要点
- 解説付きで解きたい回が手元にあるなら、旧本を続ける。迷ったら旧本を続け、公式の無料操作案内を足す。CBT移行で問う知識・技能の範囲は変わらない
- 解説付きで解きたい回が手元にないなら、現行問題集を足す。パーフェクトラーニング令和08年は紙4回分とダウンロード27回分で計31回分。令和7年秋の午後解説もダウンロードで読む
- 科目Aは2026年10月28日〜11月10日、科目Bは11月24日〜12月6日。科目Bも10月から並行する。公式の科目Aチュートリアルと市販アプリは役割が違う
2026年前期の応用情報で、解説付きで解きたい回が手元にあるなら、旧本を続けます。解説付きで解きたい回が手元にないなら、計31回分を扱う現行問題集を足します。買い直さないと不利かと迷ったら、出題範囲は変わらないので旧本を続け、公式の無料操作案内を足します。

対象は、紙試験用の教科書や過去問題集で既に学んだ人です。基礎用語を読んでも意味が分からず、問題文を読めない人は、まず手持ちの教科書の該当章に戻ります。この問題集は、基礎から順に学ぶ教科書より、演習と解説を足すために選びます。
旧午前は科目A、旧午後は科目Bとして使う
旧本の知識説明と過去問は、CBTに向けた学習にも使えます。 IPAの9月17日更新の案内は、問う知識・技能の範囲、出題形式、出題数・解答数、採点方式、配点、合格基準は変わらないとしています(2026年10月1日閲覧)。科目名を読み替えて、今の問題で苦手な箇所へ戻ります。
旧本の表記 | 2026年度の科目 | 練習すること |
|---|---|---|
午前 | 科目A | 80問を150分で解く。用語・計算を旧本で復習する |
午後 | 科目B | 11問中5問を150分で解く。事例文から根拠を拾い、答案を作る |
問数と時間はIPAの応用情報の説明によります(2026年10月1日)。旧本の申込日や持ち物の説明は、今回の受験案内に読み替えます。2027年度には新制度への移行が予定されているため、ここでの選び方は2026年度前期向けです。
基本情報に合格した後、2025年秋の応用情報を受けた大学生は、過去問と過去問道場で演習し、苦手な分野では教科書を読む時間を増やしたと書いています(note、2026年3月)。買い直すより、間違えた問題から手持ちの説明へ戻る使い方です。
ただし、CBT移行で範囲が変わらないことと、何年も前の本が今の用語をすべて載せていることは別です。最近の過去問に知らない用語が出たら、旧本の索引とIPAの現行シラバスを見て、その項目を補います。
解説付きで解きたい回が手元にないなら、現行問題集を足す
私なら、買う前に刊行年より収録回を比べます。 紙の本だけでなく、旧本のダウンロード特典も含めます。既に答えを覚えた問題ばかりなら、まだ解いていない回をIPAの公開過去問から選び、手持ちの説明で復習します。
それでも解説付きで解きたい回が手元にないなら、『令和08年 応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』を足します。必要な回が次の収録範囲に入ることが、買う理由です。
入っている回 | 紙とダウンロードの内訳 | 手持ち本と比べるところ |
|---|---|---|
令和6年春・秋、令和7年春 | 紙に問題と解答・解説 | 未演習の回や、読んで理解したい解説があるか |
令和7年秋 | 紙に午前の問題・解説と午後の問題。午後の解答・解説はダウンロード | 最新回の午後解説を読むにはファイルも使う |
平成22年春〜令和5年秋の27回分 | 問題・解答・解説のPDFをダウンロード | 旧本の特典と同じ回を買い重ねないか |
出版社の目次とサポート案内によると、紙4回分とダウンロード27回分で計31回分です。本の463ページにあるアクセスIDとパスワードを使い、ZIPを展開してPDFを読みます(2026年10月1日)。31回分を全部紙だけで読めると考えて買うと、使い方がずれます。
解説付きで解きたい回が手元にないなら、この問題集で必要な回を足します。紙の本の税込定価は2,420円(2026年10月1日)。購入先では、表紙の「令和08年」「パーフェクトラーニング過去問題集」で教科書と見分けます。
解説の読み方は、無料見本の326〜327ページで試せる
出版社の商品ページには、無料の紙面見本が4画像あります。342〜345ページは令和7年秋の午前問題で、左ページに問題、右ページに計算や選択肢の解説を並べています。
科目B相当の解説を見るなら、326〜327ページの見本です。令和7年春の午後問3「スライドパズルのアルゴリズム」で、設問別に図やコードを使って説明しています。これは、その解説が自分に読みやすいかを見る入口で、選ぶ全分野の解説を評価する見本としては使いません。
もう1つの392〜393ページの見本は、令和7年秋の午後問題文です。最新回の午後解説まで紙に載るわけではない、という収録の違いも見えます。
31回分の多さより、解ける時間と必要な解説を優先します。 科目A・Bを各150分で1回分ずつ解くと計5時間。31回分なら解くだけで155時間になり、復習の時間も加わります。これは本番時間で解く場合の計算で、必要な合格学習時間を示す数字ではありません。
基本情報合格後に短期間で受けた人には、午前でパーフェクトラーニングを反復した一方、午後対策本は買ったもののほぼ読まず、知識の抜けを後悔した例があります(合否報告No.120、2023年12月)。本を足したら、まず使う回と復習する日を決めます。
公式の操作案内と市販アプリは、練習することが違う
画面操作が不安なら、公式の無料操作案内が先です。 現行本の読者特典「DEKIDAS-WEB」は、科目A相当の問題演習をスマートフォンやPCで進めるアプリです。公式の試験画面や、科目Bの答案入力を学ぶ役割とは分けて使います。
旧本にも同じ用途の演習アプリが付いているなら、手持ちの特典を使います。
教材・案内 | 担当する練習 | 次に補うこと |
|---|---|---|
旧本の教科書・解説 | 用語の復習、計算手順、答案の根拠 | 公式案内で画面操作を学ぶ |
現行本とDEKIDAS-WEB | 収録回の解説、科目Aの反復演習 | 科目Bの入力方法は公式説明で学ぶ |
公式の科目Aチュートリアル | 科目A群の説明用画面で操作に触れる | メモ・電卓はPDFや動画で読む |
過去問PDFと文章入力 | 画面で事例文を読み、短く答案を入力する | 公開後の科目B操作説明で本番の扱いを学ぶ |
公式受験案内の「CBT方式について」から、科目A群の動画・PDF・チュートリアルを開けます。チュートリアルはスマートフォンでは利用できず、説明用の画面は本番と異なり、メモ・電卓を体験する機能はありません。科目B群の操作説明は、2026年10月1日時点では10月上旬公開予定です。
先に科目A群の操作説明PDFで、18〜20ページの問題欄・解答欄、37〜43ページの見直し・解答状況を読みます。メモと電卓の説明は49〜80ページです。科目Bの入力欄や編集方法は、科目Bの説明が出てからそちらで学びます。
科目Bに向けた練習は、旧午後問題のPDFをPCで読み、問題冊子へ直接線を引く代わりに別紙へ要点を書き、答案を文章入力する形で始められます。本番の操作を再現する練習は公式説明、読解と答案づくりは過去問、と分担します。
IPAは9月17日、メモ用紙1枚と筆記用具の配布を発表しました。画面のメモ・電卓に加えて手書きメモを使え、用紙は終了後に回収されます。紙へ情報を整理する勉強も続けつつ、問題文を画面で読む練習を足します。
科目AとBは別日程。科目Bも10月から並行する
科目Aを受け終わる前から、科目Bにも時間を割きます。 IPAの前期日程は次のとおりです(2026年10月1日)。予約時は科目AとBを同時に選びます。
手続き・科目 | 2026年前期の日程 |
|---|---|
申込受付 | 10月6日10時〜11月7日17時 |
科目A | 10月28日〜11月10日 |
科目B | 11月24日〜12月6日 |
Aを11月10日、Bを11月24日に受けると、その間の学習日は11月11〜23日の13日です。Aを10月28日、Bを12月6日に受けるなら38日。各科目の受験日を学習日に数えない計算なので、空いている予約枠によって13〜38日に変わります。
文系・ヘルプデスク中心の経験者は、2024年春に午後対策の時間が足りず不合格となり、秋に再受験したと書いています(Qiita、2026年5月)。旧紙試験の経験でも、科目Bを後回しにする負担は、今回の計画で先に減らせます。
例えばAを10月28日、Bを11月24日に受け、10月1日から毎日60分取ると仮定します。既習者が旧本を復習しながら演習する配分例です。
期間 | 1日の配分 | 合計時間 |
|---|---|---|
10月1〜27日、27日間 | Aの復習30分+Bの演習・復習30分 | Aに13時間30分、Bに13時間30分 |
10月29日〜11月23日、26日間 | Bの演習・復習60分 | Bに26時間 |
全期間 | Aの受験日は学習日から外す | 計53時間。Bに計39時間30分 |
これは取れる時間の計算で、合格に必要な時間の保証ではありません。1日30分なら計26時間30分となるので、未演習の回を増やすより、使う分野と誤答の復習を絞ります。150分の通し演習は、休日にまとまった時間を別に確保します。
教材を追加しない場合の本代は0円、現行の紙問題集を足す場合は2,420円+送料・手数料です。受験手数料はどちらも7,500円なので、受験と本代を合わせた目安は7,500円/9,920円に、支払い方法による手数料や本の送料を加えた額になります(IPAの受験料、出版社の定価、2026年10月1日)。交通費と通信費は含めていません。
今日、手持ち本と特典の収録回を並べる
紙の目次とダウンロード特典の一覧を開き、次に解きたい回に印を付けます。解説付きで解きたい回が手元にあるなら、旧本を続けます。迷ったら旧本を続け、公式の無料操作案内を足します。
解説付きで解きたい回が手元にないなら、紙とダウンロードでその回の解説を読める『令和08年 応用情報技術者 パーフェクトラーニング過去問題集』を足します。表紙は「令和08年」、税込定価は2,420円(2026年10月1日)です。
今日することは、手持ち本と特典に、次に解きたい回の解説があるかを見ることです。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 既に応用情報を学び、現行本の収録回の中に解説付きで解きたい回がある人。旧教科書は復習用に残し、問題集で演習と解説を足します。
- 確認すること
- 表紙は「令和08年」。手持ち本のダウンロード特典も含めて収録回を比べます。令和7年秋の午後解説と過去27回分はダウンロードで読み、本の463ページのID・パスワードを使います。
書籍の仕様を見る
- 紙の本の税込定価
- 2,420円(2026年10月1日確認・送料別)
- 判型・ページ数
- B5判・464ページ
- 発売日
- 2025年12月18日
- 収録
- 紙4回分+PDF27回分。令和7年秋の午後解説もダウンロード
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