受験参考書

統計的な推測の総復習と河合、どっち? 迷ったら教科書と無料の第5問

共通テスト数学II・B・Cで統計的な推測を選んだ高3へ。数学Iの平均・分散を説明できず、データの分析から復習したいなら旺文社。平均・分散と確率分布を説明できるのに、第5問を解き直しても失点するなら河合出版。二冊の範囲・演習量・定価を比べます。

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要点

  1. 数学Iの平均・分散を説明できず、データの分析から復習したいなら旺文社の総復習を選ぶ
  2. 平均・分散と確率分布を説明できるのに、第5問を解き直しても失点するなら河合出版の演習14回を選ぶ
  3. 迷ったら教科書と無料の第5問を先に使う。平均・分散を説明でき、第5問も解き直して正解できるなら手持ちの教材を続ける
大学入試 数学 データの分析・統計的な推測の総復習の表紙
書影:旺文社

数学Iの平均・分散を説明できず、データの分析から復習したいなら旺文社の総復習

大学入試 数学 データの分析・統計的な推測の総復習

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教科書だけでは足りない 大学入試攻略 統計的な推測の表紙
書影:河合出版

平均・分散と確率分布を説明できるのに、第5問を解き直しても失点するなら河合出版の演習14回

教科書だけでは足りない 大学入試攻略 統計的な推測

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共通テスト数学II・B・Cで統計的な推測を選び、数学Iの平均・分散を説明できず、データの分析から復習したいなら旺文社の総復習を選びます。平均・分散と確率分布を説明できるのに、第5問を解き直しても失点するなら河合出版の演習14回を選びます。統計は簡単だと言われて焦っても、迷ったら教科書と無料の第5問を先に使います。

統計的な推測の補強本は、数学Iの平均・分散を説明できず、データの分析から復習したいなら旺文社の総復習を選びます。平均・分散と確率分布を説明できるのに、第5問を解き直しても失点するなら河合出版の演習14回を選びます。迷ったら教科書と無料の第5問を先に使います。旺文社は本冊80ページと別冊解答40ページで税込1,100円、河合出版は演習14回で税込1,210円です。
統計的な推測の総復習と河合出版の選び方。定価は2026年9月28日の出版社表示

教科書の平均・分散と第5問で分ける

まず教科書を閉じ、数学Iの平均・分散が何を表すか自分の言葉で説明します。ここから分からず、データの分析を通して復習したいなら、旺文社の目次はその単元から始まります。

平均・分散は説明できるが確率分布だけ曖昧なら、数学Iから戻る前に教科書の確率分布と河合出版の無料見本の本文8ページを読みます。見本の硬貨2回の例では、表が0・1・2回の確率は順に1/4・1/2・1/4で、期待値は 0×1/4+1×1/2+2×1/4=1。この一題は確率分布の入口を見るもので、正規分布や検定まで分かるかは測れません。

次に2026年度本試験の数学II・B・C第5問を、正解を見る前に解き直します。大学入試センターの正解で採点し、失点した設問を残します。平均・分散と確率分布を説明でき、第5問も解き直して正解できるなら、新しい本は買わず手持ちの教材を続けます。一年分だけで次の試験の得点までは分かりません。

数学Iの平均・分散を説明できず、データの分析から復習したいなら旺文社

二冊の違いは、説明の有無よりどこから戻り、何回演習するかです。旺文社の目次は数学Iのデータの整理・平均・分散から始まり、確率、確率分布、正規分布、推定、仮説検定まで28項目あります。本冊80ページと別冊解答40ページです。

河合出版の公開見本にも、平均・分散を確率変数として扱う説明と硬貨2回の確率分布があります。数学Iのデータの分析そのものから戻りたい場合に、そこを出発点とする旺文社を選びます。

選ぶ理由になる差

旺文社の総復習

河合出版の統計的な推測

戻る範囲

数学Iのデータの分析から、確率・統計的な推測まで

数学Bの統計的な推測を基本15節で説明

共通テスト形式の演習

収録回数は出版社の公開情報で示されていない

第2章に14回。偶数回は直前の回の類題

本の分量

本冊80ページ+別冊解答40ページ

368ページ

数学Iの平均・分散を説明できず、データの分析から復習したいなら旺文社の総復習を選びます。税込定価は1,100円(2026年9月28日の旺文社の表示)。購入先では本冊に別冊解答40ページが付く紙の本を見ます。

平均・分散と確率分布を説明できるのに、第5問を解き直しても失点するなら河合

河合出版の商品ページは基本事項と練習問題15節、共通テスト対策演習14回を案内しています。公開見本の本文4〜5ページには、仮説検定の節が120ページから、14回の演習が216〜253ページに並びます。

見本の本文217ページで読めるのは、標本の大きさ400から母平均の信頼区間を選び、区間の幅が半分になる標本の大きさを考える問題です。別冊解説の4ページは、標本平均の分布、標準偏差、標準化の順に計算をたどっています。二冊の仮説検定問題の難度は、この見本からは比べられません。

河合の「はじめに」本文2ページは、基本15節に約8時間、演習14回に約7時間、計約15時間という著者の目安を示します。1日1時間なら約2週間です。忙しい人には指定の基本8節と演習5回で約6〜9時間という短縮案もあります。これは著者の計画で、実際にかかる時間は自分の解き直し量で変わります。

河合塾 Kei-Netの2026年度第5問分析では、前半が正規分布、後半が母比率の検定です。平均・分散と確率分布を説明できるのに、第5問を解き直しても失点するなら河合出版の演習14回を選びます。税込定価は1,210円(2026年9月28日の河合出版の表示)。表紙に「確率分布と」が入らない2023年刊です。

110円差より、戻る範囲と演習量で決める

二冊を最初から買うと税込定価は2,310円。一冊なら旺文社は1,100円、河合は1,210円です(2026年9月28日の旺文社・河合出版の表示から計算)。差は110円なので、値段より戻る範囲と演習量で選びます。

2024年度の受験者は、教科書で公式を学んで模試の問題に慣れ、ベクトルから統計に替えて得点が上がったと書きます。これは旧課程の体験です。2026年度の受験者は、直前に統計を復習したものの合わず、別の選択問題を解きました。どちらも今の二冊の使用結果ではありません。私は、統計は簡単という評判より、解き直した答案に残る失点を優先します。

統計的な推測を選ぶ前で迷うなら、第5問と第7問の選び方から考えます。すでに統計を選んだなら、まず教科書で平均・分散と確率分布を説明し、無料の第5問を解き直します。

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大学入試 数学 データの分析・統計的な推測の総復習の表紙
書影:旺文社

旺文社

大学入試 数学 データの分析・統計的な推測の総復習

数学Iの平均・分散を説明できず、データの分析から復習したいなら旺文社の総復習

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向く人
数学Iの平均・分散を説明できず、データの分析から復習したい人
確認すること
紙の本は本冊80ページと別冊解答40ページ。購入先では別冊解答が付くかと表紙の書名を見ます
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教科書だけでは足りない 大学入試攻略 統計的な推測の表紙
書影:河合出版

河合出版

教科書だけでは足りない 大学入試攻略 統計的な推測

平均・分散と確率分布を説明できるのに、第5問を解き直しても失点するなら河合出版の演習14回

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向く人
平均・分散と確率分布を説明できるのに、第5問を解き直しても失点する人
確認すること
表紙の書名に「確率分布と」が入らない2023年刊の紙の本を選びます。旧書名の本と取り違えないようにします
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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

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大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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