要点
- まず手に入る範囲で2026年度を解き、大きい失点原因を2つ選ぶ。120分の通しは本文がそろう別年度で測る
- 50字の説明で要素を落とすなら記述式トレーニングの巻頭と問題1・5。30語に主張が残らないなら手持ちと実問で6答案
- 能力3つの説明がそろわないなら、基本文が書ける人はPlusの理由・例示と短い13問から100語6答案へ進む。グラフの増減・比較が書けないなら対比・図表の範囲と九大3資料。手持ちと先生の添削で直せるなら購入0冊

最近の年度別問題が手元にないなら、理系は2027年版赤本
九州大学(理系-前期日程)(2027年版大学赤本シリーズ)
2027年度の九大前期を受けるなら、まず手に入る範囲で2026年度を解き、失点の大きい2つだけを本の該当章で直します。今年の本文は526・501・395語で、読めた内容を日本語の説明や短い英語答案にまとめる力が要ります。難しい解釈書を終えていない不安があっても、手持ちと先生の添削で直せるなら購入0冊で進めます。

2026年度は120分・5大問で、説明と3種類の英語答案を書く
扱うのは一般選抜・前期日程の全学部共通英語です。読解3題と英作文2題を120分で解きます。本文は約400〜500語台ですが、50字以内の日本語説明、約30語の英語要約、約100語の意見文、約80語の図の要約まで書き切る必要があります。
大問 | 2026年度のテーマ・分量・形式 | 大問の公式配点 |
|---|---|---|
〔1〕 | 視覚と知能。526語。和訳、50字以内の日本語説明、指示内容の抜き出し、選択など | 40点 |
〔2〕 | イルカの意思疎通。501語。和訳、2種類の音の働きの説明、言い換え・内容選択など | 45点 |
〔3〕 | 集団と記憶。395語。和訳2問、語句補充、主張を約30語で英語要約 | 45点 |
〔4〕 | よい教師に必要な能力3つと、それぞれの必要性を約100語・1段落で説明 | 40点 |
〔5〕 | 大学職員の通勤手段が2004年と2024年でどう変わったか、図から約80語で要約 | 30点 |
大問配点は大学の公式問題にあります。40+45+45+40+30=200点で、読解130点・英作文70点です。学部ごとの英語の配点や換算は募集要項で違います。
本文語数は河合塾の2026年度分析の数え方です。Z会は本文合計を約1,430語、代ゼミは1,450語弱としています。各社の値を混ぜず、ここでは526・501・395語を使います。
和訳は前年の1問から4問に増えました。難度の前年比も、河合塾はやや難化、駿台は昨年並、代ゼミは難化、Z会は変化なしと分かれています。難度の呼び名より、自分が読めなかった文と書けなかった答案を分けます。
〔1〕問1の1つの空所は、大学の判断で全員正解になりました。この空所の誤答を構文力の診断には使いません。
赤本にも2026年度〔2〕の本文が欠ける。120分は別年度で測る
2026年度は手に入る範囲で解き、120分の通しは本文がそろう2025年度などで測ります。 九大の公式PDFは、読解3題の本文と〔5〕のグラフ原図を公開していません。設問を読めることと、全問を初見で解けることを分けます。
〔4〕の設問は公式PDFで読めるので、能力3つを説明する約100語の答案は、本を買う前に書けます。
2027年版の年度別赤本は、文系・理系とも2022〜2026年度の5年分です。ただし教学社は、両方で2026年度〔2〕の英文と全訳を省略すると告知しています。赤本だけで今年を完全な120分演習にする計画は立てません。
最近の年度別問題が手元にないなら、2027年版赤本を1冊選びます。文系・理系は英語以外の受験科目に合わせます。両方買っても今年の〔2〕の欠けは埋まりません。学校で本文と解説がそろうなら、その教材を使います。
文系で最近の年度別問題が手元にないなら、表紙に「文系-前期日程」「2027」とある赤本を選びます。税込定価は文系・理系とも2,640円です(教学社の文系版・理系版、2026年10月2日)。
理系で最近の年度別問題が手元にないなら、表紙に「理系-前期日程」「2027」とある1冊を選びます。
『九大の英語15カ年[第9版]』は2010〜2024年度で、2012・2014年度の第5問を収録しません。年度別赤本とは2022〜2024年度の3年が重なります。15+5−3=17年度ですが、欠ける大問があるため17年度全部を完全セットとは数えません。
今年と最近の年度別演習が目的なら赤本が先です。15カ年を持つ人は、第1章の読解から説明を、第2章の英作文から足りない形式を選びます。詳しい収録と使い分けは、九大英語15カ年と赤本2027年版の比較で比べています。
大きい失点2つから、この章をこの量だけ選ぶ
失点を「一文の構造」「日本語説明の要素落ち」「30語要約」「100語の条件」「グラフの増減・比較」に分けます。空欄と時間超過も残し、大きい2つだけを次の表から選びます。九大英語は、難しい構文の本を何冊も積めば解ける試験ではありません。
章・問題番号・ページは出版社の公式目次や見本によります。量と九大への戻り方はKaupediaの練習案です。目次に九大とあっても、今年と同じ型が載っている証拠にはしません。
大問・止まった所 | この本のこの章を、この量だけ | 終わったら九大のどこへ戻るか | やめること |
|---|---|---|---|
〔1〕50字の説明で要素を落とすなら | 記述式トレーニングの巻頭の採点・復習法と問題1・5の2長文。必要なら3・4も加え4長文。手持ちの長文500改訂版なら問題7の解説50〜51ページ。その後、九大の説明6〜10設問 | 今年の問3。指定段落から何がどうなるかを拾い、50字以内で白紙から書く。別年度の説明でも必要な要素を選ぶ | 解答例を写して、説明を書けたことにする |
〔2〕長い主語・並列で誤訳するなら | 標準構造から崩れるなら手持ちの基礎解釈20〜30題。標準ができて並列だけ残るなら透視図13〜16の4テーマ。音の働きの説明は手持ち・九大でまず6答案 | 今年の和訳で主語の終わり・主節の動詞・並列する2つを示す。問2では2種類の音の働きを別々に書く | 構造の本と説明の本を無条件に両方全周する |
〔3〕30語に主張が残らないなら | 手持ちの要約問題と九大2025〔1〕・2026〔3〕、既習長文で約30語を6答案。無印自由英作文編やZ会トレーニングは要約を扱う範囲を使う | 今年の問4。主張・現象・原因が残ったかを見る。2025〔1〕の部分説明とは答える範囲を分ける | 自分の意見を足す。東大の日本語要約本を必修にする |
〔4〕能力3つの説明がそろわないなら | 基本文が書ける人は、PlusのCh.1理由2ページ・例示34ページ、Ch.2の13問、Ch.3構成法80ページから。その後、能力3つを説明する約100語を6答案 | 今年の〔4〕。3つが別の能力か、それぞれ必要性を説明したか、1段落かを点検する | 賛成・反対と理由2つの型をそのまま使う |
〔5〕グラフの増減・比較が書けないなら | PlusのCh.1対比26ページとCh.3の図表を扱う範囲。九大2022・2023・2026の3資料で初回答案と再答案 | 今年の〔5〕を約80語で要約。年・数値・比較・過去時制を直す。2023は元の説明・考察と文数の条件を守る | 今年の答案へ求められていない原因や意見を足す |
〔1〕〔2〕の説明は、短くする前に必要な要素を拾う
50字の説明で要素を落とすなら、記述式トレーニングの2長文
本文が読めても、50字に何を入れるか決まらないなら『英語長文プラス 記述式トレーニング問題集』を使います。巻頭の採点・復習法を読み、問題1・5の2長文から始めます。旺文社の公式目次では、どちらも九州大学の問題です。
答案を書いた後は、教材の基準で足りない要素に印を付けます。次に根拠の段落へ戻り、翌日は白紙から書き直します。この採点基準は教材の著者が定めたもので、九大の公式採点基準ではありません。
2長文で直せたら九大へ戻ります。説明の漏れが残る人だけ、問題3北海道大学・4東北大学も加え、計4長文にします。巻末の和訳・説明問題の解き方も使えます。掲載年度と個々の設問の字数は目次から分からないので、50字の仕上げは今年の問3で行います。
記述式トレーニングの税込定価は1,430円です(旺文社、2026年10月2日)。手持ちに『やっておきたい英語長文500 改訂版』があるなら、先に問題7の説明の作り方を使います。公式見本の解答解説50〜51ページでは、指示内容と複数の理由を集めて日本語にまとめる説明が読めます。
長文500は400〜600語の20題です。一文は読めるが段落の根拠を忘れる人は、まず6題を解き、段落の役割と説明の根拠を残します。問題7の原問題の指定字数は見本外なので、今年の50字と同じ型とはせず、説明を作る手順を借ります。
〔1〕問3は、指定された第5段落の内容を50字以内にします。比喩の言葉を直訳するだけでなく、何について、どんな仕組みを説明しているかを具体的に書きます。段落の外の一般知識で字数を埋めず、根拠を残して短くします。
長い主語・並列で誤訳するなら、構造と音の説明を分ける
〔2〕の和訳は、長い主語の終わりと主節の動詞を見つけ、並列する2つの働きを残します。主語の節の中にある動詞を主節の動詞と取り違えたら、文全体の意味が変わります。構文名を言えたところで終えず、誰が何をするのかを訳へ戻します。
標準の文でも主語・述語が崩れるなら、手持ちの基礎解釈から該当20〜30題を選びます。『基礎英文解釈の技術100』を使う場合も、細かな技術番号は指定しません。無印の『英文解釈の技術100』とは別の本です。入口から必要な人は英文解釈の最初の1冊で段階を選べます。
標準ができて並列だけ残るなら、『英文読解の透視図』のテーマ13〜16、本53〜62ページの4テーマを使います。〔3〕の反実仮想だけで誤る人はテーマ31〜34、本137〜149ページから必要な部分へ戻れます。番号は公式目次によります。本文の同型性を保証する指定ではなく、秋の復習として必要な項目を選ぶ案です。
英文解釈教室と透視図の比較でも、読み方を体系から学ぶ時間と、残った誤読を補う時間を分けています。今から全訳を積む前に、今年の誤訳1文を解説なしで直せるかを見ます。
〔2〕問2の説明は、2種類の音を別々に扱います。呼び名の和訳だけで終えず、それぞれ何を識別し、どんな情報を伝えるかを書きます。後者は複数段落から根拠を集めます。〔1〕の1段落を短くする作業とは違うので、こちらもまず6答案で練習します。
〔3〕の30語は、主張・現象・原因を残す
30語に主張が残らないなら、手持ちと九大実問で6答案を書きます。 求められているのは筆者の主張の要約です。自分の学校生活の話や賛否を足す短い意見文として書くと、本文の趣旨が抜けます。
書く前に、主張、起きる現象、その原因を日本語で3行にします。次に、実験の細部や固有例を削り、約30語の1〜2文にまとめます。削った後も、何がなぜ起きるかのつながりを保ちます。この3行は答案を作るためのKaupediaの整理法です。
2026年度〔3〕の要約と、既に読んだ長文の要約で3答案、2025年度〔1〕と既習文の部分説明で3答案を一例にします。2025年度は本文中の人の学習方法の説明です。全体要約と部分説明を、同じ30語だからという理由で混ぜません。九大以外の本文に30語の条件を付ける分は追加練習として数えます。
手持ちの無印『自由英作文編』なら要約を扱う範囲を、Z会『[自由英作文編]英作文のトレーニング 改訂版』なら要約問題を使えます。両書の要約の章・問題番号は今回の公式資料から分からないため、番号を指定して買い足す順にはしません。先生に主張と原因の不足を見てもらえる人は、その6答案で進めます。
無印とPlusの違いやZ会の自由英作文2冊の比較は、足りない練習で選ぶための記事です。30語だけが不足する人に、図表も含むPlusや東大の日本語要約本を一律に買い足す判断はしません。
〔4〕の100語は、能力3つと必要性を1段落に収める
能力3つの説明がそろわないなら、基本文が書ける人はPlusを使います。 Ch.1の理由はSection01の2ページ、例示は09の34ページです。Ch.2の13問、52〜76ページで短い意見を書き、Ch.3の80ページから段落の構成法へ進みます。
Plusの公式見本92〜93ページは、広告への賛否を扱い、理由・例・譲歩を組み立てる解説です。長文500問題7は本文の根拠を集めて説明する解説でした。使う場面は、本文から答えを選ぶ〔1〕〔2〕と、自分で必要性を考える〔4〕で分かれます。
ただし、〔4〕に賛成・反対と理由2つの型をそのまま当てると、能力3つの条件が抜けます。能力を3つ選び、それぞれ何に役立つかを先にメモします。同じ能力を名前だけ変えて3つにせず、3つとも必要性を説明して1段落にします。
その後は、能力3つを説明する約100語を6答案書きます。今年の実問と、能力の組み合わせを変える追加練習で数えます。追加分はKaupediaの練習案で、Plusに同条件の6問が載るという意味ではありません。添削後に直し、日を空けて白紙から書きます。
九大法学部の合格者は、作文の文法ミスを添削後にノートへ残したと話しています。私なら、数・時制・冠詞・語法の誤りを分類し、次の答案で繰り返した箇所から直します。基本文が崩れる人は、和文英訳の基本書の比較を参考に、手持ちの失敗項目10〜20ポイントを先に使います。
能力3つの説明がそろわないなら、基本文が書ける人は表紙に「PLUS」とある自由英作文編を選びます。税込定価は1,650円です(桐原書店、2026年10月2日)。年度別赤本1冊と合わせる本代は4,290円で、送料・手数料は別です。これから自由英作文の本を選ぶ人は最初の1冊の選び方も使えます。
〔5〕の80語は、年・数値・増減・比較を正しく書く
グラフの増減・比較が書けないなら、PlusのCh.1対比とCh.3の図表を扱う範囲を使います。 対比はSection07の26ページです。図表の個別問題番号と開始ページは公開目次から分からないので、番号を作って指定せず、手持ちで増減・割合・差・倍数の表現を補います。
九大2022・2023・2026年度の3資料を選び、初回答案と再答案を作ります。原図と設問が読める資料で行い、2023年度の説明・考察や文数の指定は元のまま守ります。今年の約80語の要約へ、考察付きの年の答え方をそのまま移しません。
今年は、大学職員の通勤手段の変化をまとめます。対象、2004年と2024年、各手段の割合、大きい増減、小さな変化を先に拾います。過去の2時点なので、時制も過去にそろえます。原因の推測や交通政策への意見は求められていないため、足しません。
大学の訂正版解答例から読める値は、車67%から36%、自転車9%から26%、鉄道8%から7%です。原図から読み取った値として示しているのではありません。たとえば車の差は67−36=31パーセントポイントです。31%減と書くと、元の割合に対する減少率と混ざります。
自転車は26÷9≒2.89で、約2.9倍です。鉄道は1ポイントの減少です。3種類の合計は各年100%にならないため、これだけが全通勤手段だとは書きません。原図を推測して描き直すこともせず、数値と比較表現の練習にとどめます。
10月からの道筋は、文の構造・空欄・時間で選ぶ
本文がそろう初見2年度で、主語・述語を説明できるか、作文が空欄か、必要な要素があるかを見ます。4割・6割は道筋を選ぶ目安で、大学の合格点ではありません。大問配点は公式の値、小問の自己採点は過去問集の仮配点か同じ先生の評価を使います。
A:時間を足しても標準文を読めないなら、基本文へ戻る
時間を足しても主語・述語が崩れ、短い作文にも文法の誤りが多い人はこちらです。参考4割未満なら、まずこの状態に当てはまるかを見ます。10〜11月は手持ち解釈30題と和文英訳編などの失敗20ポイントを中心にし、週1回は九大の短い和訳か作文へ戻ります。
12月から共通テスト前は、短い訳と基本文を維持しながら共通テストの不足を優先します。30語と図表も1つずつ試します。共通テスト後は残った条件を直し、秋からの全期間で完全な初見4セットを一例にします。能力3つの100語が書けないなら、次のBの作文練習を加えます。
初見4セットを含め、約56時間を見込みます。最初の診断、100語の独立した補強、普段の語彙学習は別に取ります。
B:読めるが説明を落とすなら、失点2つを直す
文は読めるのに説明の要素を落とす、作文が時間内に終わらない人はこちらです。参考4〜6割を目安に、10〜11月は日本語説明と30語、または能力3つとグラフなど、2つを選びます。12月以降は2週に1回程度の120分演習と再答案を入れ、共通テスト直前は量を減らします。
日本語説明と30語を選ぶなら、初見6セットを含め約33時間を見込みます。能力3つとグラフを選ぶなら、基本文が書ける人は約42時間です。どちらもKaupediaの試算で、2例を合算しません。
共通テスト後まで含めて初見6セットを確保し、未解決の30語・能力3つ・図表の条件を個別に見ます。通しで使った答案を個別練習にも数える分は、初回答案の時間を二重に足さず、返却後の直しと再答案を残します。
C:120分で全問を書けるなら、再発する2つを補う
時間内に全問へ答案があり、必要な要素も参考6割以上で複数年度安定する人はこちらです。基礎書を新しく全周せず、30語の主張漏れ、能力の重複、図表の数字など、再発する2つへ各6〜10時間を取ります。
12月以降は形式の違う実問と添削を使い、2023年度の文数指定や2025年度のプラン選択も残します。秋から全期間の初見8セットを含め、計44〜52時間を見込みます。未見の問題が足りなければ回数を減らし、答えを覚えた年度は解き直しとして数えます。
試算には、解答・直し・白紙からの再答案を入れる
2027年度の大学選抜概要は、前期英語120分、前期個別学力検査を2月25〜27日予定としています。10月2日から2月24日は両端を含め146日、約21週です。英語の最終実施日と時刻は、12月中旬予定の一般選抜募集要項で決まる内容です。
下の時間はKaupediaが計画のために置いた仮の値です。英語学習全体の時間や、教材を身につける実測時間ではありません。最初の3題で自分の時間へ置き換え、学校の授業・未習文法・語彙の日課・添削待ちは別に取ります。
選ぶ練習 | 解答・直し・再答案の前提 | 合計の試算 |
|---|---|---|
基礎解釈30題 | 1題につき初訳10分+解説と修正20分+再訳10分 | 20時間 |
長文500の6長文 | 1題につき解答25分+論旨と根拠の直し30分+再読10分 | 6時間30分 |
記述式トレーニング4長文 | 1題につき解答25分+要素の点検35分+失敗設問の再答案20分 | 5時間20分 |
九大の説明6〜10設問 | 1設問につき初答8分+根拠と答案の比較12分+再答5分。本文の初読は別 | 2時間30分〜4時間10分 |
基本英作文20ポイント | 1ポイントにつき例題と復習20分+解説10分+白紙直し10分 | 13時間20分 |
Plusの必要表現・構成法の初回参照 | 理由・例示・対比と必要箇所に2時間を仮置き。100語と図表で共用 | 2時間 |
PlusのCh.2の13問 | 1問につき構想と初答10分+解説15分+再答10分 | 7時間35分 |
30語の6答案 | 1答案につき根拠と構想5分+初答8分+直し15分+再答10分。本文は既習 | 3時間48分 |
能力3つの100語6答案 | 1答案につき構想と初答22分+添削後の直し20分+再答15分 | 5時間42分 |
グラフの3資料 | 1資料につき初答20分+数値と表現の直し25分+再答15分 | 3時間 |
完全な初見1セット | 本番120分+解説と直し90分+失敗設問の再答30分 | 4時間 |
道筋ごとの合計も、上の単位で計算したKaupediaの試算です。
道筋 | 選んだ補強と初見演習の内訳 | 合計の試算 |
|---|---|---|
A:基本文へ戻る | 基礎解釈20時間+基本英作文13時間20分+30語3時間48分+図表3時間+初見4セット16時間 | 56時間8分 |
B:日本語説明と30語 | 記述式トレーニング4長文5時間20分+30語6答案3時間48分+初見6セット24時間 | 33時間8分 |
B:基本文が書けて、能力3つとグラフを補う | Plus参照2時間+短い13問7時間35分+100語6答案5時間42分+図表3時間+初見6セット24時間 | 42時間17分 |
C:再発する2つを補う | 補強12〜20時間+初見8セット32時間 | 44〜52時間 |
基礎解釈の初訳10分は、合格者講師の公開目安を参考にしました。修正20分・再訳10分はKaupediaの仮定です。記述式トレーニングで説明を直せた人に、長文500の6題も必修として足す計算にはしません。
初見6〜8セットは、年度別赤本1冊だけで数を満たせません。たとえば2025年度を診断、2022・2023年度の図表を補強へ使うと、5年度のうち丸ごと未見で省略告知のない年度は2024年度の1セットです。15カ年の未見年度、学校の教材や未受験模試を先に用意します。古い年度は作文の形式が違うため、最近の完全なセットも通し用に残します。
時間配分は、〔3〕28分・〔4〕22分を一例に試す
次の右列は、2026年度の条件に合わせたKaupediaの練習配分案です。大学や予備校が指定した配分ではありません。左列は日本英語塾が公開する一般的な例で、今年の各大問を実測したものとは分けます。
大問 | 日本英語塾の公開例 | Kaupediaの2026型の練習案 |
|---|---|---|
〔1〕 | 25分 | 23分 |
〔2〕 | 25分 | 24分 |
〔3〕 | 25分 | 28分 |
〔4〕 | 20分 | 22分 |
〔5〕 | 20分 | 18分 |
全体の見直し | 5分 | 5分 |
合計 | 120分 | 120分 |
〔3〕の28分には、30語要約の約8分を含めます。〔4〕は能力3つの構想3分、本文15分、条件と文法4分です。〔5〕は図を読む3分、本文12分、数値と時制3分に仮置きします。要約で長考して作文が白紙になるなら、残りに印を付けて次へ進む練習をします。
今年の本文がそろうまでは、別年度で読解3題に何分かかり、作文2題に何分残せたかを測ります。2027年度も同じ形式とは限らず、2025年度は短い英答が〔1〕にあり、〔5〕も意見・説明型でした。今年の形式を練習した後は、こうした別の答え方も残します。
秋の時間は、全冊の読了より九大の答案を直す練習へ
次の本が悪いから外すのではありません。10月から試験日までの時間で、今年の失点を直すには遠回りになるからです。併願の対策や既に使った本の復習は、自分の必要な箇所で続けます。
今から一律に足さない本・計画 | 遠回りになる理由 | 必要なときに使う所 |
|---|---|---|
長文1000改訂版を全冊 | 900〜1,600語を読む量だけ増やしても、50字・30語・能力3つの答案の漏れが残る | 500語台で安定し、600〜700語台の別年度で崩れる人は長文700など3〜5題。1,000語超の併願は別 |
英文解釈教室を10月から全訳 | 体系から読み方を学ぶ間に、説明・作文・120分演習の直しが後ろへずれる | 既に学んだ章で誤訳を直す |
透視図・ポレポレ・技術100を重ねる | 精読の役割が重なり、必要な英語答案を書く時間が減る | 手持ちで直せない構造を1冊の必要項目で補う |
最難関の和文英訳集を〔5〕の主教材にする | 2021〜2026年度に独立した和文英訳大問はなく、今年は図のデータ要約 | 基本文法で崩れる人は通常の和文英訳編10〜20ポイント |
例文集を何冊も暗記する | 覚えた文の数を増やしても、能力3つを選ぶことや本文の主張要約は別に練習が要る | 手持ち1冊の表現を自分の答案で使い換える |
難しい単語帳へ一律に乗り換える | 時間不足・要素の漏れ・作文条件の抜けは、難語だけで直らない | 根拠を読むのに必要だった語を手持ちと本文で復習 |
東大の日本語要約本を30語の必修にする | 要旨をつかんだ後、英語で短く正しく書く練習が残る | 持っていれば読解の補助。九大の英語答案が先 |
IELTSの図表対策を全部やる | 別試験の全課題まで広げるより、今年の約80語の増減・比較と数値を直すのが先 | 手持ちの表現参照と九大3資料 |
文系と理系の赤本を両方買う | 英語の年度が重なり、両方とも2026年度〔2〕の本文が省略される | 英語以外の受験科目に合う1冊 |
前期の英語に聴解はありません。共通テストのリスニング対策は別に続けます。
歯学部の合格者は、読む速さを意識しすぎて単語を拾うだけになり、時間を外して易しい文へ戻った経験を話しています。読む量を増やす前に意味を説明できるかを見る、という順は今年の短い本文でも使えます。速く読めたかだけで終えず、何を書き落としたかまで答案を見ます。
迷ったら、手に入る範囲の2026年度で4つの答案条件を見る
50字の説明に必要な要素があるか、30語に主張が残るか、100語で能力3つの必要性を説明したか、80語で図の変化を正しく要約したかを見ます。手持ちの学校問題と先生の添削で直せるなら、本を増やす費用は0円です。
まず手に入る範囲の2026年度に答案を書き、書けなかった条件から大きい2つを選びます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 九大前期の最近の問題と解説をそろえ、2025年度などで120分を測りたい文系受験生。
- 確認すること
- 2022〜2026年度の5年分。2026年度第2問の英文・全訳は省略。理系版も同じ省略があり、英語のために両方買いません。学校の教材で足りるなら購入不要です。
書籍の仕様を見る
- 英語の収録
- 2022〜2026年度の前期日程・5年度
- 体裁
- A5判・問題編別冊
- 向く人
- 九大前期の最近の問題と解説をそろえ、2025年度などで120分を測りたい理系受験生。
- 確認すること
- 2022〜2026年度の5年分。2026年度第2問の英文・全訳は省略。文系版も同じ省略があり、英語のために両方買いません。学校の教材で足りるなら買いません。
書籍の仕様を見る
- 収録年度
- 2022〜2026年度の前期日程・5年度
- 英語の省略
- 2026年度第2問の英文・全訳
- 向く人
- 理由と例をつなぐ短い意見から練習したい人。グラフの増減・比較が書けないなら、同じ本の対比と図表を扱う範囲も使う。
- 確認すること
- 今年の能力3つ・約100語・1段落は九大実問で練習します。公開見本は賛否型で、今年と同型ではありません。図表の個別問題番号は指定しません。30語要約だけなら手持ちと実問が先です。
書籍の仕様を見る
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