要点
- 本文・別冊解答がそろうCD版なら買い直さない。迷ったらCD版を続ける。例題70題・演習70題は内容変更なし
- 新しく買うなら音声オンライン提供版。表紙右側の版名で見分ける。税込定価1,650円、CD版の公式表示より220円高い
- 解説を読んでも文構造が分からないなら、どちらも追加購入しない。学校の文法教材と先生への質問を先に使う
本文・別冊解答がそろうCD版なら、『入門英文解釈の技術70』は買い直しません。音声オンライン提供版は内容を変えず、例題70題・演習70題を引き継いでいます。新課程への不安で迷ったらCD版を続け、新しく買うなら音声オンライン提供版を選びます。

本文・別冊解答がそろうCD版なら、買い直さず続ける
私なら、本文と別冊で答え合わせまでできるCD版をそのまま使います。2024年刊の音声オンライン提供版は、装丁と音声の提供方法を変えた版です。出版社が提供する書誌は、内容変更なしと説明しています。
第1部は、大学入試から選んだ70例題で文構造を読む練習です。第2部には同じポイントを含む70題の書き込み式演習があり、別冊で答えと理由を読みます。計140題の学習内容は、どちらの版でも共通です。
公式音声の曲名一覧には、主語・動詞の見つけ方、関係代名詞、分詞構文、仮定法などの項目が並びます。習う項目を増やすために、この2版を買い分ける必要はありません。
新課程が心配でも、この2版で習う内容は同じです。新しい年度の入試問題を練習したいなら、時間を使う先は志望校の過去問。新版を買うことで、今の入試に必要な演習が増えることはありません。
CDを再生できないなら、旧版の公式ページから音声へ進む
CD用の機器がない人も、公式のオンライン音声へ進めます。CD版の公式ページも、現行版と同じ音声ダウンロードページとストリーミング先を案内しています。
手元の英文を見ながら、公式の音声ページの復習トレーニングか演習問題を選びます。CDが使える人はCDを続け、スマートフォンで聞きたい人はこの案内から進めます。
ストリーミングにはインターネット接続が必要です。mp3のダウンロードと無料アプリmy-oto-moも案内されており、アプリは一度ダウンロードした後にオフラインで使えます。音声の実再生は試せていないため、使う端末で1つ再生してから音読の予定を組みます。
音声に合わせて読むときも、先に英文の主語・動詞と修飾先を理解します。解答の訳を思い出すだけなら、第2部の別の英文で同じ読み方を使えるか試すほうが先です。
中古はCDの有無より、別冊解答と書き込みで選ぶ
中古のCD版で気にするのは、本文と別冊で勉強を完結できるかです。CDが欠けていても公式の音声案内がありますが、別冊が欠けると第2部の答え合わせが止まります。
中古の説明・写真で見る所 | そろっていれば | 欠ける・使いにくければ |
|---|---|---|
本文と別冊の解説・解答 | 例題の後に演習を解き、理由まで読み直せる | その中古は選ばない。買い直す前に、手元の別冊を探す |
第2部の解答欄 | 答えを見ずにノートで解ける | 和訳や構造の書き込みが見える品は避ける |
CD | 手元の機器で聞ける | 旧版の公式ページからオンライン音声へ進む |
別冊の中身を音声で代用することはできません。単に英文が読めるだけでなく、自分の和訳のどこが違ったかを直せる状態で買います。中古に送料・手数料が付く場合は、それも含めた額と新品の本代を比べます。
本文・別冊解答がそろうCD版なら、追加の本代は0円です。新しく買うなら現行版の本代は1,650円。欠品のある中古を安く買ってから買い直すと、本代を二度払うことになります。
新しく買うなら、音声オンライン提供版を選ぶ
これから技術70をそろえる人には、音声オンライン提供版を選びます。CDや別冊の状態を品ごとに探すより、本文と別冊をそろえて学習を始めやすいからです。
版で違う所 | CD版 | 音声オンライン提供版 |
|---|---|---|
表紙右側の表示 | 丸いCD付の印 | 音声オンライン提供版の文字 |
音声の提供 | CD付。現在は公式ページからオンライン音声も案内 | mp3・ストリーミング・my-oto-moを案内 |
出版社の税込定価 | 1,430円 | 1,650円 |
税込定価は2026年10月2日の桐原書店の表示です。差は220円ですが、旧版を持つ人の買い直し額は差額ではなく1,650円です。新品の送料・手数料は購入先によって加わります。
新しく買うなら、表紙右側に「音声オンライン提供版」とある技術70を選びます。例題の後に演習を解き、別冊で答えと理由を読み、和訳を直すための1冊です。桐原書店の税込定価は1,650円(2026年10月2日)。
解説を読んでも文構造が分からないなら、学校の文法教材へ戻る
新版になっても解説の内容は同じです。入門という名前でも、扱う例題は大学入試の英文。中学〜高1の文法を、実際の英文に使う段階の本です。
技術70を使った人には、和訳を評価しつつ、解説の配置を読みにくいと感じた人がいます。CD版をそろえて使った別の人は、意訳を英文と結び付けにくいと書いています。
受験時に技術70を使った人も、文法教材を併用する進め方を勧めています。私なら、新版へ替えるより、文法と読み方へ戻ります。
解説を読んでも文構造が分からないなら、学校の文法教材で同じ項目に戻ります。分からない英文と自分の訳を先生に見せ、主語・動詞や修飾先のどこで取り違えたかを質問します。
一方、手持ちの別の解釈本で文構造を説明でき、長文の練習まで進めている人は、今の本を続けます。最初の解釈本そのものに迷っている人は、肘井と技術70の選び方へ進めます。
両版の無料の紙面見本は見つからず、同じ単元の語数や解説の行数は比べられていません。ここで買い直さないと決めた根拠は、出版社の内容変更なしの説明と、旧版にもある音声案内です。
今日するのは、手元の別冊を出して演習を1題解くこと
CD版を持つ人は、まず本文と別冊を机に並べます。第2部から、すでに学んだ項目の1題を選び、答えを見ずにノートへ和訳を書きます。別冊を読み、主語・動詞と修飾先を説明し直します。
手元に本がなく新しく買うなら、表紙右側に「音声オンライン提供版」とある技術70で、本文と別冊をそろえます。
この1題で分かるのは、別冊を使って解き直せるかと、その項目の理解です。全70項目の完成度や志望校への対応は、残りの演習と過去問で試します。説明が分からなければ上の文法教材と質問へ進み、版の新しさを理由に買い直しません。
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