要点
- 手持ち・無料解説で直せる人は追加0冊。迷ったら無料の本試を解き、間違えた理由を説明できるかで決めます
- 収録回の解説を紙で使いたい人は河合の2027年版。公式一覧で地学は7回分、そのうち今の範囲の本試・追試は3回分です。表紙の19回分には地学基礎も入っています
- 2026年度追試の解説が必要な人はその回の解説を別にそろえます。河合の商品ページに記載がないため、この1冊でそろうとは考えず、無料の問題・正解から始めます
専門科目の地学を受ける人は、手持ち・無料解説で直せるなら買い足しません。答えの番号を見ても図の読み方が分からないときは、まず東進の無料解説で理由をたどります。迷ったら無料の本試から始め、収録回の解説を紙で使いたい人だけ河合の2027年版を選びます。

こんな人は
- 手持ち・無料解説で直せる人は追加0冊。
- 収録回の解説を紙で使いたい人は河合の2027年版。
- 2026年度追試の解説が必要な人はその回の解説を別にそろえます。
地学を受ける人は本に入っている回を分けて数える
ここで扱うのは地学基礎より広く学ぶ、専門科目の地学です。河合の過去問レビューには両方が入っています。地学基礎を受ける人は、理科基礎の過去問をそろえる記事へ進みましょう。
表紙に大きく出ているのは共通テストと昔のセンター試験を合わせた回数です。過去問が少ないと聞いて探しに来た人ほど、その数字に目がいきますよね。表紙の19回分には、地学基礎の練習に使う分も入っています。
出版社が載せている回を科目ごとに数えると、地学の分は7回です。最初はいま学校で学んでいる範囲の回から。古い試験から使う問題も次の表のように分けて数えると迷いません。
無料の本試・追試で今の範囲を4回解ける
学校で学ぶ内容が変わり、共通テストも今の教科書に合った範囲で行われています。この新しい範囲が新課程です。最初に使うのはふだんの日程で行う本試の問題。
大学入試センターの無料問題で、地学の問題と正解を開けます。本試のほかにある追・再試験は別の日に行われた別の問題。ここでは読みやすく追試と呼びます。
地学で使う回 | 無料の問題・正解 | 河合2027年版の公式一覧 |
|---|---|---|
今の範囲の2025・2026年度本試 | 2回 | 2回 |
今の範囲の2025・2026年度追試 | 2回 | 2025年度の1回。2026年度は記載なし |
古い範囲の2022〜2024年度本試と2024年度追試 | 今回の4回には数えない | 4回 |
2021年度の2日程とセンター2018〜2020年度 | 今回の4回には数えない | 地学基礎のみ |
2025・2026年度の地学の本試・追試。同じ問題を二重に数えず、通して解く回だけを足しています。
無料の正解PDFにあるのは答えの番号と、それぞれの答えが何点かを示す表です。なぜその答えになるかは自分の教科書や解説でたどります。ここまでは無料です。
間違えた理由を説明できれば手持ちで続ける
手持ち・無料解説で直せる人はそのまま次の回へ進めます。解いた後に見るのは点数だけでなく、どこで答えを選び間違えたか。答えの番号を写しただけのものと、自分で解き直せたものを分けておきます。
たとえば、図のどこを読むか分からなかった問題で、教科書の説明から読み方が分かれば、また自分で解けます。式の使い方で止まったときも、どうしてその式を使うのか、自分の言葉で話せればそれで十分です。すべてを覚えてから本試へ進むより、止まったところに戻るほうが今日やることを決めやすいですよね。
本試には東進の無料解説もあります。図から読んだ値をどう使うかや、答えを選ぶ理由まで読めます。教科書で分からなかった人は、解いた問題と解説を並べ、どの図や式を使っているか見比べましょう。
たとえば、地層の問題では岩が重なる線の傾きを選びます。答えの表を見れば、どの図を選ぶかは分かります。それでも、なぜそうなるのかで手が止まることはありますよね。
東進の無料解説の3ページでは、地層が東に傾き、地層の見える面が南を向いていると説明しています。境目の線が右下がりになるのは、この向きのためです。
その理由を自分の言葉で言えれば、この問題は解き直せています。答えを覚えたかだけでなく、図をどう見たかを言えるかが分かれ目。
地学を共通テストと二次試験で受けた
数研の高校地学と地学図表を読み、短期攻略地学と大学別の過去問で練習した。
noteの教材利用記録の要約
地学で東大を受けた
教科書とセンサー地学から共通テスト過去問へ進み、間違えた問題だけでなく迷った選択肢も復習する方法を勧めている。
noteの受験・教材紹介の要約
収録回の解説を紙で使いたい人は河合を選ぶ
いろいろな年の問題と解説を、あちこち探さず同じ本で読めるのが買う理由です。紙の解説を横に置いて、図をどう見たか、式をどう使ったかを読みながら直したい人向け。同じ回の解説が手元にある人は、それで直してから足りない分を考えれば十分です。
収録回の解説を紙で使いたい人には『2027大学入学共通テスト過去問レビュー 地学基礎・地学』を勧めます。税込定価は1,430円(河合出版、2026年10月7日)。下のボタンでは、表紙に「2027」と「地学基礎・地学」がある版を選びます。
古い回で練習するのは今の教科書に載っているところです。
2026年度追試の解説は別にそろえる
2026年度追試の解説が必要な人はその回を解き直せる解説を別にそろえます。河合の商品ページに載っている最後の回はその年の本試。この本を買うだけで、無料の新しい過去問のすべてに解説が付くとは考えないほうがよいです。
本の目次はまだ見ていないため、追試の解説だけが欲しい人は書店でその回があるか見てから選びます。問題を解いて点数をつけるところまでは、無料の追試と正解で進められます。学校からその回の解説をもらっている人はそちらを使って解き直せば十分です。
迷ったら無料の本試を解いてから決める
私ならまず無料の本試を解き直します。選んだ理由を言えるようになるかを見るためです。
- 無料の本試を解く2026年度の地学。すでに解いた人は2025年度を使う60分
- 間違えた理由を説明する教科書・手持ち・無料解説で直し、紙で使う解説を足すか決める復習
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