受験参考書

2027年の共通テスト過去問は何年分? 迷ったら無料の本試験2回、2026年度の追試まで解説つきで解くなら赤本

2027年に共通テストを受ける人へ。迷ったら大学入試センターの無料の本試験2回から。追試2回も無料で解けます。2026年度の追試まで解説つきで解くなら赤本。数学II・B・Cの試作と模試を含む11回の数え方、3,025円の買い足し方を示します。

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要点

  1. 新課程の本試験2回+追試験2回を先に解く。迷ったら無料の本試験2回から始める
  2. 2026年度の追試まで解説つきで解くなら赤本。大学入試センターは問題と正解を無料公開する
  3. 全統模試5回を足すなら黒本『総合問題集』。数学II・B・Cは無料の試作1回も含めて11回
2027年版 共通テスト過去問研究 数学Ⅰ,A/Ⅱ,B,Cの表紙
書影:教学社

2026年度の追試まで解説つきで解くなら赤本

2027年版 共通テスト過去問研究 数学Ⅰ,A/Ⅱ,B,C

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2027共通テスト総合問題集 数学Ⅰ,数学Aの表紙
書影:河合出版

全統模試5回を足すなら黒本『総合問題集』の数学I・A版

2027共通テスト総合問題集 数学Ⅰ,数学A

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2027年の共通テストの過去問は、大学入試センターが無料で公開する新課程の本試験2回+追試験2回を先に解きます。古い形式の本を買って遠回りするのが不安なら、迷ったら無料の本試験2回から始めます。2026年度の追試まで解説つきで解くなら赤本、全統模試5回を足すなら黒本『総合問題集』です。

共通テストの過去問は何年分か。迷ったら無料の本試験2回から始める。2025・2026年度の追試験2回も無料。2026年度の追試まで解説つきで解くなら赤本、全統模試5回を足すなら黒本『総合問題集』。数学II・B・Cでは試作問題も含め、重複を引くと11回。
無料の本試験・追試験から始め、数学II・B・Cで11回をそろえる順番

新課程の本試験2回+追試験2回を先に解く

「何年分」と「何回分」は別です。大学入試センターは2025・2026年度の本試験と追試験の問題・正解を無料で公開しています。本試験は2年分、追試験も入れると4回分です。

旧課程の2021〜2024年度をどう使うかは科目で違います。教学社の2027年版一覧と大学入試センターの無料の試作問題から、1科目あたりの回数を分けました(2026年9月25日)。表の「4回」は2025・2026年度の本試2回+追試2回で、追試も無料です。

受験科目

本試・追試と試作(大学入試センターで無料)

2027年版赤本の旧課程

旧課程の回の使い方

英語リーディング・リスニング

各4回+試作の部分問題

各8回

読む量や音声の扱いが違う年度は、設問別の練習に使う

数学I・A

4回+試作1回

8回

整数の選択問題を飛ばせば、70分で通して解ける。試作問題は2021年度本試の問題を多く再利用

数学II・B・C

4回+試作1回

旧数学II・Bが8回

旧科目は60分で、平面上の曲線と複素数平面がない。分野別に使う

国語

4回+試作1組

8回

旧科目は80分。評論・小説・古文・漢文の大問別に使う。試作は新しい大問の確認に使う

歴史総合を含む地歴・公共を含む公民

各4回+試作各1回

旧科目2〜8回

旧日本史Bなどは分野の復習に使う

物理・化学・生物

各4回、試作なし

各8回

2027年版赤本は旧課程も含め、本試・追試を各12回収録。旧問は分野別に使う

情報I

4回+試作1回

旧情報関係基礎4回

赤本にはサンプル問題も1回。旧情報関係基礎は別科目として扱う

数学I・Aは、赤本の本試・追試12回と創作1回を使えます。一方、数学II・B・Cの旧数学II・Bを、新課程の70分の通し演習には足しません。英語の年度別の違いは赤本・黒本・青本の比較で扱っています。

まず受験科目の2026年度本試を制限時間で1回解き、時間切れと知識不足の大問を分けます。解き直したら2025年度本試、次に両年度の追試へ進めます。

数学II・B・Cは1回70分。採点と解き直しを含め1回約2時間と見れば、4回で約8時間です(試算)。10月から週1回なら10月中に終えられます。

1回の中でどこに時間を使うかは、数学の70分の時間配分で扱っています。

2026年度の追試まで解説つきで解くなら赤本

教学社の2027年版数学の赤本は、数学I・Aと数学II・B・Cの合冊です。表紙の「計26回分」は2科目と旧課程を足した数で、1科目の新課程が26回あるわけではありません。2025・2026年度の本試と追試は各科目4回、さらに創作問題が各1回入ります。

数学の2027年版

2025・2026年度の本試・追試

ほかに入る問題

税込定価

赤本『過去問研究』

2年度とも本試・追試

旧課程8回+創作1回/科目

1,430円

黒本『過去問レビュー』

2025年度の本試・追試、2026年度の本試

旧課程の共通テスト、センター試験

1,430円

黒本『総合問題集』数学II・B・C

2026年度の本試1回

全統模試5回

1,595円

どちらも黒本と呼ばれますが、『過去問レビュー』は実施済みの試験、『総合問題集』は模試が中心です。大学入試センターの無料公開は問題と正解、黒本『過去問レビュー』の数学の収録一覧には2026年度追試がありません。

私なら、2026年度の追試まで解説つきで解くために赤本を選びます。教学社の目次には両年度の本試・追試の解答・解説が載っています。

2027年版数学の赤本は税込定価1,430円(2026年9月25日の教学社の表示)。購入先では表紙の「2027年版」と、数学I・A/II・B・Cの合冊であることを見ます。

数学II・B・Cで試作と模試を足すと11回

数学II・B・Cの旧課程は60分の数学II・Bで、数学Cの平面上の曲線と複素数平面がありません。70分の新課程で通して解くなら、まず大学入試センターの本試・追試4回と試作問題1回が無料です。試作は2021年度本試の問題も再利用しています。

赤本は創作1回、数学II・B・C版の黒本『総合問題集』は全統模試5回を足します。黒本のもう1回は2026年度本試で、無料公開分や赤本と重なります。別々の問題は4+1+1+5=11回。

赤本の表紙にある「計26回分」と、黒本の出版社ページにある「計6回分」を足した32回には、科目の合算と重複が混ざります。

数学II・B・Cの今の形式

別々の問題の回数

税込定価の合計

大学入試センターの本試・追試と試作問題

5回

0円

赤本を足す

5回+創作1回=6回

1,430円

さらに黒本『総合問題集』を足す

6回+模試5回=11回

3,025円

金額は2026年9月25日の教学社と河合出版の税込定価1,430円+1,595円です。11回は手元にそろう問題の数。1回ごとに失点を直す時間まで含めて、解く回数を決めます。

全統模試5回を足すなら黒本『総合問題集』。数学II・B・C版の出版社ページを開き、表紙の「2027」「総合問題集」と科目を見て選びます。330ページ、税込定価1,595円(2026年9月25日の表示)。

出版社によると全統共通テスト高2模試、全統共通テスト模試、全統プレ共通テストを収録します。学校や塾で河合の模試を受けた人は、手元の回との重複を見ます。河合・駿台・Z会の予想問題集比較でも回数と重なりを比べられます。

数学I・Aは、旧課程の8回も整数の選択問題を避けて使えます。新課程の本試・追試4回を解き直し、全統模試5回を足すなら、数学I・A版の黒本『総合問題集』を選びます。この数学I・A版の税込定価は1,595円(2026年9月25日の河合出版の表示)。

情報I・地歴の旧科目は分野の復習に使う

赤本の数字は、科目と問題の種類で読み分けます。情報Iの2027年版赤本は「計10回分収載!」と表示します。このうち情報Iの実試験は本試2回+追試2回の4回です。

試作1回・サンプル1回と旧「情報関係基礎」4回は別です。教学社の一覧の主要科目の「合計12回分の試験」も、旧課程を含む科目の数字です。

2025年12月、世界史探究を受ける人は、現行科目の本試・追試・試作では約85点、旧世界史Bでは約65点と相談しています。2026年1月の追記では、旧問は私大の知識整理に役立った一方、共通テストの現行形式の練習には疑問が残ったそうです。旧科目は弱点の分野を補い、本番の時間配分は現行科目で測ります。

逆転合格.comは、情報Iの実試験は2025・2026年度の本試・追試4回なので、予想問題集を中心にする見方です。2027年版赤本にはその4回のほか試作とサンプルが1回ずつ入ります。まず実試験4回で弱点を見てから初見の問題を足すと、買う科目を絞れます。

4回を解いた後に、足りないものだけ買う

Kei-Netの先輩調査では「4~6年分」を解いた人が最多です。ただし、2027年の新課程の本試験は2年分。追試まで含めた4回と、旧課程まで遡る年数は分けて考えます。

調査の実施年と人数はページに表示されていないため、この年数を全員のノルマにはしません。

追試で点が下がるのを怖がる人もいます。2025年12月の受験生の相談では、2025年度本試の合計774点に対し、追試は651点でした。この受験生の2回には123点の差がありました。

追試の得点を本試の予測点にするより、時間切れと知識不足を分けて直します。

2026年8月には、黒本の理数の模試を夏休み後半から解いて約5割で焦る高3の相談もありました。模試を足す前に本試・追試で弱点をつかみ、解き直す時間も予定に入れます。まず大学入試センターの2026年度本試で受験科目を一つ開き、制限時間で解いて、時間切れと知識不足の大問を分けます。

購入先

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2027年版 共通テスト過去問研究 数学Ⅰ,A/Ⅱ,B,Cの表紙
書影:教学社

教学社

2027年版 共通テスト過去問研究 数学Ⅰ,A/Ⅱ,B,C

2026年度の追試まで解説つきで解くなら赤本

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向く人
数学I・Aと数学II・B・Cの2025・2026年度の本試と追試を、解説を読みながら解き直したい人
確認すること
数学I・Aと数学II・B・Cの合冊です。マークシートは2枚付きなので、繰り返し使うなら先にコピーします。
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2027共通テスト総合問題集 数学Ⅰ,数学Aの表紙
書影:河合出版

河合出版

2027共通テスト総合問題集 数学Ⅰ,数学A

全統模試5回を足すなら黒本『総合問題集』の数学I・A版

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向く人
数学I・Aの新課程の本試・追試4回を解き直し、全統模試5回を足したい人
確認すること
数学I・A版です。数学II・B・C版とは別です。2026年度本試は赤本と重なります。
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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

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大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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