要点
- 形式を知りたいなら無料ミニテスト。迷ったら無料ミニテストから。領域別4ページと総合問題4ページで問題の型を知る
- 60分の通し演習が手元にないなら令和8年度版。令和7年度の過去問2回分・116ページで税込定価1,320円(2026年9月30日、東京書籍)
- 手持ちに未演習の通し問題と解説があるなら買い足さず使う。1週目と3週目に60分ずつ解き、間に復習する。2026年秋の申込締切は10月9日、一般会場は11月7日

60分の通し演習が手元にないなら令和8年度版。迷ったら無料ミニテストから
日本語検定公式過去問題集 3級 令和8年度版
11月の日本語検定3級を考える高校生・大学生は、迷ったら無料ミニテストから始めます。形式を知りたいなら無料の抜粋で足り、令和8年度版で増えるのは60分の過去問2回分です。教材代を無駄にしたくない人は、無料で形式を見てから、60分の通し演習が手元にないなら令和8年度版を1冊買います。

ここで扱うのは、敬語・文法・語彙・言葉の意味・表記・漢字を問う日本語検定3級です。公式の受検概要でも、外国語としての日本語を測る日本語能力試験(JLPT)とは別と案内しています。教材は「N3」ではなく「日本語検定」「3級」の本を選びます。
無料ミニテストは形式を見るもの。通し演習がなければ1冊買う
形式を知りたいなら無料ミニテストで足ります。 公式の領域別3級PDFは、敬語や文法、漢字など6領域を各1大問ずつ試せる4ページです。1ページ目に敬語・文法、2ページ目に語彙・言葉の意味、3ページ目に表記・漢字、4ページ目に解答と解説があります。
総合問題3級PDFも4ページです。1〜2ページは食品ロスの図表と文章、3〜4ページは大学生のレポート作成の文章を読んで答える問題です。それぞれの解答は2・4ページ目に載っています(無料PDFの内容は2026年9月30日)。
使い道の差 | 公式の無料ミニテスト | 公式過去問題集 3級 令和8年度版 |
|---|---|---|
そろう問題 | 領域別6大問と総合2大問の抜粋 | 令和7年度の本番2回分 |
解く形 | PDFを見ながらノートに答える | 各回に検定問題と答案用紙を収録 |
復習に使うもの | 領域別は理由付きの解説。総合は解答 | 各回の解答と解説 |
教材の費用 | Web公開PDFは無料。印刷する場合の費用は別 | 紙の本の税込定価1,320円。送料・手数料は購入先による |
書籍の収録年・定価は東京書籍、答案用紙と解説の構成は楽天ブックス掲載の目次によります(2026年9月30日)。無料にも解説があるので、解説の有無だけで購入を決めません。差は、全体の分量を60分で解き、答案用紙への記入まで練習できることです。
無料問題で分かるのは、どんな聞かれ方をするか、どの言葉や説明で迷うかです。本番の時間配分は、1回分の通し問題で試します。 抜粋の正答率を、そのまま3級に認定される確率には置き換えません。
私なら、11月に受けると決め、60分の通し演習が手元にないなら、過去問2回分と答案用紙がそろう令和8年度版を選びます。購入先では表紙の「3級」「令和8年度版」を見ます。紙の本の税込定価は1,320円(東京書籍、2026年9月30日)。
一方、手持ちに未演習の通し問題と解説があるなら買い足さず使います。学校で配られた問題や手持ちの旧年度版も、時間を測って解く練習に使えます。採点後に読む認定基準は、次の節の現行基準に合わせます。
11月7日受検なら、申込は10月9日まで。教材代と受検料を分ける
2026年秋は、一般会場が11月7日(土)、準会場が11月6日(金)・7日(土)、申込締切は10月9日(金)です。令和8年度第2回の公式パンフレットの表紙に載っています(2026年9月30日)。学校などの団体受検は、校内の申込期限と受検日を担当者に聞きます。
個人受検の場合、受検料4,300円と本1冊の税込定価1,320円を合わせた5,620円に、購入先の送料・手数料、会場までの交通費などが加わります。無料と手持ちの教材で進めるなら、教材を新たに買う費用は0円で、受検料は別にかかります。3級の個人受検料と試験時間60分は公式表示です(2026年9月30日)。
まだ受けるか迷っている人は、申込前に無料問題を解きます。日程に焦って教材を何冊も買うより、今から取れる時間と、解説を読んで分かった問題を先に見ます。
2回分は1週目と3週目に解く。4週間で8時間40分の予定
10月9日までに申し込み、10月10日から一般会場の試験前日・11月6日まで勉強するなら、28日間・4週間あります。ここでは、週5回20分の復習に、60分の通し演習を2回足す予定を作ります。手持ちの通し問題を使う人も、同じ配置で進められます。
週と日付 | 通し演習 | 20分の復習を週5回 | 予定の合計 |
|---|---|---|---|
1週目:10月10〜16日 | 第1回を初見で60分。答案用紙に記入し、時間切れの箇所にも印を付ける | 採点し、間違えた問題の解説を読む。迷った選択肢の理由を書く | 160分 |
2週目:10月17〜23日 | 1週目の問題に戻る | 敬語は誰の行為か、語彙は意味と用例、漢字・表記は正しい字を書く | 100分 |
3週目:10月24〜30日 | 残した第2回を初見で60分。最初の回と時間切れ・誤答の種類を比べる | 2回とも間違えたところと、新しく分からなかったところを復習する | 160分 |
4週目:10月31日〜11月6日 | 間違えた問題だけを解き直す | 答えを隠して理由を言う。表記・漢字は手で書き、最後に受検票を用意する | 100分 |
計算は、20分×5回×4週=400分、通し演習60分×2回=120分、計520分・8時間40分です。これは予定に確保する時間で、合格までに必要な時間ではありません。解説を読んでも同じ1問の答えの理由を説明できないときは、復習時間を延ばすか、学校で質問する時間を足します。
準会場の11月6日に受ける人は、仕上げを11月5日までに前倒しします。毎日続ける形が合うなら、復習の100分を短く分けても構いません。2回目の答えは先に読まず、初見で時間を測れるよう残します。
予定と実際の勉強時間を残したい人は、スタディプランナーの選び方も読めます。今回の4週間表は、手持ちのノートに書いて使えます。
3級に合格した社会人の記録には、3級の練習問題集と令和6年度版の過去問を終え、上級テキストまで買った人がいます。本人は、3級だけを目指すには上級の内容は難しすぎると書いています(2024年7月)。11月の3級が目的なら、まず今の問題の誤答を直し、上の級の本を増やすのは後です。
一方、1級の学習経験を持つ人の記録では、テキスト・練習問題集・過去問を使い、5日・8時間で3級対策を終えています(2025年12月)。本人も、1級の下地があって短縮できたと書いています。短期間の体験談に合わせるより、自分の初回の誤答に復習の時間を割り当てます。
領域別50%の条件は撤廃。間違えた理由で復習の順を決める
3級の認定は総合得点率70%程度以上、準3級は60%程度以上です。公式の認定基準では、令和7年度第1回から、すべての領域別得点率が50%以上という条件を全級で撤廃しています(2026年9月30日)。古い教材に領域別の最低点が書かれていても、今の認定は総合得点率で読みます。
得点を増やすには、苦手領域を丸ごと避けるより、間違えた問題を次の3つに分けます。これは復習の順を決める方法です。小問を一律1点として数えた正答率と、本番の配点による総合得点率は分けて扱います。
間違いの種類 | 次の20分でやること |
|---|---|
理由を読めば説明できる | 翌日、答えを隠して解き直す。正解以外を選ばない理由も言う |
解説を読んでも分からない | 分からない語を辞書で調べる。敬語は無料教材へ戻り、同じ1問を説明できないなら先生に持っていく |
時間切れで答えられなかった | 読む時間と記入する時間を分けて測る。2回目では解きやすい問題から進める |
敬語で迷ったら、文化庁の「敬語おもしろ相談室」の「敬語の基本」や、尊敬語・謙譲語の項目へ戻れます。日本語検定公認講師の学習案内も、この無料教材を紹介しています。漢字・表記は手書き問題が出るので、読むだけでなくノートに書きます。
基礎から体系的に学ぶ必要がある人には、公式テキストや領域別の練習問題集にも役割があります。ただ、初回を解く前から3冊そろえるより、まず過去問の解説・辞書・学校での質問で補います。2回分の過去問は、あらゆる語句の説明を網羅する教科書ではなく、本番の形式で解き、誤答から復習へ戻るための本です。
買うなら令和8年度版。手持ちに未演習の通し問題と解説があるなら買い足さず使う
今から通し演習用に買う本は、東京書籍の『日本語検定公式過去問題集 3級 令和8年度版』です。令和8年度版に収録されているのは、令和7年度に実施された2回分です。出版社の商品ページでは、2026年3月17日発売、A5判116ページと案内しています(2026年9月30日)。
手持ちに未演習の通し問題と解説があるなら、その問題を先に使います。最新年度版に替えることより、初見で60分を測る1回と、復習後に解くもう1回を用意することが大切です。すでに答えを覚えた問題は復習に使い、学校や図書館で別の回を使えるなら、そこで演習を足せます。
60分の通し演習が手元にないなら、初見の2回をそろえるために令和8年度版を1冊買います。表紙の「3級」「令和8年度版」で選び、税込定価1,320円を目安にします(東京書籍、2026年9月30日)。
迷ったら無料ミニテストから。今日、領域別3級PDFの1ページ目の敬語・文法をノートに解き、4ページ目の解説で、迷った言い方の理由まで読みます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 60分の通し演習が手元にないなら、過去問2回分を答案用紙に書いて解けます。11月の3級を受ける高校生・大学生の演習と復習に。
- 確認すること
- 表紙の「3級」「令和8年度版」で選びます。手持ちに未演習の通し問題と解説があるなら買い足さず使います。2回目は初見で時間を測るため、先に解答を読まずに残します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- A5判・116ページ
- 収録範囲
- 令和7年度実施の過去問2回分
- 発売日
- 2026年3月17日
記事の誤りや古い情報は、訂正・お問い合わせフォームからお知らせください。