受験参考書

生物の合格177問と良問問題集はどっち? 迷ったら177問

教科書の基礎と学校の基本問題を終えた高2・高3へ。必修を一通り仕上げたいなら177問、弱点を選んで解きたいなら良問改訂版。306問と優先60問の違い、初回と誤答復習を分けた時間の試算、手持ちで足りる条件、税込定価を示します。迷ったら177問です。

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要点

  1. 必修を一通り仕上げたいなら合格177問。教科書の基礎と学校の基本問題を終えた高2・高3の最初の入試演習で、迷ったら177問
  2. 弱点を選んで解きたいなら良問改訂版。306問を確認・必須・レベルアップの3段階で選べ、優先60問からも始められる
  3. 初回20分・誤答約3分の1を10分で1回復習する試算は、177問が約69時間、良問306問が約119時間。学校の基本問題の誤答を説明できるか先に試し、手持ちの入試問題で演習と復習が続けられるならその本を使う
生物問題集 合格177問[入試必修編]の表紙
書影:東進ブックス

必修を一通り仕上げたいなら合格177問。迷ったら177問

生物問題集 合格177問[入試必修編]

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生物の良問問題集[生物基礎・生物] 改訂版の表紙
書影:旺文社

弱点を選んで解きたいなら良問改訂版

生物の良問問題集[生物基礎・生物] 改訂版

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教科書の基礎と学校の基本問題を終えた高2・高3は、必修を一通り仕上げたいなら合格177問、弱点を選んで解きたいなら良問改訂版です。迷ったら177問で、決め手は177問の精選か、306問の3段階と学習ナビゲーターかです。少ない本では足りないかと不安でも、解いた数より誤答の理由を説明できることを優先します。

生物の合格177問と良問問題集はどっち? 教科書の基礎と学校の基本問題を終えた高2・高3は、必修を一通り仕上げたいなら177問、弱点を選んで解きたいなら良問改訂版を選びます。迷ったら177問。決め手は177問の精選と306問の3段階・学習ナビゲーターで、良問には優先60問もあります。手持ちの入試問題で演習と復習が続けられるならその本を使います。
東進ブックス・旺文社の公式情報と公式書影(2026年10月1日)。優先60問は良問306問の一部

基本問題の誤答を解説なしで説明できることが、この2冊に入る前提です。手持ちの入試問題で演習と復習が続けられるならその本を使います。 新しい本が必要か迷う人は、先に学校の問題を1問解き直します。

必修を一通り仕上げたいなら177問、弱点を選んで解きたいなら良問

私なら、最初の市販の入試問題集では、進める範囲が決まる177問を選びます。東進の紹介は、教科書で多く扱う内容と入試で頻出する問題を分析し、177問を選んだと説明しています。まずこの量で入試の問われ方を練習し、誤答に戻る使い方です。

良問を選ぶ理由は、単に129問多いことより、分野と難しさを選べることです。旺文社の改訂版は、確認問題・必須問題・レベルアップ問題の3段階。巻頭の学習ナビゲーターで、テーマや形式から解く問題を探せます(公式情報、2026年10月1日)。

選ぶときの差

合格177問 入試必修編

生物の良問問題集 改訂版

収録量

最重要・最頻出177問

生物基礎・生物の入試問題306問

進める範囲の決め方

精選された177問を軸に進める

3段階と学習ナビゲーターで範囲を選ぶ

出版社が示す優先演習

177問を入試必修として収録

306問の中から優先60問も選べる

問題編/解答・解説編

184ページ/184ページ

224ページ/176ページ

紙の本の税込定価(2026年10月1日)

東進:1,320円

旺文社:1,760円

本代は1冊なら1,320円か1,760円、2冊では合計3,080円です。送料・手数料は購入先で加わるため、支払総額は本代にそれらを足した額になります。最初から2冊を並行して解くより、1冊の誤答を解き直す時間を残します。

必修を一通り仕上げたいなら、表紙に「入試必修編」とある合格177問を選びます。最初に進める範囲を177問に絞れ、税込定価は1,320円(東進、2026年10月1日)です。

弱点を選んで解きたいなら、良問改訂版の学習ナビゲーターを使います。表紙の「改訂版」「306題」で選ぶ本を見分けられ、税込定価は1,760円(旺文社、2026年10月1日)です。

良問は306問すべてを解く以外に、優先60問から始められる

良問は量が多いから時間のある人向け、と一律には分けません。旺文社の刊行発表は、生物に「必ず解いた方がいい」60問があると案内しています(2025年6月発表、2026年10月1日閲覧)。60問は306問の一部で、別に60問増える構成ではありません。

この選びやすさを評価するのが、約15年の指導経験を持つ人のnoteです(2025年8月)。生徒に合わせて問題を選べた経験を挙げる一方、選ぶ範囲を絞るほど学べる内容も減ると述べています。改訂版を紹介した記事ですが、授業で使った版は書かれていません。

弱点を選んで解きたいなら良問改訂版を選びます。学習ナビゲーターで、苦手な分野や形式の問題を探せます。解く範囲を絞ると学べる内容も減るため、学校の先生にどの問題を解くか相談します。

一方、どの分野を削ってよいかまだ決められず、必修を一通り仕上げたいなら177問にします。優先60問の終了は、306問全体の習得とは分けて考えます。

また、実験考察を練習したいだけなら、177問にもその役割があります。三重大に合格した受験生は、基本の語句から実験考察まで載っている点を評価しています(2024年3月、使用刷不明、塾の指導も併用)。考察の有無ではなく、問題を絞った1冊を進めるか、段階別に選ぶかで決めます。

初回と誤答復習を分けると、全問は約69時間と約119時間

1冊の量は、初めて解く時間と、間違えた問題に戻る時間に分けると予定を立てやすくなります。ここでは両書とも、初回は解いて解説を読むまで1問20分、誤答は約3分の1、解き直しは1問10分で1回と仮定します。1日40分を取る、計画用の試算です。

進める範囲

初回

誤答の解き直し1回

合計時間

1日40分で使う日数

177問を全問

177問・59時間

仮に59問・約10時間

約69時間

104日

良問306問を全問

306問・102時間

仮に102問・17時間

119時間

179日

良問の優先60問

60問・20時間

仮に20問・約3時間

約23時間

35日

小問数や難しさは問題ごとに違うので、この表は同じ速さを置いた予定です。同じ成績になるまでの速さを比べた表ではありません。 解き直しても説明できない問題、教科書に戻る時間、2回目以降の復習は追加します。

全問を解く予定なら、良問は177問より約50時間多く使います。一方、優先60問なら短く始められ、その後に弱点の必須問題を選ぶ余地があります。1日40分で6週間なら28時間なので、仮に良問の優先60問と誤答の1回復習に約23時間を使うと、残りは約5時間です。

この28時間で、177問をすべて終える計画は収まりません。広く必修を進める目的なら、177問の全問を短期間に詰め込むより、単元ごとに初回と復習を交互に進めます。どちらの本でも、数を進めるために解説を読む時間を削ると、同じ誤答が残ります。

塾なしで明治大を受験した人の記録では、177問をメインに約4周し、正答できた問題は3周目から省いています(2022年8月、使用刷不明)。基礎の着手が遅く、実戦演習を積み上げきれなかったとも振り返っています。4周という回数をまねるより、解けた問題と誤答に使う時間を分ける方を取り入れます。

買い足す前に、学校の基本問題の誤答を説明する

今日試すのは、直近に間違えた学校の基本問題1問です。教科書の該当部分を読み、解説を閉じて解き直します。用語の意味、計算の手順、図やグラフと答案の関係を、問題に合わせて説明します。

この1問は、今日どこへ戻って復習するかを見つける入口です。全分野の理解度や入試での得点を見るには、別の単元や志望校の問題も解きます。

  • 理由を説明できたら、同じ単元のほかの基本問題も解き、上の2冊の選び方へ進みます。
  • 説明できなければ、手持ちの教科書と解説へ戻り、学校の先生にその答案を見せて質問します。
  • 手持ちの入試問題で演習と復習が続けられるなら、その本を使います。

良問で典型問題を練習した国立歯学部合格者の記録も、先に講義本で理解と暗記を進めた順番です(2026年2月、使用版不明)。本を替えるより、説明の土台を作ってから演習に入る順番を参考にします。

学校の問題を解説付きで十分に演習できる人は、追加購入の費用をかけずに続けられます。生物基礎だけを履修している人は、まずその履修範囲の学校教材で進めます。この2冊は生物基礎・生物を扱うため、未履修の生物まで最初から全問の予定に入れる必要はありません。

177問は入試必修編、良問は改訂版の表紙で選ぶ

良問は、2025年7月17日発売の改訂版を選びます。旺文社は306問・新しい問題30題以上の追加を案内し、刊行発表は新課程入試への対応を明記しています。表紙に「新装版」とある本と、「改訂版」「306題」の本を区別します。

問題数の古い表にも注意が要ります。松濤舎の章別表を足すと、確認89問・必須137問・レベルアップ61問で合計287問です(2026年10月1日)。旺文社が示す現行306問とは違うため、今の版の段階別の予定は、手元の目次と学習ナビゲーターから作ります。

177問は、表紙の「入試必修編」で選びます。東進の訂正情報は2025年12月22日更新で、対象の版ごとに解答・解説の訂正を掲載しています。2025年4月14日の解説中の図の参照表記の訂正だけでなく、その後の更新まで、奥付の版の表示と合わせてから取り組みます(2026年10月1日)。

全体を選び分ける負担を抑え、必修を一通り仕上げたいなら合格177問です。迷ったら177問を選びます。本代の目安は税込1,320円(東進、2026年10月1日)で、購入先の表紙は「入試必修編」です。

学校の問題や模試で苦手な分野が見えていて、弱点を選んで解きたいなら良問改訂版です。段階と形式から探せる1冊の本代は税込1,760円(旺文社、2026年10月1日)。「改訂版」「306題」の表紙で新装版と見分けます。

まず今日、学校の基本問題の誤答1問を、解説を閉じて理由まで説明してみます。

購入先

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生物問題集 合格177問[入試必修編]の表紙
書影:東進ブックス

東進ブックス

生物問題集 合格177問[入試必修編]

必修を一通り仕上げたいなら合格177問。迷ったら177問

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向く人
教科書の基礎と学校の基本問題を終えた高2・高3で、最初の入試演習を177問に絞って進めたい人。
確認すること
基本問題の誤答を説明できてから始めます。表紙の「入試必修編」を選び、取り組む前に東進の訂正情報と奥付の版の表示を見ます。
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生物の良問問題集[生物基礎・生物] 改訂版の表紙
書影:旺文社

旺文社

生物の良問問題集[生物基礎・生物] 改訂版

弱点を選んで解きたいなら良問改訂版

出版社表示価格1,760円(税込・2026年10月1日)

商品の公式情報
向く人
教科書の基礎と学校の基本問題を終えた高2・高3で、苦手な分野や形式を学習ナビゲーターから選びたい人。
確認すること
表紙の「改訂版」「306題」で新装版と見分けます。優先60問の後も、間違えた分野の必須問題に戻って復習します。
書籍の仕様を見る
判型・ページ数
A5判・本冊224ページ+別冊176ページ
版・発売日
改訂版・2025年7月17日発売
収録問題
306問・3段階、優先60問も選べる

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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

著者情報

しおり

大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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