要点
- 追試も解説付きで復習するなら赤本。現行科目の本試2回と追試2回を収録
- 旧「現代社会」を5回まとめて解くなら河合出版『過去問レビュー』。赤本の旧「現代社会」は1回
- 現行科目の本試・追試4回は大学入試センターで無料。迷ったら赤本
2027年に「公共,政治・経済」を受ける高3は、追試も解説付きで復習するなら赤本です。旧「現代社会」を5回まとめて解くなら河合出版『過去問レビュー』、迷ったら赤本を選びます。旧科目の収録回数に引かれて現行科目の追試解説を逃すのが不安なら、追試2回を載せる赤本と追試を載せない『過去問レビュー』の差を見て選びます。

河合出版のシリーズ紹介で「黒本」と呼ぶ『共通テスト総合問題集』は、ここで比べる『過去問レビュー』とは別の本です。
追試も解説付きで復習するなら赤本
大学入試センターは、2025・2026年度の「公共,政治・経済」の本試験と追・再試験について、問題と正解を無料で公開しています。計4回を解くだけなら本は要りません。買う理由は、新しい問題を4回増やすことではなく、解説を手元に置いて4回を解き直すことです。
教学社の2027年版の目次では、現行科目の本試2回、追試2回、試作1回が解答・解説編に並びます。河合出版『過去問レビュー』2027年版の収録一覧には、本試2回があり、追試はありません(いずれも2026年9月27日)。
追試も解説付きで復習するなら赤本。教学社の税込定価は1,430円(2026年9月27日の出版社表示)で、購入先では表紙の「2027年版」と「公共,政治・経済」を見ます。
現行科目は赤本4回・『過去問レビュー』2回、旧科目は別に数える
赤本の表紙にある「計10回分」は、現行形式4回・試作1回・旧科目5回の合計です。教学社の目次と河合出版の収録一覧を、受験する科目名で分けるとこうなります(2026年9月27日)。
収録される問題 | 赤本『過去問研究』 | 河合出版『過去問レビュー』 |
|---|---|---|
現行「公共,政治・経済」の解説付き実試験 | 本試2回+追試2回=4回 | 本試2回、追試の収録なし=2回 |
旧「政治・経済」の本試 | 4回 | 5回 |
旧「現代社会」の本試 | 1回 | 5回 |
赤本には2022年公表の新課程試作問題も1回入ります。これは大学入試センターでも無料で読める試作問題で、実際の本試・追試4回とは別です。『過去問レビュー』の表紙にある単独科目の「公共」も、受験する「公共,政治・経済」の通し1回には足しません。
赤本の旧「政治・経済」4回と旧「現代社会」1回、『過去問レビュー』の各5回は、知識を分野ごとに復習する問題です。現行形式の時間配分を測る回は、2025・2026年度の「公共,政治・経済」で数えます。
旧「現代社会」を5回まとめて解くなら河合出版『過去問レビュー』
『過去問レビュー』には2021年度の第1・第2日程と2022〜2024年度の旧「現代社会」の本試、計5回が入ります。河合出版の収録一覧と表紙で数えられます。赤本の旧「現代社会」は2024年度の1回なので、『過去問レビュー』では4回多く分野の問題に当たれます。
旧問を増やす使い方には根拠があります。浪人後に公共政経を受けた人は、旧政経と旧現代社会の過去問も解き、誤答を資料集へ戻したと2026年8月の記録に書いています。2026年9月の合格体験記でも、旧現代社会を含む過去問を知識の整理に使った例があります。どちらも使った書籍の版は書かれていません。
旧「現代社会」を5回まとめて解くなら河合出版『過去問レビュー』。税込定価は1,430円(2026年9月27日の出版社表示)。表紙の「2027」と「過去問レビュー」で選びます。
初見の現行形式をさらに増やしたい人は、公共・政経の2027年版予想問題集の比較で未演習の模試を選べます。
無料の4回は計8時間を目安に、解説が必要な回で本を選ぶ
2026年度の本試の「公共,政治・経済」は無料で読めます。PDFは39ページで、最初の問いは社会保障、3ページ目には社会保障財源の表があります。2027年度の実施要項でも地理歴史・公民は1科目60分です。読む量と資料の扱いを、この問題で試せます。
2025年1月に知恵袋へ相談した受験生は、過去問では8〜9割、現行科目の試作問題では63点だったと書いています。その過去問の科目名は書かれていません。別の回答者は同じ試作問題で第6問に時間内に進めず、10分以上超過しました。
2025・2026年度の本試2回と追試2回は無料で解けます。各回を試験時間の60分で解き、復習に仮に60分を置くと、1回2時間、4回で計8時間です。週1回なら4週の予定です。復習に実際にかかる時間は、解いた後に調整します。最初の2026年度本試を解いた時点で、解説が必要な回に合わせて本を選べます。
琉双舎は、河合版の解説が詳しいという見方を紹介しています。どちらの2027年版も、出版社の商品ページに解説紙面の見本は見つかりませんでした。
私なら、解説の質を推測して選ぶより、同じ1,430円で現行科目の追試2回まで解説が付く赤本を選びます。書き方の好みは、書店で両書の2026年度本試の同じ設問を開いて比べられます。
全科目で解く年数を組み直すなら、共通テスト過去問は何年分解くかに戻れます。
まず無料の2026年度本試を60分で解き、追試も解説付きで復習するかを決めます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 2025・2026年度の「公共,政治・経済」の本試2回と追試2回を解き、同じ本の解説で復習したい人。迷ったら赤本。
- 確認すること
- 表紙の「2027年版」と「公共,政治・経済」を見ます。付属のマークシートは2枚です。
書籍の仕様を見る
- 現行科目
- 本試験2回・追試験2回・試作問題1回
- 判型
- A5判
- 向く人
- 現行科目の本試2回に加え、旧「現代社会」を5回まとめて分野の復習に使いたい人。
- 確認すること
- 表紙の「2027」と「過去問レビュー」を見ます。現行科目の追試は収録されないため、大学入試センターの無料PDFで解きます。
書籍の仕様を見る
- 現行科目
- 2025・2026年度の本試験2回
- 判型・ページ数
- A5判・784ページ
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