要点
- 2分野とも初めて買うなら、赤本1冊でそろいます。税込定価1,430円で、黒本を別々に買うより1,430円安く済みます
- 黒本1冊を使い続ける人は、不足分だけ買います。手元の解説で解き直せ、黒本にある追加の回も使う人向けです
- 2分野の解説がそろう人は、買い足し0冊。赤本の28回は全分野の合計で、受ける分野は各7回、今の教科書に沿った問題は各4回です
共通テスト理科基礎の過去問は、2分野とも初めて買うなら赤本1冊でそろえます。1冊に4分野が入っていて、分野ごとに黒本を2冊買うより1,430円安いからです。黒本を1冊持っている人は、足りない分野の1冊だけ買います。

赤本は2分野が1冊に入り、本代も安い
理科基礎では、物理基礎・化学基礎・生物基礎・地学基礎から、受ける分野を選びます。この記事は、どれを受けるか決まった人に向けて書いています。
赤本には、選べる分野がすべて入っています。受ける分野だけを解くので、使わない所があっても損にはなりません。問題は別の冊子になっており、解説を開いたまま解き直せます。
河合出版の過去問集を、ここでは黒本と呼びます。例えば『物理基礎・物理』に入るのは、物理基礎と、基礎のつかない物理です。化学基礎なども受ける人は、もう片方の本を買います。
赤本も黒本も、税込定価は各1,430円です。黒本を別々に買うと、本にかかるお金は次のようになります。
赤本は1冊1,430円。黒本を別々に買うより、本代は1,430円安く済みます。
金額は、2026年10月4日の教学社と河合出版の税込定価です。送料・手数料は別です。
2分野とも初めて買うなら、赤本1冊でそろえます。購入先では「2027年版」と、基礎4分野が並ぶ表紙を見ます。
表紙の28回は、受ける分野では各7回
表紙の回数は、入っているすべての分野を足した数です。自分が受けるほうだけを数えると、次のようになります。
赤本で数えるもの | 回数 |
|---|---|
表紙にある全分野の合計 | 4分野×7回=28回 |
受ける2分野の合計 | 2分野×7回=14回 |
同じ年・同じ日程の2分野を続けて解く | 7組 |
今の教科書に沿った問題で、2分野を続けて解く | 4組 |
本試は、ふだんの日程で受ける試験です。追試は、病気などで本試を受けられなかった人向けの、別の問題です。本試も追試も、過去問の練習に使えます。
赤本に入っている年度 | 本試 | 追試 |
|---|---|---|
今の教科書に沿った2025・2026年度 | 各年度にある | 各年度にある |
昔の教科書に沿った2022〜2024年度 | 各年度にある | 入っていない |
まず、いま使う教科書に沿った問題から解きます。その後、昔の問題を苦手な所の練習に使います。昔の言葉がそのまま載っているので、いま習う範囲や言葉と教科書で見比べます。
昔の問題でも、計算やグラフ・表を読む練習はできます。たくさん解いたからといって、目標の点が取れるわけではありません。なぜ間違えたかを自分で説明して、もう一度解きます。
本番は、受ける分野を続けて60分で解きます。 大学入試センターのQ&Aでは、それぞれに何分使うかは自由です。はじめは別々に練習し、その後は続けて解きます。
今の教科書に沿った問題での練習 | 量 |
|---|---|
各分野の本試と追試 | 各4回 |
受ける2分野を続けて解く時間 | 60分×4組=4時間 |
間違えた問題を直す時間 | 別に取る |
黒本を続ける人は、不足分だけ買う
例えば、生物基礎の黒本を持ち、地学基礎を加える人です。昔の共通テストや、その前に行われていたセンター試験も解きたい人は、『地学基礎・地学』を足します。
赤本を足しても、本代は同じです。 今の教科書に沿った本試と追試をまとめて解きたい人は、赤本を選べます。黒本を続けるのは、持っている解説で直せて、赤本にない回も解きたいからです。
出版社の一覧にある違い | 赤本 | 黒本 |
|---|---|---|
2026年度追試 | 入っている | 商品ページに記載なし |
2021年度の第1・第2日程、2024年度追試 | 入っていない | どれにも入っている |
基礎のセンター試験 | 一覧に記載なし | 地学基礎のみ。2018〜2020年度 |
両方に入っている問題は、それぞれ6回分です。赤本には、そこへいちばん新しい追試が加わります。黒本には、表にある昔の共通テストの問題が加わります。
黒本にいちばん新しい追試が入るかは、出版社のページだけでは分かりません。その解説も使いたい人は、店頭で目次を見ます。問題と正解は、大学入試センターの公式ページでも用意できます。
初めては赤本、黒本は使い続けられる解説で選ぶ
黒本を勧める記事では、解説が詳しいと紹介されています。河合出版も、解き方や対策を丁寧に説明すると書いています。ただ、2027年版の同じ問題の解説は読み比べられていません。
2分野とも初めて買うなら、合冊範囲と本代で赤本を選びます。2分野の問題と解説が1冊に入り、黒本2冊より1,430円安いからです。
物理・化学・生物の黒本にあるセンター2017〜2020年度の問題は、「基礎」のつかない科目だけです。以前の生物基礎の記事の紹介とは違い、2027年版では生物基礎のセンター問題は一覧にありません。基礎の練習用には、共通テストの回を使います。
私なら、黒本を買い足す前に、手元の解説で間違いを直せるかを見ます。自分が間違えた問題について、なぜ正解になるのか説明してから解き直します。
黒本1冊を使い続ける人は、不足分だけ買います。手元の解説で解き直せ、黒本にある追加の回も使う人向けです。税込定価は各1,430円(2026年10月4日)で、表紙の「2027」と不足する分野名を見ます。
どの組み合わせでも、必要な本代は同じ
選べる組み合わせは、次のとおりです。どれも「基礎」のつく分野で、どの組み合わせでも本にかかるお金は同じです。
片方の分野 | もう片方に選べる分野 |
|---|---|
物理基礎 | 化学基礎・生物基礎・地学基礎 |
化学基礎 | 生物基礎・地学基礎 |
生物基礎 | 地学基礎 |
下の金額は、これから払う本代です。すでに買った本のお金や、送料・手数料は足していません。
赤本1冊でそろえる
不足する分野の黒本だけ買う
今の教材で始める
古い版でも、これから解く回の問題と解説がそろっていれば、そのまま使えます。使いたい年の問題が入っているか、目次を見ます。
無料の問題も、今ある解説で解き直す
2分野の解説がそろう人は、買い足し0冊で始めます。これから解く回の問題と、解き直しに使える解説がそろっている人です。学校の教材や予想問題集に入っている本試・追試のうち、まだ解いていない回から進めます。
2025年度と2026年度の公式ページには、本試と追・再試の問題や正解があります。これで、いま使う教科書に沿った問題を、無料でそろえられます。どのくらい練習できるかは、上の表のとおりです。
公式の正解は、答えの一覧です。どう解くかは、学校の解説や教科書で調べます。それでもなぜ間違えたか分からない人は、解説の付いた本を買います。
例えば化学基礎では、次の問題を無料で読めます。
2026年度本試のPDF | 問われること |
|---|---|
最初のページ | 電子の並び。同じ元素でも重さが違う原子である「同位体」 |
3ページ | 水に溶けるか、電気を通すかで物質を選ぶ問題 |
答え合わせの後は、なぜ正解の答えになるのか、自分の答えはどこが違うのかを説明します。うまく言えない所は、教科書や解説に戻ります。
生物・化学を学び直した
予想問題集に近年の本試・追試があり、赤本は解かなかった。
2026年4月のnote。使った版は不明
物理基礎・化学基礎を受験
過去問を約10年分解いたが、物理基礎に時間を使いすぎ、化学基礎にも影響した。
2025年3月のnote。使った版は不明
学び直した人は、以前に生物I・IIと化学I・IIを学んでいます。すでに学んだ人の点数を、初めて学ぶ人も取れるとは考えません。まねできるのは、いま持っている解説を使う方法です。
もう一方の声からは、続けて解く練習が大切だと考えます。先に解くほうで時間を使いすぎると、後のほうを解ききれません。後に解くほうへ、どれだけ時間を残せるかも練習します。
まず、使う回と手元の解説を書き出す
まず、2025・2026年度の本試と追試で、いまの教科書に沿った出題を練習します。手元にない問題や解説が分かってから買えば、同じ過去問を二重に買わずに済みます。
2分野とも初めて買うなら、赤本1冊でそろえます。購入先では「2027年版」と基礎4分野が並ぶ表紙を選びます。本代は1,430円(税込定価・2026年10月4日)です。
- 使う回と手元の解説を書き出す受ける分野ごとに、2025・2026年度の本試と追試を書く。目次を見て、問題と解説がある回、問題だけある回、まだない回に分ける目次を見る時間
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 理科基礎から2分野を選び、2025・2026年度の本試・追試を1冊の問題と解説で進めたい人。
- 確認すること
- 表紙の「2027年版」と基礎4分野の合冊で選びます。選ぶ2分野だけを解き、2022〜2024年度は今の教科書と表現を見比べます。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・736ページ(ページ数は出版社由来の書誌)
- 収録
- 物理基礎は本試5回・追試2回。4分野合計28回
- 発売日
- 2026年4月23日
- 向く人
- もう一方の基礎分野の黒本を持ち、手元の解説で解き直せ、黒本にある追加の回も使う人。不足する物理基礎の2021年度2日程・2024年度追試を使います。
- 確認すること
- 表紙は「2027」「物理基礎・物理」。センター2017〜2020年度は物理のみです。最新追試の収録は目次で見て、必要な問題を用意します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・768ページ・2色
- 発売日
- 2026年5月28日
- 向く人
- もう一方の基礎分野の黒本を持ち、手元の解説で解き直せ、黒本にある追加の回も使う人。不足する化学基礎の2021年度2日程・2024年度追試を使います。
- 確認すること
- 表紙は「2027」「化学基礎・化学」。センター2017〜2020年度は化学のみです。最新追試の収録は目次で見て、必要な問題を用意します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・896ページ・2色
- 発売日
- 2026年5月28日
- 向く人
- もう一方の基礎分野の黒本を持ち、手元の解説で解き直せ、黒本にある追加の回も使う人。不足する生物基礎の2021年度2日程・2024年度追試を使います。
- 確認すること
- 表紙は「2027」「生物基礎・生物」。センター2017〜2020年度は生物のみです。最新追試の収録は目次で見て、必要な問題を用意します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・880ページ・2色
- 発売日
- 2026年5月28日
- 向く人
- もう一方の基礎分野の黒本を持ち、手元の解説で解き直せ、黒本にある追加の回も使う人。不足する地学基礎の2021年度2日程・2024年度追試やセンター2018〜2020年度を使います。
- 確認すること
- 表紙は「2027」「地学基礎・地学」。センターの問題は今の教科書と範囲・表現を見比べます。最新追試の収録は目次で見て、必要な問題を用意します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・656ページ・2色
- 発売日
- 2026年5月28日
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