学びとスキル

G検定公式テキストは第2版から第3版へ買い直す? 追加範囲を補えないなら第3版

G検定公式テキストの第2版を持つ社会人・大学生へ。追加範囲を補えないなら第3版、追加範囲を補えるなら第2版を残します。同じ掃除ロボットの説明、生成AIと法律・倫理の章、2026年のシラバス更新を比べ、3,080円を払い直す必要があるか決めます。迷ったら公式例題で不足を探します。

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要点

  1. 追加範囲を補えないなら第3版に買い直す。生成AIの解説と独立した法律・倫理の第8章が決め手。新しく公式テキストを買う人も第3版を選ぶ
  2. 追加範囲を補えるなら第2版を残す。公開見本のトイ・プロブレムの説明はほぼ同じ。現行範囲の教材が一式あるなら、どちらも追加購入しない
  3. 迷ったら公式例題で不足を探す。現行シラバスは2026年5月11日第1.4版。第3版を使う人も発売後の更新を追う
深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版の表紙
書影:翔泳社

追加範囲を補えないなら第3版。新しく買う人もこちら

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版

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私は、第2版を持っていても追加範囲を補えないなら、第3版に買い直します。決め手は、生成AIの解説と独立した法律・倫理の第8章です。使い込んだ本を無駄にしたくないなら、第2版は基礎の復習に残し、迷ったら公式例題で不足を探します。

G検定公式テキストは第2版から第3版へ買い直す?追加範囲を補えないなら第3版、追加範囲を補えるなら第2版を残す。現行範囲の教材が一式あるなら、どちらも追加購入しない。迷ったら公式例題で不足を探す。新しく公式テキストを買う人も第3版を選ぶ。決め手は生成AIの解説と法律・倫理の第8章。第3版の本代は税込3,080円、手持ちで補える人の追加購入は0円。現行シラバスは第1.4版。
生成AIと法律・倫理をどこで学ぶかで買い直しを決める

追加範囲を補えないなら第3版、追加範囲を補えるなら第2版を残す

買い直すのは、今の教材では追加範囲を学べない人です。 第2版を何周したかより、生成AIや法律・倫理の説明と問題が手元にあるかで決めます。

G検定のシラバスは、2024年11月の試験から改訂されました。ここでいう追加範囲には、基盤モデル・大規模言語モデルなどの生成AI、法律・倫理の学び直し、その他の追加キーワードを含めます。

「補える」とは、対応した説明を読めて、関連問題で間違えた理由も直せることです。検索で用語の名前だけを拾う状態なら、補う教材をまだ用意できていません。

今の状況

選ぶもの

次にすること

第2版を持ち、追加範囲を補えないなら

第3版に買い直す

生成AI・法律倫理から読み、問題で理解を試す

第2版を持ち、追加範囲を補えるなら

第2版を残す

既習の基礎は旧版で復習し、追加分を別教材で学ぶ

現行範囲の教材が一式あるなら

どちらも追加購入しない

今の教材で説明と演習を続ける

中古をこれから探す人にも、受験用に第2版を新しく買うことは勧めません。安く買えても、後から追加範囲を学ぶ本を探すことになります。新しく公式テキストを買う人は第3版を選びます。

追加範囲を補えるなら、第2版を残します。

追加範囲を補えないなら、表紙に「公式テキスト」「第3版」とある本を選びます。翔泳社の税込定価は3,080円です(2026年10月2日)。

基礎を復習するなら第2版を残す。掃除ロボットの説明はほぼ同じ

基礎の説明を読み直すためだけなら、第3版へ買い直す必要は薄いと考えます。両版の公開見本にあるトイ・プロブレムの説明は、ほぼ同じだからです。

第2版90〜91ページと第3版26〜27ページは、現実の問題をコンピュータで扱える形に簡略化する話から始まります。次に、ロボットが2つの部屋を掃除する図へ進みます。現実には部屋の間も移動し、掃除が失敗したり、また汚れたりすることまで述べています。

同じ単元の見本で比べたこと

第2版90〜91ページ

第3版26〜27ページ

本の中の場所

第3章の3-1

第1章の1-3

掃除ロボットまでの3段落、2つの部屋の図、その後のフレーム問題の説明はほぼ同じです。

ここは数式から始まる単元ではありません。文章と図で、現実と簡略化した設定の違いを理解します。この見開きでつまずくなら、旧版の説明を別の入門資料で学び直すほうが先です。

第2版で勉強した箇所へ書き込んだ説明や間違いは、そのまま復習に使えます。第3版の章番号で旧版を探すと場所が違うので、次の対応で開きます。

生成AIと法律・倫理を学ぶなら、第2版の第6・7章を補う

第3版の価値は、既習の基礎を全部読み直すことより、改訂された範囲をまとまった説明で学べることです。出版社は基盤モデル・大規模言語モデル、法律・倫理の解説を大幅に追加したと説明しています。

学ぶ内容

第2版で使う場所

第3版で使う場所・変わったこと

AI分野で議論される問題

第3章

第1章へ移動。公開見本の説明はほぼ同じ

機械学習の手法と評価

第4章

第3章へ移動

ニューラルネットワークの基礎

第5章

第4章へ移動

要素技術と応用

第6章の手法・画像・音声・自然言語処理など

第5章の要素技術と第6章の応用例へ再構成。生成AIの説明を拡充

社会実装と法律・倫理

第7章の計画・データ収集・運用など

第7章の社会実装と第8章の法律・倫理に分けて学ぶ

第2版にも自然言語処理があり、旧シラバスにはTransformerやGPTが載っています。法律や契約も旧範囲にあります。既に知っている用語は復習に使い、生成AIの追加技術と法律・倫理の広がった範囲を別に学びます。

現行シラバスの深層強化学習にはRLHF、データ生成にはDiffusion Modelが載っています。法律・契約は、データを学習に使う場面、生成したものを利用する場面、開発を委託する場面に分けて理解する必要があります。第2版で知っている用語と、今説明できる範囲を分けます。

無料の解説や手持ちの問題集で、この説明と演習を補える人は旧版を残します。どこに説明があるか探すたびに止まる人には、第3版のまとまった章を買う意味があります。

公式テキストと問題集のどちらから始めるかで迷う人は、G検定の白本・黒本の比較で選べます。

第3版の問題は、答えを隠して理由まで説明する

両版に章末問題があります。第3版は出版社が章末問題の一新を明記していますが、問題が付くこと自体は新しい利点ではありません。

第2版110〜111ページの公開見本には、トイ・プロブレムとフレーム問題の4択が載っています。正答のすぐ下に、間違った説明を直す段落が続きます。解説を読んで、なぜ現実の問題と簡略化した問題を同じに扱えないか考える形です。

第3版の公開された画像認識の問題も4択で、すぐ下に解答と解説があります。モデルの名前を選ぶ問題で、解説は対応する技術を短く説明します。新版を買っても、答えを隠して解く作業は残ります。

初学者には、第3版の章末問題で答えを付箋で隠した人や、技術の説明を理解できず中盤を斜め読みした人がいます。追加範囲に対応した版を買うことと、読むだけで理解できることは分けて考えます。

買ったら1節を読み、問題を解いた後に説明へ戻ります。答えの番号だけを覚えず、選択肢のどこが違うか自分の言葉で説明します。

第3版を使う人も、2026年のシラバス更新を追う

2026年10月2日時点のJDLAの現行シラバスは、2026年5月11日付の第1.4版です。公式テキスト第3版の発売は2024年5月27日なので、その後の変更も見ます。

PDFの3ページには、2025年のSARSAなどの追加が載っています。2026年にはChatGPT・GPT-nのキーワードを削除し、破滅的忘却へ表記を変更しています。

大規模言語モデルそのものは、自然言語処理の範囲に残っています。商品名がリストから消えたから生成AIの学習をやめる、という読み方はしません。

本の版とシラバスの版を別々に見るのが、旧版を使う人にも新版を買う人にも必要な作業です。改訂履歴の追加項目を手持ちの目次・索引で探し、説明が足りない所を学びます。

正誤表も使います。第3版にはGPTの英語表記や、音声認識と音声合成の説明などの訂正があります。出版社の商品ページで紙の本と刷数を選び、自分の本に対応する訂正を読むと、買った版を正しく使えます。

迷ったら公式例題で不足を探し、学ぶ教材を決める

まずJDLAの公式例題を開きます。生成AIの理解は「ディープラーニングの応用例」のスケーリング則の問題で試します。法律・契約は「AIに関する法律と契約」、倫理は「AI倫理・AIガバナンス」の問題を解きます。

  1. 正解を見る前に答えと理由を書く。選べても理由が出ない問題には印を付ける。
  2. 手持ちの第2版、別教材、無料の解説で、印を付けた問題の理由を読み直す。
  3. 現行シラバスPDFの6〜7ページと追加履歴を見て、関連する項目も学べる教材があるか探す。

公式例題には改訂前の問題もあります。解けた人も、PDFにあるRLHF・Diffusion Modelや法律・倫理の各項目へ進みます。

この手順は、追加範囲を学ぶ場所が手元にあるか探すためのものです。少数の例題を解けたことだけで、全範囲の理解や合格を判定しません。数学・統計や機械学習の追加項目も、改訂履歴で拾います。

改訂後の試験でも、公式第2版を使って合格した人はいます。その人は機械学習の経験があり、他のテキストと問題集も併用していました。本番で知らない問題に戸惑ったという記述もあるので、成功例から旧版だけで足りると結論づけることはできません。

追加範囲を補えるなら、第2版を残します。無料・手持ちで補う場合の追加購入は0円です。現行範囲の教材が一式あるなら、どちらも追加購入しません。

第3版の本代を定価で払い、割引を使わない初受験の受験料を加える総額は、一般16,280円、学生8,580円です。本代3,080円と受験料一般13,200円・学生5,500円の合計で、購入先の送料・手数料は別です(2026年10月2日の翔泳社・JDLA表示)。

次のオンライン試験は2026年11月6日・7日、個人の申込期限は10月29日23時59分です。試験は100分・145問程度。日程はJDLAの次回試験表で見られます。残り日数だけで本を増やすより、今説明できない項目を先に学びます。

追加範囲を補えないなら、生成AIと法律・倫理をまとめて学ぶため、第3版を選びます。購入先では「公式テキスト」「第3版」の表紙を見ます。税込定価は3,080円(2026年10月2日、翔泳社)。

今日することは、公式例題で理由を書けなかった項目を1つ選び、手元で読める説明を見つけることです。

購入先

価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版の表紙
書影:翔泳社

翔泳社

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版

追加範囲を補えないなら第3版。新しく買う人もこちら

出版社表示価格3,080円(税込・2026年10月2日)

商品の公式情報
向く人
第2版を持ち、生成AIや法律・倫理などの追加範囲を学ぶ説明と演習が手元にない人。現行範囲を学ぶために公式テキストを初めて買う人。
確認すること
表紙の「公式テキスト」「第3版」で選ぶ。追加範囲を補えるなら第2版を残す。買った後は正誤表を刷数に合わせて読み、シラバス第1.4版の更新も見る。
書籍の仕様を見る
判型・ページ数
A5判・448ページ
構成
8章と事例集、章末問題
発売日
2024年5月27日

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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

著者情報

しおり

大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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