学びとスキル

G検定は白本・黒本どっち? 2冊買う前に黒本の解説を試す

11月のG検定を初受験する人へ。黒本の解説で用語を説明できるなら黒本、黒本の解説では用語を説明できないなら白本を先にします。迷ったら黒本の解説を試す。第3版の公開紙面、税込定価と受験料を含む総額、100分・145問程度に合わせた演習の進め方を示します。

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要点

  1. 黒本の解説で用語を説明できるなら、黒本第3版から始める。98〜99ページは図と段落で説明し、不正解の理由も扱う。
  2. 黒本の解説では用語を説明できないなら、白本第3版を先にする。両方の見本でも用語を説明できないなら、購入を保留する。
  3. 迷ったら黒本の解説を試す。手持ちで用語と誤答を説明できるなら、どちらも買い足さず続ける。紙の本2冊の定価合計は5,830円。
徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第3版の表紙
書影:インプレス

黒本の解説で用語を説明できるなら、黒本第3版から始める

徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第3版

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深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版の表紙
書影:翔泳社

黒本の解説では用語を説明できないなら、白本第3版を先にする

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版

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11月のG検定を初受験する人は、黒本の解説で用語を説明できるなら黒本第3版から始めます。98〜99ページには図と段落の解説があり、誤った選択肢の理由まで学べます。2冊の本代5,830円を先に払うか迷ったら、黒本の解説を試すところから始めます。

G検定は白本・黒本どっち?黒本の解説で用語を説明できるなら黒本第3版から始める。黒本の解説では用語を説明できないなら、白本第3版を先にする。迷ったら黒本の解説を試す。黒本は図と不正解の理由、白本は用語を順に学ぶ。税込定価は黒本2,750円、白本3,080円、2冊で5,830円。両方の見本でも用語を説明できないなら、購入を保留する。手持ちで用語と誤答を説明できるなら、どちらも買い足さず続ける。
出版社の公式見本・税込定価(2026年10月2日)

黒本の解説で用語を説明できるなら、黒本から始める

白本は翔泳社の『深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版』です。黒本はインプレスの『徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第3版』を指します。

まず買う前に、黒本の86〜87ページの問1〜3を読みます。ニューラルネットワーク、特徴表現学習、ディープラーニングについて問う3問です。解けなくても、次に98〜99ページの解説を読みます。

解説を閉じて、ニューラルネットワークとディープラーニングの関係や、特徴表現学習が何を学ぶかを説明します。問1と問3は、不適切な記述を選ぶ問題です。Dを選ぶ理由として、問1は分類以外も扱えること、問3は予測の根拠を明確に説明しにくいことを、自分の言葉で言ってみます。答えの記号と、意味を理解して答えられる状態を分けるための試し方です。

黒本の解説で用語を説明できるなら、問題と解説を往復して学び始められます。白本を最初から読み終えるのを待つより、分かっていない項目を早く見つけられます。この3問で分かるのは基礎単元の説明が読めるかで、全範囲の理解や合格の見込みは測れません。

黒本には全431問があり、演習と解説を1冊で進められます。選ぶのは表紙に「第3版」「問題集」とある本です。インプレスの税込定価は2,750円(2026年10月2日)。

黒本は誤った選択肢まで説明し、白本は用語を順に学ぶ

同じニューラルネットワークの単元でも、説明を読む順番が違います。

翔泳社が公開する白本の「2.1 ニューラルネットワーク」の見本は、脳の神経回路網をまねたモデルという定義から始まります。次に神経細胞のモデル化と、パーセプトロンが提案された経緯へ進みます。問題を解く前に、概念を順に読む形です。

黒本は86ページの問1で、4つの説明から誤りを選びます。98ページの解説は、入力層・隠れ層・出力層の図を示したうえで、回帰も分類も扱えることを説明します。誤った選択肢の、分類だけに限定する説明がどこで間違うかまで読めます。

99ページの問2の解説では、人が特徴量を取り出す一般的な機械学習と、特徴量の取り出し方を学習するディープラーニングを比べます。残る選択肢にある能動学習、教師なし学習、強化学習も説明します。1問から、混同しやすい複数の用語を整理できます。

公開見本で読める差

白本第3版

黒本第3版

説明を読む入口

「2.1」の定義と歴史から読む

問1〜3を解いて、誤答の理由まで読む

同じ概念の説明

ニューラルネットワークの定義から順に進む抜粋

層の図、回帰と分類、関連する学習法を問題に結び付ける

演習の進め方

本文と各章末の問題

分野別問題と巻末の総仕上げ問題

白本にも章末問題があり、黒本にも図があります。問題があるか、図があるかだけでは選べません。黒本の解説で用語を説明できるなら、先に黒本で演習を始めます。

黒本の解説では用語を説明できないなら、白本を先にする

黒本の解説で用語を説明できないなら、白本の「2.1 ニューラルネットワーク」の見本を読みます。見本を閉じて、ニューラルネットワークが何をまねたモデルかを自分の言葉で説明します。

初学者の体験記には、白本を読むことで全体像をつかめた人がいます。一方、白本第3版を使った人にも、ディープラーニングの説明が分かりづらく、中盤を斜め読みした人がいました。初心者かどうかより、必要な説明を自分が読めるかで選びます。

両方の見本でも用語を説明できないなら、購入を保留し、手持ちの入門教材や受講済みの講義で、ニューラルネットワークの概念を学び直します。

黒本の解説では用語を説明できないなら、白本第3版を先にします。表紙の「第3版」「公式テキスト」が目印です。翔泳社の税込定価は3,080円(2026年10月2日)。

白本で1単元を読んだら、章末問題を解きます。間違いの理由まで分かり、手持ちの問題でも演習できるなら、黒本を追加する必要はありません。問題数を増やしたくなった時点で、黒本を足すか決めます。

法律・生成AIで止まったら、その単元だけ読み直す

技術用語が分かる人でも、法律や契約は別に学ぶ必要があります。JDLAの公式例題には、生成AIのGPTに関わるスケーリング則や、個人情報保護法の問題があります。基礎単元の3問の後に、これらの分野も読んでみます。

黒本の公開見本318ページの問136は、職務に関わる発明の名称を選ぶ問題です。380ページの解説は、職務発明の意味を説明し、ほかの選択肢の用語が特許法で定義されていないことも示します。法律でも、単語と答えを結び付けるだけで終えず、定義と選択肢の違いを読む使い方ができます。

白本は第8章に法律と倫理をまとめています。生成AIでは基盤モデルや大規模言語モデル、法律・倫理では記述を増やしたと出版社が案内しています。法律だけ分からないなら、その章から学び直せばよく、技術分野を最初から読み直す必要はありません。

黒本第3版を2周した合格者にも、総仕上げでは約85%取れていたのに、問い方が変わると理解不足を感じた人がいます。私なら、2冊目を買う前に、間違えた用語を説明し直します。同じ問題を速く答える練習と、初めての問いを読む練習の両方が必要です。

11月受験なら、解説を読む時間と速度を測る時間を分ける

2026年11月のオンライン試験は、100分で145問程度です。145問として計算すると、1問に使える時間は平均約41秒です。普段からすべての解説を41秒で読もうとすると、意味を学ぶ時間が足りません。

まず、問題を解いて解説まで読む時間を1問5分と仮定します。黒本の431問なら2,155分、約36時間です。1日1時間で約36日という予定になり、休憩や覚え直す時間は別に取ります。

練習の目的

仮の時間配分

読み終えた後にすること

用語を理解する

1問5分。431問で約36時間

誤った選択肢の理由を言葉にする

解答する速度を測る

20問で約14分

時間がかかった問題の原因を分ける

見直し時間も残す

本番100分のうち10分を見直しに回す仮定なら、20問で約12分

読み違いと知識不足を分けて復習する

1問5分は実測した学習時間ではありません。10月2日から11月6日までは日付差で35日です。1日1時間で約36時間を進める予定では、復習の余裕がほぼありません。

最初の10問で解説までにかかった時間を測り、残り日数に収まる1日の量を決めます。20問の時間配分も、145問・100分から作った練習用の目安で、正答率の合格基準には使いません。

受験日は11月6日16時〜17時40分、または11月7日13時〜14時40分です。個人の申込締切は10月29日23時59分、団体は10月22日23時59分です(JDLA、2026年10月2日)。白本の商品紹介に残る120分・200問程度という記述から、今回の時間配分を決めないようにします。

初受験で割引を使わない場合、本代と受験料を合わせた目安は次の金額です。

紙の本の選択

書籍の定価合計

一般受験料を含む合計

学生受験料を含む合計

黒本1冊

2,750円

15,950円

8,250円

白本1冊

3,080円

16,280円

8,580円

2冊

5,830円

19,030円

11,330円

すべて税込で、2026年10月2日の出版社定価とJDLAの受験料から計算しています。一般受験料は13,200円、学生は5,500円です。書籍の送料・手数料は別で、電子版や有料アプリ、講座代は含めていません。

迷ったら黒本の解説を試し、2冊目は不足から決める

手持ちで用語と誤答を説明できるなら、どちらも買い足さず続けます。JDLAの無料例題を解き、分からなかった分野を今の教材で復習します。公式例題は全範囲を学ぶ問題集の代わりにはならないので、手持ちの演習と組み合わせます。

新しい本が必要なら、今日読むのは黒本の問1〜3と98〜99ページです。解説を閉じて説明し、分からなかった用語をメモします。迷ったら黒本の解説を試す順で、1冊目と2冊目を分けて決められます。

黒本の解説で用語を説明できるなら、演習を始める1冊に黒本第3版を選びます。紙の本の税込定価は2,750円(インプレス、2026年10月2日)。

購入先

価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第3版の表紙
書影:インプレス

インプレス

徹底攻略ディープラーニングG検定ジェネラリスト問題集 第3版

黒本の解説で用語を説明できるなら、黒本第3版から始める

出版社表示価格2,750円(税込・2026年10月2日)

商品の公式情報
向く人
問題を解き、選択肢の違いを説明しながら復習したい人。最初の1冊に演習と解説の両方が欲しい人。
確認すること
表紙の「第3版」「問題集」で選びます。手持ちで用語と誤答を説明できるなら買い足さず続けます。巻末の問題数と現在の試験の145問程度は分け、速度練習の時間を調整します。
書籍の仕様を見る
判型・ページ数
A5判・408ページ
収録問題数
全431問(出版社の紹介画像)
発売日
2024年9月25日
深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版の表紙
書影:翔泳社

翔泳社

深層学習教科書 ディープラーニング G検定(ジェネラリスト)公式テキスト 第3版

黒本の解説では用語を説明できないなら、白本第3版を先にする

出版社表示価格3,080円(税込・2026年10月2日)

商品の公式情報
向く人
黒本の解説では用語を説明できず、用語の関係から順に学び直したい人。
確認すること
表紙の「第3版」「公式テキスト」で選びます。両方の見本でも用語を説明できないなら、購入を保留し、手持ちの入門教材で同じ概念を学び直します。手持ちで用語と誤答を説明できるなら、どちらも買い足さず続けます。
書籍の仕様を見る
判型・ページ数
A5判・448ページ
構成
8章と事例集、章末問題
発売日
2024年5月27日

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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

著者情報

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大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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