要点
- 化学基礎の物質量・濃度で式が立たないなら『化学基礎 計算問題エクササイズ』の第4〜9章から
- 化学まで進み、複数単元で式が立たないなら、すでに河合の化学基礎編を持ち、類題の進め方が合う人は化学編、それ以外はKADOKAWAの改訂第2版
- 式が立つなら手元の問題集を解き直す。税込定価は河合の化学基礎編990円・化学編1,210円、KADOKAWA1,980円(2026年9月26日)

化学まで進み、複数単元で式が立たないなら、すでに河合の化学基礎編を持ち、類題の進め方が合う人以外はKADOKAWAの改訂第2版
改訂第2版 大学入試 ゼロからはじめる 化学計算問題の解き方
化学基礎の物質量・濃度で式が立たないなら、河合出版の『化学基礎 計算問題エクササイズ』を選びます。化学まで進み、複数単元で式が立たないなら、すでに河合の化学基礎編を持ち、類題の進め方が合う人は化学編、それ以外はKADOKAWAの改訂第2版を選びます。買い足しても使い切れるか不安なら、学校の問題集で式が立つか見てから、必要な本の章だけ始めます。

式が立つなら手元の問題集を解き直す
教科書の用語が分からないなら説明に戻ります。用語から学ぶ本は化学の講義本の選び方、共通テスト化学基礎用なら講義本2冊の比較で選びます。式は立つが計算だけ間違えるなら、単位変換と計算過程を手元の問題集で解き直します。
どこで止まるか分からないなら、学校の問題集で習った物質量と濃度を1問ずつ選び、答えを見る前に最初の式を書きます。
式が立たない範囲で河合とKADOKAWAを選ぶ
先に練習する章と、化学まで進んだときの収録範囲で選びます。河合出版の公開目次には、物質量・濃度の第4〜9章のほか、結晶格子・電池・電気分解も載っています。KADOKAWAの改訂第2版の目次には、反応速度・化学平衡、無機・有機化学まであります(2026年9月26日閲覧)。
選ぶときの差 | 河合出版 | KADOKAWA 改訂第2版 |
|---|---|---|
最初に使う章 | 物質量・濃度の第4〜9章 | 式が立たない既習の単元から |
収録の広がり | 結晶格子、酸と塩基、電池・電気分解も載る | 河合と共通する章に加え、反応速度・化学平衡、無機・有機化学も載る |
税込定価 | 990円 | 1,980円 |
税込定価の差は990円です(河合出版、KADOKAWAの2026年9月26日の表示)。河合も化学の一部を扱うため、書名だけで収録範囲を二分できません。今つまずく6章から使うか、化学まで進んで複数単元を扱うかで選びます。
私なら、化学基礎の物質量・濃度で式が立たないなら河合出版を選びます。 目次の第4〜9章から例題と類題を始められます。税込定価は990円(2026年9月26日)。購入先では表紙の「化学基礎」を見ます。
化学まで進み、複数単元で式が立たないなら、すでに河合の化学基礎編を持ち、類題の進め方が合う人は河合の化学編を選べます。 公式見本の目次には気体や平衡もあり、96例題・189類題を収録します。追加で払う税込定価は1,210円で、KADOKAWAを新たに買う1,980円より770円低くなります(両出版社の2026年9月26日の表示)。購入先では表紙の「化学 計算問題エクササイズ」を見ます。両書の問題数を同じ尺度で比べるためのKADOKAWAの数字は公開されていません。
化学まで進み、複数単元で式が立たないなら、すでに河合の化学基礎編を持ち、類題の進め方が合う人以外はKADOKAWAの改訂第2版を選びます。 現行版の目次には、気体・反応速度なども載ります。税込定価は1,980円(2026年9月26日)。購入先では表紙右上の「改訂第2版」を見ます。
河合の32章から、物質量・濃度の6章を先に解く
河合の無料の見本PDFの3枚目、本の5ページに目次があります。物質量は第4〜6章、溶液の濃度は第7〜9章。最初に使うのは連続する6章です。全32章のうち約19%に当たりますが、問題数が均等とは書かれていないため、学習時間の19%とは考えません。
学校で止まる単元 | 河合で始める章 | 目次の開始ページ |
|---|---|---|
物質量 | 第4〜6章「物質量」 | 22・29・36ページ |
溶液の濃度 | 第7〜9章「溶液の濃度」 | 42・48・52ページ |
見本の本の3ページには、「まとめ」を読み、例題を解き、類題へ進む順序が載っています。類題の前半は基本、後半は入試問題です。見本に物質量・濃度の設問そのものは載っていないので、まず目次で自分の単元を選び、書店ではその章の例題と解答を見て取り組めるか判断します。
2025年12月にセミナー化学基礎で学び直していた人は、問題文の化学式・数字・単位を理解し、計算式にするところで困っていました。まず式を書けるかを見るのは、計算ミスとこのつまずきを分けるためです。この人が使った教材はセミナー化学基礎です。
KADOKAWAの改訂第2版は、化学までの計算を1冊で扱う
KADOKAWAの現行版の目次は、物質の量から気体、反応速度・化学平衡、無機・有機化学まで続きます。出版社は、穴埋め形式の確認問題と入試の定番を扱う練習問題を案内しています。化学まで進み、複数単元で式が立たないなら、習った章を選んで練習できます。未習の章は後回しにします。
2024年3月に受験期を振り返った東進の担任助手は、数値計算・単位・有効数字に苦戦したと書いています。使ったのは別教材の『化学計算の徹底整理』です。
2019年版と2026年の改訂第2版は、著者と分量が違う
同じ『ゼロからはじめる 化学計算問題の解き方』でも、2019年の改訂版は松浦克行著・288ページ・税込定価1,430円、2026年の改訂第2版は西村能一著・208ページ・税込定価1,980円です(2026年9月26日の出版社表示)。目次も第0〜9章から第0〜10章へ変わっています。
出版社は内容を大きく変更したと説明しています。80ページ減った理由や、どの問題が共通するかは分かりません。 旧版についての問題量や難度の感想は、改訂第2版の評価へ移さず、表紙の「改訂第2版」で版を分けます。
学校の問題集から2問を解き、買う範囲を決める
学校の問題集から、すでに習った物質量と溶液の濃度を1問ずつ選びます。答えを見る前に、何を求めるか、使う量と単位、最初の式を紙に書きます。この2問で見るのは物質量・濃度の入口だけで、化学の複数単元で止まるかや入試の得点は測れません。
化学まで進んだ人は、すでに習った気体や反応速度の問題でも最初の式を書き、複数単元で同じように止まるか見ます。化学基礎の物質量・濃度で式が立たないなら河合の第4〜9章へ。化学まで進み、複数単元で式が立たないなら、すでに河合の化学基礎編を持ち、類題の進め方が合う人は化学編、それ以外はKADOKAWAの既習の章へ進みます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 化学基礎の物質量・濃度で式が立たず、まずその6章の例題・類題に取り組む人
- 確認すること
- 結晶格子・電池・電気分解も載る。表紙の「化学基礎」を見る。化学まで進み、複数単元で式が立たないなら、すでに河合の化学基礎編を持ち、類題の進め方が合う人は化学編も選べる。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・280ページ
- 収録範囲
- 化学基礎の計算32章

KADOKAWA
改訂第2版 大学入試 ゼロからはじめる 化学計算問題の解き方
化学まで進み、複数単元で式が立たないなら、すでに河合の化学基礎編を持ち、類題の進め方が合う人以外はKADOKAWAの改訂第2版
出版社表示価格1,980円(税込・2026年9月26日)
商品の公式情報- 向く人
- 化学まで進み、気体・反応速度など既習の複数単元で式が立たず、河合の化学基礎編を持っていないか類題の進め方が合わない人
- 確認すること
- すでに河合の化学基礎編を持ち、類題の進め方が合う人は化学編も選べる。表紙右上の「改訂第2版」を見て旧版と区別する。未習単元は後回しにする。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・208ページ
- 版・発売日
- 改訂第2版・2026年7月16日
記事の誤りや古い情報は、訂正・お問い合わせフォームからお知らせください。
