次の配分で試します。左は講師の公開例、右の2列はKaupediaが今回の練習用に置く初回案です。

大問

合格者講師の旧年度向け公開例

Kaupedia案・90分

Kaupedia案・文学部105分

Ⅰ

15分

15分

18分

Ⅱ

30分

35分

40分

Ⅲ

15分

18分

22分

Ⅳ

15分

17分

20分

全体の見直し・調整

15分

5分

5分

合計

90分

90分

105分

公開例は阪大合格者の講師が2022年に示したもので、今年の増量に合わせた提案とは分けます。その講師は、狭い解答用紙で書き直しが増えて時間を失ったと振り返り、自分はⅢに20分を確保したと話しています。自分の答案欄でも、構想を決めてから書く練習をします。

90分の案では、Ⅱを初読と段落関係15分、選択と説明13分、短い作文7分に仮置きします。Ⅲ18分は構想4分、書く10分、語数・文法・設問への対応4分です。Ⅳ17分はA7分、B10分を入口にし、文学部は長いBへ追加時間を配ります。

ⅠBの訳語で上限を超えたら、意味を保った訳を残して次へ進みます。別の初見年度2セットでも空欄と時間超過を測り、Ⅱに40分必要なら他の大問の余裕から調整します。2026年度を覚えた後の速さだけで、配分が合ったとは判断しません。

秋の時間は、全冊の読了より阪大答案の直しに使う

次の本そのものが悪いのではありません。10月から試験日までに今年の失点を直すには、全冊を増やす順が遠回りになります。読む量を増やす前に、阪大の和訳・説明・作文へ戻る時間を残します。

今から増やさない本・計画

遠回りになる理由

必要なら使う所

英文解釈教室を新しく全編読む

体系から読む間に、増量したⅡと意見文・Ⅳの直しが遅れる

既に学んだ章で今年の誤訳を直す

ポレポレ・技術100・透視図を順に全冊

精読が重なり、ⅠBの訳語や英語で意見を書く練習が残る

手持ちで直せない構文を1冊だけで補う

一文で止まる段階で長文1000を足す

長さを増やす前に、主語・修飾・標準語彙の穴が残る

一文は読めるが長いと見失うなら3〜5題

鉄壁・速単上級・英検用など難しい単語帳をまとめて足す

基本語の多義や省略、作文の条件違反は難語暗記だけで直せない

複数年度で未知語が主因だったときに必要語を補う

文法問題集を阪大二次のために全周

独立した選択問題を解いても、訳と作文で使う練習が別に要る

繰り返した文法・語法。併願私大の対策は別

東大の要約本を説明問題の必修にする

全体を短くまとめるだけでは、比喩や省略の具体を書けない

全体の主張をつかむ補助にし、答案は阪大で書く

例文集を全部暗記してからⅣへ進む

例文を知ることと、日本語をその表現へ組み替えることは別

手持ちの1冊で基本文を補い、すぐ実問へ戻る

20カ年・赤本・青本を重複年まで全問

初見年度は冊数ほど増えず、直しと添削の時間が減る

必要な1題の別解を比べる

20カ年と2027年版赤本は2022〜2024年度が重なります。20+5−3で異なる年度は22年分です。25年分の初見が増えると数えず、古い年度は足りない形式の反復に使います。

外国語学部以外の2026年度英語に聴解はありません。二次のために聴解本を追加する必要はありませんが、共通テストのリスニング対策は別に続けます。

外国語学部は120分・5大問で、聴解音声もそろえる

外国語学部の英語Fは、120分・5大問で聴解を含みます。2025年度から他学部との共通問題がなく、2026年度も全問が別です。この記事のテーマ、4大問の配分、90分・105分の練習案を流用しません。

大学の公式公開でも、英語FのⅠAとⅡの本文は非公開です。文系赤本2027年版は、2023・2024・2026年度の聴解音声とスクリプト・全訳を省略しています。今年の筆記がそろっても、同じ本だけで2026年度の聴解を含む通し演習はできません。

音声付き演習を選ぶときは、国公立大のリスニング本と大学別赤本の違いへ進みます。利用できる音声とスクリプトをそろえた別年度や模試で、120分の練習を組みます。

迷ったら2026年度を本番の時間で解く

本を追加するのは、別の初見問題でも同じ失敗が続き、手持ちの解説では直す理由を説明できないときです。章の練習後は今年の答案を書き直し、さらに別年度で同じ処理を試します。学校の問題と先生の添削で直せるなら、本は買いません。

まず2026年度の英語Aを90分、文学部は105分で解き、空欄と時間超過を含めて失点原因を2つ選びます。

購入先

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大阪大学(文系)2027年版の表紙
書影:教学社

教学社

大阪大学(文系)2027年版

2026年度の解説も欲しいなら、文系は2027年版赤本

出版社表示価格2,640円(税込・2026年9月29日)

商品の公式情報
向く人
2026年度を本番の時間で通して解き、解答例と解説を使って直したい文系受験生。
確認すること
2022〜2026年度の5年分。英語以外の受験科目に合わせて文系・理系の1冊を選びます。公式の無料問題と学校の解説で足りるなら購入は不要です。外国語学部の2023・2024・2026年度の聴解音声とスクリプト・全訳は省略されています。
書籍の仕様を見る
収録年度
2022〜2026年度・年度別
判型・ページ数
A5判・1016ページ
大阪大学(理系)(2027年版大学赤本シリーズ)の表紙
書影:教学社

教学社

大阪大学(理系)(2027年版大学赤本シリーズ)

2026年度の解説も欲しいなら、理系は2027年版赤本

出版社表示価格2,585円(税込・2026年9月29日)

商品の公式情報
向く人
2026年度を本番の時間で通して解き、解答例と解説を使って直したい理系受験生。
確認すること
2022〜2026年度の5年分。文系版も同時に買わず、英語以外の受験科目に合わせます。公式の無料問題と学校の解説で足りるなら購入は不要です。
書籍の仕様を見る
判型・ページ数
A5判・904ページ(ページ数は紀伊國屋書店表示)
収録範囲
2022〜2026年度の前期日程、問題編別冊
大学入試 英作文ハイパートレーニング 自由英作文編 Plusの表紙
書影:桐原書店

桐原書店

大学入試 英作文ハイパートレーニング 自由英作文編 Plus

本文の例を使って書けないなら、基本文が書ける人はPlus

商品の公式情報
向く人
基本文が書ける人で、Ⅱの本文例と自分の意見をつなげられず、手持ちでは直せない人。理由・対比・例示、短い13題を練習し、阪大実問へ戻る人。
確認すること
Chapter2自体の語数条件を阪大と同じとは扱いません。40〜50語と本文例の条件は実問で練習します。ⅢにはChapter3の構成法を使います。基本文も崩れる人は手持ちの基本書が先です。
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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

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大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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