要点
- 迷ったらZ会。全統模試の再録ではないオリジナル5回をスマホで採点でき、税込定価は1,650円
- 全統模試の問題を解き直したいなら河合。全統模試5回を収録し、税込定価は1,595円
- 解いた後に要点をまとめて見直したいなら駿台。オリジナル5回に攻略のポイントと直前チェック総整理が付く
2027年の共通テストで「生物」を受けるなら、迷ったらZ会の予想問題集を1冊選びます。全統模試の問題を解き直したいなら河合、解いた後に要点をまとめて見直したいなら駿台を選びます。実験を読んでいるうちに60分が終わるのが怖いなら、Z会のオリジナル5回を時間内に解き、復習まで終えましょう。

迷ったらZ会。河合と駿台を選ぶ条件は?
全統模試の問題を解き直したいなら河合。解いた後に要点をまとめて見直したいなら駿台。迷ったらZ会。 3社とも2027年版の専門科目「生物」を刊行済みです。表紙が似た「生物基礎」は別科目で、河合の直前対策問題集は学校専用です。
Z会にはオリジナル模試5回と2024〜2026年度の本試験が入ります。スマホで採点し、学習診断サイトに登録した人の平均点や順位と比べられるのはオリジナル5回です。順位は全国の全受験生との比較ではなく、サイト登録者との比較です(Z会、2026年9月26日)。
購入先では表紙の「2027年用」「生物」を見ます。私なら迷ったらZ会を選びます。税込定価1,650円(Z会、2026年9月26日)で、全統模試の再録ではないオリジナル5回をスマホで採点できるからです。
模試部分はどれも5回。重なる相手と定価が違う
2027年版・1冊 | 河合 | 駿台 | Z会 |
|---|---|---|---|
模試部分 | 全統模試5回 | オリジナル5回 | オリジナル5回 |
併録の過去問 | 2026年本試1回 | 2026年本試・追試2回 | 2024〜2026年本試3回 |
税込定価 | 1,595円 | 1,760円 | 1,650円 |
模試部分1回あたり | 319円 | 352円 | 330円 |
模試部分1回あたりは、各社の税込定価を5で割った金額です(河合出版・駿台文庫・Z会、2026年9月26日)。2026年本試験は3冊すべてに入ります。すでに解いた人は、その1回を新しい演習に数えず、解説で復習します。
河合の5回は全統共通テスト高2模試、全統共通テスト模試、全統プレ共通テストからの収録で、一部科目には改作も含まれます。学校で受けた全統模試を手元に残しているなら、本の収録問題と見比べ、同じ問題だけを解き直します。初見の問題を増やしたい人も、重なる問題を先に見分けます。
表紙には「2027共通テスト総合問題集 生物」とあります。全統模試の問題を解き直したいなら河合を選びます。全統模試5回分を収録し、税込定価は3冊で最も低い1,595円です(河合出版、2026年9月26日)。
駿台とZ会はそれぞれオリジナル5回です。駿台は同社のほかの2027年版書籍と重複しないと説明し、Z会は過年度の自社シリーズと一部重複すると案内しています。前の年のZ会を解いた人は、5回すべてを新しい問題として予定に入れる前に、手元の本と見比べます。
解説は「量」より、復習するときに戻れる場所で選ぶ
マイベストは青本の解説の丁寧さを推しています。実際、駿台の2027年版には別冊解説に加えて「共通テスト攻略のポイント」と「直前チェック総整理」があります。駿台文庫の生物担当も、教科書の知識を使って実験条件や結果を考える問題を収録すると説明しています。
河合もシリーズ紹介で、誤りや注意点を詳しく解説すると案内しています。Z会は生物の商品ページで、解答に至る道筋を別冊72ページで説明するとしています。3社の商品ページでは2027年版の解説紙面を試し読みできず、実験考察1問に何ページ使うかは比べられません。 駿台を選ぶ理由は解説の厚さの順位ではなく、問題の後に独立した要点整理へ戻れることです。
表紙には「2027」「生物」とあります。解いた後に要点をまとめて見直したいなら駿台を選びます。オリジナル5回に2つの要点整理が付き、税込定価は1,760円です(駿台文庫、2026年9月26日)。
駿台を使う人は、公式訂正表を第3回の採点前に見ます。第5問問1(2)の正解番号と解説が訂正されています(2026年9月26日閲覧)。
5回を5週で終えるなら、週2時間を空ける
2027年1月17日の「生物」は60分です。1回を60分で解き、復習にも仮に60分を置くと、1回120分、5回で10時間。週1回なら5週です。復習60分は予定を立てるための枠なので、誤答が多い回はその週の別の日にも続きを置きます。
10月3日からの予定 | 取り組むこと | 所要時間の目安 |
|---|---|---|
毎週土曜、10月3日〜10月31日 | 通し問題を1回60分で解く | 週60分、5週で5時間 |
同じ週 | 誤答と時間切れを見直す | 仮に週60分、5週で5時間 |
復習では、間違いを知識不足/実験条件・結果の取り違え/時間切れに分けます。例えば実験の条件を読み違えた問題は、解説を読んだ後に問題文の条件と図表へ戻る。60分で止めた答案と、時間を延ばして解けた問題を分けると、知識不足と時間切れを混同しにくくなります。この分け方で分かるのは次に復習する場所で、3冊の難易度の順位ではありません。
1冊を終える前に2冊目を買うと、演習だけでもさらに5時間、同じ復習枠を置けば計10時間増えます。2026年版の河合『生物』を冬休みに進めた高1の家庭では、学校の宿題や英検の勉強もあり、終えられたのは1冊だったと保護者が記録しています(2026年2月)。二次試験や他科目もある高3なら、まず1冊の5回を復習まで終える予定にします。
2026年本試験を60分で解いて、最初の復習場所を決める
大学入試センターは2026年度本試験の「生物」を無料公開しています。別に並ぶ「生物基礎」ではなく、「生物」のPDFを開きます。32ページの問題で、第2問にはモータータンパク質を使った実験の条件と図があります。まず60分で解くと、実験の読み取りで止まるのか、知識を思い出せず止まるのかを分けられます。
2024年10月の知恵袋の相談では、教科書と基礎問題を進めた受験生が、共通テスト生物の過去問で半分に届かず困っていました。同じ相談に答えた前年の受験者も、文章量と選択肢に迷った経験を書いています。基礎問題が解ける人にも、60分で初見の実験を読む練習が要ります。
3社の全科目比較は、6〜7割なら河合、8割を超えるなら駿台と分けています。ただ、2027年版「生物」3冊を同じ条件で解いた得点の比較ではありません。別の受験生は、模試や過去問で良い回は約8割、難しい回は約5割だったと2025年1月に書いています。同じページには本番が普段より高かった人の声もあります。1回の点数だけで本を替えず、誤答の原因を見て次の回に進みます。
理科基礎との買い間違いにも気をつけます。専門科目「生物」の本は、表紙に大きく「生物」とあり、「生物基礎」とは書かれていません。実験考察を分野ごとに練習したい段階なら、生物の実験・考察問題集の選び方から始めます。ほかの科目の通し模試は、英語リーディング、数学、国語、日本史で比べています。
最初の一歩は、大学入試センターの2026年度本試験「生物」を60分で解くことです。時間内に解けなかった問題を分けてから、選んだ1冊の最初の回を予定表に入れます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 全統模試の再録ではないオリジナル5回を、スマホ採点と登録者平均点の比較も使って解きたい人。
- 確認すること
- 過年度のZ会版を持っている人は、重なる問題がないか手元の問題と見比べてから進める。
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- 判型・ページ数
- B5判・本体248ページ+別冊72ページ
- 向く人
- 手元の全統模試と収録問題を見比べ、重なる問題を解き直したい人。
- 確認すること
- 学校で受けた模試と収録問題が同じか見比べる。重なる問題は初見の問題として数えない。
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- 判型・ページ数
- B5判・272ページ
- 向く人
- オリジナル5回を解き、攻略のポイントと直前チェック総整理で生物の知識と考え方を復習したい人。
- 確認すること
- 第3回を採点する前に、出版社の訂正表にある第5問問1(2)の正解と解説の訂正を反映する。
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- 判型・ページ数
- B5判・356ページ
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