要点
- 迷ったら手持ちの標準問題集と過去問を進める
- 過去問で解法が浮かばず、手持ちの解説で解き直せない単元がコア・セレクトの目次にあり、その単元の紙面を読んで方針がつかめたときだけ足す
- 100テーマすべての初回演習は、1テーマ20分の仮定で33時間20分。必要なテーマだけ予定に入れる

過去問で解法が浮かばず、手持ちの解説で解き直せない単元がコア・セレクトの目次にあり、その単元の紙面を読んで方針がつかめたときだけ足す
知識・技能を得点につなげる 大学入試 真・数学問題演習 コア・セレクト
GMARCH・地方国公立の数学を受ける高3なら、迷ったら手持ちの標準問題集と過去問を進めます。新刊の100テーマを各20分と仮定して全部解くと、初回だけで33時間20分です。買い足して過去問の時間を失いたくないなら、過去問で解法が浮かばず、手持ちの解説で解き直せない単元がコア・セレクトの目次にあり、その単元の紙面を読んで方針がつかめたときだけ足します。

迷ったら手持ちの標準問題集と過去問を進める
手持ちの解説を読んで方針と計算を再現できるなら、その本で復習を続けます。私なら、新刊を買うより、止まった過去問をもう一度解く時間に回します。
標準問題精講を持っている場合も、100という数より過去問の失点を直せるかが先です。旺文社の四訂版は数学I・Aに標問124題、II・B+ベクトルの四訂版に183題を収めています。どちらも解説の後に演習問題があります。学校配布の別の問題集を持つ人は、その本の章と済ませた問題で同じ手順を行います。
秋から使うもの | 本に載る主問題・テーマの全件数 | 説明の形 | すでに標準問題集を持つ人の追加支出 |
|---|---|---|---|
手持ちの標準問題精講2冊を使う場合 | 標問124+183=307題 | 精講・解法のプロセス・研究 | 0円 |
コア・セレクトを足す場合 | 100テーマ | 会話で考える「解法作戦会議」・黄金ルール | 税込2,200円 |
問題数と定価はKADOKAWAと旺文社の表示(2026年9月29日)。307題は標準問題精講2冊の全標問、100テーマは新刊の全テーマです。今から解く量は過去問で止まった単元に絞り、題型の重なりは該当紙面で比べます。
学校配布本の題数は本ごとに異なります。コア・セレクトは各テーマに類題、標準問題精講は標問の後に演習問題があり、どちらも主問題以外の時間が要ります。
コア・セレクトは目次で単元を絞り、紙面で方針がつかめたら足す
止まった設問について、手持ちの解説を読んでも「なぜその方針を選ぶか」が分からないなら、別の説明を探します。KADOKAWAの公開紙面には、生徒役との「解法作戦会議」が見えます。一方、旺文社は標問から精講、解法のプロセス、研究へ進む構成です。両方とも解説があるので、説明の形だけでなく、該当単元の紙面を読んで方針がつかめるかで決めます。
まずKADOKAWAの目次で、止まった単元を探します。条件付き確率、漸化式、仮説検定、交点ベクトルは掲載されています。次に、その単元の紙面を店頭などで読み、止まった設問の方針がつかめるか試します。公開紙面が別の単元なら、そこで該当単元の説明まで判断しません。
標準問題精講の数学I・Aを進めた高2が、II・Bでは解き進められず、保護者は基礎力が足りないと考えてチャートの復習に戻しました(2024年8月)。筑波大情報系の受験者も、標問I・AよりII・Bで手が止まったと振り返ります(2024年4月)。
この2例は2026年刊のコア・セレクトの使用例ではなく、標問II・Bで止まった経過です。どちらも標問の使用版は分かりません。II・Bで止まっただけなら買い足す理由にはせず、教科書の公式から分からない単元は先に基本問題へ戻します。
過去問で解法が浮かばず、手持ちの解説で解き直せない単元がコア・セレクトの目次にあり、その単元の紙面を読んで方針がつかめたときだけ足します。該当紙面を読めないときは買い足しを保留します。KADOKAWAの税込定価は2,200円(2026年9月29日)。購入先では表紙の「コア・セレクト」と「I・A・II・B+ベクトル」を見ます。
100テーマを全部解くなら初回だけで約33時間
コア・セレクトの100テーマを全部1テーマ20分で解くと仮定すると、100×20分=33時間20分。毎日40分なら50日です。手持ちの本も新刊も、実際には止まった単元から必要な問題だけ選びます。
仮に手持ちから3題、新刊から該当する3テーマを選ぶなら、それぞれ初回は3×20分=60分です。この題数と所要時間は予定の計算例で、実際に選ぶ量と時間は人によって変わります。類題・演習問題、解説を読む時間、解き直しは別に取ります。
一橋大法学部の合格者は高2の終わりから高3夏に標問などを使い、高3秋は過去問と弱点分野の演習に進みました(2026年4月の体験記)。これは複数教材を使った一人の経過です。秋は過去問に残す時間を先に確保します。
数学IIIが必要なら、試験範囲に合う教材を使う
コア・セレクトのKADOKAWA公式目次は数学I・A・II・Bとベクトル、統計的な推測までです。数学IIIや複素数平面を使う個別試験には、その範囲の手持ち教材と過去問を別に用意します。旺文社の数学I・A、II・B+ベクトルの2冊にも数学IIIは入らず、数学III・Cの別巻があります。「2冊で307題」という表の数字に数学IIIは含めていません。
過去問1年分の失点から、今日の演習を決める
志望校の個別試験の過去問を1年分開き、方針が浮かばなかった設問の単元と、手持ちの本で戻る問題番号を1行ずつ書きます。解説を閉じて解き直せた単元は手持ちの本と過去問を続けます。1年分で見つかるのは今日戻る単元です。翌年の出題傾向は、別の年の過去問も解いて見ます。
過去問で止まった問い方 | 手持ちの本の問題番号と解き直し | 新刊の目次/該当紙面で見ること |
|---|---|---|
仮の記入例:漸化式から一般項を求める問いで止まる | 数列の章から同じ問い方の問題番号を書く。解説を閉じて方針を再現できたか記入 | 第13章「漸化式(1)・(2)」は目次で確認。該当紙面の問い方と説明は未確認。見られたら、方針がつかめるか記入 |
自分の過去問の問い方を記入 | 手持ちの問題を見比べ、番号と解き直しの結果を記入 | 出版社の目次で単元を探し、該当紙面で同じ問い方か、方針がつかめるか記入 |
目次から分かるのは単元の掲載までです。該当紙面が見られたら、過去問と問い方を比べ、解説を読んで方針がつかめるか試します。見られなければ、買い足す効用をこの表からは決められません。
基礎問題精講を終えた直後なら次の1冊の選び方、ベクトルだけで止まったならベクトルの教材選びも参照できます。
まず過去問1年分で方針が浮かばなかった設問を、手持ちの問題番号へ戻します。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

KADOKAWA
知識・技能を得点につなげる 大学入試 真・数学問題演習 コア・セレクト
過去問で解法が浮かばず、手持ちの解説で解き直せない単元がコア・セレクトの目次にあり、その単元の紙面を読んで方針がつかめたときだけ足す
出版社表示価格2,200円(税込・2026年9月29日)
商品の公式情報- 向く人
- GMARCH・地方国公立の個別試験で数学I・A・II・Bとベクトルを使い、過去問で解法が浮かばず、手持ちの解説で解き直せない単元がコア・セレクトの目次にあり、その単元の紙面を読んで方針がつかめた人。
- 確認すること
- 数学III・複素数平面は収録範囲外。公開紙面が別の単元なら、該当単元の紙面を店頭などで読む。読めないときは買い足しを保留する。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・352ページ
- 収録
- 数学I・A・II・Bとベクトル、100テーマ
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