要点
- 近大の英語(医学部を除くA日程)は、無料の2026年1月25日を60分で解き、失点の大きい2つから直す。通しと大問別の練習は、大学が無料で公開する2026年度の英語のうち、7大問がそろう9日分で組む
- 手持ちと先生で直せるなら買い足しは0冊。大学の解答例だけでは誤答の理由が分からず、解説が要るなら英語3日程の赤本2027年版
- 文法・熟語で落とすなら、手持ちの文法問題集で落とした大問の章を合わせて300問を解く。手元にないならNext Stage。品詞が決められないなら大岩の超基礎文法編、文の構造が読めないならポラリス1の12題を足す

品詞が決められないなら、大岩の超基礎文法編
大岩のいちばんはじめの英文法【超基礎文法編】
Kindle版は電子書籍です。購入先のサンプルで画面の見え方を確認し、対応端末や付録・音声の扱いも確かめて選んでください。
近畿大学の英語(医学部を除くA日程)は、無料の2026年1月25日を60分で解き、失点の大きい2つから直します。大学は2026年度の英語12日分を解答例と一緒に無料で公開していて、7大問がそろう9日分で通しと大問別の練習を組めます。参考書を増やさないと間に合わないと焦っていても、手持ちと先生で直せるなら、買い足しは0冊です。大学の解答例だけでは誤答の理由が分からず、解説が要るなら、英語3日程の赤本2027年版を足します。

2026年1月25日は60分・7大問。Ⅰ〜Ⅵが74点、Ⅶが26点だった
この記事は、近畿大学の一般入試前期A日程で、医学部を除く学部が受ける英語を扱います。2026年度は1月24日・25日の2日とも、60分・全問マーク・7大問でした。
大問 | 1月25日の形式と配点 | 点を取るためにすること |
|---|---|---|
Ⅰ | 会話2本で各3空所、3択。6問・12点 | 空所の後の発言まで読み、予算や時間などの条件で返答を選ぶ |
Ⅱ | 共通の8語から6空所を埋める。同じ語は1回だけ。6問・12点 | 8語を品詞と語形で分け、文型と文脈の両方で決める |
Ⅲ | 短文の4択。8問・16点 | 単元名のない文で、主語・動詞・補語から理由を言う |
Ⅳ | 英文全体と同じ意味の文を4択。4問・8点 | 熟語を文字どおりに訳さず、否定の向きまで保って選ぶ |
Ⅴ | 英語の定義と用例の空所に合う語を4択。5問・10点 | 定義を人・量・動作などに分け、品詞と用例で絞る |
Ⅵ | 和文に合わせて6語句を並べる4題。指定の2か所をマーク。8マーク・16点 | 6語句すべてを並べてから、指定の2か所を写す |
Ⅶ | 5段落の長文。段落ごとの一致・不一致6問と、全文から2つ選ぶ1問。8マーク・26点 | 本文と選択肢を比べ、分かっている話とまだ分かっていない話を分ける |
大学の解答例には解答番号ごとの配点があります。1〜37番が各2点、38〜43番が各3点、44・45番が各4点で、Ⅶの8マークだけで26点です。
1月25日は40設問で、マークは45か所でした。Ⅵは1題で2か所をマークし、Ⅶの最後の問いは2つを選ぶからです。Ⅰ〜Ⅵの74点にも、会話の条件や品詞と文脈、2つ以上の構文の組み合わせを読む問題が入っています。
Ⅶは本文が441語で、選択肢の英文が390語あります。合わせて831語を読み、31の選択肢を本文と比べてマークします。語数は大学の公表値でなく、Kaupediaが本文と選択肢を数えた値です。
1月24日も同じ7大問ですが、大学の公開PDFではⅦの本文と設問が著作権の都合で省かれています。24日はⅠ〜Ⅵの練習に使います。
推薦・B日程・後期も、大学の出題方針では同じ7つの形式です。解いた日は、年度と日付を書いておきます。共通テスト併用で受ける人も、共通テストの読解の練習だけではⅢ〜Ⅵの文法・熟語・定義・整序が残ります。
医学部のA日程は独自の英語なので、この記事の計画には入れません。
2024年1月28日と2025年1月26日のⅠは4択で、2026年度は12日分とも3択でした。7大問の骨組みは続いていても、2027年の選択肢の数や設問の組み方は変わることがあります。本番では問題の指示を読んでから、時間の配分を合わせます。
大学が公開した2022年の対策講座資料は、ⅢとⅥで差がつくと説明しています。大学の2025年の傾向資料も、整序を苦手にする受験生が多いと書いています。Kaupediaの見立てでも、今年のⅢの一部とⅥは標準よりやや難しい問題でした。
無料の1月25日を60分で解き、失点の大きい2つを選ぶ
大学の過去問ページにある1月25日の英語は、15ページで全大問がそろい、解答例には小問ごとの配点があります。本を買う前に、60分の診断と採点ができます。
解くときは、大問ごとに終わった時刻を余白に書きます。60分たったら印を付け、残りは時間を延ばして最後まで解きます。時間内に終わらなかった問題と、時間を足しても解けない問題を分けるためです。
採点は大学の配点で行い、その点を診断の素点とします。大学が発表する得点調整後の点とは別のものです。失点は大問ごとに、時間切れ・理解不足・知らない語・指示の読み違いの4つに分けます。
失点の大きい2つは、問題の数でなく点数で選びます。Ⅶの段落問題を2問落とすと6点、Ⅲを3問落としても6点です。同じ点なら、時間を足しても解けなかった大問から直します。
大学の解答例にあるのは、正解と配点だけです。誤答の理由は、まず手持ちの文法問題集と学校の先生で調べます。1月25日の英語は、大学の近大必勝塾のページに全問解説動画もあります。手持ちと先生で直せるなら、買い足しは0冊です。
このあとの大問ごとの節は、1月24日と25日の問題の中身に触れます。1月25日で診断する人は、先に60分で解いて採点してから読みます。
過去問は大学の無料公開で足りる。解説が要るなら英語3日程の赤本
この記事の計画では、近大の過去問で60分の通しを9回、大問別の練習を8セット行います。大学の過去問ページでは、2026年度の推薦・A日程・B日程・後期の英語12日分を、解答例と一緒に無料で読めます。12日分のうち7大問がすべてそろう日は9日分で、通し9回と大問別の8セットは無料の問題だけで組めます。
大学の2025年の傾向資料も、英語の形式は全日程で共通だとし、推薦・一般を問わず過去問で練習するよう勧めています。
本・ページ | 英語の収録日 | この計画での使い方 |
|---|---|---|
大学の過去問ページ(無料) | 2026年度の推薦4日・A日程2日・B日程4日・後期2日。11月22日はⅡとⅦ、1月24日はⅦ、2月14日はⅡを省略 | 1月25日は60分の診断。7大問がそろう9日分を通しと大問別に使い、1月24日はⅠ〜Ⅵだけ使う |
近大必勝塾のページ(無料) | 2025年1月26日、2024年1月28日。問題PDFと全問解説動画 | 9日分を使い終えた後の通し。Ⅰは4択 |
英語3日程の赤本2027年版 | 2024〜2026年度のA日程1日とB日程2日ずつ。2026年2月12日のⅦは英文と全訳を省略 | 解説が要る人が、解答編で直す。2026年度の3日分は大学の無料公開と同じ日 |
一般入試の赤本2027年版(医学部を除く) | 2026年と2025年の1月25日、2024年の1月27日。B日程はなし | 他教科も要る人の本。2026年1月25日は無料の問題と同じ |
大学のページによると、近パス会員(入会費・年会費無料)になると、2025・2024年度の問題と解答も読めます。9日分と近大必勝塾の2日分を使い終えても練習が足りないときは、ここから問題を足せます。
英語3日程の赤本は、書名が『近畿大学(英語〈医学部を除く3日程×3カ年〉)』の過去問集です。9日分の問題編と解答編があります。大学の解答例は正解と配点だけですが、赤本の解答編では解説と英文の全訳を読めます。
赤本のうち2026年度の3日分は、大学の無料公開と同じ日の問題です。2025年1月26日と2024年1月28日も、近大必勝塾で読めます。赤本で新しく読める問題は、2025年と2024年のB日程4日分と、大学のPDFで省かれた2026年1月24日のⅦです。
解説が要るなら、英語3日程の赤本2027年版を選びます。 1月25日と赤本の8日分(2月12日を除く)で通し9回を組むと、1月25日は近大必勝塾の解説動画、残りの8回は赤本の解説で直せます。購入先では、書名の「3日程×3カ年」と「2027年版」を見ます。税込定価は2,090円です(教学社、2026年10月3日)。
2026年2月12日のⅦは、赤本では英文と全訳が省かれていますが、大学の無料PDFで本文と設問を読めます。一般入試の赤本は税込2,695円で、英語は各年のA日程から1日ずつです(教学社、2026年10月3日)。他教科のために持っているなら、2025年1月25日と2024年1月27日も通しに使えます。手持ちと先生で直せるなら、どちらの赤本も買い足しません。
通し9回のうち、2回は1月23日以降に残す
通しには、2026年度の無料公開で7大問がそろう9日分を使います。1回目は1月25日で診断し、2回は1月23日以降の初見のために開かずに残します。
残る6日分は、10〜11月にⅠ・Ⅱ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵを大問別に解き、12月からは60分で通します。12月の通しは配分を試すための回で、初見の力を測るのは残した2回です。
大問別の8セットは、この6日分にⅦがない1月24日と、診断した1月25日の解き直しを足した数です。8セットのうち1月25日は解き直しなので、同じ問題で上がった点は初見の点と分けて記録します。
赤本で通しを組む場合、1月24日は今年の問題として直しに使うので、初見に残す2回には入れません。大問別には、1月24日の代わりに、赤本でⅦの英文が省かれた2月12日のⅠ〜Ⅵを足します。どちらの組み方でも、通しは9回、大問別は8セットです。
大問ごとに、この本の章をこの量だけ使い、今年の問題へ戻る
表には、止まった所ごとに使う本の章と量、終わったあとに戻る今年の問題とやめることを並べました。最初に取り組むのは、失点の大きい2つの行だけです。表の「今年」は2026年1月24日と25日の2日分で、Ⅶは25日だけに戻ります。
章は出版社の公式目次にある場所です。量はKaupediaが最初の補強として置いた案で、本の収録数や大学の指定とは別の数です。近大のⅠ・Ⅱ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵの量は、前の節の8セットから数えています。
大問・止まった所 | この本のこの章を、この量だけ | 終わったら今年のどこへ戻り、どう直すか | やめること |
|---|---|---|---|
Ⅰ:会話の前後がつながらないなら | 近大のⅠを8セット48問。知らない会話表現だけNext Stage第25章 | 今年のⅠ12問へ。空所の後の発言まで読み、どの条件でその返答になるかを言う | 会話表現集を覚え終えるまでⅠを後回しにする |
Ⅱ:品詞が決められないなら | 大岩の超基礎文法編の第0〜3講。その後、近大のⅡを8セット48空所 | 今年のⅡ12空所へ。8語を品詞と語形で分け、空所ごとに要る品詞と本文の根拠を言う | 日本語訳だけで空所を埋める |
Ⅲ:単元名がないと選べないなら | Next Stage第1〜19章から弱点を選び、Ⅰ・Ⅳ・Ⅵの章と合わせて300問。初見でだけ落ちる人はファイナル標準編10回 | 今年のⅢ16問へ。正解と主な誤答の理由を、文型と品詞から言う | 章の題名を手がかりに解く。選択肢の記号を覚える |
Ⅳ:熟語の直訳や否定で落とすなら | Next Stage第20〜24章で誤った熟語と、第27章の多義語。近大のⅣを8セット32問 | 今年のⅣ8問へ。元の英文をやさしい英語に言い換え、誤答の選択肢と比べる | 熟語を1語1訳で覚えて終える |
Ⅴ:候補語を知らないなら | 手持ちの単語帳。ターゲット1900なら1〜1500。近大のⅤを8セット40問 | 今年のⅤ10問へ。定義を人・量・動作などに分け、用例の語法と合わせて選ぶ | 英英辞典を通して読む。難語帳の2冊目を始める |
Ⅵ:整序を並べ切れないなら | Next Stageの仮定法(第4章)・準動詞(第5〜7章)・比較(第8章)・語順(第14章)で誤った項目。近大のⅥを8セット32題 | 今年のⅥ8題へ。6語句すべてを並べ、和文のどの意味をどの語句が表すかを言う | 指定の2か所だけ合わせて終える。整序850を全問解く |
Ⅶ:文の構造が読めないなら | ポラリス1の12題か、手持ちの標準長文1冊 | 25日のⅦ7問へ。誤読した文の主語と動詞を取り直し、段落ごとに何を述べたかを1行で書く | 上級の解釈書を順に終えてから過去問に入る |
Ⅶ:本文が読めるなら | 新しい本は買わず、近大のⅦを21分で解く | 25日のⅦ7問へ。誤答の選択肢が本文のどの語や関係を変えたかを示す | 読めた英文まで毎回全文を和訳する |
文法・熟語で落とすなら、手持ちの文法問題集の章へ戻ります。表の章番号はNext Stage 4th Edition新装版のものです。Vintageなら、文法と語法はField1・2、熟語はField3、会話はField4に当たります。300問は、Ⅰ・Ⅲ・Ⅳ・Ⅵのうち落とした大問の章を合わせた数です。
手元にないなら、Next Stage 4th Edition新装版を使います。表紙に「4th EDITION 新装版」とある版で、税込定価は1,650円です(桐原書店、2026年10月3日)。旧4th Editionと内容は同じなので、学校で配られた旧版も同じ章で使え、買い直しません。旧版と新装版の違いは、Next Stage 4thの新装版の記事にまとめています。
Ⅰ・Ⅱは、会話の条件と品詞を分けて直す
会話の前後がつながらないなら、近大のⅠを48問
25日のⅠは、服装をめぐる世代の違いを話す会話と、北海道旅行の移動手段を比べる会話でした。予算・時間・便利さといった条件を、空所の後の発言とつなげて選ぶ問題です。24日は大学の専攻と将来の仕事、アルバイトと学業の両立が話題でした。
会話表現を覚える前に、近大のⅠを8セット48問解きます。空所ごとに、誰が何を心配し、何を提案しているかを1行で書きます。知らない決まり文句があったときだけ、手持ちの問題集の会話表現の章へ戻ります。Next Stageなら第25章です。
目安は6分で6問です。誤答の選択肢がどの条件で会話と合わないかを言えれば、Ⅰのために本を足しません。
品詞が決められないなら、大岩の第0〜3講から近大のⅡへ
Ⅱは共通の8語から6空所を埋め、同じ語は1回しか使えません。25日は宗教の種類と分布、礼拝の施設と文化の景観を扱う134語で、24日は気候と植生を扱う163語でした。話題は日ごとに変わりますが、どちらも名詞・動詞・形容詞を置き分ける問題です。
日本語訳だけで当てはめると、後の空所に入れる語がなくなります。先に8語を品詞と語形で分けます。前置詞の後なら名詞、現在完了なら過去分詞のように、空所ごとに要る形を決めてから意味で選びます。
手持ちの問題集がNext Stageなら、章は第1章の時制から始まり、品詞だけを扱う章はありません。大岩の超基礎文法編は、第0講が「品詞」、第1〜2講が「動詞」、第3講が「基本5文型」です。
この4講を4回に分けて読み、空所に要る品詞を、本を閉じて自分の言葉で説明し直します。
品詞が決められないなら、大岩の超基礎文法編を選びます。 表紙に「超基礎文法編」とある本で、税込定価は1,100円です(東進ブックス、2026年10月3日)。
その後、近大のⅡを8セット48空所解き、7分で6空所のうち5つを目標にします。6空所のうち4つ以下が続くなら、解釈の基礎を補います。大岩の第4講から先も読み、それでも文の中で主語と動詞を見失うなら、入門英文解釈の技術70を足します。
技術70を足すか迷うなら、肘井の必修編と技術70の比較と大岩の次に選ぶ本で段階を選べます。
Ⅲ・Ⅳ・Ⅴは、単元名のない問題で理由を言えるようにする
単元名がないと選べないなら、手持ちの問題集の文法・語法の章へ戻る
Ⅲは短文の4択8問で、どの単元の問題かは書かれていません。25日の8問には、付帯状況や最上級の強調、感情を表す分詞形容詞、文全体を受ける関係詞などが並びました。24日は主語と動詞の一致や副詞の形、条件を表す接続詞、助動詞に近い表現の否定などです。
分野別の章なら解けるのに単元名がないと迷う人は、手持ちの問題集の文法・語法の章から弱点を選びます。Next Stageなら第1〜19章で、選んだ問題は300問の枠に入れます。どの問題も、正解の理由と、主な誤答が合わない理由を言います。300はKaupediaが置いた練習の枠で、Next Stageに載っている問題の総数とは別の数です。
今年の誤りから戻る章は、次の表で決めます。章名はNext Stage 4th Edition新装版の目次のものです。
今年の誤り | 戻る章 | 次に解くもの |
|---|---|---|
24日:一致、副詞の形、条件、否定 | 第13章主語と動詞の一致、第18章形容詞・副詞の語法、第11章接続詞、第3章助動詞、第15章否定・省略・強調 | 同じ原理の問題を章ごとに10題まで解き、24日のⅢと別の日のⅢへ戻る |
25日:時制、態、代名詞、関係詞、最上級、接続詞と分詞 | 第1章時制、第2章態、第9章代名詞、第10章関係詞、第8章比較。分詞は第7章、接続詞は第11章、語法は第17・18章 | 迷った項目を20〜40題選び、翌日と1週間後に解き直す |
分野別ではできるのに、初見のⅢで8問中4問以下が続く人だけ、英文法ファイナル問題集の標準編を足します。単元がばらばらに並ぶ10回を2〜3週で解き、誤った問題は手持ちの問題集の章へ戻ります。別の日のⅢで8問中6問以上が2回続いたら、総合問題集はもう増やしません。
ファイナル標準編を足すか迷うなら、ファイナル標準編とポラリス2の比較に選び方を書いています。
熟語の直訳や否定で落とすなら、熟語と多義語の章から近大のⅣ32問へ
Ⅳは、英文全体と同じ意味になる文を選ぶ4問です。25日も24日も、熟語の意味が分かれば選べる問いが中心で、日ごとに別の熟語が問われました。
1日分の熟語を覚えても、次の日には別の熟語が出ます。熟語の直訳や否定で落とすなら、手持ちの問題集の熟語の章で誤った熟語を見直し、多義語の章も読みます。Next Stageなら第20〜24章と、第27章「重要多義語」です。そのうえで近大のⅣを8セット32問解き、元の英文をやさしい英語に言い換えてから選択肢と比べます。
選択肢の単語が読めずに落とした問題は、Ⅴと同じく単語帳へ戻します。二重否定の文は、否定が2回重なって肯定に近づく向きを、選ぶ前に余白へ書きます。目安は4分で4問です。
候補語を知らないなら手持ちの単語帳、知っているなら近大のⅤを40問
Ⅴは、英語の定義と、用例の空所の両方に合う語を選ぶ5問です。25日は、医師・量の大きさ・正確さ・進行を速める動作・条件を満たす動作を表す語が問われました。名詞・形容詞・動詞の区別も要ります。
候補語を知らないなら、手持ちの単語帳を進めます。ターゲット1900の6訂版なら、Part1の1〜800とPart2の801〜1500を先にします。システム英単語やLEAPを使っているなら、買い替えずにその本で同じ練習をします。
単語は知っているのに落ちるなら、近大のⅤを8セット40問解き、定義を人・状態・量・動作に分けて読む練習に切り替えます。英英辞典は通して読まず、近大の定義と、誤った語の定義だけを読みます。1日の語数はターゲット1900の1日の語数と復習計画で決められます。
Ⅵは、6語句をすべて並べてから2か所を写す
Ⅵは和文に合わせて6つの語句を並べる4題で、指定された2か所だけをマークします。今年の4題は、1題の中で2つ以上の文法をつなぐ問題でした。25日は仮定法過去完了と倒置、受け身と完了不定詞、倍数表現と名詞の代用を組み合わせています。
24日も否定語を前に出した倒置、推量の助動詞と使役、疑問詞と不定詞などが並びました。整序を並べ切れないなら、誤った文法の章へ戻ります。
今年の整序 | 戻る章(Next Stage) | 次にすること |
|---|---|---|
25日A・D:仮定法と倒置、倍数表現と名詞の代用 | 第4章仮定法、第8章比較、第9章代名詞、第14章疑問文と語順 | 1題に2つの原理があることを説明してから、近大の4題で測る |
25日C・24日B:完了形、使役、不定詞、受け身 | 第3章助動詞、第5章不定詞、第17章動詞の語法、第2章態 | 原理ごとに分けて説明し、今年と別の日の整序を計20題ほど組み合わせる |
24日A:否定語を前に出す倒置 | 第14章疑問文と語順、第15章否定・省略・強調 | 24日Aを全語順で並べ直し、別の日の倒置の問題へ進む |
近大のⅥは8セット32題を解きます。復習では指定の2か所だけでなく、6語句すべての並びを書き、和文のどの意味をどの語句が表すかを言います。2か所が合っていても、全体の語順を言えない題は解き直しに回します。
目安は4題を8分です。32題を直しても初見の整序で落とす人だけ、頻出英語整序問題850から失点した項目の80〜120題を足します。850題すべてを解くと、1題3分でも42時間30分かかります。知識の不足と並べる力の不足の分け方は、整序850とVintageの比較で書いています。
Ⅶは、本文441語と選択肢390語を照らし合わせる
25日のⅦは、プラセボを扱う5段落の長文です。話題は、定義・期待と体の反応・悪い反応・心と体の関係・重い病気での研究の限界でした。問1・3・5は段落の内容に合うもの、問2・4・6は合わないものを選び、問7は全文から7つのうち2つを選びます。
誤答の選択肢は、分かっている話とまだ分かっていない話や肯定と否定、原因と結果を入れ替えています。本文の441語を速く読めても、390語の選択肢を本文に戻して比べる時間が残らなければ点になりません。
まず誤答の原因を2つに分けます。私なら、誤った問いの根拠になる文を本文から探し、その文の主語と動詞を言えるかを試します。言えなければ文の構造、言えれば選択肢の読み方が原因です。
文の構造が読めないなら、ポラリス1の12題
文の構造が読めないなら、標準の長文1冊で構造を直します。ポラリス1の改訂版は全12題で、全文の構文解析と音声ダウンロードが付きます。1題に解答20分・直し30分・翌日の読み直し10分をかけると12時間で、週2〜3題なら4〜6週です。
目次ではLESSON01・02が、研究の結果や心と体の関係を扱います。この2題で、結果と理由を段落ごとに1行で書く練習から始めます。12題を終えたら近大のⅦへ戻り、一致・不一致を選ぶ形で21分を測ります。
手持ちの標準長文があれば、その本で同じ量を使います。やっておきたい英語長文500の改訂版なら、400〜600語の20題から12題です。200〜400語でも最後まで読めないなら、やっておきたい英語長文300の改訂版を10題解いてから近大のⅦを読み直します。
改訂版と旧版の題材の違いは、ポラリス改訂版の記事にあります。やっておきたい300・500の使いどころは、やっておきたいとThe Rulesの比較で書いています。
文の構造が読めないなら、ポラリス1の12題を選びます。 構文解析で誤読した文を1文ずつ直せるので、Ⅶの根拠になる文で主語と動詞を見失う人の練習に合います。表紙に「改訂版」とある2026年7月発売の版で、税込定価は1,650円です(KADOKAWA、2026年10月3日)。
本文が読めるなら、近大のⅦで一致・不一致を比べる
本文が読めるなら、新しい長文の本は買いません。近大のⅦを21分で解き、誤答ごとに、選択肢が本文のどの語や関係を変えたかを書きます。すべてと一部、分かっていることと未解明のこと、原因と結果を入れ替えた選択肢を見抜く練習です。
合わないものを選ぶ問いは、問題番号の横に印を付けてから選択肢を読みます。最後の問いは2つ選ぶので、2つ目のマークがあるかも最後の5分で見ます。
60分の初回は、Ⅶに21分と見直しに5分を残す
大学が公開した2022年の対策講座資料の配分は、Ⅰ・Ⅱ・Ⅲ・Ⅵが各8分、Ⅳ・Ⅴが各4分でⅦが20分です。見直しの時間は別に取っていません。塾の公開例には、Ⅶに20〜25分を充て、各大問の上限を足すと56分になる案もあります。
Kaupediaは、Ⅶの選択肢の量と見直しを入れて、初回の診断に次の枠を置きます。
大問・作業 | 初回の仮枠 | 開始から終える時刻 |
|---|---|---|
Ⅰ 会話6問 | 6分 | 6分 |
Ⅱ 6空所 | 7分 | 13分 |
Ⅲ 文法8問 | 5分 | 18分 |
Ⅳ 言い換え4問 | 4分 | 22分 |
Ⅴ 定義5問 | 4分 | 26分 |
Ⅵ 整序4題 | 8分 | 34分 |
Ⅶ 長文7問 | 21分 | 55分 |
マークと空欄の見直し | 5分 | 60分 |
Ⅶの21分には、本文を読む時間に加えて、31の選択肢を本文と比べてマークするまでを入れます。最初の2回で実際の時間を測り、ⅡやⅥで考え込んでⅦの時間が減っていないかを見ます。枠を超えた大問は、知識が出ないのか、読み返しが多いのかを書いておきます。
1月29日までの道筋は、診断の素点と止まった所で3つから選ぶ
2027年度のA日程は1月30日と31日で、看護学部は31日です(大学の入試日程)。仕上げの期限は1月29日に置き、10月3日から両端を含めて119日、ちょうど17週で計画します。
道筋は、1月25日を大学の配点で採点した素点と、止まった所で選びます。50点・70点の線は道筋を選ぶための目安で、合格に要る点や得点調整後の点とは別です。合格に要る英語の点は、学部・方式・ほかの教科・得点調整で変わります。
A:50点未満か、品詞や分野別の文法でも止まるなら、基礎から通しへ
50点未満か、Ⅱで品詞を決められないならここから始めます。Ⅲが8問中4問以下で、分野別の章でも理由を言えない人も同じです。分野別の章では解けるのに初見の文法で落とす人は、50〜69点ならBです。
10月は大岩の第0〜25講で品詞から仮定法までを通し、手持ちの単語帳と文法問題集の基礎を進めます。文法を説明できても文の中で主語と動詞を見失うなら、技術70を足します。
11月後半から近大のⅠ・Ⅱ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵを大問別に解き、12月から60分の通しに入ります。長文は、短い英文を最後まで読めるようになってからポラリス1を使います。
次へ進む合図は大岩を読み終えたことでなく、Ⅱで要る品詞を説明でき、Ⅲで理由を言えることです。短い長文を最後まで読めることも合図にします。10月末に、まだ解いていない日のⅠ〜Ⅵで診断し直します。
B:50〜69点で、熟語・整序・初見の文法で落とすなら、形式別の練習を先に
英文の骨組みは読めるのに、熟語・整序・初見の文法で落とすならここです。単語帳と手持ちの問題集の弱点300問に、近大のⅣ32問・Ⅴ40問・Ⅵ32題を組み合わせます。Ⅶで文の構造が読めないならポラリス1の12題を足し、12月〜1月は60分の通しを続けます。
ファイナル標準編、追加の整序、長文の本を全部足す計画にはしません。次へ進む合図は、まだ解いていない日のⅢで8問中6問以上を取り、Ⅵを8分以内に終えてⅦに21分を残せることです。
C:70点以上で、時間とⅦの選択肢で落とすなら、過去問の通しを中心にする
Ⅰ〜Ⅵが安定し、時間やⅦの選択肢で落とすなら、過去問9回の計画を中心にします。誤った問題の章だけへ戻り、熟語と定義も誤った分だけを復習します。
Ⅶで文の構造が読めない問題が残るときだけ、ポラリス1を6題使います。1月は、残した初見2回とマークの見直しを優先します。60分で読み残しがなく、一致・不一致と2つ選ぶ問いで落とさないことを目安にします。
練習時間は、解く・直す・解き直すまで入れて見積もる
次の時間は、Kaupediaが作業ごとに仮の分数を置いて計算したものです。出版社の標準時間や、合格者の勉強時間を測った値とは別です。最初の3日で自分の時間を測り、表の分数を置き換えます。
練習 | 量と仮の時間 | 合計 |
|---|---|---|
大岩の第0〜25講 | 26講×20〜30分+説明し直しと問題の直し5時間 | 約14〜18時間 |
単語帳の1〜1500 | 1日40語・25分を38日+復習15分を100日 | 約41時間 |
手持ちの問題集の弱点300問 | 300問×2分+誤答100問の解き直し×2分+後日の見直し3時間 | 16時間20分 |
近大のⅠ・Ⅱを8セット | 1セットでⅠ6分・Ⅱ7分+直しを各15分 | 5時間44分 |
近大のⅣ・Ⅴを8セット | 1セット8分+直し20分。誤答語の復習10分を24日 | 7時間44分 |
近大のⅥを32題 | 1題の解答2分+直し3分 | 2時間40分 |
ポラリス1の12題 | 1題の解答20分+直し30分+翌日10分 | 12時間 |
60分の通しを9回 | 1回の解答60分+採点と直し60分+誤答の見直し30分 | 22時間30分 |
ファイナル標準編10回(必要な人だけ) | 1回の解答と直し45分+再度の見直し15分 | 10時間 |
整序の追加80〜120題(必要な人だけ) | 1題3分+解き直し2時間 | 6〜8時間 |
技術70の例題と演習(必要な人だけ) | 140題×15分 | 35時間 |
Bの基本は、単語帳と弱点300問、近大のⅠ・Ⅱ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ、通し9回です。合わせて約96時間で、1日約48分になります。ポラリス1を足すと約108時間、ファイナルと整序の追加まで足すと約126時間で、1日約63分になります。
Aは、Bの基本にポラリス1と大岩の第0〜25講を足して約121〜126時間、1日約61〜63分です。技術70の例題と演習をすべて使うと約156〜161時間で、1日約79〜81分になります。
Cは、単語の復習(15分を100日で25時間)と近大のⅠ・Ⅱ・Ⅳ・Ⅴ・Ⅵ、通し9回です。合わせて約64時間で、1日約32分になります。ポラリス1を6題足しても約70時間です。
どの道筋にも、授業・学校の課題・他教科・共通テストの時間は入っていません。12月の通しは大問別で使った日を60分で解き直す回なので、すべて初見で解けるのは診断と残した2回です。
上級の解釈書や2冊目の単語帳より、今年の失点を直す練習を先にする
次の本や進め方を外すのは、本の質を比べた結果ではなく、10月から1月29日までの時間で今年の失点を直すためです。和訳や英作文が出る併願校がある人は、その試験の計画に分けて入れます。
今は足さない本・進め方 | 1月29日までに今年の失点を直しにくい理由 | 代わりにすること |
|---|---|---|
英文解釈教室、透視図、ポレポレを順に終える | 2026年は全問マーク。難しい構文の全訳を仕上げる間、Ⅳ〜Ⅵの知識と60分の配分の練習が後になる | 標準の構文を、整序とⅦの選択肢で使う |
ポラリス3、やっておきたい700・1000を足す | 25日のⅦは441語で、標準の長文で練習できる。長い英文を増やしても、Ⅳ・Ⅴ・Ⅵの失点は残る | ポラリス1の12題か、手持ちの標準長文1冊 |
英検準1級パス単、速読英単語上級編、鉄壁を2冊目にする | Ⅳ・Ⅴで問われたのは熟語の言い換えと、語の定義・品詞・用例 | 手持ちの単語帳の1〜1500と、近大のⅤ40問 |
Next Stage、Vintage、スクランブルを重ねて買う | 総合問題集どうしで範囲が重なり、2冊目を始める間は誤った章へ戻る時間が減る | 手持ち1冊の弱点300問 |
整序850を全問解く | 850題を1題3分で解くだけでも42時間30分かかる | 近大のⅥ32題。残る人だけ80〜120題 |
TOEICのリスニング本や自由英作文の本 | 2026年A日程の英語に、聞き取りと英作文の問題は出ていない | 近大のⅠで会話の前後を読む |
Next Stage第29・30章の発音とアクセントを直前に仕上げる | 2026年A日程に、発音やアクセントだけを問う大問は出ていない | 単語の音声は覚えるときに聞く程度にする |
読めた英文まで毎回全文を和訳する | 誤読していない文まで訳すと、選択肢を本文に戻す練習と配分の練習が後になる | 誤読した文だけ、構造と意味を直す |
英文解釈教室と透視図の比較でも、共通テスト・MARCH・関関同立が中心ならどちらも要らないと判断しました。近大のA日程も全問マークなので、同じ判断です。関西大学も受けるなら、関西大の英語の大問別の記事で関大の練習を分けて足します。
迷った今日は、無料の1月25日を60分で解く
私なら、今日は大学が公開している2026年1月25日の英語を印刷し、60分で解きます。大問ごとに終わった時刻を書き、解答例の配点で採点して、失点の大きい2つを選びます。手持ちと先生で直せるなら、本は買わずにその2つから直します。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 大学の解答例(正解と配点)だけでは誤答の理由が分からず、手持ちの本と先生でも直せない人。1月25日と赤本の8日分で通し9回を組み、どの回も解説で直したい人。
- 確認すること
- 2026年度の1月24日・2月12日・2月13日は大学の無料公開と同じ日の問題で、大学のPDFにない1月24日のⅦは赤本で読めます。2月12日のⅦは赤本では英文と全訳が省かれていますが、大学の無料PDFで読めます。手持ちと先生で直せるなら買い足しません。
書籍の仕様を見る
- 税込定価
- 2,090円(2026年10月3日・教学社)
- 収録年度・日程
- 2024〜2026年度・A日程1日とB日程2日ずつ(計9日)
- 判型
- A5判
- 向く人
- 近大のⅡで、空所に要る品詞を決められずに落とす人。第0講「品詞」から第3講「基本5文型」までの4講を読んでから、近大のⅡ48空所へ進む人。
- 確認すること
- 表紙に「超基礎文法編」とある本で、同じシリーズの英語長文編とは別の本です。手持ちの文法書で品詞と文型を説明し直せる人は買い足しません。
紙の本の仕様を見る
- 向く人
- 近大のⅦで、根拠になる文の主語と動詞を取れずに落とす人。12題で文の構造を直し、段落ごとに何を述べたかを書けるようにしてからⅦへ戻る人。
- 確認すること
- 表紙に「改訂版」とある2026年7月発売の版です。本文が読めて選択肢で落とす人は買わず、近大のⅦで練習します。手持ちの標準長文1冊で同じ量をこなせる人も買い足しません。
書籍の仕様を見る
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![改訂版 大学入試問題集 関正生の英語長文ポラリス[1 標準レベル]の表紙](/api/media/file/english-reading-polaris-revised-edition-polaris-1-revised-a4207aff.webp)