要点
- まだ解いていない回がある人は手持ちから。追加回の問題と解説がそろい、会計の決まりが変わった所を今の教材で補える人は旧版を続けます。
- 新旧で共通するのは7回。新版の本には第219・221回が入り、第223回は購入者向けの無料ダウンロード案内があります。
- 迷ったら手持ちを1回分解き直します。手持ちや旧版の無料資料でも追加回の解説が足りない人は新版を選びます。公式の有料PDFには上級の答えも解説も付きません。

手持ちや旧版の無料資料でも追加回の解説が足りない人は新版を選ぶ
全経簿記上級 過去問題集 出題傾向と対策 26年7月・27年2月試験用
本を買い直すか、講座に切り替えるか迷っていても、旧版にまだ解いていない回がある人は手持ちから始めます。新旧で共通する試験が7回あるからです。迷ったら手持ちを1回分解き直し、旧版の無料資料でもそろわない追加回の解説を新版で買い足します。
こんな人は
- まだ解いていない回がある人は手持ちから始めます。
- 追加回の問題と解説がそろい、会計の決まりが変わった所を今の教材で補える人は旧版を続けます。
- 手持ちや旧版の無料資料でも追加回の解説が足りない人は新版を選びます。

年が変わっても共通の過去問は7回残る
比べるのはネットスクールの『全経簿記上級過去問題集 出題傾向と対策』。旧版の表紙は25年7月・26年2月試験用、新版は26年7月・27年2月試験用です。TACの『合格するための過去問題集』とは別の本なので、中古を探すときもこの書名を目印にします。
どちらも本には過去の試験が9回分入っています。新版で古い回が外れ、最近の回が加わりました。
同じ試験の回が入っていることと、問題や解説まで同じであることは別です。どの回が入っているかと、どこを書き直したかは分けて考えます。
過去問の回 | 旧版の本 | 新版の本 |
|---|---|---|
第201・203回 | 収録 | 削除 |
第205・207・209・211・213・215・217回 | 収録 | 収録 |
第219・221回 | 未収録。第219回は本を買った人向け無料資料の案内あり | 収録 |
第223回 | この回の特典案内は見つからず | 本を買った人向け無料資料の案内あり |
表紙にある年はその年の試験を受ける人に向けて書かれたもの。本に入っている回と、これから受ける試験の年は分けて読んでおきたいところ。試験の前に出る本なので、本が出たあとに行われる夏の回は本を買った人がもらえる無料資料で補う仕組みです。
追加回は問題用紙だけで足りるかが分かれ目
ここでいう追加回は新版の本に入った回と、本が出たあとにもらえる資料の回です。解くには問題と答えを書く紙が要ります。さらに間違えた所を直すには答えと計算の進め方までそろえたいところ。
第219回の解説だけが足りない人は、先に旧版を買った人向けの無料資料の案内へ進みます。本の最初にある前付(5)ページのパスワードを使う仕組みです。問題・答え・解説が無料でそろったら、買い直す必要はありません。
前にダウンロードしておいた資料も使えます。持っている教材や旧版の無料資料でも追加回の解説がそろわない人は、新版を選びます。
一方で、全経が売る過去問のPDFは上級の答えも解説も含みません。問題を解く紙だけがほしい人は、足りない回のPDFにいくらかかるかを数えます。答えや解説も足りない人は、手持ちや旧版の無料資料でそろうかを先に見ます。
手元にあるもの | 選ぶ行動 |
|---|---|
講座や手持ちの教材で追加回の問題と解説がそろい、会計の決まりが変わった所も今の教材で補える | 旧版を続ける |
手持ちや旧版の無料資料でも追加回の解説が足りない | 新版で解説をそろえる |
旧版にもまだ解いていない回がある | 手持ちから始め、追加回の不足を並行して補う |
まだ解いていない回が残っていても、新しい回は解いておきたいところ。まず古い本で練習を始め、受ける日までには新しく加わった問題と解説もそろえます。
無料資料でも足りない解説は新版でそろえる
出版社でこの1冊を定価で買うと、本と送料を合わせて3,120円(税込・2026年10月28日、商品案内)。本の定価2,970円に送料150円を足した額です。
全経のPDFは、商業簿記・財務会計と原価計算・管理会計に分かれて売られています。本に加わった両方の回を解くために4ファイルを買うと、次の額になります。
第219・221回を、それぞれ商業簿記・財務会計と原価計算・管理会計の両方で購入する場合。1ファイル550円(税込)。2026年10月28日、全経公式PDF販売の表示。印刷代を除き、標準解答・解説は含まない。
出版社で本と送料を払う額からPDF代を引くと、差は920円。定価だけとの差770円には送料が入らず、どちらの差にもPDFを印刷するお金は入れていません。紙の本には問題に加えて答えと解説も入っています。
PDFを買う計算に入れるのは、まだ持っていない回だけ。旧版の無料資料でそろった回も外し、足りない分だけを数えます。第221回だけを上の2つの組で買うと1,100円ですが、答えと解説は付きません。
手持ちや旧版の無料資料でも追加回の解説が足りない人は新版を選びます。出版社でこの1冊を定価で買うと、本と送料を合わせて3,120円(税込・2026年10月28日)。下のボタンから開くページでは、表紙の26年7月・27年2月試験用を選びます。
共通する回でも間違えた理由まで解き直す
会計基準は、お金の動きを帳簿に書いたり、会社のお金の動きをまとめたりするときの決まりです。出版社は新旧どちらも、そのときの会計の決まりに合わせて必要な問題を書き直すと案内しています。古い本を使う人も、今のテキストや講座でどこが変わったのかを学んでから解きます。
全経の出題範囲が変わるのは2027年5月の試験からです。この記事は、その前にある2月の上級試験に向けた選び方です。
過去問を繰り返す予定だった
予定した回数まで進められず、後半は予想や傾向分析も使い、解く回を選んだ。
2020年の個人ブログ。20年7月・21年2月試験用
一度不合格になった
丸つけだけで終え、理論を後回しにした反省から、間違いの振り返りを重視した。
2026年の個人ブログ。使用版は不明
2人とも、持っている問題をどう解き直すかという話です。新しい版に替えたら点数が上がった、という話はしていません。私なら手持ちで止まった問題を先に解き直し、旧版の無料資料でもそろわない追加回の解説にお金を使います。
無料で読める第221回の採点後の講評も、解き直しに使えます。2ページ目で求めているのは、なぜその決まりになったのかまで理解すること。講評で何を問われたのかを振り返り、計算の途中で止まる所は手元の解説に戻ると使い分けやすいでしょう。
迷ったら手持ちの解き直しから始める
次の目標は2027年2月21日の試験です。新版の表紙にある夏の試験はすでに終わっており、その回を本を買った人がもらえる無料資料で補う案内があります。本の中をすべて解いたあとも、まだ解いていない回は何か、どの回の解説が足りないかを分けておきます。
- 手持ちの目次に印を付けるまだ解いていない回と、解き直す回を分ける5分目安
- 追加回の問題と解説を並べる保存済みの資料と旧版の無料特典で補い、足りない解説を見つける10分目安
- 無料資料でも足りない解説を新版でそろえる追加回の問題と解説がそろい、会計の決まりの変更を今の教材で補える人は旧版を続ける不足がある人
手持ちや旧版の無料資料でも追加回の解説が足りない人に勧めるのは新版です。出版社でこの1冊を定価で買うと、本と送料を合わせて3,120円(税込・2026年10月28日、ネットスクールの商品案内)。下のボタンから開くページでは26年7月・27年2月試験用の表紙を選び、本と送料でいくらになるかを見て買います。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 手持ちや旧版の無料資料でも第219・221回の解説を補えない人。26年7月・27年2月試験用には9回分の問題と解説が入り、第223回の購入者向け無料ダウンロード案内もあります。
- 確認すること
- 第219回の解説だけ足りない人は、先に旧版の無料資料の案内へ進みます。新版の表紙は26年7月・27年2月試験用。第223回の資料は本の前付(5)ページのパスワードを使う仕組みです。出版社で1冊を定価で注文すると本代・送料で3,120円(税込・2026年10月28日)。中古は問題編・解説編・解答用紙の抜けにも注意。
書籍の仕様を見る
- 出版社で1冊買う費用
- 本代・送料3,120円(税込・2026年10月12日、定価で注文する場合)
- 税込定価
- 2,970円(2026年10月12日、出版社表示)
- 判型・ページ数
- AB判・536ページ(出版社表記)
- 表紙の版
- 26年7月・27年2月試験用
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