要点
- 反応は覚えているが、条件の読み取りで止まるなら必修解法50。迷ったらこれ
- 反応の知識が抜けているなら改訂版 ここで差がつくの要点20テーマから始める
- 止まった重問Bに近いTYPEから開き、元の1題を解き直す

反応は覚えているが、条件の読み取りで止まるなら必修解法50。迷ったらこれ
大学入試 絶対におさえたい 化学 有機構造決定の必修解法50
反応は覚えているが、条件の読み取りで止まるなら、文英堂の『必修解法50』を選びます。止まった重問Bに近いTYPEから開き、例題の条件整理を読んでから元の1題を解き直します。買い足した本を終えられるか不安でも、迷ったら文英堂の該当TYPEから始め、反応の知識が抜けているならKADOKAWAの『改訂版 ここで差がつく』の要点20テーマから始めます。

反応は覚えているが、条件の読み取りで止まるなら必修解法50
重問Bの問題文で、酸化や呈色の反応は思い出せる。それでも、得た条件をどの候補に当てるかで手が止まる。そんなときは、知識を最初から読み直すより、条件を構造へ変える順序を練習します。
文英堂の商品説明は、50の解法タイプごとに、例題の冒頭で解法パターンを示すと案内しています。公開されたTYPE 29の紙面(120~121ページ)では、呈色しない、酸化で何ができる、といった条件を先に整理し、構造を絞ります。重問Bに戻すための見本として使える紙面です。
この見本では、水酸基を持つのに塩化鉄(III)で呈色しないことから、フェノールを外してアルコールに絞ります。酸化後の物質がフェーリング液を還元しないことも、ほかの条件と合わせて候補を絞る材料にしています。知識を覚え直すだけでは見えにくい、条件を候補の削除に使う順序です。
知恵袋の質問者は、反応は覚え、重問も解けるようになってきた一方、模試や過去問では歯が立たないと補足しています(2024年9月)。この相談は重問から先の問題で困る段階です。重問Bの1題で止まるなら、解法タイプを読んだ後にその1題へ戻り、条件の読み方を自分の手で再現します。
最初に開くもの | 必修解法50 | 改訂版 ここで差がつく |
|---|---|---|
本編の入口 | 条件から導く解法タイプ。A・B・Cの50タイプ | 有機の知識を一問一答で戻す20テーマ。その後に演習16題 |
まとまった演習 | 各章末に実践問題。設問総数は公開見本では数えられない | 構造決定の演習16題 |
税込定価(2026年9月27日) | 1,650円 | 1,870円 |
KADOKAWAにも構造決定の思考手順があります。文英堂にも反応を見直せる別冊があります。違いは、どちらから始めるかです。
反応は覚えているが、条件の読み取りで止まるなら、解法タイプから入れる文英堂の『必修解法50』を選びます。税込定価は1,650円(2026年9月27日の文英堂表示)。購入先では表紙の「必修解法50」と別冊付きを見ます。
止まった重問Bに近いTYPEから始める
文英堂の目次見本6~7ページと8ページにある50タイプを数えると、Aが22、Bが21、Cが7です。元素分析や異性体、高分子も含むので、50タイプを「構造決定の大問50題」とは数えません。
先に開くのは、止まった重問Bに近いTYPEです。 A22タイプを終えてからBランクへ進む必要はありません。公開見本のTYPE 29もBランクです。芳香族の酸化条件で詰まったら、この120~121ページの見本で条件の整理を読み、見本を閉じて元の重問Bを解き直します。
私ならA22タイプを順に埋める前に、今止まった1題に近いTYPEを試します。反応の基礎まで戻りたい場合は、目次のAから必要なタイプを選べます。A全22タイプを一度見直す場合、1日2タイプなら11日で一度触れられますが、これは割り振りの計算であり、1日の所要時間や解けるようになるまでの日数ではありません。
解き直しでは、元の問題文から酸化や呈色などの条件を一行ずつ書き出し、どの候補が残るかを自分で説明します。該当TYPEを読めたことより、元の1題で構造まで導けるかを確かめます。
反応の知識が抜けているなら改訂版 ここで差がつく
官能基や反応式を思い出せず、条件整理の前に止まるなら順番を変えます。KADOKAWAの商品説明によると、改訂版は第1章で20テーマを一問一答で確かめ、第2章で構造決定の16題を解く構成です。まず失念した反応を戻し、重問Bの同じ問題へ進めます。
KADOKAWAは要点20テーマを本編の入口に置きます。16題だけで入試の有機全体を終えたと考えず、手元の重問と往復します。
KADOKAWAは改訂版の第1刷の正誤表を公開しています。演習の式や答えを読む際は、手元の刷に該当する訂正を見ておくと迷いません。
反応の知識が抜けているなら、20テーマを先に確かめられる『改訂版 ここで差がつく』を選びます。税込定価は1,870円(2026年9月27日のKADOKAWA表示)。購入先では表紙左上の「改訂版」を見ます。
駿台の有機化学演習は、重問Bの後に演習量を増やす本
駿台文庫は『有機化学演習[四訂版]』を、構造決定が苦手な受験生にも向くと案内しています。ただし、載るのは有機全体の例題56問と練習60問です。構造決定だけの題数は、出版社の商品情報からは分かりません。
重問Bを解けるようになり、有機全体でさらに演習したいときに駿台を選びます。旧版を使った阪大生の記録(2020年5月)では、例題を2周した一方、練習問題は時間の都合で途中まででした。今の短期補強で最初から116問を予定に入れるより、まず止まった1題の解き方を取り戻すほうが目的に合います。
駿台の税込定価は1,430円(2026年9月27日の出版社表示)で、文英堂より220円安い本です。価格では駿台が有利ですが、有機全体を116問で演習する本です。構造決定だけに止まる今の目的なら、先に条件の読み取りを練習します。
止まった重問Bの1題を開き、最初の1冊を決める
重問のA問題とB問題を進める順番で迷うなら、A問題とB問題の進め方で先に決められます。
まず止まった重問Bの1題を開き、反応を思い出せるか試します。反応の知識が抜けているならKADOKAWAの要点20テーマへ。反応は覚えているが、条件の読み取りで止まるなら文英堂の近いTYPEへ進み、元の1題を解き直します。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

文英堂
大学入試 絶対におさえたい 化学 有機構造決定の必修解法50
反応は覚えているが、条件の読み取りで止まるなら必修解法50。迷ったらこれ
出版社表示価格1,650円(税込・2026年9月27日)
商品の公式情報- 向く人
- 化学重要問題集の有機Bで、反応を思い出せても問題文の条件を構造につなげられない人。解法タイプの着眼と条件の整理から始めたい人。
- 確認すること
- 止まった重問Bに近いTYPEから開き、例題の条件整理を読んでから元の1題を自力で解き直す。別冊の反応チェックブックも付く。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・208ページ
- 発売日
- 2025年9月3日
- 向く人
- 官能基や反応を思い出せず、構造決定の問題文を読む前に止まる人。要点20テーマの一問一答から戻りたい人。
- 確認すること
- 手元の本が第1刷なら、KADOKAWAの正誤表を横に置いて使う。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・272ページ
- 発売日
- 2024年9月11日
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