要点
- 理論・実技の基礎をまだ学ぶならパーフェクトマスター。迷ったらパーフェクトマスターから始める
- 理論・実技の知識を一通り学んだなら実問題集 2026年度版。第132〜137回の6回分を回別に解ける
- 10月1日から試験前日までは45日。毎日60分なら45時間で、基礎21時間・6回分の演習と解き直し12時間・復習12時間に分ける(試算)
秘書検定2級で、理論・実技の基礎をまだ学ぶならパーフェクトマスター、理論・実技の知識を一通り学んだなら2026年度版の実問題集を選びます。迷ったらパーフェクトマスターから始め、234問を単元ごとの解説と学びます。11月15日の初受験に向け、2冊買っても使い切れないのが不安なら、実問題集の6回分は5分野を一通り学んでから取り組みます。

基礎を学ぶならマスター、回別に仕上げるなら実問題集
理論・実技の基礎をまだ学ぶなら、パーフェクトマスターです。問題を解き、正答の根拠と解説を同じ単元内で読めます。『秘書検定2級 パーフェクトマスター 改訂版』の定価は1,540円(税込、2026年9月30日の出版社の表示)です。
理論・実技の知識を一通り学んだなら、実問題集 2026年度版です。回別に解いてから別冊の解答・解説を読み、苦手な問題へ戻れます。『秘書検定2級 実問題集 2026年度版』の定価は1,760円(税込、2026年9月30日の出版社の表示)です。
ここでいう「一通り学んだ」は、理論の3分野と実技の2分野を教材で最後まで学習した段階です。理論は「必要とされる資質・職務知識・一般知識」、実技は「マナー・接遇・技能」です。2級の実技も、筆記試験の中で問われます。
選ぶときの差 | パーフェクトマスター 改訂版 | 実問題集 2026年度版 |
|---|---|---|
学ぶ順番 | 単元の過去問、正答の根拠、解説、演習、章末問題 | 試験の回ごとの問題、別冊の解答・解説 |
過去問のまとまり | 234問を学習する内容に沿って配置 | 第132〜137回の6回分をそのまま収録 |
知識の説明 | 各単元の問題に続いて詳しく学ぶ | 巻末の要点整理で重要事項を読み直す |
ページ数 | 286ページ | 244ページ |
定価(税込) | 1,540円 | 1,760円 |
表は両書の出版社ページによります(2026年9月30日)。実問題集にも要点整理があり、マスターにも過去問があります。差は、知識と問題を単元ごとに結び付けるか、1回分をまとめて解くかです。
無料の見本でも、この差が見えます。マスターの商品ページにある12〜13ページでは、過去問の隣に解答、下に正答の根拠があり、続いて心構えの解説を読みます。98〜99ページには補足と演習、182〜183ページには章末の過去問があります。
実問題集の商品ページの56〜57ページは、第135回の問題が続く見開きです。136〜137ページは要点整理、別冊3ページは第137回の解答・解説です。別冊を閉じて解く使い方に向いています。
2026年度版は第132〜137回。収録は2025年11月まで
買う実問題集は、表紙に「2026年度版」「第132〜137回」とある本です。収録範囲は2024年2月〜2025年11月の6回分。2026年度版という書名でも、2026年実施の第138・139回は収録範囲に入りません。
それでも第140回向けには、この年度版を選びます。出版社が2027年2月の試験まで対応と案内しているためです。第140回そのものを予想した問題集ではなく、直近の収録回で試験の形式と対応の考え方を練習する本です(2026年9月30日)。
マスターは表紙の「2級」「改訂版」で選びます。出版社の2026年度出版案内の4ページによると、2025年3月の改訂で掲載していた過去問をすべて選び直し、解説を加筆しました。実問題集の刊行案内は2026年3月上旬の予定です。日付の細かな違いより、表紙の版と収録回で見分けます。
第140回まで45日。毎日60分を基礎・演習・復習に分ける
第140回は2026年11月15日、通常申込は9月3日〜10月13日です。協会の受験要項では、2級の時間帯は14時50分〜17時で、説明10分を含みます。問題を解く時間は120分です(2026年9月30日)。
10月1日から前日の11月14日までは45日あります。毎日60分なら45時間、30分なら22時間30分です。次の計画は毎日60分を確保した場合で、合格に必要な時間ではなく、2冊に手を広げて途中で残さないための配分です。
まだ基礎を学ぶ人は、最初の21日にマスターを使う
期間 | 取り組むこと | 使う時間 |
|---|---|---|
10月1〜21日 | マスターを解説と問題の両方で一通り進める | 21時間 |
10月22日〜11月2日 | 実問題集の6回分。1日解き、翌日解説と解き直し | 12時間 |
11月3〜14日 | 間違えた理由の復習、記述の書き直し、120分通しの演習 | 12時間 |
マスターの総ページを21日に割ると、1日約14ページです。目次などを含む粗い目安なので、最初の3日で実際の進み方を見るために使います。60分で進まなかったページは翌日へ回し、解説を飛ばして予定の数字だけを守らないようにします。
予定と実際の進み方を分けて書きたいなら、スタディプランナーの選び方で記録用の欄を選べます。
実問題集を買い足すのは、5分野を一通り学んでからです。10月21日までに終わらなければ、マスターの解説と章末問題を続け、回別演習は学び終えた日から残りの日程へ入れます。最初から2冊を同時に開くより、まだ分からない理由を1冊で学ぶ方を優先します。
6回分は、解く60分と復習60分を1回の枠にした試算で、合計12時間です。出版社の筆記試験対策も、直前は1回分を約1時間で解く目安を示します。最初は解く方に120分かかったら、6回で18時間になるので、最後の復習枠から6時間を回します。
知識を学んだ人は、最初の3週間で6回分を解く
すでに教材の5分野を終えている人は、10月1〜21日に実問題集を週2回分ずつ解きます。解く日と解説を読む日に分ければ、毎日60分の枠でも回別の練習ができます。6回で12時間を使い、同じ期間の残り9時間は、手持ちの教材で間違えた分野を復習します。
10月22日〜11月14日の24時間は、間違えた問題と記述を優先します。本番と同じ120分で通して解く日には、翌日の60分を前日に移し、合計の時間をそろえます。毎日30分なら、最初の計画の基礎21時間だけで42日かかるため、基礎から2冊を同じ日程で終える計画は組まず、最初の1冊を優先します。
実技は選択18問に加えて記述4問を練習する
第137回の公式解答・解答例を設問番号で分けると、次の量です。小問が複数ある記述も、設問番号1つを1問として数えています。
第137回の領域と形式 | 問題番号 | 1回分の設問数 | 復習で残すもの |
|---|---|---|---|
理論・選択 | 1〜13 | 13問 | 選択肢を選んだ理由と、判断を変える状況 |
実技・選択 | 14〜31 | 18問 | 敬語、接遇、文書などで誤った箇所 |
実技・記述 | 32〜35 | 4問 | 見ずに書いた答案と解答例との差 |
理論13問と実技22問、計35問です。数の多い実技に、記述を書く時間も取ります。合格は理論と実技の得点がそれぞれ60%以上で決まるので、正解した設問数を35で割った数字で合否を決めず、理論・実技を分けて間違いを直します。記述の小問や配点まで、この表の1問単位では測れません。
合格者の声も、学ぶ順番と答えの理由を見る
大学生の合格記録には、実問題集とマスター改訂版の2冊を使い、CBTで合格した報告があります(2026年9月)。実問題集の年度は書かれていません。初学者は、2冊の使い道を参考にし、前の45日計画を自分の進み方に合わせて調整します。
社会人10年の人も、マスター(使った版は不明)を一読してから2025年度版の実問題集を1周し、合格しています。一方で、本番では最後の2択に迷い、学習の効果を感じにくかったと書いています(note、2025年8月)。番号を覚えて答えられることと、別の状況で対応を選べることには差があります。
新社会人の2025年9月の記録では、別のテキストを学んだ後でも、2025年度版実問題集の初回は6〜7割ほどでした。間違いの理由を読み、2周目で正答率が安定したと述べています。最初の出来が低かったら本を増やすのではなく、選んだ理由と解説がずれた箇所へ戻ります。
約2週間で学んで合格した社会人は、マスターの説明の省略や、解説を探す負担に不満を述べています(note、2025年7月、使った版は不明)。購入前に公式の12〜13ページの見本を読み、問題の理由まで理解できる書き方か試します。
出版社もマスターと実問題集の2冊を勧めています。私なら、基礎から始める人は買う時期を分けます。2冊の定価は合計3,300円(税込、2026年9月30日)で、差額は220円しかなく、選ぶ理由は価格より使う順番です。
マスターで対応の根拠を学び、実問題集で回別に解くなら、併用の役割が分かれます。同じ過去問が重なる数は分からないため、234問に6回分を足した数を「新しい問題の数」とは数えません。
買う前に、公式の2級問題例で正答の理由を読む
協会の「問題を解いてみよう」を開き、「2級の問題に挑戦」を選びます。最初の問題は、出張中の上司に取引先が苦情を伝えたい場面です。解答を開く前に1つ選び、なぜその対応にしたかを1文で書いてから解説を読みます。
この1問は、職場での対応の理由を学ぶ必要があるかを見る入口です。5分野の習得度や合否を判定するテストには使いません。知識を一通り学んだ人は、正誤よりも、理由を説明できなかった箇所を手持ちの教材で読み直します。
理論・実技の基礎をまだ学ぶなら、パーフェクトマスター 改訂版を選びます。問題と解説を同じ単元で往復し、対応の理由を学べます。定価は1,540円(税込、2026年9月30日の出版社表示)。
理論・実技の知識を一通り学んだなら、実問題集 2026年度版を選びます。別冊を閉じ、試験の回ごとに解く練習ができます。定価は1,760円(税込、2026年9月30日の出版社表示)。
まず今日、公式の2級問題例の最初の1問を解き、選んだ理由を解説と比べます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 理論・実技の基礎をまだ学ぶ人。234問の過去問を単元ごとの解説と一緒に学び、最初の1冊にしたい人。
- 確認すること
- 表紙に「2級」「改訂版」とある本です。各単元の正答番号だけでなく、解説で対応の理由も学びます。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・286ページ
- 収録内容
- 234問の過去問と単元別の解説
- 改訂時期
- 2025年3月改訂(出版社の2026年度出版案内)
- 向く人
- 理論・実技の知識を一通り学んだ人。6回分を回別に解き、選択問題と記述問題を一緒に仕上げたい人。
- 確認すること
- 表紙の「2026年度版」「第132〜137回」で選びます。中古では取り外せる別冊の解答・解説もそろった本を選びます。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・244ページ
- 収録回
- 第132〜137回(2024年2月〜2025年11月)
- 対応試験
- 2027年2月の試験まで(出版社の表示)
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