要点
- 今年受ける人で改正を補えない人は第10版。改正を補える人は手持ちの第9版を残す。
- 第9版のアプリは令和6年度問題まで更新済みで、期限は2027年3月18日。紙の復習とは分けて考える。
- 今年受ける人で補う場所が分からず迷ったら第10版。来年受ける人は今の本で基礎を復習し、来年の案内を待つ。
書き込んだ合格教本の第9版を持つ今年の受験者は、改正を補えなければ第10版に替えます。試験では、受験する年に決められた日の法律に合わせて答えるためです。補う場所が分からず迷ったら第10版。
こんな人は
- 改正を補える人は手持ちの第9版に訂正を入れ、新しい問題を足します。
- 今年受ける人で改正を補えない人は第10版で説明を読み直します。
- 来年受ける人は今の本で基礎を復習し、来年の案内を待ちます。

改正を補えない人は第10版で読み直す
買い直すかは今の本に書かれていない改正を、自分で補えるかで決めます。ここでいう改正は法律のきまりが変わること。変わったところも受ける年に合わせて学べる人は今の本を残せます。
今年の講座などで改正を学ぶ教材が手元にあり、古い説明を直せる人は買い足さなくて十分。新しい問題も手に入れ、なぜその答えになるかを今の教材で読めることが条件です。無料の問題だけを集めても、きまりを説明した教材まではそろいません。
補えるか迷うときは、今の本の横に今年の教材を置いてみます。変わったところを読んで、古いページにどの説明を足すかが分かるでしょうか。直したページに戻れば、同じところで間違えたときも理由を読み返せるはずです。
新しい教材を持っていても、古い本のどこを直すか分からず止まることはあります。別々のページを行ったり来たりして勉強が進まないときは、読む本を替えるほうがよいでしょう。この見分け方で分かるのは補う作業ができるかで、合格する力があるかは問題を解いて調べます。
今の本につけたメモは残しておいて大丈夫。どこでつまずいたかを思い出すために使い、きまりの説明は新しく買った本で読み直せます。書き込んだところを全部、新しい本に写し直すよりも勉強を進めやすいでしょう。
第10版には令和7年度の問題が加わっています。今年受ける人で改正を補えない人は説明と問題を一緒に読み直せるこちらを選びます。税込定価は2,530円です(2026年10月10日、技術評論社)。
本の厚さより、問題と法律の時点が変わる
どちらも344ページです。目次に並ぶ項目も同じで、学ぶ章の並びはそのまま。短い項目と章ごとの問題は両方にあるため、それだけでは買い直す理由にならないでしょう。
紙の本で変わった点 | 改訂第9版 | 改訂第10版 |
|---|---|---|
出た日 | 2024年4月30日 | 2026年4月28日 |
紹介文で追加を示す問題 | 令和5年度 | 令和7年度 |
税込定価 | 2,420円 | 2,530円 |
手持ちの本を使う人が考える出費は新版を買う分の全額です。今の本はもう買ってあるので、払うのは表の定価の差だけではありません。買うのはページの追加より、説明を新しくする手間を減らすため。
なぜ法律の時点が大事なのか。今年の出題に使うのは2026年4月1日の法律です。この日を法律の基準日と呼び、どの日のきまりで答えるかを決めています。
昨年の本試験の表紙にも、その年の春を基準にすることが書かれています。つまり昨年の問題をいちばん新しい過去問として解いても、今年の法律を学び終えたことにはならない。いつの問題かと、答えに使う法律の日付は別々に見る必要があります。
第9版のアプリには発売後の問題もある
旧版の紙だけを見て、アプリも同じ年度で止まっていると思いやすいですよね。ところが付録のアプリには、発売後に新しい年度の問題が加わっています。すでに持っている人には、買い直す前に使える練習の場所です。
第9版のアプリについて | 出版社が案内していること |
|---|---|
問題の更新 | 2025年2月20日に令和6年度を追加 |
使える問題 | 令和2年度から令和6年度までの過去5年分 |
有効期限 | 2027年3月18日まで |
この期限はアプリを使える期間のこと。紙に書き込んだメモを復習する期間とは分けて考えます。今年の試験までは期限内ですが、説明が今年の法律に合っているかは別の話です。
足りない年度の問題そのものは協会が公開する問題と正答で補えます。無料で見られる正答は番号の表で、選択肢がなぜ違うかの説明は付いていません。間違えた理由まで今の教材で読み直せる人には、問題を足すためだけの購入は不要です。
第9版で読み直した
章の問題を解いて本に戻り、最後は別の過去問題集も使った。長い問題文に慣れる練習をもっと早く始めればよかったと振り返る。
noteの受験記録の要約
第9版で学んだ
通して読むのが進まず、アプリで解いて著者の解説と本に戻った。精選過去問解説集と民法の動画も併用した。
noteの合格記録の要約
手元の本を使い続けた人もほかの問題や説明を足しています。版の名前だけで合格を判断するより、間違えたところを読み直せる状態を作るほうが大事です。買い替えた後も、読むだけで終わらせず問題に戻ります。
新版でも正誤表を入れてから覚える
本にある間違いを直す一覧が正誤表です。奥付は本の最後にある、いつ出たかなどをまとめたページのこと。そこにある刷の表示で、使う一覧を選べます。
第9版の正誤表では、本人を調べた記録をいつから保存するかなどが訂正されています。新版では給料と税が書かれた紙の表も訂正の対象です。新しく買った本でも、届いた時点で直す箇所があるかもしれません。
2026年9月に更新された第10版の正誤表は第1刷・第2刷が対象です。新しい版を選ぶことと、間違いを直して使うことはセット。古いままのところを先に直すと、あとから覚え直す手間を減らせます。
来年受ける人は今の本で基礎を復習する
今年の申込を済ませた人と、これから初めて受ける人では買う時期が変わります。協会の試験日程では、今年の申込はすでに終了。今から来年に向けて始める人は手元の本で、初めに学ぶところを読み直せます。
- 9月10日2026年の受験申込が終了10月10日現在、今年の新しい申込はできない
- 11月15日2026年の試験日申し込み済みの人は、この日までに演習と訂正を終える
- 3月18日第9版アプリの期限2027年。来年の直前期まで使う計画にしない
来年の法律の基準日や試験日は来年の案内で決まります。来年受ける人は改正が関わる数字や用語をそのまま丸暗記するのを避け、まず本の見方に慣れるところから。買い直すかは来年の案内が出てから決めます。
私なら、今年受ける人で補う場所が分からず迷ったら第10版に替えます。税込定価2,530円で、改正を反映した説明と新しい問題を一緒に学ぶためです(2026年10月10日、技術評論社)。
- 奥付の刷に合う正誤表を開く新版は2026年9月更新分、手持ちの旧版は2025年10月更新分を使うまず訂正
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 今年の試験に申し込み済みで、手持ちの第9版に改正を補えない人。第10版で、改正に合わせた説明と令和7年度の問題を一緒に読み直す
- 確認すること
- 表紙の改訂第10版を選び、奥付の刷に合う正誤表を使う。第1刷・第2刷は2026年9月更新分も直す
書籍の仕様を見る
- 出版社の税込定価
- 2,530円(2026年10月10日)
- 大きさ・ページ数
- A5判・344ページ
- 発売日
- 2026年4月28日
- 買った後にすること
- 奥付の刷に合う正誤表を使う。第1刷・第2刷は2026年9月29日更新分が対象
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