学びとスキル

行政書士2026の直前対策、スタディングとTACどっち? 迷ったらスタディング

11月8日の行政書士試験を申し込んだ既習者へ。横断整理を優先するならスタディング、本試験形式の演習を優先するならTAC。残り5週の学習量、初回総額、模試の重複と添削の締切を比べます。迷ったらスタディングです。

要点

  1. 横断整理を優先するならスタディング。約12時間の整理講義、科目別200問、模試1回で税込29,700円
  2. 本試験形式の演習を優先するならTAC。全10回の内訳は答練4回・解説4回・模試2回で、解くのは6セット
  3. 迷ったらスタディング。TACの初回総額は通常62,800円、入会金が不要・免除なら52,800円。収録済みの人は手元の教材を先に使う
行政書士 直前対策セット[2026年度合格目標]の表紙
画像:スタディング

横断整理を優先するならスタディング。迷ったらスタディング

行政書士 直前対策セット[2026年度合格目標]

公式ストアで見る価格・在庫を確認選ぶ理由と注意点を見る ↓
2026年合格目標 直前パック Web通信講座の表紙
画像:TAC

本試験形式の演習を優先するならTAC

2026年合格目標 直前パック Web通信講座

公式ストアで見る価格・在庫を確認選ぶ理由と注意点を見る ↓

横断整理を優先するなら、2026年度のスタディング直前対策セットを選びます。迷ったらスタディングで、本試験形式の演習を優先するなら6セットを解くTAC直前パックです。残り5週で買い足しても消化できるか不安なら、解く時間と復習する時間を両方予定へ入れてから選びます。

行政書士2026の直前対策は、横断整理を優先するならスタディング、本試験形式の演習を優先するならTACです。迷ったらスタディング。税込一括29,700円で科目別200問と模試1回、TACは答練4回と模試2回の6セットで初回総額62,800円、入会金が不要・免除なら52,800円です。収録済みなら手元の教材を先に使います。
両社の2026年目標講座。税込・一括払い、2026年9月30日の公式表示。TACは入会金の有無で総額が変わる

対象は、基礎講義やテキストを一通り終え、受験申込みを済ませた社会人・大学生です。2026年の本試験は11月8日13〜16時。申込受付はインターネットが8月24日17時、郵送が8月17日消印で終了しています(9月30日現在)。

10月1日から前日の11月7日までは38日あります。最後の3日を覚え直しに残し、10月1日〜11月4日の35日、5週間で新しい教材を終える計画で比べます。

横断整理を優先するならスタディング、本試験形式の演習を優先するならTAC

民法や行政法を一通り学んでも、似た制度の要件が混ざるなら、整理する講義を足す方が今の勉強につながります。スタディングの直前対策セットは、横断総まとめ講座50回・約12時間に、科目別の答練200問と60問の模試1回を組み合わせています。

一方、60問を3時間で解くと、記述を後回しにして時間切れになる。そんな人には紙の問題・マークシートで練習するTACが向いています。公式のカリキュラム画像では、総合答練4回、解説4回、全国公開模試2回です。

選ぶときの差

スタディング 直前対策セット

TAC 直前パック・Web通信

新しく解く量

科目別200問+本試験形式60問×1回=260問

本試験形式60問×6セット=360問

講義の役割

横断整理が約12時間。模試解説が約1時間

総合答練の解説4回、1コマ180分。模試にもWeb解説

教材の受け取り方

Web教材。模試PDFは自分で印刷できる

紙の問題・解答解説等を発送。講義はWeb視聴

記述と成績

記述13問にAI添削計130回。個人別成績表なし

総合答練4回と全国公開模試2回に記述添削・個人別成績表。利用には答案提出が必要

内容と回数は両社の2026年目標の案内、9月30日の表示です。TACの360問は、本試験形式60問に6セットを掛けた数です。全10回を、10セット・600問と数えると解説4回まで問題に数えてしまいます。

スマホで講義を見られるのは両社とも同じです。また、スタディングの模試もPDFで紙にできます。差は端末の有無より、横断整理に時間を使うか、3時間通して解く機会を6回持つかです。

横断整理を優先するなら、短い講義から曖昧な要件を整理できるスタディングを選びます。公式の税込一括価格は29,700円(2026年9月30日)。案内ページでは「直前対策セット[2026年度合格目標]」と3講座の内訳を見ます。

本試験形式の演習を優先するなら、解く順番と時間配分を繰り返し試せるTACを選びます。Web通信の税込一括受講料は52,800円、通常の入会金を足した初回総額は62,800円(2026年9月30日)。総合答練と全国公開模試の添削は、それぞれの提出・返却日に合わせて使います。

5週間で一通り終える予定は、スタディング39時間、TAC54時間

私なら、購入前に解く時間と復習する時間を両方予定へ入れます。科目別問題は1問3分で解き、解説を読んで解き直す時間も1問3分と仮定します。本試験形式は1セット3時間で解き、復習にさらに3時間を取ります。

講義は標準速度で一度見る計画です。スタディングは公式の約12時間と模試解説約1時間を使います。TACは総合答練の解説4コマを12時間とし、時間数が公表されていない模試の解説2回に計6時間の予定枠を置きます。

使う時間

スタディング

TAC

科目別問題の解答・復習

200問×6分=20時間

なし

本試験形式の解答

1セット×3時間=3時間

6セット×3時間=18時間

本試験形式の復習

1セット×3時間=3時間

6セット×3時間=18時間

講義・解説の視聴

約13時間

12時間+仮置き6時間=18時間

一通り終える合計

約39時間

約54時間

35日で割った1日の平均

約67分

約93分

これは必要な予定枠の試算です。6分で知識が定着するか、何点伸びるかは測れません。記述の書き直しや、間違いの多い科目の2周目は、この時間に上乗せします。

TACの模試解説に置いた6時間は、総合答練の解説と同じく1回3時間を確保するための仮定です。実際の長さに合わせて増減させます。復習も1セット3時間で終わらなければ、その分だけ予定を増やします。

1日60分だと35時間で、どちらも全体を終える予定には足りません。1日90分なら52時間30分で、スタディングは13時間30分を追加の復習に回せます。

TACの54時間の予定には、1時間30分足りません。1日平均だけでなく3時間の演習枠を6回置けるかが先です。

TACは教材到着と答練・模試の提出期限を先に予定へ入れる

TACのe受付は、手続き完了後、原則1週間以内(日曜・祝祭日等を除く)に経過分の教材を発送すると案内しています。10月1日に必ず紙の演習を始められる予定にはせず、到着待ちは手元の過去問を続けます。

仮に10月8日に教材が届けば、11月4日まで28日です。54時間を28日で消化するなら、1日平均は約116分になります。この到着日は発送の保証ではなく、1週間遅れて始める場合の例です。

さらに、全国公開模試の自宅答案は、第1回が9月24日、第2回が10月14日TAC必着です。9月30日から新しく買う人は、第1回の個人別成績表・記述添削の提出期限を過ぎています。第2回の受験登録・提出に加え、総合答練4回の提出・返却が残り5週間に間に合うかを、購入前にTACへまとめて問い合わせます。

模試第2回の解説は10月12日、成績表は10月26日掲載予定です。TACの講座申込期限はカードが10月31日、それ以外が10月23日ですが、講座を買える期限と模試の添削を使える期限は別です(いずれも2026年9月30日の公式表示)。

5週間の進め方の例

スタディング

TAC

10月1〜7日

横断講義約3時間+科目別50問の解答・復習5時間

到着前は手元の過去問。到着後は総合答練を1セット解く

10月8〜14日

横断講義約3時間+科目別50問の解答・復習5時間

第2回模試を優先。期限に間に合う答案を提出し、総合答練も進める

10月15〜21日

横断講義約3時間+科目別50問の解答・復習5時間

残りの総合答練と、その解説・復習を進める

10月22〜28日

横断講義約3時間+科目別50問の解答・復習5時間

第1回模試を自己演習に使い、第2回の返却答案を読み直す

10月29日〜11月4日

模試3時間+解説1時間+復習3時間

6セットの解答・解説・復習を終え、間違いを手元のテキストへ戻す

スタディングの模試は、公開スケジュールでは9月中旬予定と表示されています。購入前に提供状況を見て、使える時点で予定へ入れます。TACの6セットを回す人は、各週の休日などに3時間の枠を置き、平日へ解説と復習を分けます。

初回総額の差は通常33,100円、TACの入会金が免除なら23,100円

費用は、両社とも税込・一括払い、追加の質問や添削を買わない前提でそろえます。端末と通信環境はすでに持っているものとし、自分で印刷する紙・インク代と振込手数料は別です。合格後の祝い金も、今払う額からは引きません。

初回の支払い

スタディング

TAC Web通信

差額

TACの通常入会金が必要

29,700円

52,800円+10,000円=62,800円

33,100円

TACの入会金が不要・免除

29,700円

52,800円

23,100円

価格は2026年9月30日のスタディングとTACの表示です。TACは0から始まる会員番号を持つ人には入会金が不要と案内しています。また、体験Web受講の登録者へ、10,000円の入会金免除券コードを案内しています。

免除券を直前パックに適用した決済総額は、申込み画面で見る点です。免除できても差は23,100円残るので、演習6セットと解説を使う予定がある人にTACを勧めます。

支払い方法も初回総額と一緒に選びます。スタディングはカード、Amazon Pay、コンビニ、銀行振込、ペイジー、ローン。TACはカード、コンビニ、銀行振込、教育ローンです。カード分割やローンの手数料は契約で変わるので、月額表示だけで総額を比べず、返済総額で比べます。

収録済みの講座・模試がある人は、手元の教材を先に使う

スタディングの2026年度コンプリートには、直前セットと同じ内容が含まれています。2026年度中上級合格コースも、公式一覧で横断総まとめ・答練・模試を含むと案内しています。すでに受講中なら、追加料金を払う前に今のコースから進めます。

TACの直前パックに入る全国公開模試2回も、別売りの同名模試と重なります。TACの案内は、プレミアム本科生、答練本科生などへの収録も明記しています。すでに2回とも持っている人に、パックで増える模試は0回です。

紙の模試だけを追加する場合の費用と収録回数は、TACとLECの2026年版市販模試の比較で扱っています。講義を含む直前パックと、市販の予想模試は別の商品です。

手持ちの2回を解き終えているなら、新しく解く量は総合答練4セット、計240問です。解答12時間+復習12時間+解説12時間で、約36時間の追加になります。パック料金の一部が重複分に当たるため、模試を使い切ってから、総合答練を単科で選べるかTACへ相談する順にします。

記述は、添削の回数より書き直しに戻れるかで選ぶ

スタディングのAI添削は、答練10問と模試3問、計13問に対して計130回です。130問の新しい問題ではありません。結果がすぐ返るため、同じ答案を書き直して、要件やキーワードを入れる練習に使います。

採点はスタディング独自の基準です。本試験の点数の予測より、添削結果のどこを直して次の答案へ入れるかを見ます。

TACは全国公開模試だけでなく、総合答練4回にも記述添削と個人別成績表が付きます(2026年直前パック日程表の紙面45、フォロー制度、2026年9月30日)。総合答練の提出・返却日と、模試の10月14日必着は分けて予定へ入れます。返却後に答案を書き直す時間は、39時間・54時間の試算に上乗せします。

TAC通信講座を受けた社会人は、模試では180点前後だったものの、2025年の本試験は162点、記述は10点でした。模試で記述の点が取れていたため楽観した、と振り返っています(2026年3月のnote)。私なら、添削の点で安心するより、数日後に模範解答を見ずにもう一度書く時間を残します。

受講者の経験では、模試を増やすより復習へ戻る使い方が役立っている

スタディングを継続受講した人は、模試が1回だけなことを不満に挙げています。他社の模試を足した後は、短期間で別の模試を受けても点が大きく変わらず、1回の反省と復習の方が大切だと感じた、と書いています(個人ブログ、2023年11月)。模試1回では足りないという不安には、まず間違えた問題の復習へ戻る使い方で答えています。

一方、スタディングのコンプリートで合格した人は、旧名称の整理講座が、本試験前に全体を手短に復習するのに役立ったと書いています(2023年3月公開・2026年9月更新の受講記録)。現行の横断総まとめの効果をそのまま約束する声ではありませんが、基礎学習の後に整理する時間を置く選び方を支えます。

講義の合う・合わないもあります。みん評の2025年5月の投稿では、2025年の行政書士講座を買った人が、重要箇所が分かりづらく、別の手段を考えたと書いています。紙へ書き込みながら理解する人は、安さだけで画面中心の教材へ替えるより、手元のテキストを使う方が進めやすいでしょう。

TACでは、働きながらWeb通信で学んだ50代の合格者が、週1回、13〜16時に総合答練や市販模試を解いたと報告しています(2025年度合格体験記02、2026年9月30日閲覧)。本試験形式の演習を優先するならTAC、横断整理を優先するならスタディング、という使い分けです。

今日、残り5週間の予定に演習と復習の時間を置く

買う前に読むなら、スタディングの公式ページにあるWebテキストの見本で、無効・取消しの表をスマホに表示できます。TACはカリキュラム画像で、答練と解説を別の回として予定へ置けます。

横断整理を優先するなら、スタディングの科目別問題と講義の時間を予定に置きます。迷ったらスタディングです。

本試験形式の演習を優先するなら、TACの6セットを解く3時間の枠と復習の時間を予定に置きます。

家で時間を測る道具も要るなら、勉強用タイマーT-587とT-603の比較で、手元のタイマーを使えるかから考えられます。まず、残り5週間のカレンダーに演習と復習の両方を書き込み、手持ちの模試を除いた新しい量が入る方を選びます。

購入先

価格・在庫は購入先でご確認ください。

行政書士 直前対策セット[2026年度合格目標]の表紙
画像:スタディング

スタディング

行政書士 直前対策セット[2026年度合格目標]

横断整理を優先するならスタディング。迷ったらスタディング

商品の公式情報
向く人
基礎学習を終え、民法・行政法などの似た制度をスマホで整理し、科目別に解き直したい人。
確認すること
購入先では2026年度直前対策セットの3講座の内訳を見る。2026年度コンプリートには同じ内容が含まれる。科目別答練の解説は文章で、解説講義と成績表は付かない。
仕様・利用条件を見る
公式一括受講料
29,700円(税込・2026年9月30日)
収録内容
横断50回・約12時間、科目別200問、模試60問×1回
受講期限
2026年11月30日
教材
Web教材。画像は公式ページのWebテキスト見本
2026年合格目標 直前パック Web通信講座の表紙
画像:TAC

TAC

2026年合格目標 直前パック Web通信講座

本試験形式の演習を優先するならTAC

商品の公式情報
向く人
紙の問題とマークシートで3時間の演習を6回組み、講義と復習にも時間を取れる人。
確認すること
購入先では2026年目標Web通信の受講料と入会金を見る。教材到着日と総合答練4回の添削を使う提出・返却日を予定に入れる。全国公開模試第1回の答案提出は9月24日で終了し、第2回は10月14日必着。
仕様・利用条件を見る
公式一括受講料
52,800円(税込・2026年9月30日)
初回総額
通常入会金10,000円込み62,800円。入会金が不要・免除なら52,800円
収録内容
総合答練4回・解説4回・全国公開模試2回。解く問題は6セット
Web配信期限
2026年11月30日
教材
紙教材を発送。画像は2026年目標の公式カリキュラム

記事の誤りや古い情報は、訂正・お問い合わせフォームからお知らせください。

しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

著者情報

しおり

大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

この著者の記事を読む ↗