要点
- まず完全な2026年度を120分で解き、失点原因の大きい2つだけを直す。難しい解釈書を何冊も終えるより、自分の説明答案と画像描写を直す
- 方法・利点が抜けるなら一橋20カ年第1章を中心に説明10問。理由説明がまとまらないなら、そのうち理由5問。画像の内容を選べないならすぐ書ける初版の第4章から画像6〜8答案
- 今年の問題と解説がないなら年度別赤本2027年版。ただし2026年度の画像の掲載は書店で見る。20カ年第10版は2025年度まで。学校の問題と先生の添削で直せるなら買わない
一橋大の英語は、難しい構文の本を積み上げるより、説明答案と画像描写の不足から直します。2026年度は120分で733語・777語の読解を解き、100字・80字以内の日本語説明と70〜100語の画像描写を書きます。有名な本を終えていない不安があっても、まず完全な2026年度を120分で解き、失点原因の大きい2つだけを選びます。

2026年度は読解2題と画像描写。短くなった英作文にも時間を使う
一橋大前期の二次英語は、2025年度からリスニングが廃止されました。2026年度も120分・3大問です。共通テストのリスニング対策は別に続けます。
大問 | テーマ・分量 | 2026年度に変わった所 |
|---|---|---|
Ⅰ | SNSで広まった葉野菜の食べ方を、栄養・健康・心理面から考える733語の読解 | 和訳が2題から1題へ。方法と複数の利点を100字以内で説明し、空欄選択も解く |
Ⅱ | 技術の高速化と時間への不満、読書を中断したくなることを考える777語の読解 | 前年の選択だけの形から、全文を踏まえて理由を80字以内で説明する記述が入った。整序は3題から1題へ |
Ⅲ | 3つの画像から1つを選び、内容と意味を70〜100語で描写 | 2022・2023年度以来の画像描写。2021〜2025年度の100〜140語から指定語数が減った |
語数は河合塾の2026年度講評の数え方です。同じ基準の前年768+728=1,496語に対し、今年は733+777=1,510語で14語増えました。読解量はほぼ同じで、減ったのは主に和訳・整序・英作文などの作業量です。
英作文の難度は、河合塾が標準、駿台が難、代ゼミがやや難と評価しています。語数が減っても、画像から書く内容を選ぶ時間と、英文を点検する時間は残ります。私なら、浮いた時間を説明の抜けと描写の直しへ回します。
2027年度も同じ形式とは限らないため、今年を直した後は質問型と状況メッセージ型も各1題書きます。学部ごとの英語の配点は募集要項で違います。大問・小問の公式配点を前提にした自己採点はせず、答案の抜けと繰り返す誤りを残します。
今年の問題と解説がないなら、年度別赤本2027年版から
大学の公式問題PDFでは、長文本文と3つの画像が著作権のため非公開です。無料PDFだけでは今年を通して解けません。学校で完全な問題と解説を用意できるなら、まずそれを使います。
過去問集 | 出版社が示す収録範囲 | 使う場面 |
|---|---|---|
一橋大学(前期日程)2027年版・年度別赤本 | 英語は2022〜2026年度の5年 | 今年の問題と解説がないなら。120分の診断と近年の演習の入口 |
一橋大の英語20カ年[第10版] | 2006〜2025年度。第1章読解・第2章英作文・第3章文法語法 | 今年の問題はあり、説明・和訳・描写を選んで直す問題が足りない人 |
2027一橋大学(前期)・青本 | 過去3年。英語長文に全訳 | 既に持っている人は使う。年別の一覧は今回の出版社ページでは分からなかった |
赤本・青本に2026年度の画像がどう載っているかは確かめていません。書店で、その年度の英作文の画像を読めるか見てから選びます。20カ年第10版には2026年度が入らないので、今年の診断をこの1冊だけで済ませません。
今年の問題と解説がないなら、購入先では表紙に「一橋大学」「前期日程」「2027」とある年度別赤本を選びます。税込定価は2,530円です(教学社、2026年10月2日)。画像の掲載を見たうえで、完全な問題を用意する入口にします。
収録年度の重なりや買い足す順は、一橋英語20カ年と赤本2027の比較で詳しく扱っています。3冊まとめ買いを先に決めず、直す設問が今の本に足りるかで選びます。
失点原因の大きい2つだけを、この章と量で直す
120分の答案を、複数段落の情報を日本語にまとめる力、和訳の訳語、長さで論旨を失うこと、文法・語法、画像から英文で書く力の5つに分けます。時間切れの答案は別の色で続きを書き、時間を足すと直るのかも見ます。空欄を含め、失点原因の大きい2つだけを選びます。
一橋大生の学習記録にも、時間内と時間外で筆記具を変え、構造や語彙の誤りを調べて直す方法が出てきます。読む所で止まるのか、答えを書く所で止まるのかを分けられます。解けなかった問題を全部「時間不足」にせず、本を追加する前に原因を絞ります。
章と項目名は出版社の目次・見本によります。練習量と今年への戻り方はKaupediaの案で、目次だけで今年と同じ型の問題が載っているとは扱いません。
大問・足りない力 | この本のこの章を、この量だけ | 一橋へ戻ってどう直すか | やめること |
|---|---|---|---|
Ⅰ:方法・利点が抜けるなら | 20カ年第1章「読解」を中心に説明10問。2026年度の2問は別教材。要素を選べなければ長文プラスの巻頭と問題1〜3を先に3題 | 2026Ⅰの100字説明へ戻り、方法と複数の利点の根拠を集めて白紙から書く | 近い段落だけを訳す。説明不足を長文1000・難語帳で補おうとする |
Ⅰ:口語の訳が不自然なら | 第1章の文脈付き和訳4〜6問。主語・修飾から誤るなら手持ちの標準解釈20〜30題が先 | 2026Ⅰの和訳へ戻り、動作・否定・対比が意味の通る日本語か直す | 解釈教室の全編全訳が終わるまで和訳答案を延期する |
Ⅰ・Ⅱ:750語で論旨を失うなら | 長文700改訂版を3〜5題。段落の役割をメモし、解説の要約と比べる | 2026Ⅰ・Ⅱを説明込みで解き直し、必要な段落へ戻れるか見る | 全文の訳を書くだけで終える。長文1000へすぐ進む |
Ⅱ:理由説明がまとまらないなら | 第1章の理由説明をまず5問。上の説明10問に含める | 2026Ⅱの80字説明へ戻り、本文全体から原因と結果をつないで書く | 中断直前の一文や、全文の要約だけで答える |
Ⅱ:文法・語法で落とすなら | 手持ちの動詞の型・比較の強調・否定倒置を10〜20問。既習者で倒置だけ残るなら透視図21など計2〜4テーマとChallenge1題 | 2026Ⅱの整序・補充へ戻り、答えを選ぶ理由を構造から説明する | 文法4択や難しい整序の本を丸ごと追加する |
Ⅲ:画像の内容を選べないなら | すぐ書ける初版の第4章の画像部分。手持ちテンプレならCHAPTER02/Pattern02、手持ちPlusなら第3章の図表・イラスト問題。その後、一橋の画像型などで6〜8答案 | 2026Ⅲへ戻り、対象・行動・関係と意味を70〜100語で描写する | 意見の賛否だけを練習する。作り話で語数を埋める |
Ⅲ:短い英文の文法が崩れるなら | 和文英訳ハイトレの失敗した10〜20ポイント。例題・復習問題を書き、翌日に白紙から再作文 | 同じ画像で再答案を書き、別画像で主語・動詞・時制・数・冠詞の誤りが減ったか見る | 基本文が崩れたまま最難関英訳や難語を増やす |
10問や6〜8答案は、まず同じ失敗を直せるか見るための量です。終わったら別の本文・画像で再発を見て、残る部分だけ増やします。全行の本を買う計画にはしません。
Ⅰの100字とⅡの80字は、設問に必要な情報を残す
方法・利点が抜けるなら、説明10問で根拠と答案を分ける
Ⅰの100字説明は、方法と複数の利点を両方入れます。河合塾は根拠が複数段落に分かれると指摘しています。方法、利点それぞれの根拠を集めてから、重複を削ります。
練習は20カ年第1章から選び、年度別赤本などの今年も合わせます。2024Ⅰの説明・要約4問、2025Ⅰの説明3問、2026Ⅰ・Ⅱの説明2問に、別年度から1問足せば計10問です。要約を求める過年度は元の指示に従い、今年の方法・利点の説明と同じ課題にはしません。
理由説明がまとまらないなら、10問のうち5問を理由の問題にします。上の年度だけで理由5問がそろわない場合は、第1章の別年度から置き換えます。Ⅰ用10問とⅡ用5問を別々に足して15問にする必要はありません。
各問で、設問が求める内容、根拠の段落、自分の答案を分けて書きます。解説と比べて、足りなかった要素と削ってよかった言葉を残します。翌日は解説を閉じ、元の字数で書き直します。
何を日本語へ入れるか自体が分からない人は、長文プラスを先に3題使います。巻頭の採点基準と復習の説明を読み、問題1〜3、その後に巻末の説明問題の解き方へ進みます。10題全部の読了より、要素を選んで答案にする練習を優先します。
旺文社の公式目次で巻頭・問題番号・巻末は分かりますが、各問の字数や実際の紙面は確かめていません。問題1〜3を今年と同じ型だとは指定せず、説明の直し方を学ぶ入口にします。本書の採点基準を一橋の採点基準として使いません。
既に英語の土台があった一橋大合格者も、読解内容を理解することに加え、解答を作る難しさを振り返っています。英作文は信頼できる先生の添削を受け、不自然な英文を避けたと書いています。読める人ほど、解説を読む時間だけでなく、自分の答案を直す時間を取ります。
方法・利点が抜けるなら、説明を選んで直す本として20カ年第10版を使います。税込定価は2,750円です(教学社、2026年10月2日)。年度別赤本と学校の問題で10問を用意できるなら買い足さず、不足する人だけ購入先で第10版を選びます。
理由説明がまとまらないなら、原因と結果をつないで80字にする
Ⅱは、読書を中断する箇所の近くだけを訳しても説明が足りません。時間短縮への期待、読書の性質、不快感、中断の意味を本文の流れに沿ってつなぎます。一般的な読書の利点を足すと、問われた理由から離れます。
まず原因と結果を短いメモでつなぎ、各要素がどの段落にあるかを書きます。その後、問われた理由だけを80字以内にします。2026Ⅱへ戻ったら、因果が逆転していないか、本文外の知識を足していないかを先生や解説と比べて直します。
全文を要約できることと、問いに答えることは別の練習です。Ⅰでは方法・複数の利点、Ⅱでは理由が残るように書きます。
和訳・長さ・文法は、実際に誤った所だけを補う
口語の訳が不自然なら、文脈付き和訳4〜6問へ
構造が取れても、単語の最初の意味を並べると動作が伝わらない訳になります。前後を読み、手持ちの辞書と解説で文脈に合う意味を選びます。第1章の和訳4〜6問で、自分の訳と解説が違う意味になった箇所を直し、翌日に白紙から再訳します。
主語・述語・修飾先を誤る人は、手持ちの標準解釈20〜30題を先に使います。基礎100なら『基礎英文解釈の技術100 音声オンライン提供版』で、無印の技術100とは別です。今の段階に合う1冊は基礎100・技術100・ポレポレの比較で選べます。
750語で論旨を失うなら、長文700改訂版を3〜5題
一文は読めるのに後半で筆者の主張を見失うなら、600〜900語の15題を収める長文700改訂版を使います。まず3〜5題で、各段落の役割を主張・例・対比など短い言葉で残します。解いた後、自分のメモと解説の要約を比べます。
公式見本の問題5、44〜45ページには、離れた段落をつなぐ説明の解説があります。問題全文や各題の語数は見本外なので、3〜5題の番号までは指定しません。手持ちの同程度の長文で論旨と根拠の位置を練習できるなら、それを使います。
税込定価は1,210円です(河合出版、2026年10月2日)。3〜5題の後は一橋Ⅰ・Ⅱへ戻り、説明答案まで含めて時間を測ります。700語台を読み終えるだけで終えず、必要な段落を探し直せるかを見ます。
文法・語法で落とすなら、手持ちの10〜20問から
Ⅱの整序・補充で間違えたら、動詞の後ろの形、比較の強調、否定で始まる倒置を手持ちの本へ戻します。10〜20問を解き、なぜその語順や形になるかを説明します。Ⅰ・Ⅱの接続詞や副詞は、前後が例示・補足・対比のどれかを読み、他の選択肢が合わない理由も残します。
標準解釈を終え、倒置だけ誤る人は、透視図のテーマ21で、否定を表す句・節が文頭に来る強制倒置を復習します。本の91ページから必要なテーマを計2〜4つ選びます。必要ならテーマ24で、Soに続く倒置も復習します(100ページ)。テーマの訳と直しの後、Challenge1題で文脈の中でも読めるか試します。
公式見本の目次で項目名とページは分かりますが、21・24の本文は見本外です。24を今年の否定構造と同じ実問だとは扱わず、比較の強調の番号も指定しません。英文解釈教室と透視図の比較で受験用の1冊を選ぶ場合も、秋は必要な構造から答案へ戻します。
Ⅲは画像の内容を選び、基本文で70〜100語を書く
画像の内容を選べないなら、すぐ書ける初版の第4章から
まず主役、場所、行動、対象どうしの関係を短くメモします。画像から読み取れる特徴と、そこから考えた意味を分け、英文の順番を決めます。画像の内容を選べないなら、『すぐ書ける自由英作文』初版の第4章の画像部分を使います。
第4章は図表・グラフ・イラスト・4コマ・写真描写を扱います。必要なら第1章の型へ戻り、画像の項目を読んでから一橋の実問を書きます。専用章の読み方が分かっても、画像を前にして書く6〜8答案は別に必要です。
手持ちが『テンプレ自由英作文』なら、CHAPTER02/Pattern02「イラスト・写真問題」を使います。どちらの本も、専用項目の存在は公式目次で分かりますが、画像問題の題数・紙面・指定語数は確かめていません。自由英作文の1冊目の選び方は、基本文から始める人と形式を練習する人を分けています。
一橋の2022・2023・2026年度で、まず各1答案を書きます。2022・2023年度は元の100〜140語、2026年度は70〜100語に従います。同年度の別画像も使い、初めて書く答案を計6〜8本にします。
全画像の掲載状態は分からないので、読める画像が足りなければ手持ちの教材で補います。補助の画像に70〜100語を指定するのはKaupediaの練習案です。添削後に同じ内容を書き直した答案は、初回答案の本数に二度数えません。
手持ちPlusなら第3章にも図表・イラストを含む問題があります。描写の練習に使える設問を選び、それで直せるなら、すぐ書ける初版は買い足しません。
画像の内容を選べないなら、購入先では『すぐ書ける自由英作文』の初版を選びます。税込定価は1,650円です(教学社、2026年10月2日)。年度別赤本と合わせた本代は4,180円、送料・手数料は別で、手持ちの描写章で書けるなら追加しません。
第2版は10月9日刊行予定で、税込定価は1,870円です(教学社、2026年10月2日)。初版にも第4章があり、定価が220円安いことが選ぶ理由です。画像問題の新旧差は分からないので、手持ち初版を買い替えず、今ある画像で書き始めます。
短い英文の文法が崩れるなら、10〜20ポイントを白紙から書く
書く内容は決まるのに英文が崩れるなら、和文英訳ハイトレの66ポイントから失敗した10〜20ポイントを選びます。例題と復習問題を書き、時制・主語と動詞・単複・冠詞などの誤りを直します。詳細なLesson番号は指定せず、手持ちの目次から該当部分へ戻ります。
翌日は解説を閉じて同じ意味を英語にし、その後、同じ画像で再答案を書きます。別画像でも同じ誤りが減ったか試します。和文英訳の基本書3冊の比較も、基本文を自分で書く所から選んでいます。
自由英作文Plusの短い意見13題だけを終えても、画像の対象や関係を描写する練習は残ります。Plusを持つ人も、実際の画像で答案を書く練習を加えます。自由英作文編とPlusの比較で形式を選ぶ場合も、今年は意見文だけで済ませません。
2026Ⅲへ戻ったら、内容、英文、構成を順に見直します。選んだ画像番号と、英文末尾の正確な語数も書きます。難語を使うことより、画像に対応する内容を文法の通る英文でつなぐことを優先します。
今の力で、秋からの3つの道筋を選ぶ
時間内の答案と、時間を足した後の答案で当てはめます。1回の点数だけで決めず、最初の2年度で止まる所を残します。以下は直しと白紙からの再答案を含めたKaupediaの試算です。
A:時間を足しても読めないなら、手持ちの基本へ戻る
標準の一文を誤読し、短い描写文も崩れる人はこちらです。10〜11月は手持ち解釈30題と基本英作文20ポイントを中心にします。週1回は一橋の1設問へ戻り、基礎本を全部終えるまで過去問を待たせません。
12月〜共通テスト前は、750語で失速する人だけ長文700を5題使い、描写の専用章を読みます。共通テスト後は画像6答案と120分演習へ進みます。秋からの全期間で、診断を含め通し4セットを一例にします。
解釈20時間+基本英作文13時間20分+長文7時間30分+画像6時間+専用章1〜2時間+通し16時間で、計63時間50分〜64時間50分です。長さの補強が要らなければ7時間30分を引きます。語彙と文法を土台から学ぶ時間は別です。
B:読めるが記述で落とすなら、説明と画像に絞る
標準文は読めるのに、説明の要素が抜けたり画像から英文が出なかったりする人はこちらです。10〜11月に説明10問と画像8答案を一例にします。文法の小さな誤りは該当項目だけ直し、難構文の本を丸ごと追加しません。
12月以降は2週に1回ほどの通しと、翌週の別問題で同じ誤りが減ったか試します。共通テスト後まで含め、全期間で通し6セットです。質問型と状況メッセージ型は、通しの年度選びに組み込みます。
説明7時間30分+専用章1〜2時間+画像8時間+通し24時間で、計40時間30分〜41時間30分です。2原因が和訳と文法なら、説明と画像の時間をその補強へ置き換えます。通しの直しと同じ答案を使う分は、重なる時間を引きます。
C:時間内に全問を書けるなら、再発する2つだけを補う
120分で全大問に答案があり、別年度でも説明の要素と描写の基本文が安定する人はこちらです。新しい基礎本は足さず、繰り返す2原因に10〜15時間を取ります。12月以降は添削と別形式の問題を使い、未見を残します。
全期間で通し8セットを一例にすると、補強10〜15時間+通し32時間で計42〜47時間です。未見が足りなければ回数を減らし、添削と再答案を残します。学校の問題と先生の添削で直せるなら、新規購入0冊で進めます。
時間は解答・直し・再答案を足し、未見年度を先に数える
2027年度の前期試験は2月25・26日です(大学の選抜要項)。10月2日から2月24日までは、両端を含め146日、約21週です。科目別の最終日時は詳細要項に譲り、共通テストと他科目の時間を先に取ります。
追加する練習 | 1題・1項目あたりの仮定 | Kaupediaの試算 |
|---|---|---|
手持ち解釈30題 | 訳15分+解説15分+再訳10分 | 20時間 |
長文700など5題 | 解答35分+論旨・根拠の直し40分+再答案15分 | 7時間30分 |
読解済みの説明10問 | 根拠と答案15分+解説と比べる20分+再答案10分 | 7時間30分 |
基本英作文20ポイント | 例題と復習20分+直し10分+再作文10分 | 13時間20分 |
画像6〜8答案 | 内容選びと答案25分+添削の直し20分+再作文15分 | 6〜8時間。専用章を読む1〜2時間は別 |
通し1セット | 120分の解答+90分の直し+失敗答案2つを各15分で再答案 | 4時間。4・6・8セットで16・24・32時間 |
35分などは予定を作るための仮の値で、出版社の標準時間ではありません。最初の3題で、自力の答案、直し、再答案を別に測って置き換えます。説明10問は読解済みの本文を使う前提で、未読なら初読の時間を足します。
上の合計は英語の総学習時間ではありません。学校の授業・宿題、語彙の日課、共通テスト対策、添削の返却待ちは別です。添削を最後の週にまとめず、返ってきた誤りを別問題で試す時間も残します。
年度別赤本は5年度分なので、診断で2026年度を使うと未見は最大4年度です。補強で2024・2025年度の説明を読めば、全問初見の年度はさらに減ります。通し6・8セットは1冊だけですべて初見にできず、学校の未見問題や古い年度を用意するか、回数を減らします。
2022・2023年度は約1,500語の読解1題と聴解を含み、2024年度も聴解があります。古い年度から聴解を外して120分で解く場合は、今年の形式の再現として扱いません。元の年度、外した問題、初見か再答案かを記録して時間練習に使います。
初回の時間配分はⅠ35分・Ⅱ40分・Ⅲ25分・見直し20分
Kaupediaの初回案は次の120分です。読解を先に済ませる人向けの置き方で、読みながら答案を書く人は初読と解答を重ねて数えません。別年度2セットでもかかった時間を測り、自分の配分へ直します。
使い先 | Kaupediaの初回案 | 中で何をするか |
|---|---|---|
Ⅰ | 35分 | 初読と段落の役割12分、説明12分、和訳・空欄11分 |
Ⅱ | 40分 | 初読と因果関係15分、理由説明12分、選択・文法・整序13分 |
Ⅲ | 25分 | 画像選び2分、内容と構成5分、作文12分、語数・文法・番号の点検6分 |
全体の見直し | 20分 | Ⅰの方法・利点、Ⅱの因果、記号の転記、Ⅲの語数を見直す |
合計 | 120分 | Ⅰに40分かかるなら見直しから5分回すなど調整する |
公開されている別例では、スマートレーダーがⅠ30分・Ⅱ40分・Ⅲ25分、残り25分を見直しにしています。これはその媒体の目安で、上のKaupedia案とも大学の推奨とも別です。リーダーズブレインの旧配分には聴解・先読み約25分がありますが、リスニングがあった頃の配分を今の二次に使いません。
秋の時間は難しい本の読了より、一橋の答案に使う
次の本自体が悪いわけではありません。10月から試験日までに失点を直すには、追加する順と量が遠回りになります。手持ちの教材で誤りを直せる人は、答案と添削へ時間を回します。
今は追加しない本・進め方 | 遠回りになる理由 | 代わりにすること |
|---|---|---|
一橋二次のためのリスニング本 | 二次は2025年度から廃止され、2027年度の選抜要項も実施しないとしている | 二次の説明答案と描写を直す |
解釈書や難しい単語帳を何冊も追加 | 説明の欠落や因果の逆転、画像からの内容選びは冊数を増やしても練習が残る | 手持ち1冊の構造・基本語の語義を本文へ戻して直す |
赤本・青本・20カ年の重複年度も全部解く | 冊数ほど初見が増えず、直しと添削の時間が減る | 軸は1冊、不足する形式と未見だけ補う |
迷ったら、完全な2026年度を120分で解く
追加する本は、別問題でも同じ失敗が続き、手持ちの解説では直し方が分からないときに選びます。学校の問題や先生の添削で直せるなら、本は買いません。
まず完全な2026年度を120分で解き、時間内の答案から失点原因の大きい2つだけを選びます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 2022〜2026年度の英語を使い、今年の答案から失点原因を選びたい一橋大前期志望者。
- 確認すること
- 表紙の「一橋大学」「前期日程」「2027」を見る。2026年度の画像の掲載状態は未確認のため書店で見る。学校で完全な問題と解説を用意できるなら買い足さない。
書籍の仕様を見る
- 英語の収録
- 2022〜2026年度の前期日程・5年度
- 体裁
- A5判・問題編別冊
- 向く人
- 本文は読めるが日本語説明の要素が抜ける人。第1章の説明や和訳を選び、解説との違いを直して白紙から書き直す人。
- 確認すること
- 第10版は2006〜2025年度で、2026年度は別に必要。説明10問には別教材の今年2問も含める。年度別赤本や学校の問題で量が足りるなら追加しない。
書籍の仕様を見る
- 英語の収録
- 2006〜2025年度の前期日程・20年度
- 体裁
- A5判・536ページ(出版社登録書誌)
- 向く人
- 基本文は書けるが、画像の対象・行動・関係を選び、英文でまとめる所で止まる人。専用章から一橋の描写6〜8答案へ進む人。
- 確認すること
- 2021年発売の初版。第4章内の画像問題の番号・題数は未確認で、6〜8答案は過去問や手持ち教材と合わせた練習量。手持ちPlusなら第3章の図表・イラスト問題も使い、それで直せるなら追加しない。第2版への買い替えを必修にしない。
書籍の仕様を見る
- 版
- 2021年7月29日発売の初版
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