要点
- 2026年度追試まで解説でそろえる人は赤本。物理の共通テスト12回分で、税込定価は1,430円
- 共通テストの問題と解説が手元にあり、センター2017〜2020年度を足したい人は黒本。物理は共通テスト9回分とセンター4年度分で、税込定価は1,430円
- 迷ったら赤本。使う問題と解説が手元にそろう人は買い足し0冊。黒本の2026年度追試は出版社の一覧に記載なし
共通テスト物理の過去問をこれからそろえる人には、赤本を勧めます。2026年度追試まで、問題と解説をまとめて使えるからです。同じ値段の厚い黒本が得に見えても、物理基礎も入るので、物理だけの収録で比べましょう。
こんな人は
- 2026年度追試まで解説でそろえる人は赤本。
- 共通テストの問題と解説が手元にあり、センター2017〜2020年度を足したい人は黒本。
- 使う問題と解説が手元にそろう人は買い足し0冊。

最新の追試まで解説でそろえる人は赤本
いつもの日程に受ける本試験と、その日程に受けられなかった人向けの追試験。追試では本試と違う問題が出ます。本試をもう解いた人も、初めて見る問題で練習できるのがよいところ。
赤本には本試と追試がまとまっています。学校で解いた回を外し、最近の未着手の1回から始めましょう。
入っている回を全部終えるか迷う人は、共通テストの過去問を何年分解くかで取り組む量を決められます。
去年の本がある人はこれから解きたい回が入っているかで選びます。買い替える理由は今の本にない回を使うこと。まだ解き直したい所がある間は、今の本を続けて十分です。
2026年度追試まで解説でそろえる人は『共通テスト過去問研究 物理』の2027年版を選びます。物理の共通テスト12回分で、税込定価は1,430円(2026年10月7日、教学社)。
黒本の22回分は物理基礎も合わせた数
黒本は物理と物理基礎をまとめた本です。厚いほうがお得に見えても、物理だけを受ける人は使わないページがあります。表紙の回数を全部自分が解く分だと思わず、物理の分だけ数えましょう。
物理の収録範囲 | 赤本2027年版 | 黒本2027年版の公式一覧 |
|---|---|---|
共通テストの本試 | 2021〜2026年度の7回 | 同じ7回 |
2022・2023年度の追試 | 2回 | 記載なし |
2024・2025年度の追試 | 2回 | 同じ2回 |
2026年度の追試 | 1回 | 記載なし |
センター試験 | 目次に記載なし | 2017〜2020年度の4年度分 |
共通テストが始まった年は、本試を受ける日が二つありました。そのため、年数より試験の回数が多くなっています。
赤本でそろう物理の共通テストは12回分、黒本で使える共通テストは9回分。黒本では、これにセンター物理の4年度分を足せます。
両方の公式一覧にある本試と、2024・2025年度の追試は重なり、合わせて9回です。すでにこの分の問題と解説があるなら、赤本で使いたいのは手元にない追試。黒本ではセンター物理を足せるので、持っている回を買い直すより、これから解きたい回で選びましょう。
センター物理を足す人は黒本
センター試験は、共通テストが始まる前に受験生が受けていた試験です。共通テストの問題と解説が手元にあり、センター2017〜2020年度を足したい人は黒本を選びます。今ある共通テストの復習に、昔の物理の問題も加えられるためです。
例えば、気体の問題で使う式を思い出せなかったとき。そのときは、今の教材で気体の所を学び直してから、別の回でも式を立てられるか試せます。最近の問題と昔の問題を、何を練習したいかで使い分けると進めやすいですよ。
ただ、長い文章やグラフを読みながら時間内に解く練習には、最近の共通テストを使います。センターでうまく解けても、今の本番で同じ点を取れるとは考えないほうがよいでしょう。物理の考え方を学んだ後は、今の試験の形でも解けるか試したいところ。
共通テストの問題と解説が手元にあり、センター2017〜2020年度を足したい人には『2027大学入学共通テスト過去問レビュー 物理基礎・物理』です。センター物理の4年度分を足せて、税込定価は1,430円(2026年10月7日、河合出版)。
解説の好みは同じ問題で比べる
どちらの2027年版の商品ページにも、同じ問題の解説を読み比べられる無料の見本は見つかりませんでした。
冬に物理を立て直した
河合塾の復習映像と演習問題を使い、黒本でもセンター物理を解いた。
2024年3月の受験記録の要約
直前も物理の点が安定しなかった
駿台の授業での助言を受け、予想問題中心の練習から過去問へ戻った。
2025年5月の受験記録の要約
どちらの人も授業を受けながら進めていました。過去問を増やす前に、今の説明で解き直せるかを見たいところです。
私なら、今の解説で分からない式を一つ選び、書店で同じ問題の説明を読み比べます。図のどこを見てその式を立てたのかが分かり、自分でも書けるほうを選ぶためです。どちらを読んでも書けなければ、今の本と教科書でその部分を学び直すのが先。
無料の問題を解き、直せるかで買う
まだ物理の過去問を解いていない人は大学入試センターの無料の本試験から始められます。物理は1回60分。正解表で採点し、学校の教材や授業ノートを使って直せる人は買い足し0冊で十分です。
正解表には答えが載っています。なぜその式を使うかが分からず、学校の説明を読んでも自分で書けないときは、本の解説を使います。間違えた所に合わせて、次の表からやり直すことを選べます。
間違えた所 | 解き直すときに書くこと |
|---|---|
実験や場面の条件 | 動く物と止まる物、変わる値と変わらない値 |
グラフ | 横軸と縦軸、傾きや面積が表す量 |
式や計算 | 使う法則と、その条件。数を入れる前の式 |
例えば無料の本試の第2問では、ぶつかったすぐ後にどれが動き、どれが止まっているかを書きます。第3問の気体の問題では、グラフの横と縦の軸が何を表すかを言葉にするところから。解説を閉じても自分で同じことを説明できれば、次の問題へ進めます。
迷ったら赤本を1冊、最初は最近の1回
センター物理を足す予定がなく、これから1冊買う人は赤本で決めてよいでしょう。2026年度追試まで問題と解説がそろい、税込定価は1,430円(2026年10月7日、教学社)。
- 最近の物理を1回解く未着手の共通テストを選ぶ。手持ちか無料の問題でよい60分
- 間違えた所を解き直す上の復習表から戻る所を選び、解説を閉じて説明する終わるまで
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 物理の共通テスト本試7回分と追試5回分を、問題と解説でそろえたい人。
- 確認すること
- 表紙の2027年版と物理を選ぶ。物理基礎の合冊とは別の本。買ったら手持ちと同じ回を分けておく。
書籍の仕様を見る
- 版・発売日
- 2027年版・2026年4月9日発売
- 収録回数
- 物理の共通テスト12回分(本試7回・追試5回)
- 判型・構成
- A5判・別冊問題編付き

河合出版
2027大学入学共通テスト過去問レビュー 物理基礎・物理
共通テストの問題と解説が手元にあり、センター2017〜2020年度を足したい人は黒本
出版社表示価格1,430円(税込・2026年10月3日)
商品の公式情報- 向く人
- 共通テストの復習を続けながら、センター物理の4年度分も解きたい人。
- 確認すること
- 表紙の2027と過去問レビューを選ぶ。総合問題集は模試の本。物理基礎の問題は物理の演習回数に足さない。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・768ページ・2色
- 発売日
- 2026年5月28日
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