要点
- 足りない所をLearnで補える人は旧版を続ける。迷ったら旧版と公式の学習ガイドを並べる
- 補う項目を自分で選べない人は改訂新版を選ぶ。今の試験範囲に近い章の順で学べる
- すでに改訂新版を持つ人はその本を続ける。どちらの版も現在の学習ガイドで更新分を補う
![最短突破 Microsoft Azure Fundamentals[AZ-900]合格教本 改訂新版の表紙](/api/media/file/az900-goukaku-original-revised-revised-official-95926292.jpg)
補う項目を自分で選べない人は改訂新版を選ぶ
最短突破 Microsoft Azure Fundamentals[AZ-900]合格教本 改訂新版
旧版のAZ-900合格教本が手元にあり、改訂新版も買うか迷ったら、まず無料のMicrosoft Learnで今の範囲を補います。同じ試験名でも出る範囲やサービス名が変わるからです。補う項目を自分で選べない人は、試験範囲に近い章の順で学べる改訂新版を選びます。
こんな人は
- 足りない所をLearnで補える人は旧版を続けます。
- 補う項目を自分で選べない人は改訂新版を選びます。
- すでに改訂新版を持つ人はその本を続け、刊行後の更新分をLearnで補います。

同じAZ-900でも範囲と名前が変わる
買った本が古いと、覚えたことまで使えなくなった気がしますよね。でもネット経由で必要な分だけサービスを使うクラウドの考え方は旧版でも学べます。変わった所を足せば、手元の本を使い続けられます。
試験で問う項目の一覧が、MicrosoftのAZ-900学習ガイドです。現在は2026年7月20日版。
AzureはMicrosoftが提供するクラウドサービスの名前。ガイドにはクラウドの考え方、Azureの仕組みとサービス、管理のための機能が並んでいます。
たとえば、利用者の名前や入れる場所を管理するAzure Active DirectoryはMicrosoft Entra IDへ名前が変わりました。Microsoftの説明では名前が変わっても既存の機能は引き続き使えます。名前が古いことと、説明を一から覚え直すことは別です。
旧版の余白に今の名前を書き足せば、知っている話と結び付けて読めます。ただし、名前を直すだけではまだ学んでいない項目までは埋まりません。次に見るのは今の範囲のどこを手元の本で学べるかです。
改訂新版は今の範囲に近い順で学べる
改訂新版を買う理由は学ぶ項目を探し回る手間を減らせること。出版社の目次では旧版で分かれていた管理や安全の話を、新しい試験範囲に合わせて並べ直しています。
比べる点 | 旧版・初版 | 改訂新版 |
|---|---|---|
紙版の発売 | 2021年11月1日 | 2024年5月11日 |
章のまとまり | 試験案内と学ぶ6章 | 試験案内と学ぶ3章 |
模擬試験 | 1回分 | 2回分 |
ページ数 | 288ページ | 296ページ |
出版社の税込定価 | 2,508円 | 2,640円 |
定価は2026年10月10日の出版社表示です。旧版の価格は手持ちの版を見分けるために載せています。買い直しにかかるのは改訂新版の本代で、差額だけではありません。
出版社が示す対応範囲は2024年1月23日以降の学習ガイドです。改訂新版の表紙にはその範囲の日付が書かれています。改訂新版を買っても刊行後の更新分はLearnで補います。
公開見本では両方の版で、クラウドサービスの種類を説明と図で読めました。旧版では完成したソフトを使うSaaSから、新版では借りた計算機を使うIaaSから説明が続きます。並び順は変わりますが、基礎の説明があることは両方の良さです。
新版の見本では社内や別のクラウドの計算機もまとめて管理するAzure Arcを、図と文章で学べます。旧版にも参考サイトを開くQRコードがありました。QRコードの有無だけで買い直す必要はないですね。
旧版の不足はLearnで補える
まず旧版の目次と今の学習ガイドを並べます。本で読める所にはページを、見つからない所にはLearnの説明をメモするだけで十分です。下の表は最初に探す場所の例です。
今の範囲で学ぶこと | 旧版の目次で探す場所 | 改訂新版の目次で探す場所 |
|---|---|---|
利用者を管理するMicrosoft Entra ID | Azure Active Directory | AzureのID、アクセス、セキュリティ |
Azureの外も管理するAzure Arc | 項目名の記載なし。Learnで補う | クラウドとは/管理のための機能とツール |
データを把握・保護するMicrosoft Purview | 項目名の記載なし。Learnで補う | 管理のきまりを守るための機能とツール |
目次にない項目はLearnで先に読みます。この表は本文の全ページから不足を数えたものではなく、探す順を決めるためのものです。旧版の索引や本文で説明が見つかれば、そのページで学んでも大丈夫です。
初版第1刷を持つ人は、出版社の正誤表で訂正してから使います。
無料のAzure Arcの説明とMicrosoft Purviewの説明を読んだ後は、それぞれ何を管理するかを自分の言葉にしてみます。名前と使う場面を結び付けるためです。
ほかにはファイルを移す道具の使い分けも今の範囲にあります。Learnのファイル移動の説明では文字で命令するAzCopy、画面で操作するAzure Storage Explorer、社内とクラウドを同期するAzure File Syncを並べて読めます。名前だけ覚えていた人はどんな作業で使うかを読み直す所です。
補う項目を自分で選べない人は改訂新版
学習ガイドを見ても旧版のどこを読めばよいか分からず止まる。その状態では説明を探すたびに勉強が中断します。補う項目を自分で選べない人は今の範囲に近い章の順で進める改訂新版を選びます。
Azure未経験で旧版を使用
本の問題を繰り返し、Udemyの問題講座も使って学んだ。最初は読んでも理解しにくかった。
2023年11月の東京自習会・合格報告の要約
仕事でAzureを使い新版で学習
通勤中にも本を読み、Udemyで間違えた問題を資料や文書で補った。
2025年8月のNTT東日本・合格体験記の要約
Learnの日本語でつまずいた
改訂新版を買い、図と日本語の説明で理解できたと書いている。
2025年7月のnote・受験記の要約
古い本を使った人の合格例もありますが、当時の試験で、ほかの教材も併用した話です。新版を使った人も問題を解いた後に資料へ戻っています。版だけで決めるより、自分が学習を続けられる並び方かを見たいですね。
Learnの文章そのものが読みづらいときは、無料教材で進めるか、本を足すかで、同じ単元の図と説明の比べ方を読めます。
私なら、旧版で分かる所は残し、探す作業で止まる所が続くときに買い直します。改訂新版の無料見本で読めるのはAzure Arcの図とクラウドサービスの問題です。説明を読んでから問題に戻る流れを、買う前に試せます。
補う項目を自分で選べない人は改訂新版の章の順で学べます。税込定価は2,640円(技術評論社、2026年10月10日)。購入先では表紙に改訂新版とある紙の本を選びます。
迷ったら旧版と学習ガイドを並べる
範囲を埋めた後はAZ-900の認定ページの無料の練習用評価で問題を解きます。利用にはMicrosoftアカウントへのサインインが必要です。答えの理由と学び直すページが付くので、まだ説明できない所を見つけるために使います。
すでに改訂新版を持つ人は出版社の正誤表を使ってその本を続けます。現行ガイドの変更履歴では計算機とネットワーク、管理の道具、監視の道具に軽い変更があるという案内です。この欄は直前の範囲との違いなので、本が出てからの更新分はガイド全体で見ます。
- 旧版と公式の学習ガイドを並べる今の各項目に、本のページかLearnの説明を対応させる順に
- 足りない所をLearnで読む説明を探す作業で止まる人は改訂新版へ分かるまで
- 無料の練習用評価で問題を解く答えの理由を読んで、迷った項目に戻る自分のペース
補う項目を自分で選べない人は改訂新版の無料見本で読み進め方を試した後、この版を選びます。追加する本は1冊、税込定価2,640円(技術評論社、2026年10月10日)です。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 旧版のどこを読み直すか探して止まる人。試験範囲に近い章の順で、説明と節ごとの問題を行き来して学びたい人。
- 確認すること
- 表紙に改訂新版とあるAZ-900対策書を選びます。学ぶ前に出版社の正誤表を開き、現在の学習ガイドで刊行後の更新分を補います。
書籍の仕様を見る
- 出版社の税込定価
- 2,640円(2026年10月10日)
- 紙版の発売・ページ数
- 2024年5月11日・A5判296ページ
- 対応する学習ガイド
- 2024年1月23日以降。刊行後の更新分はMicrosoft Learnで補う
- 問題の収録
- 163問。巻末の模擬試験は2回分
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