要点
- 迷ったら2027年版の理科青本。無料の2026・2025年度を先に解き、青本の解説と残る3年度の初見演習に使う
- 青本の数学を解いて、同じ分野で繰り返し止まるなら数学25カ年[第13版]を足す。分野別に問題を選べる
- 2027年版青本の2022〜2026年度と25カ年の重複は4年度。2冊で異なる年度は26年分
迷ったら2027年版の理科青本を1冊目に選びます。2026年度の理科数学は6問・150分で、年度別に解く順番を試せます。数学が弱いから25年分をすぐ買わないと遅れると焦っても、青本の数学を解いてから決められます。青本の数学を解いて、同じ分野で繰り返し止まるなら数学25カ年[第13版]を足します。大学公開の2026・2025年度を先に解き、青本の解説で答案を直してから、残る2022〜2024年度を初見で解きます。
![東大理科の青本と数学25カ年、どっちを買うか。迷ったら2027年版の理科青本。無料の2026・2025年度を先に解き、青本の解説で直して残る2022〜2024年度を初見で解く。青本の数学を解いて、同じ分野で繰り返し止まるなら数学25カ年[第13版]を足す。青本の過去5年と25カ年は4年度が重なり、2冊で異なる年度は26年分。](/api/media/file/todai-science-math-red-vs-blue-2027-summary-20260925-4e36d915.webp)
1冊目なら2027年版の理科青本で、150分の解く順番を試す
駿台文庫の2027年版理科青本は、過去5年の入試問題と解答・解説を収めています。数学だけでなく、理科・英語・国語も同じ年度で解ける本です。東大が公開する2026年度の理科数学は6問で150分。どの問題から着手し、どこで切り上げるかを試すには、年度別の並びが向いています。
大学が公開する2026・2025年度の問題を先に解いたら、その2年度は青本の解答・解説を読んで答案を直します。この順なら、初見の通し演習には2022〜2024年度の3年度が残ります。
私なら、数学の各分野が苦手でもまず1年分を解きます。方針が浮かばなかった問題と、計算や答案の途中で止まった問題を分ければ、次に解く分野が決まるからです。表紙の「2027」と「理科」が、最初の1冊の目印です。年度別で150分の順番を試せる青本は税込定価3,300円(2026年9月27日の駿台文庫の表示)。
数学25カ年を足すと、4年度が重なり、古い21年度が増える
教学社の現行版は『東大の理系数学25カ年[第13版]』です。教学社の年度別『東京大学(理科)』2027年版とは別の本です。検索結果に「27カ年」と残っていても、表紙には「25カ年[第13版]」とあります。2001〜2025年度の問題を、整数・確率・極限や微積分など13の分野に分けています。年度別の出題リストも付いています。
駿台は理科青本を「過去5年」とし、英語の省略事項に2022〜2026年度を挙げています。教学社の2001〜2025年度と並べると、2冊の関係は次のとおりです。
収録範囲 | 年度 | 年数 |
|---|---|---|
青本だけ | 2026 | 1年 |
両方に重なる | 2022〜2025 | 4年 |
25カ年だけ | 2001〜2021 | 21年 |
合計は5+25−4=異なる26年度です。同じ4年度を、新しい4年分の初見問題として足しません。25カ年を追加する目的は、古い21年度を全部終えることでもありません。必要な分野の問題を選べる点に価値があります。
両方の税込定価は3,300+2,750=6,050円(両出版社の2026年9月27日の表示)。東大文科の年度別赤本と中古の重複は「東大文科の赤本を何年分買うか」で扱います。
青本の数学を解いて、同じ分野で繰り返し止まるなら数学25カ年[第13版]を足す
たとえば青本の異なる2年度で確率の方針が立たなかったら、25カ年の確率の節から問題を選びます。ここでの「繰り返し」は、異なる2年度で同じ分野に止まること。1回だけのつまずきと分けるための目安で、得点や合否を判定する線ではありません。教学社は、解答構築の足掛かりとなる「ポイント」と、できるだけ多くの「解法」を載せると説明しています。
問題編を取り外せるので、解答を見ずに答案を書き、解説を読んでから同じ問題を書き直す順で進められます。
2026年8月に公開された理科III類合格者の記録では、高3の夏休み前から当時の25カ年を問題集として使い、浪人時には鉄緑会の年度別問題集で1年分を150分で解いています。9月末から25カ年の全範囲に手を広げるより、青本で止まった分野に絞るほうが、英語や理科の時間を残せます。
青本の数学を解いて、同じ分野で繰り返し止まるなら数学25カ年[第13版]を足します。 購入先では表紙の「25カ年[第13版]」を見ます。分野別に同じ弱点を解くための本で、教学社の税込定価は2,750円(2026年9月27日の表示)。
追加演習は1分野10題なら、まず約7時間半を見込む
25カ年を足す場合、最初は止まった分野から10題を選びます。1題25分で解き、20分で解説を読み、方針と答案を直すと仮定すれば、10題×45分=450分、約7時間半です。2分野なら約15時間。25分は東大理科数学の150分・6問を均等に割った目安で、20分は復習のために置いた予定です。
この10題で分かるのは、同じ分野で方針・計算・記述のどこにつまずくかです。10題で合格点に届くという線ではありません。解説を読んでも標準的な式変形が追えないなら、25カ年を先へ進む前に、学校で使う数学III・Cなどの問題集の該当単元へ戻ります。
無料の2026・2025年度と、青本で初見の2022〜2024年度を150分ずつ解く時間は、計5年度で数学だけなら12時間半。採点と復習に各90分を仮に置くと合計約20時間です。25カ年を足す前に、この時間を予定に入れると、買った本を積む不安にも答えが出ます。共通テストの過去問を何年分解くかは、二次試験とは別に予定を組みます。
解説の評判より、年度別と分野別の役割で選ぶ
赤本と青本の一般比較や青本を主に使った東大卒業生の見方は、青本の解説を高く評価します。ただ、教学社の現行25カ年にも「ポイント」、複数の解法、論証の付録があります。無料で読める両商品の数学解説の紙面は見つからず、数学の説明を一律に優劣づける材料はありません。
実際に旧版を使った2024年入学の東大生は、数学の青本の解説を赤本より特別に詳しいとは感じず、年度別の並びを評価しています(2025年4月)。教科別赤本の分野別配列では、通しの時間配分を試しにくいとも書いています。青本を先にし、弱点が分かったら25カ年の分野別演習を足す順なら、両方の役割がはっきりします。
まず2026年度の理科数学を150分で解く
東京大学は2024〜2026年度の問題を公開しています。まず2026年度の理科数学を150分で解き、各問の横に「方針が立たない」「計算で止まる」「記述で止まる」を書きます。次に2025年度の理科数学も解き、異なる2年度で同じ分野に繰り返し止まるかを見ます。
この2年度の答案は青本の解説で直し、残る2022〜2024年度を初見の通し演習に使います。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 大学公開の2026・2025年度を解いた後、青本の解説で答案を直し、2022〜2024年度を初見で解きたい人。理科や英語の年度別問題も同じ本で解きたい人。
- 確認すること
- 表紙の「2027」と「理科」を見ます。英語は一部に著作権による省略があります。
書籍の仕様を見る
- 収録と体裁
- 過去5年分・A5判・1,444ページ
- 向く人
- 青本の数学を解いて、異なる2年度で同じ分野に繰り返し止まる人。その分野の東大数学を追加で解きたい人。
- 確認すること
- 表紙の「25カ年[第13版]」を見ます。2001〜2025年度の本なので、2026年度は青本か大学の公開問題を使います。
書籍の仕様を見る
- 収録と体裁
- 2001〜2025年度・A5判・544ページ
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![東大の理系数学25カ年[第13版]の表紙](/api/media/file/todai-science-math-red-vs-blue-2027-todai-rikei-25-13-official-f61f5be9.jpg)