要点
- 公式の使いどころが分からないなら物理のエッセンス、基本問題は解けるが入試問題で立式が止まるなら良問の風を選ぶ
- 標準問題を自力で解け、二次・私大の演習を増やすなら名問の森を選ぶ。良問154題と名問2冊144題の初回演習は、毎日合計2題で計149日
- 迷ったら良問の風の無料見本の第1題を解き、今つまずく場所の1冊だけ買う
公式の使いどころが分からないなら物理のエッセンス、基本問題は解けるが入試問題で立式が止まるなら良問の風を選びます。標準問題を自力で解け、二次・私大の演習を増やすなら、頻出・標準154題より一段複雑な計144題を収める名問の森を選びます。3冊全部買わないと不安でも、迷ったら良問の風の無料見本の第1題を解き、今つまずく場所の1冊だけ買います。

迷ったら良問の風の無料見本の第1題を解く
河合出版の良問の風 三訂版の無料見本は、問題の印刷6ページと別冊解答の印刷2ページを読めます。第1題は速度と時間のグラフを使う問題です。まず解答を伏せ、グラフの傾きと面積をどう使うか、式と図で説明してみます。
公式の使いどころが分からないなら、物理のエッセンスでその分野の現象と法則に戻ります。基本問題は解けるが入試問題で立式が止まるなら、良問の風の別冊解答にあるKEY POINTと途中の式を読んで、白紙から解き直します。この1題は説明との相性を試すものです。名問の森へ進むかは、学校の標準問題を自力で解けるかと、志望校の二次・私大の過去問で演習が足りないかを別に見ます。
公式の使いどころが分からないなら物理のエッセンス
物理のエッセンスは、河合出版が現象の感覚的な理解と考え方の流れを重視する本です。五訂版の見本では、力学の「力の図示」「力のつり合い」などを分けて引けます。問題の答えから公式だけ拾うより、止まった分野の説明へ戻る使い方が合います。
力学・波動で公式の使いどころが分からないなら、表紙に「五訂版」「力学・波動」とある巻を選びます。河合出版の税込定価は1,034円(2026年9月27日)。買う先では表紙の版と分野を見ます。
熱・電磁気・原子で公式の使いどころが分からないなら、同じ五訂版の別冊を選びます。こちらも税込定価1,034円(2026年9月27日)です。力学・波動の巻を重ねて買う必要はありません。
エッセンスの説明でも止まるなら、宇宙一と漆原の講義本の選び方で、図から入りたいか、式の流れを追いたいかを比べられます。
基本問題は解けるが入試問題で立式が止まるなら良問の風
良問の風 三訂版には、頻出・標準の入試問題154題と巻末の論述問題があります。公式見本の「本書の使い方」は、基礎が固まった分野から進め、誤答した問題では別冊解説のKEY POINTも使う順を示しています。基本の法則がまだ曖昧なら、ここから始めるより先に説明へ戻る方が進みます。
医学部再受験者は、エッセンスを約3周して理解した後、良問の風が読み進めやすくなったと2025年8月の記録に書いています。別の2026年5月の京大合格者は、エッセンスと良問を買い足したのに中途半端に進めたことを後悔しています。どちらも使った版は特定できず、全員に同じ順を勧める根拠にはなりません。
基本問題は解けるが入試問題で立式が止まるなら、良問の風 三訂版を選びます。税込定価は1,100円(河合出版、2026年9月27日)。購入先では表紙の「三訂版」を見ます。
学校で物理重要問題集を配られているなら、重問のA問題と良問の風を選ぶ記事の手順で、手元の別冊解答から試せます。
標準問題を自力で解け、二次・私大の演習を増やすなら名問の森
名問の森は、河合出版の説明では国公立大の二次試験・私大入試を受ける理系向けです。力学・熱・波動Iは45題+16題+14題で75題、波動II・電磁気・原子は9題+46題+14題で69題です。二分冊の計144題で、良問の風の154題とは数が近くても、小問が重なる問題の作りは違います。
四訂版の無料見本には、印刷105ページの第35題と106ページの解説があります。ばねで結んだ物体の運動を小問に分け、力のつり合いから運動方程式へ進む問題です。標準問題を自力で解けても、志望校の二次・私大の過去問で複数の法則を組み合わせる演習が足りないなら、この見本を読んでみます。
2026年9月の利用者の記録には、初学から名問の森を始め、最初はほぼ解けなくても解説を読み、何周も解き直した例もあります。使った版は不明です。私なら、基本問題は解けるが入試問題で立式が止まる段階では、良問の風の154題から選びます。名問の森の公式見本も、基礎と標準問題集を経てから挑む順を案内しています。
力学・熱・干渉以外の波動で標準問題を自力で解け、二次・私大の演習を増やすなら、名問の森 四訂版の「力学・熱・波動I」を選びます。税込定価は1,210円(河合出版、2026年9月27日)。
干渉・電磁気・原子で標準問題を自力で解け、二次・私大の演習を増やすなら、もう一方の四訂版「波動II・電磁気・原子」を選びます。税込定価は1,210円(2026年9月27日)。干渉はこの巻です。
3冊を順番に全題解くと、良問と名問だけで149日
良問の風154題と名問の森2冊144題を両方初回だけ解くと、計298題です。毎日合計2題、1題30分と仮置きすると、良問77日・77時間、名問72日・72時間、合計149日・149時間。解き直しと巻末の論述は別で、名問の難しい題は30分を超えることもあります。日数は学力の合格ラインではなく、本を増やす前に予定へ入れる量です。
河合出版の税込定価では、エッセンス2冊が2,068円、良問が1,100円、名問2冊が2,420円。全部で5,588円(2026年9月27日)です。すでに学校教材で基本問題を解ける人がエッセンスを両巻からやり直す、標準問題を自力で解ける人が良問を全題から重ねる、といった順は必要ありません。
現行の商品ページでは、エッセンス五訂版は2023年9月20日、良問の風 三訂版は2023年10月20日、名問の森 四訂版は2024年6月24日発売です。購入先では、表紙の版と分野名で見分けます。
名問の森の見本の「この本の使い方」は、エッセンスなどで基礎を整え、良問の風のような標準問題集を経て挑む順を勧めています。未習熟の分野での確かな道筋です。一方、学校の問題集などで同じ段階を終えている人まで、同じ書名を全部買い直す理由にはなりません。別の医学部合格者の取材でも、教材を増やし過ぎた後、良問の風を軸に絞って使った経緯があります(2025年8月、使用版は不明)。
共通テストだけで物理を使う人は、二次・私大向けと表示されるこの3冊を追加する前に、大学入試センターの2026年度「物理」本試験を1回解きます。共通テストはマーク式です。過去問で止まった分野に戻る方が、名問の森を先に買うより目的がはっきりします。
力学・波動で公式の使いどころが分からないなら物理のエッセンス 五訂版を選び、表紙の分野を見ます。
熱・電磁気・原子で公式の使いどころが分からないなら、物理のエッセンス 五訂版の該当巻を選びます。
基本問題は解けるが入試問題で立式が止まるなら、良問の風 三訂版を選びます。
力学・熱・干渉以外の波動で標準問題を自力で解け、二次・私大の演習を増やすなら、名問の森 四訂版の該当巻を選びます。
干渉・電磁気・原子で標準問題を自力で解け、二次・私大の演習を増やすなら、名問の森 四訂版の該当巻を選びます。
購入先
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- 向く人
- 力学・波動の図と法則をつなげ直したい人
- 確認すること
- 表紙の五訂版と力学・波動の表記を見る。熱・電磁気・原子は別冊
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- 向く人
- 熱・電磁気・原子の現象と法則をつなげ直したい人
- 確認すること
- 表紙の五訂版と熱・電磁気・原子の表記を見る。力学・波動は別冊
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- 向く人
- 公式の使いどころは分かり、頻出・標準の入試問題154題で立式を練習したい人
- 確認すること
- 表紙の三訂版を見る。基本が曖昧なら、先に該当分野の説明へ戻る
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- 向く人
- 力学・熱・干渉以外の波動で、標準問題の次の演習が必要な人
- 確認すること
- 表紙の四訂版と力学・熱・波動Iの表記を見る。干渉は別冊
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- 向く人
- 干渉・電磁気・原子で、標準問題の次の演習が必要な人
- 確認すること
- 表紙の四訂版と波動II・電磁気・原子の表記を見る
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