要点
- 2026年追試を本の解説付きで解きたいなら駿台。2024・2025年本試も1冊で解きたいならZ会。迷ったらZ会
- 両方とも予想問題は5回。Z会は本試3回を含む計8回だが、2024年度本試は新教育課程前。Z会の税込定価は110円低い(2026年9月30日)
- 2024・2025年度本試の問題と2026年度追試の問題・正解は無料公開。駿台を選ぶなら、第1回問題4ページの実験文を訂正してから解く
2026年追試を本の解説付きで解きたいなら駿台。2024・2025年本試も1冊で解きたいならZ会。実験・資料問題の失点で焦っても、迷ったらZ会です。

予想5回は同じ。Z会は本試を紙でまとめられ、110円安い
両社の2027年版の案内と駿台の市販青本では、オリジナル予想はどちらも5回です(2026年9月30日)。生物基礎1科目の差は、冊子に収録する過去問と税込定価にあります。
冊子に入るもの | Z会 2027年用 | 駿台 2027年版 |
|---|---|---|
共通テストの過去問 | 2024〜2026年度の本試3回 | 2026年の本試・追試2回 |
合計 | 8回 | 7回 |
税込定価 | 1,320円 | 1,430円 |
2024・2025年本試も1冊で解きたいならZ会。迷ったらZ会。 2024〜2026年度の本試を紙の1冊に収め、駿台より税込定価が110円低いからです。Z会の『2027年用共通テスト実戦模試(7)生物基礎』は税込定価1,320円です(2026年9月30日の出版社表示)。
ただし2024年度本試は、2025年度の新教育課程への切り替えより前の回です。Z会の試験分析でも、2025年度は2024年度より考察を要する問題の割合が高いとしています。2026・2025年度本試を先に解き、2024年度は追加演習に回します。
2024年度と2025年度の本試問題は、大学入試センターでも無料公開されています。年度別の問題PDFを集めず、本試3年分を紙の1冊で続けて解くならZ会を選びます。
2026年追試を本の解説付きで解きたいなら駿台。 市販青本は予想5回と2026年の本試・追試を別冊解説と一緒に収めています。『2027 大学入学共通テスト 実戦問題集 生物基礎』の税込定価は1,430円です(2026年9月30日の駿台文庫表示)。
2026年追試を解くだけなら、問題と正解は無料で読める
追試を解く手段は、駿台の冊子と大学入試センターの公開版の2つです。大学入試センターが2026年追・再試験の生物基礎の問題と正解を公開しています(2026年9月30日確認)。
違いは、追試を冊子で解き、間違えた理由を本の解説で読み直せるかです。私なら、センターの正解PDFで復習できる人にはZ会を選び、2026年追試には無料公開版を使います。実験の条件やグラフの読み違いを本の解説で追いたい人は、110円を足して駿台を選びます。
2026年4月の受験者の記録では、緑本と青本を12月からそれぞれ2周し、ほかの実技対策もあって進み具合は少しぎりぎりだったと振り返っています。使った本の年度版は書かれていません。実験文の読み取りにも時間を使ったという経験を踏まえ、冬は冊数を増やす前に1回ごとの誤答を直す時間を空けます。
全回なら7〜8コマ。Z会の2024年度本試は最後の追加演習に回す
理科基礎の本番は、2つの出題範囲を合計60分で解き、時間配分は自由です。計画表では60分を半分に割り、生物基礎30分+復習30分を1コマと仮に置きます。後半の30分は予定表に入れる復習枠です。科目別の試験時間と実際の復習時間は自分の結果に合わせて動かせます。
1冊を全回解く場合 | Z会 | 駿台 |
|---|---|---|
解答30分+復習30分のコマ | 8コマ | 7コマ |
合計の時間 | 8時間 | 7時間 |
週2コマの進め方 | 4週間 | 3週間と1コマ |
全回を予定に入れるならZ会8コマ、駿台7コマです。Z会では2026・2025年度本試を先に解き、新教育課程前の2024年度本試は最後の追加演習に回します。すでに解いた本試を飛ばすなら、その分のコマは減ります。
資料問題を落とした回は、解説を読んで「何を一定にし、何を変えた実験か」「グラフのどの軸を読み違えたか」を書き出す。30分を超えた復習は次のコマに回し、失点箇所を記録してから次の回へ進みます。資料の軸や実験条件を読み違えるなら、生物基礎の過去問と伊藤本の選び方で、手元の問題を解き直すか知識を補うかを決められます。
駿台の第1回は、実験文の訂正を入れてから解く
駿台文庫の訂正PDF(2026年7月28日付)は、第1回問題の4ページ、第1問文章B・実験1の上から4行目を指定しています。配列2は先頭にCを1文字追加し、「CAGCTAGAA」としてから解きます。訂正対象は2027年版の予想問題、第1回です。
Z会の公式ページには、過年度の『共通テスト実戦模試』と掲載問題の一部が重複するとあります。2026年用などを手元に持つ人は、買い足す前に収録年と解いていない回を数える。駿台の「他の2027年版との重複なし」は駿台文庫の2027年版同士の説明です。Z会との設問重複には触れていません。
選んだ1冊は表紙の「2027」と「生物基礎」で見分ける
Z会の緑色の表紙は「2027年用」「生物基礎」「オリジナル5回+共通テスト3回」。駿台の青い表紙は「2027」「生物基礎」「予想問題5回+過去問2回」です。駿台の学校採用限定『パックⅤ』も予想5回ですが、市販青本とは別の商品です。
選んだ1冊の表紙に「2027」と「生物基礎」があるかを見てから購入します。駿台を選んだ人は、第1回を解く前に上の訂正を入れます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 予想5回の後に2024〜2026年度の本試を紙の1冊で続けて解きたい人。2026年追試は大学入試センターの無料の問題と正解で足りる人。
- 確認すること
- 2024年度本試は新教育課程前なので最後の追加演習に回す。表紙の「2027年用」「生物基礎」を見る。過年度のZ会実戦模試とは掲載問題が一部重複する。
書籍の仕様を見る
- 収録
- 予想5回+2024〜2026年度本試3回
- 判型・ページ数
- B5判・本体168ページ+別冊52ページ
- 向く人
- 予想5回に加え、2026年本試と追試を別冊解答・解説とともに1冊で進めたい人。
- 確認すること
- 表紙の「2027」「生物基礎」「過去問2回」を見る。第1回問題4ページの実験1は、駿台文庫の訂正PDFに合わせて配列2の先頭にCを足してから解く。
書籍の仕様を見る
- 収録
- 予想5回+2026年本試・追試2回
- 判型・ページ数
- B5判・244ページ
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