要点
- 2026年度の問題を60分で解き、失点の大きい2つから直す。手持ちと先生で直せるなら、買い足しは0冊。今年の問題と解説がないなら、理学部B方式の2027年版赤本を使う
- Ⅰで主張・指示内容・選択肢を外すなら長文700の15題。主語・述語・修飾先から誤るなら手持ちの解釈本で20〜30項目、手持ちの解説で直せないならRules2の12題。Ⅱで語は分かるのに応答を外すなら、Next Stage第25章と会話問題のストラテジーの85・150ページ、演習10題
- Ⅲの並べ替えで止まるなら、Next Stageの7章と整序英作文編の100問。理学部第一部の試験は2027年2月5日なので、新しい教材は1月31日までに終える。量と時間はKaupediaの初回の目安
東京理科大学の理学部第一部(B方式)の英語は、2026年度の問題を60分で解き、失点の大きい2つから直します。2026年2月5日は長文・対話・整序の3大問で、前年の長文・対話の2大問に整序の大問が加わりました。難しい解釈書や長文問題集を足さないと不安でも、手持ちと先生で直せるなら、買い足しは0冊です。

2026年度の理学部は60分で長文・対話・整序の3大問
この記事は、理学部第一部をB方式で受ける人に向けて書いています。2027年度の大学案内では、試験日は2027年2月5日(金)です。2026年度の英語は60分・100点でした。
同じB方式でも試験日ごとに問題が違い、2026年度は創域理工学部の2月6日が2大問、工学部の2月8日が5大問でした。この記事の章や時間配分は、理学部の2月5日に合わせています。共通テストを使うA方式はリスニングの対策も要るので別に考え、3月4日の理学部第二部も扱いません。
大問 | 形式と題材 | 大学の解答例で分かる量 | 求められた力 |
|---|---|---|---|
Ⅰ | 長文総合。議論で意見を変えることを扱う英国の新聞の論説 | 設問(1)〜(8)、答えは16項目。日本語で内容を説明する設問がある | 主張・例・対立する見方の関係を読み、指す内容を日本語で具体的に書く |
Ⅱ | 対話。科学者向けの英語教材から出題 | 設問(1)〜(4)、答えは10項目 | 誰が何を尋ね、次の発言が何に答えたかを追う |
Ⅲ | 語句整序 | 5問 | 強調構文、使役を含む動詞の語法、関係節、比較と省略、受動態で語のまとまりを作る |
項目の数は、解答例に分けて並んだ答えを数えたものです。マーク欄の数や配点とは別なので、点数には換算せず、正答の数として使います。大問ごとの配点と本文の語数は、大学の公開資料からは分かりません。
河合塾の分析は全日程をまとめて標準〜やや難とし、英文の量と設問数が多いと指摘しています。理学部第一部については、下線部の内容を説明する記述問題に注意を促しています。
2025年度の大学の出題意図では、理学部は長文と対話の2大問で、Ⅰは科学者に宛てた書簡が出典でした。2026年度は整序が独立した大問になり、Ⅰの題材も議論を扱う論説に変わりました。
大問の数が1年で変わったように、2027年度の構成も変わる可能性があります。科学の題材に絞らず、語彙・語法と、段落や発言のつながりを読む力を先に身に付けます。
2026年度は赤本で解く。今年の問題と解説がないなら2027年版を選ぶ
大学は昼間学部の英語の問題本文を、著作物の権利処理のために公開していません。大学の入試データのページは、教学社の赤本で問題を読むよう案内しています。同じページから入れる公開フォルダで、出題意図と解答例は無料で読めます。
学校で借りられる赤本に2026年度の問題と解説があれば、それを使います。60分で区切り、大問ごとに解き終えた時刻と空欄を書き残します。時間切れの問題は答えを見る前に続けて解き、60分内の答えと延長後の答えを分けます。
採点したら、誤った問題を次の節の表の5行に振り分け、多い2行を選びます。正解しても理由を説明できない問題は誤りの側に入れ、60分で解けなかった問題は延長して解いた答えで振り分けます。Ⅰの日本語の説明は、解答例に並ぶ要素と自分の答えを比べ、学校の先生に添削してもらいます。
今年の問題と解説がないなら、理学部B方式の2027年版赤本を選びます。 2024〜2026年度の3年分が入り、理学部第二部の問題は入っていません。
教学社の税込定価は2,365円です(2026年10月3日)。購入先では、表紙に「理学部-B方式」「2027」とある版を選びます。
失点の大きい2つに使う章と、最初の量
表の量は、Kaupediaが最初の補強として置いた量です。5行を一度に始めず、失点の大きい2行から始め、何をいつ足すかは下の3つの道筋で決めます。章とページは、出版社の目次と公開見本で場所が分かるものに限りました。
大問・止まった所 | この本のこの場所を、この量だけ | 終わったら今年のどこへ戻るか | やめること |
|---|---|---|---|
Ⅰ:主張・指示内容・選択肢を外すなら | 長文700の15題。最初に問題5の問1・問3の解説(44〜45ページ) | Ⅰを33分で解き直す。段落ごとの役割を1行で書き、誤った選択肢が本文のどこを変えたかを言う | 難単語帳や透視図を先に足す |
Ⅰ:主語・述語・修飾先から誤るなら | 手持ちの標準解釈本で誤読に合う20〜30項目。手持ちの解説で直せないならRules2のLesson1〜12 | 誤読した文を、解説を閉じて主語・動詞・修飾先から説明し直す | 解釈教室を全章進める。正解した文まで全訳する |
Ⅰ:語義・同意表現で迷うなら | 今の単語帳の1〜1500相当。Next Stage第20〜24章と第27章「重要多義語」 | Ⅰの語彙の設問へ。元の文で言い換えてから選び直す | 単語帳を買い替える。専門語の単語帳や難語帳を丸ごと足す |
Ⅱ:語は分かるのに応答を外すなら | Next Stage第25章「会話表現」。会話問題のストラテジーの85・150ページと演習10題 | 理学部のⅡを3年度。空所の後の発言まで根拠を書く | 会話表現の暗記だけで終える |
Ⅲ:並べ替えで止まるなら | Next Stage第2・5・7・8・10・15・17章。整序英作文編の1〜10回で100問 | Ⅲの5問を8分で解き直し、組み立てた順を口で説明する | 500問すべてを解く。自由英作文の本を足す |
700とRules2は、Ⅰの誤り方でどちらか1冊を選びます。同じ問題を2つの行で使ったら、量は一度だけ数えます。
Ⅰで主張・指示内容・選択肢を外すなら、長文700の15題
Ⅰでは、主張・例・対立する見方の関係を読み、抽象的な指示内容を日本語で具体的に書く力が問われました。一文は訳せるのに筆者の主張と例を混同する人や、本文と同じ単語がある選択肢を選ぶ人は、読み方の練習が足りていません。やっておきたい英語長文700の改訂版は、600〜900語の長文15題です。
700の公式見本には、問題5の解答と設問解説が44〜45ページ分あります。問1は対立する2つの見方を字数内の日本語でまとめる設問で、解説は段落のどの文に2つの見方があるかを示します。問3の解説は、下線部を含む段落の流れをたどり、4つの選択肢の意味を本文と比べています。
理科大のⅠにも、日本語で内容を説明する設問がありました。まず問題5を自分で解き、問1・問3の答えを解説と比べます。残りの14題でも段落の役割を1行ずつ書き、誤った選択肢が主語・対象・因果・範囲・否定のどれを変えたかを言葉にします。
1題を25分で解き、解説で直すのに45〜60分、翌日の読み直しに15分を取ります。15題で21〜25時間ほどになり、週3題なら5週間です。
塾の公開例は、2大問だった年度の理学部の長文を1,000語ほどとしていて、700の600〜900語より長めです。700は設問の直し方を身に付ける本として使い、安定した後も長い本文の後半で集中が切れるなら、長文1000を5題足します。時間を延ばしても過去問が5割に満たないなら、700の前に長文500の改訂版(400〜600語)を使い、700は5題から試します。
やっておきたいとThe Rulesの比較は、読み方を習うならRules、演習を増やすならやっておきたいとしています。主語・述語・修飾先から誤るなら、次の節の解釈本と、全英文に構文の解析が付くRules2で構文から直します。一文は読めているのに主張や選択肢を外すなら、700の問1・問3の解説で、外した理由を本文と比べて直せます。
主張・指示内容・選択肢を外すなら、長文700の15題を選びます。 表紙の左上に「改訂版」とある本で、河合出版の税込定価は1,210円です(2026年10月3日)。
主語・述語・修飾先から誤るなら、700の前に解釈本で20〜30項目
一文の主語・述語・修飾先から誤るなら、700の題数を増やしても同じ誤りが残ります。手持ちの標準解釈本から、自分の誤読に合う項目を20〜30選びます。解説を閉じて構造を説明し直し、全訳は誤読した文に絞ります。
基礎英文解釈の技術100を持っていれば、それを使います。音声オンライン提供版と旧版の違いも、買い直す前に読めます。
1項目に25分、翌日の解き直しに10分を取ります。20項目なら11時間40分、30項目なら17時間30分です。
手持ちの解説で直せないなら、The Rules英語長文問題集2(入試標準)のLesson1〜12を使います。旺文社の書籍案内によると、全英文に構文の解析が付き、思考力を問う設問と記述問題にも解説があります。税込1,320円です(2026年10月3日)。1題25分で解き、直しと読み直しを入れると12題で17〜20時間です。
語義・同意表現で迷うなら、今の単語帳の1〜1500相当へ戻る
英語が苦手だった理学部の合格者は、単語帳2冊と長文に出てくる単語を覚え、本番ではすらすら読めたと振り返っています。別の合格者は、高3の4月から長文をほぼ毎日読み、単語と文法は夏までに終えました。創域理工学部の合格者も、試験時間が足りないことに苦しんだ時期に、単語を1週間に400語ずつ練習しています。
3人に共通するのは、単語を後回しにしなかったことです。語義・同意表現で迷うなら、単語帳を買い替えず、今の単語帳の1〜1500相当へ戻ります。ターゲット1900の6訂版なら、Part1の1〜800とPart2の801〜1500です。
1日20分で、知っている語は速く飛ばし、思い出せない語は例文の語の組み合わせまで読みます。1日100語の点検なら、1500語に15日で一度触れます。新しく覚える語が多い人は、ターゲット1900の1日の量を目安に新しい語を減らします。
熟語と多義語は、Next Stage第20〜24章のイディオムと第27章「重要多義語」で見直します。過去問で迷った語は、元の文で別の言葉に言い換えてから選び直します。
Ⅱで語は分かるのに応答を外すなら、Next Stage第25章と会話問題のストラテジー
Ⅱは科学者向けの英語教材から取った対話で、自然な応答と基本の語彙・イディオムが問われました。専門語を覚えるより、誰が何を尋ね、次の発言が何に答えたかを追う力が要ります。誤答ごとに、空所の直前だけで選んでいないか、否定疑問への答え方や指示語の指す先を間違えていないかを見ます。
まずNext Stage第25章「会話表現」で、決まった言い回しの意味と使う場面を見直します。手持ちの文法問題集に会話表現の章があれば、そちらを使います。旧4th Editionは新装版と内容が同じで、新装版の税込定価は1,650円です(桐原書店、2026年10月3日)。
次に、会話問題のストラテジーの公式見本で85ページと150ページを読みます。85ページは、疑問詞で始まる疑問文にはYesやNoで答えないという原則から、選択肢を絞る方法です。150ページの演習[2]は、空所の後の発言から、空所で何を尋ねたかを決める解き方を説明しています。
本では、同じ考え方を使う演習を10題選びます。1題10分で解き、空所の前後2発言を読んで、質問・説明・提案・同意・訂正のどれに当たるかを書きます。改訂版の税込定価は1,320円です(河合出版、2026年10月3日)。
仕上げは理学部のⅡを3年度分です。2026年度は、診断で解いたⅡを解き直します。
2024・2025年度は60分の通しで解いた後に、Ⅱのすべての空所で後ろの発言まで根拠を書きます。通しの前にⅡだけを解くと、その年度を初めて解く60分の練習に使えなくなるからです。
見本の2ページに30分、演習10題に100分、表現の見直しに2時間を取ります。合わせて4時間10分で、理学部のⅡの解き直しは過去問の直しの時間に含めます。
Ⅲで並べ替えで止まるなら、Next Stageの7章と整序英作文編100問
Ⅲは語句を並べ替える5問で、大学の解答例の完成文には5つの文法が使われていました。知識はあっても、1語ずつ当てはめて総当たりすると、5問を8分で終えられません。今年使われた形から、Next Stageで戻る章を決めます。
今年のⅢで使われた形 | Next Stageで戻る章 |
|---|---|
強調構文 | 第15章「否定・省略・強調」 |
使役を含む動詞の語法 | 第17章「動詞の語法」。後ろの動詞の形は第5章「不定詞」と第7章「分詞」 |
関係節 | 第10章「関係詞」 |
比較と省略 | 第8章「比較」と第15章 |
受動態 | 第2章「態」 |
章の名前は桐原書店の目次によります。章ごとの問題数は公開されていないので、章の中で今年の誤りに合う問題を選びます。
組むときは、まず主節の主語と動詞を決め、動詞の後ろに目的語や補語を置きます。次に比較や関係節のまとまりを作り、最後に意味が通るかを読みます。完成文を覚えるより、なぜその順になったかを口で説明できるようにします。
整序は2023年度と2026年度に5問の大問で出て、2024年度もⅠとⅡの文中に3問あったと公開の分析にあります。2027年度に整序の大問がなくても、語のまとまりを作る練習は長文と対話の中の整序で使えます。理学部の赤本で解ける整序は8問ほどなので、問題集で量を足します。
『英文法・語法 良問500+4技能 整序英作文編』は、大学入試の整序問題を1回10問・全50回、計500問に分けた本です。公式見本の「はじめに」によると、問題は別冊で、解説では解き方の手順と正解・不正解の英文を説明しています。最初の10回で100問を、1日10〜20問のペースで、解き直しを入れて8〜16日かけて解きます。
1問2分で解き、解説と口頭の説明に3分を使います。誤った30問を2回解き直す時間を足すと、計10時間20分です。50問を解いた所で今年のⅢの5問を8分で解き直し、5問とも正しく組めたら、そこで終えます。
並べ替えで止まるなら、整序英作文編の1〜10回で100問を解きます。 同じシリーズの誤文訂正編と間違えないよう、表紙の「整序英作文」の文字を見て選びます。河合出版の税込定価は1,320円です(2026年10月3日)。
過去問は理学部の3年分。5年度にするなら旧版で2年度を足す
本 | 入る問題 | この計画での使い方 |
|---|---|---|
理学部B方式の2027年版赤本 | 2024〜2026年度の3年分。第二部は入らない | 2026年度は10月の診断に使い、2024・2025年度は初めて解く60分の練習に残す |
学校などにある旧版の赤本 | 2022・2023年度の理学部 | 手に入る人だけ、5年度の残り2年に足す。重なる年度は一度だけ数える |
創域理工学部や工学部などの赤本 | 別の試験日の問題 | 追加の練習に使い、理学部の仕上がりは理学部の年度で測る |
年度によって大問の構成が違います。2023年度は長文・対話・整序の3大問、2024・2025年度は長文と対話の2大問、2026年度は3大問でした。2023・2024年度は公開されている分析、2025・2026年度は大学の出題意図によります。
1年度ごとに60分で解き、直しに90〜120分、解き直しに30分を取ります。5年度で15〜17時間30分、3年度だけなら9〜10時間30分です。
創域理工学部の2027年版赤本は、2026年2月3日のⅠの英文と全訳を著作権の都合で省いています。創域も受ける人は、その年度を60分の通しの回数に数えません。
60分はⅠ33分・Ⅱ16分・Ⅲ8分・見直し3分から試す
公開されている時間配分の例は、2025年度までの2大問を前提にしています。講師の公開例は長文30分・対話20分、塾の公開例は長文25〜30分・対話20〜25分・見直し5分ほどです。2026年度の形に当てはめると、どちらも整序の時間を取っていません。
大問・作業 | 初回の仮の枠 | 枠の中ですること |
|---|---|---|
Ⅰ | 33分 | 段落の役割を追い、日本語の説明は主語と対象を補って書く |
Ⅱ | 16分 | 空所の前後2発言を読み、10項目を選ぶ |
Ⅲ | 8分 | 主語と動詞から組む。1問に2分以上かけない |
見直し | 3分 | 空欄、マークのずれ、日本語の説明の主語 |
合計 | 60分 |
|
これはKaupediaの初回の案で、大学や予備校が示した時間ではありません。Ⅰは16項目に日本語の説明を含み、Ⅱは10項目すべてを番号で答えるので、公開例よりⅠを長くⅡを短く置きました。
Ⅲを先に8分で解いてからⅠ・Ⅱへ進む順も、整序がある年度で比べます。3回分を解いたら、時間切れが残る大問と誤りが減らない大問から枠を動かします。
2026年度の試験の日には、過去問は時間内に終わったのに今年は終わらなかった、並べ替えが難しかったという書き込みがありました。前の年の配分をそのまま使うと、加わった大問に回す時間が残りません。初回の配分は仮に置き、実際に解いた時刻で直します。
練習の時間は、解く・直す・解き直すまで足す
次の時間は、予定を立てるためにKaupediaが置いた仮の値です。出版社の標準時間や、利用者が測った平均ではありません。最初の3題や20問で自分の時間を測り、置き換えます。
練習 | 仮に置く時間の計算 | 合計 |
|---|---|---|
単語帳の点検 | 1日20分×120日 | 40時間 |
文法の該当章200問 | 初回3分×200問+誤った50問を2回×2分+まとめ直し2時間 | 15時間20分 |
解釈本の20〜30項目 | 1項目25分+翌日の解き直し10分 | 11時間40分〜17時間30分 |
Rules2の12題 | 1題25分+直し45〜60分+読み直し15分 | 17〜20時間 |
長文500の20題 | 1題20分+直し40〜60分+読み直し10分 | 23時間20分〜30時間 |
長文700の15題 | 1題25分+直し45〜60分+読み直し15分 | 21時間15分〜25時間 |
会話の練習 | 見本2ページ30分+演習10題×10分+表現の見直し2時間 | 4時間10分 |
整序100問 | 1問2分+直し3分、誤った30問を2回×2分 | 10時間20分 |
理学部の過去問5年度 | 1年度60分+直し90〜120分+解き直し30分 | 15〜17時間30分 |
過去問のⅡやⅢを解き直した時間は、過去問の直しの時間に含めて一度だけ数えます。一度見た問題は速さを測るのには使えますが、初めて解いた正答数には入れません。
10月から2月4日までは、正答数で3つの道筋から選ぶ
10月3日から試験前日の2月4日まで、両端を含めて125日、約18週です。新しい教材は1月31日までに終え、2月1日からの4日間は解いた問題の誤りだけを直します。募集要項は11月中旬に公開される予定なので、出たら試験日と時間をもう一度見ます。
道筋は、2026年度を初めて60分で解いた正答数で選びます。配点が大学の資料にないので、解答例に並ぶⅠ16・Ⅱ10・Ⅲ5の31項目を1つずつ数えます。5割と7割の線は道筋を選ぶための目安で、大学の合格点ではありません。
A:時間を延ばしても31項目中15以下なら、語彙・文法・構文から
10〜11月は、手持ちの単語帳を毎日20分と、文法の該当章から200問を進めます。解釈は、手持ちの本で誤読に合う20〜30項目を選びます。長文は長文500の20題を使い、500の解説で直せないならRules2に替えて、2冊とも使う計画にはしません。
12月〜1月は理学部の残りの年度を60分で解き、ⅡとⅢは失点が残るときだけ補強を足します。700は5題から試し、15題すべてに進むかは5題の正答で決めます。
上の表の単語帳・文法・解釈本・長文500・過去問5年度を足すと、105時間20分〜120時間20分です。週6〜7時間ほどで、ⅡとⅢの補強を足すと最大で約135時間になります。
B:60分で16〜21項目なら、Ⅰの1冊とⅡ・Ⅲの補強
60分で16〜21項目の人と、60分では15項目以下でも時間を延ばせば16項目以上取れる人は、ここを選びます。一文は読めていて、処理が遅い状態です。
10〜11月は、構文の直しが要るならRules2の12題、構文が取れるなら700の15題のどちらかを使います。ⅡとⅢは、失点の大きい方から会話の練習と整序100問を足します。
12月〜1月は理学部の5年度を60分で解き、33・16・8・3分の配分を実際に解いた時間で直します。表の単語帳・長文700・会話・整序・過去問5年度を足すと、90時間45分〜97時間です。700の代わりにRules2を選ぶと86時間30分〜92時間で、どちらも週5時間ほどです。
C:60分で22項目以上なら、手持ちの本で誤りの単元だけ直す
60分で22項目以上取れ、主張・対話・整序の理由を説明できるなら、買い足しは0冊です。間違えた問題と、理由を言えずに正解した問題の単元だけを手持ちの本で直します。
12月〜1月は理学部の5年度に加え、必要なら学校で借りた別の試験日の赤本で、初めて解く問題を2〜3回分解きます。別の試験日は1回3〜3時間30分で、2〜3回分なら6〜10時間30分です。
表の単語帳と過去問5年度に別の試験日の2〜3回分を足すと、61〜68時間で、週3〜4時間ほどです。22項目以上でも合格が決まったとは考えず、見直しと転記の誤りを減らします。
秋は後に回す本と、その理由
後に回す理由は本の良し悪しではなく、時間です。10月から2月4日までは、今年の失点を直す練習を先にします。
後に回す本・進め方 | 後に回す理由 | 足してよい人 |
|---|---|---|
英文解釈教室や英文読解の透視図を全範囲 | 精読の組み直しに時間がかかり、対話・整序・設問の直しが後になる | 京大などの和訳も受け、手持ちの本で同じ構文を何度も誤読する人 |
早慶上理の一つだからとRules4やポラリス3を追加 | 大学の難易度の括りでは、今年の失点に合う練習が決まらない | 他大学の難しい長文対策を兼ね、理科大の過去問の時間も残せる人 |
長文500・Rules2・700・1000を全部 | 弱点に合う1冊で足りる。1000は900〜1600語10題で、構文と設問が不安定な段階では負担が大きい | 700が安定し、長い本文の後半で集中が切れる人が1000を5題 |
専門語の単語帳や難語帳を丸ごと | 2026年度は議論の論説と対話で、基本語の別の意味と語の結び付きが先 | 手持ちの科学・社会の語彙の本を補助に読む人 |
自由英作文・和文英訳の本 | Ⅲは与えられた語の並べ替えで、Ⅰの日本語の説明も英作文とは別 | 併願先で英作文が出る人 |
文法の網羅本を何冊も | 同じ失点を直す本が重なる | 手持ちの解説で分からない所だけ別の本を引く人 |
整序英作文編の500問すべて | 100問で組み立ての手順を作れば、残りの時間を今年の誤りの直しに回せる | 100問の後も整序だけ失点が続く人 |
英文解釈教室と透視図の比較でも、手持ちの解説で誤読を直せる人には上級書を足さない選び方を示しています。理科大のⅠの記述は下線部の内容を説明する設問で、英文をそのまま訳す和訳とは別です。今年の失点を直すには、整序を組む練習と、対話の前後を読む時間が要ります。
本代は0円から。赤本に1冊足すなら3,575円か3,685円
手持ちと先生で直せるなら、買い足しは0円です。赤本だけなら2,365円で、長文700を足すと3,575円、整序英作文編を足すと3,685円です。3冊そろえると4,895円になります。
会話問題のストラテジーは税込1,320円で、赤本と合わせると3,685円です。長文500は700と同じ1,210円、Rules2は1,320円です。どの額も出版社の税込定価を足したもので、送料は別です(2026年10月3日)。
迷ったら、2026年度の理学部の英語を60分で解く
私なら、次に学校へ行く日に理学部B方式の赤本を借り、その日のうちに2026年度の英語を60分で解きます。大問を終えた時刻と、理由を説明できなかった問題を書き残します。失点の大きい2つを先生の添削と手持ちの本で直せるなら、本を注文せずに、表の該当する章から始めます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 学校や手持ちの教材に2026年度の理学部の英語がなく、60分の診断と2024・2025年度の練習をそろえたい人。
- 確認すること
- 2024〜2026年度の3年分で、理学部第二部の問題は入りません。2025年度は長文と対話の2大問で、整序の大問は2026年度の5問だけです。学校で問題と解説がそろうなら買い足しません。
書籍の仕様を見る
- 数学の収録
- 第一部B方式2024〜2026年度
- 向く人
- 一文は訳せるのに、筆者の主張や下線部の指す内容、選択肢の違いを本文の根拠で説明できない人。
- 確認すること
- 600〜900語の15題です。時間を延ばしても過去問が5割に満たない人は、400〜600語の長文500から始めます。主語・述語・修飾先から誤る人は、先に手持ちの解釈本で直します。
書籍の仕様を見る
- 税込定価
- 1,210円(2026年10月3日・河合出版)
- 収録
- 600〜900語の長文15題
- 判型・ページ数
- A5判・212ページ
- 向く人
- 文法の知識はあるのに、理科大Ⅲの語句整序で語のまとまりを作れず、5問を8分で終えられない人。
- 確認すること
- 全50回500問のうち、最初に使うのは10回分の100問です。50問の後に今年のⅢの5問を8分で正しく組めたら、そこで終えます。自由英作文の練習には別の本を使います。
書籍の仕様を見る
- 税込定価
- 1,320円(2026年10月3日・河合出版)
- 収録
- 整序英作文500問(1回10問・全50回)
- 判型・ページ数
- A5判・424ページ・別冊付き
記事の誤りや古い情報は、訂正・お問い合わせフォームからお知らせください。


