要点
- 90分で解き切れなかったなら、追加の初見演習が要る。迷ったらZ会の2027年用実戦模試
- オリジナル模試はZ会6回、駿台5回。河合は既実施の全統模試5回。Z会の6回は週1回で6週間
- 90分で解き切れて、第3問の選択肢の根拠も指せるなら、今ある過去問の復習が先。時間をかけても根拠を指せないなら専用本が先
2026年本試験を90分で解き切れなかったなら、迷ったらZ会の2027年用実戦模試を選びます。オリジナル模試はZ会が6回、駿台が5回、河合は既実施の全統模試が5回です。Z会は難しすぎて点が取れないのではと不安なら、1回の点で本番を予想せず、90分で解き切る練習に使います。

1冊目はZ会。オリジナル模試が6回ある
Z会の合計は9回ですが、新しく足せる初見の演習として数えるのは、オリジナル模試6回です。過去問3回は大学入試センターの問題と重なります。
河合の5回は、2024年度の全統共通テスト高2模試と、2025年度の全統共通テスト模試3回・全統プレ共通テストです(Amazonの商品ページの収録表)。2025年度にこれらの模試を受けた浪人生は、解いた回が重なります。今の高3が学年どおりに受けた模試なら、これらとは年度が違います。
Z会は、以前の年度の実戦模試と問題の一部が重なると商品ページに書いています。以前の版を持っているなら、まだ解いていない回を先に使います。
これから1冊目を買うなら、駿台と同じ定価でオリジナル模試が1回多いZ会を選びます。定価は1,760円(税込、2026年9月25日のZ会表示)。購入先では表紙の「2027年用」と「国語」を見ます。
第3問を含む90分の通し演習は、Z会のオリジナル6回が最も多い
Z会は2027年用国語の商品ページで、オリジナル模試6回と、現在の90分・5題の形式を案内しています。第3問だけ切り離さず、評論・小説の後に資料を読む時間も含めて練習できます。
駿台も2026年の第3問を踏まえた作問を説明しています。Z会は、第3問も文章と図を組み合わせた問題にしたと商品説明で案内しています。
Z会の国語は難しいという声があるが、1冊目はZ会
2024年12月の知恵袋では、過去問の平均が135点ほどの受験生に、難しい順はZ会、駿台、河合なので河合を選ぶという回答がありました。2025年11月の質問でも、8割以上を狙う受験生がZ会は難しすぎるという声を聞いて迷っています。
Z会の6回を全部解いた受験生は、6割が3回、7割が2回、8割が1回でした(2025年11月、使用版の記載なし)。ふだんの模試は7割後半、過去問は7割後半から8割だったそうです。一方、2025年10月の知恵袋には、Z会は少し難しめと言われるが本番と大きくは変わらないという回答もあります。古文・漢文の難しさは、声によって言うことが違います。
私ならZ会の点で本番の点を予想しません。オリジナル6回を、90分で解き切る練習と誤答を直す機会に使います。
Z会の商品ページによると、オリジナル模試はマークシートをスマホで撮ると自動採点されます。商品説明では、大問別・小問別でも学習診断サイト登録者の平均点と比べられます(2027年5月30日まで)。古文・漢文で得点が低かった回は、同じ大問の平均点との差と解説を見て、誤答の原因を探します。
6回は週1回で6週間、復習まで13時間30分
1回を本番と同じ90分で解き、復習に45分を割くと仮定します。Z会のオリジナル模試6回は、解く時間9時間と復習4時間30分で、合計13時間30分。土曜に1回解き、日曜に誤答と時間切れの大問を見直せば、週1回で6週間です。
2026年10月3日の土曜に始めると、6回目は11月7日、その復習は11月8日です。国語の本番の2027年1月16日まで、約10週残ります。6回を終えたら、11月14日から毎週土曜に2025年の本試験・追試験と2026年の追試験を1回ずつ解き、翌日に誤答を直します。
復習45分は計画用の仮定で、古文の語彙や漢文の句形を学び直す時間は別に取ります。
河合と駿台の国語問題集を使った浪人生は、点が下がるのは古文・漢文で大きく間違えたときだと書いています(2025年5月)。模試や問題集を解くたびに、解答と古文・漢文の全文訳を読む復習を勧めています。解いた回数だけを増やさず、間違えた大問を翌日に直す予定まで入れます。
先に2026年本試験を90分で解き、追加の初見演習が要るかを決める
大学入試センターの2026年本試験の国語を、先に90分で解きます。90分で解き切れなかったなら、追加の初見演習が要ります。第4問・第5問で単語や句形が分からなかったなら、次の1回までにその知識を補います。古文単語は古文単語315・330・新ゴロゴの比較、漢文の句形は漢文早覚え速答法とヤマのヤマの比較で1冊を選べます。
第3問で資料を読む順に迷うなら、まず未使用の1題を時間を計らずに解きます。時間をかけても選択肢の根拠を資料の中で指せないなら、第3問の専用本を比べた記事の1冊を先に使います。根拠を指せるのに90分では第3問まで手が回らないなら、予想問題集の通し演習へ進みます。
2024年の入試で阪大文学部に合格した人は、共通テスト国語の演習は過去問だけで十分だと書いています(2024年4月)。この人が解いたのは、2010〜2019年のセンター試験の過去問でした。今の第3問は2025年から加わった大問です。今の90分・5題の形式の過去問は、大学入試センターが公開する2025年の本試験・追試験と2026年の本試験・追試験の計4回です。
90分で解き切れて、第3問の選択肢の根拠も指せるなら、今ある過去問の復習が先です。買い足さないなら、2025年の本試験・追試験と2026年の追試験も90分で解き、第3問・古文・漢文の誤答を直します。
90分で解き切れず追加の初見演習が要るなら、迷ったらZ会の2027年用実戦模試を選びます。表紙の「2027年用」と「国語」を見て、オリジナル6回を週1回で進めます。
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