要点
- 初見の通し演習を6回増やすなら、迷ったらZ会の実戦模試
- オリジナル模試はZ会6回、駿台5回。河合は既実施の全統模試5回。第3〜6問は本番で1回読み
- Z会の旧版を解いた人は未使用の回を先に数える。初回30分と復習30分なら6回で6時間、週1回なら6週間
初見の通し演習を6回増やすなら、迷ったらZ会の実戦模試を選びます。オリジナル模試はZ会が6回、駿台が5回で、税込定価はどちらも1,760円です。第3〜6問の1回読みを聞き逃すのが怖くても、最初の点数で本番を予想せず、30分の通し演習と聞き直しに使えます。

初見の通し演習を6回増やすならZ会。オリジナルが6回ある
3社の表記を同じ「初見9回」のようには数えません。過去問を解いた人には、その回は初見ではありません。河合の5回も、学校で該当する全統模試を受けた人には重なります。Z会の6回も、以前のZ会の版で解いた問題と一部重なります。
同じ定価の駿台よりZ会のオリジナル模試が1回多く、河合より165円高い計算です。河合の模試をまだ受けておらず定価を抑えたい人には河合も選択肢です。
初見の通し演習を6回増やすなら、Z会の2027年用実戦模試を選びます。 税込定価は1,760円(2026年9月26日のZ会表示)。購入先では表紙の「2027年用」と「英語リスニング」を見ます。
3社の音声は配信・ダウンロード対応。河合は通しと設問別を選べる
Z会の商品ページはダウンロードとストリーミングを案内しています。駿台の2027年版音声画面には0.8・1.0・1.2・1.5倍の速度表示と、書籍の認証コード欄があります。河合の2027年版音声ページには、6回の通し音声と設問別の計288ファイルがあります。
通し演習の日は、音声を等倍で1回分続けて流します。解き終えたら、間違えた大問だけをスクリプトを見ながら聞き直します。河合なら公開された設問別ファイルを選べます。Z会と駿台も音声を保存できますが、2027年版の再生期限は出版社の公開ページで特定できませんでした。河合の2027年版は2028年3月までの提供です。
Z会の旧版を解いた人は、重複した回を除いて数える
Z会は2027年用の商品ページに、過年度版と掲載問題が一部重なると明記しています。2027年版を解いた英語講師は、過年度版を毎年解いてきた立場では、リスニングで使えたのは2回分だけだったと書いています(2026年8月)。回ごとの対応表は示されていないため、この講師の回数を全員の未使用回数にはしません。
Z会の旧版を解いた人は、手元の本の未使用回を先に数えます。学校で使った全統模試を解き直すなら、河合の新しい本を買う前にその問題を使えます。過去問をまだ通していないなら、大学入試センターの2026年本試験の問題音声から始めると、追加費用はかかりません。
難易度の感じ方は人によって違います。2024年用のZ会を解いた受験生は、英語リスニングを難しいと感じたと書いています(2024年1月)。一方、直前期にZ会を使った人は、本番の難易度に近いと感じ、通しで解くことを勧めています(2023年1月)。私なら1回の点数を比べるより、どこで聞き逃したかを次回の練習に回します。
1回読みが不安なら、本試験から始めて6週間で通す
大学入試センターの2027年度受験案内の13ページでは、第1・2問は2回、第3〜6問は1回読みです。解答時間は30分。3社の本について「1回読みが何題」と数えるための無料紙面は見つかりませんでした。そこでまず2026年本試験の問題と音声を使い、今の失点を見ます。
第3〜6問で間違えた英文をスクリプトで読んで意味が取れるなら、次の通し演習では音を追う練習をします。英文を読んでも意味が取れないなら、先に語彙や文構造を補います。この手順で分かるのは間違えた箇所を聞き直す手掛かりまで。何点伸びるかや、予想模試が何回必要かまでは決まりません。
1回につき本番と同じ30分で解き、復習に30分を置くと1時間です。Z会のオリジナル6回は計6時間、週1回なら6週間。復習30分は計画用の仮定です。土曜に1回通し、日曜に第3〜6問の誤答をスクリプトと音声で直せば、聞き直しを省かず進められます。2021年の受験者も、直前にZ会を使い、一度解いた問題を音源に合わせて音読したと書いています。
リスニングの聞き取りそのものから学ぶ人には、講義型の2冊の比較があります。ほかの科目では、英語リーディングの河合・駿台・Z会の2027年版比較、数学の実戦模試比較、国語の予想問題集比較、日本史の予想問題集比較を読めます。
まず2026年本試験を30分で解き、第3〜6問の失点を見ます。初見の通し演習を6回増やすなら、表紙に「2027年用」と「英語リスニング」があるZ会を選びます。税込定価は1,760円(2026年9月26日のZ会表示)。
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