受験参考書

『“考える”日本史論述』は必要? 迷ったら志望校の過去問から

日本史を二次で使う高3へ。書く順番が決まらないなら河合の改訂版を足し、書く順番は決まるが、答案の抜けや誤りが残るなら志望校の過去問を解き、学校の先生に添削してもらいます。迷ったら公開過去問1題から。

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要点

  1. 書く順番が決まらないなら、河合出版の『“考える”日本史論述』改訂版を足す
  2. 書く順番は決まるが、答案の抜けや誤りが残るなら、志望校の過去問を解き、学校の先生に添削してもらう
  3. 迷ったら、志望校の過去問1題と学校の添削から始める。本の目次は39例題と7参考例題の計46題
“考える”日本史論述 -改訂版-の表紙
書影:河合出版

書く順番が決まらないなら

“考える”日本史論述 -改訂版-

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書く順番が決まらないなら、河合出版の『“考える”日本史論述』改訂版を足します。 書く順番は決まるが、答案の抜けや誤りが残るなら、志望校の過去問を解き、学校の先生に添削してもらいます。新しい本で遠回りしそうで迷うなら、まず志望校の過去問1題と学校の添削から始めます。

日本史論述に『“考える”日本史論述』を足す? 書く順番が決まらないなら改訂版を足します。書く順番は決まるが、答案の抜けや誤りが残るなら志望校の過去問を解き、学校の先生に添削してもらいます。迷ったら志望校の過去問1題と学校の添削から始めます。本の公式見本の目次は39例題と7参考例題の計46題、税込定価は1,210円です。
河合出版の公式見本と大学の2026年度公開問題。定価は2026年9月28日の表示

書く順番が決まらないなら本、答案の抜けや誤りが残るなら過去問と添削

過去問で止まる場所によって、必要なものが変わります。書く順番が決まらないときは、設問の要求を読み、材料を並べる作法が必要です。河合出版の公式見本の2ページ目には、前提の理解から作法、解答、修行へ進む流れがあります。目次では作法の章を例題の前に置いています。

河合出版の公式見本は、本に「採点講評」があると案内しています。本の講評と、志望校の過去問で自分が書いた答案への個別の指摘は別です。書く順番は決まるが、答案の抜けや誤りが残るなら、志望校の過去問を学校の先生に添削してもらいます。添削を頼めるかと返却の時期は、最初の1題を出すときに尋ねます。

『“考える”日本史論述』の46題と志望校の過去問は何が違う?

本も過去問を題材にしています。河合出版の商品説明は、代表的な大学過去問で考え方から答案作成までを解説すると案内します。公式見本の目次では論述例題39題と参考例題7題、計46題を、原始・古代から近現代まで並べています。複数大学の題材から、論述の作法を学ぶ本です。

志望校の過去問は、その大学が出した設問・資料・答案欄をそのまま見られます。東京大学の2026年度日本史探究には史料と指定の解答欄があり、京都大学の2026年度は問題に加えて解答例・出題意図も公開しています。私は、書く順番が決まらないなら、本のChapter 1を読み、近い時代の例題を1題解いてから志望校の過去問へ戻る順を勧めます。

選ぶもの

そこで得るもの

資料の購入費

河合の改訂版

作法の説明と、目次上46題の大学横断の例題

税込定価1,210円(2026年9月28日、河合出版)

志望校の大学公開過去問と学校の添削

志望校の設問・資料・答案欄と、自分の答案への指摘

大学公開PDFは0円。添削できるかは学校で尋ねる

河合出版の商品ページは、有料の添削問題4題を案内しています。ただ、2026年9月28日に見た商品ページと公式見本からは、現在の受付可否・料金・提出期限・返却日数が分かりません。学校で添削を頼めず、このサービスを使うつもりなら、購入前に河合出版へ利用条件を尋ねます。

書く順番が決まらないなら、2009年刊の改訂版で作法から始めます。税込定価は1,210円(河合出版、2026年9月28日)。購入画面では、書影の「添削指導付」と「改訂版」の表示を目印にします。

先輩の使い方では、本と先生の添削を組み合わせている

都立大法学部の合格体験記では、高3の夏に『“考える”日本史論述』改訂版を始め、答案は主に学校の先生に見てもらったと書いています(2024年掲載)。通史と一問一答を先に学んでいたため、本の問題は思ったほど苦ではなかったという経験です。この体験では、本の演習と他人からの指摘を組み合わせています。

筑波大の日本史受験者は、過去問を始めたのが12月で遅かったと振り返り、構想メモと答案の添削を先生に頼んでいます(2021年の合格体験記、PDF22〜23ページ)。一橋大の学生も学校の先生に過去問を添削してもらい、返却後に教科書へ誤りを書き込んだと記します(2024年)。本を足す場合も、志望校の過去問を始める日を後ろへ送らない方がよいと考えます。

志望校の過去問1題で、次の一手を決める

大学が公開している直近の日本史論述から、1題選びます。解答例を読む前に、設問が求めること、使う資料や指定語、書く要素の順番を紙に短く書き、大学指定の字数や行数で答案にします。1題にするのは今日始められる量だからです。1題で見つけるのは、自分が止まる工程です。

ここで書く順番が決まらないなら、本の作法の章を読み、近い時代の例題を解きます。書く順番は決まるが、答案の抜けや誤りが残るなら、その答案を学校の先生に見せ、返却後に同じ題を書き直します。迷ったら、志望校の過去問1題と学校の添削から始めてください。2027年度の出題範囲は、受ける大学の募集要項でも見ます。

書く順番が決まらない人には、作法から例題へ進める河合の改訂版を勧めます。税込定価は1,210円(河合出版、2026年9月28日)。表紙の「改訂版」を見て選べます。

購入先

価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

“考える”日本史論述 -改訂版-の表紙
書影:河合出版

河合出版

“考える”日本史論述 -改訂版-

書く順番が決まらないなら

出版社表示価格1,210円(税込・2026年9月28日)

商品の公式情報
向く人
日本史の通史を終えたのに、志望校の論述で書く順番が決まらない人。複数大学の例題と解答の作法を学びたい人。
確認すること
表紙の「改訂版」を選び、志望校の過去問演習も続けます。有料添削を使うなら、購入前に河合出版へ現在の受付可否・料金・提出期限・返却日数を尋ねます。
書籍の仕様を見る
仕様
A5判・196ページ・2色
発売日
2009年12月14日

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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

著者情報

しおり

大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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