受験参考書

世界史HISTORIAと100題、どっち? 実際の入試問題で演習したいならHISTORIA

通史と基本用語を終え、実際の入試問題で演習したいならHISTORIA。学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたいならZ会100題です。迷ったらHISTORIA。無料の過去問で失点を分け、税込定価と100題の学習計画から1冊を選びます。

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要点

  1. 実際の入試問題で演習したいならHISTORIA。迷ったらこちら。過去問を軸にオリジナル問題も加えた、世界史探究の改訂版を選ぶ
  2. 学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたいならZ会100題。全問オリジナルで、税込定価はHISTORIAより770円安い
  3. 学校・手持ちの演習で失点を直せるなら買い足さず続ける。まず志望校の過去問1大問を解き、用語・正誤・地図や年代・論述のどこで失点したかを分ける
HISTORIA[ヒストリア]世界史探究精選問題集【改訂版】の表紙
書影:Gakken

実際の入試問題で演習したいなら。迷ったらHISTORIA

HISTORIA[ヒストリア]世界史探究精選問題集【改訂版】

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実力をつける世界史100題[改訂第3版]の表紙
書影:Z会

学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたいなら

実力をつける世界史100題[改訂第3版]

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通史と基本用語を終え、実際の入試問題で演習したいならHISTORIAを選びます。迷ったらHISTORIAですが、学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたいなら、全問オリジナルのZ会100題です。難しい本を選んで挫折するのが不安なら、先に手持ちの演習で足りるかを見ます。

世界史HISTORIAと100題、どっち? 通史と基本用語を終え、実際の入試問題で演習したいならHISTORIA。迷ったらHISTORIA。学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたいならZ会100題。過去問を軸にオリジナル問題も加えたHISTORIAと、全問オリジナルの100題の違いで選ぶ。税込定価は2,200円と1,430円で差は770円。学校・手持ちの演習で失点を直せるなら買い足さず続ける。
学研・Z会の紙の本の税込定価と構成、2026年10月1日。書影は各出版社

学校・手持ちの演習で失点を直せるなら買い足さず続けます。 基本用語を思い出せず解説も読めない人は、先に教科書と今の一問一答へ戻ります。共通テストだけに世界史を使う人も、まず学校の共通テスト演習と公開過去問を進めます。

実際の入試問題で演習したいならHISTORIA

HISTORIAは、覚えた用語を入試の文章の中で使う練習を始める1冊です。学研は、入試問題を軸に、単元外の設問をできるだけ減らし、オリジナル問題で用語を補う構成と説明しています(2026年10月1日)。文化史とテーマ史も含みます。

公式の商品ページにある問題070の見本画像は、左に文章、右に設問を置く見開きです。語群から選ぶ空欄補充、選択肢の判定、語句を書いて答える設問が同じ大問にあります。問題055の解答の見本では、答えの一覧に続いて設問ごとの説明を読み、同じ見開きのLectureで関連事項を整理できます。

一問一答で答えられた用語でも、文章の前後関係や選択肢の違いで手が止まるなら、この練習が合います。正解したかだけでなく、どの言葉を根拠に答えたかを解説と比べます。見本は問題編と解答編の別々の単元なので、同じ問題の答え合わせは手元の別冊で行います。

実際の入試問題で演習したいなら、HISTORIAです。表紙に「世界史探究」「改訂版」とある本を選びます。紙の本の税込定価は2,200円(2026年10月1日)。中古なら別冊解答編が付くかも見ます。

学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたいなら100題

Z会100題は、入試問題にある範囲の偏りと、整理されすぎた問題の弱点を避けるよう作ったオリジナル100題です。解答編には図解や表を使い、歴史の流れも説明します(2026年10月1日)。

学校で入試形式の問題を解き、設問の読み方は分かるが、時代や地域をまたぐ知識が抜けている。そこで別の問いから知識を補いたい人には100題を選びます。

選ぶときの差

HISTORIA 世界史探究精選問題集 改訂版

実力をつける世界史100題 改訂第3版

問題の作り方

入試問題を軸に、オリジナル問題で補う

全問オリジナル

版の時期

2025年6月26日発売。書名に「世界史探究」

2013年3月発行。公式の対象表示は「2次私大」

出版社のページ数表示

618ページ

本体208ページ+別冊272ページ、計480ページ

紙の本の税込定価(2026年10月1日)

学研:2,200円

Z会:1,430円

100題の方が770円安く、2冊の定価合計は3,630円です。支払額には購入先の送料・手数料が加わることがあるので、注文画面の総額で選びます。私なら最初から2冊そろえず、今足りない練習を1冊で始めます。

100題も、入試形式を意識した問題集です。早稲田アカデミーの2026年度シラバスは、用語確認・正誤・記述問題を挙げ、基本の流れと用語を学んだ後の宿題として紹介しています(2026年10月1日確認)。正誤問題の有無や解説の詳しさだけでは、この2冊は分かれません。

それでも、実際の入試問題で演習したいなら、私ならHISTORIAにします。HISTORIAにもオリジナル問題はありますが、実際に出された問題を軸に単元ごとに練習する本だからです。学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたいなら、770円安い100題を選べます。

Z会は100題を難関私大対策の本として紹介しています。ただ、手持ちで同じ失点を直せるなら、全問オリジナルというだけで追加する必要はありません。2013年発行の本なので、用語の表記は今使っている教科書にそろえます。

学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたいなら100題です。購入先では表紙の「改訂第3版」と別冊解答の有無を見ます。Z会の税込定価は1,430円(2026年10月1日)。

難しすぎるという声は、足す前に過去問を見る理由になる

100題には、知識を補えたという声と、必要以上に難しかったという声があります。

2023年2月の受験生のnoteでは、早稲田の世界史が難しく、過去問の前に100題を挟んだものの、難しすぎて不要な知識まで増えたと感じています。一方、早稲田生の2026年3月の記録は、通史後の抜けを100題と標準問題精講で補い、どちらも3周して解説も覚えた例です。使用版はどちらの本文にも明記されていません。

この違いから、100題は難関大志望というだけで買うのではなく、志望校の過去問で不足した知識を補うために選びます。

HISTORIAも、最初からすらすら解ける本とは考えません。慶應法に現役合格した人の記録(2026年3月)では、初めは正解できず、前半を2〜3周しています。その後は過去問を並行し、100題も使いました。両書の版は本文に記載がなく、得点は本1冊の効果として切り分けられません。

この例を、全員が2冊買う順番にはしません。解説を読んで間違えた理由を説明できるようになったら、志望校の過去問に戻ります。そこで同じ形式の失点が減っていれば、もう1冊の総合演習本より、その過去問の復習を進めます。

過去問1大問で、買い足す前に失点を4つに分ける

志望校が公開している過去問から、授業で学び終えた範囲の1大問を解きます。立命館大学は、世界史の2026年2月3日実施分を公開しています。問題PDFの1〜2ページにある最初の大問は、中国の土地制度・税制を扱う文章の空欄補充です。

解いた後は、学校や手持ちの解説で答え合わせをします。問題だけが公開されている大学では、学校の先生に答案と問題を持っていきます。失点を次の表に分け、今の教材で直せるかを見ます。

失点したところ

手持ちで先にすること

新しい本を選ぶときの考え方

用語を思い出せなかった

教科書・一問一答の該当箇所を復習する

基本用語が戻れば、その問題を解き直す

用語は知っているが、空欄や正誤の理由を説明できない

文章の前後と、選択肢の誤りを解説に照らす

実際の入試問題で演習したいならHISTORIA

地図の位置や年代の順を取り違えた

学校の資料集で場所と前後の出来事を結び付ける

まず同じ過去問を解き直し、資料集で足りるかを見る

用語は分かるが、指定された説明文を書けない

自分の答案と出題意図を比べ、先生に添削を頼む

論述の練習を優先する

この表で分かるのは、その大問で先に直すところです。1大問の正答率を、全範囲の実力や合格点には換算しません。複数の失点があれば、用語の復習から始め、同じ問題を解き直して残ったものに進みます。

学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたいなら100題にします。たとえば、学校の解説で正誤の理由を言えるようになった後、別の時代・地域の問題で用語の抜けを補う使い方です。学校・手持ちの演習で失点を直せるなら買い足さず続けます。

100題の予定は、1題の時間を測ってから立てる

両書とも大問は100題ですが、大問の中の設問数と解説量まで同じではありません。618ページと480ページから、解く速さを決めるのも避けます。まず手元の学校教材で、解く時間・解説を読む時間・翌日に解き直す時間を合わせて測ります。

1日45分、週6日を世界史の演習に使う仮計画なら、週に4時間30分です。1題にかかる合計を30分・45分・60分と仮定すると、100題の予定は次のようになります。

1題に使う時間の仮定

100題の合計

1日45分・週6日で確保する週数

解答・解説・翌日の解き直しで30分

50時間

約12週間

同じ作業で45分

75時間

約17週間

同じ作業で60分

100時間

約23週間

計算は、100題×1題の分数÷60で合計時間を出し、週4時間30分で割って週数を切り上げています。どちらの本にも同じ時間枠を置く予定表で、30分をHISTORIA、60分を100題の所要時間と決めた表ではありません。後から増える復習や、志望校の過去問を解く時間は別に残します。

1題に45分かかるなら、12週間で使える54時間で進められるのは72題です。100題を急いで埋めるより、志望校の過去問で失点した単元を先にし、解説を読む時間を削らず進めます。本を買った後は最初の3題で測り直すと、1題だけの易しさ・難しさに予定を合わせすぎずに済みます。

京大などの論述は、自分の答案を書く練習へ進む

2026年4月の知恵袋には、京大志望の浪人生がHISTORIAを店頭で見て、私大の問題が多く、自分の受ける論述形式に合うかと迷った相談があります。問われる知識の練習と、字数の中で説明を組み立てる練習を分けると、次にすることが決まります。

京都大学の2026年度の公開資料には、世界史探究の問題と解答例等・出題意図があります。知っている用語を挙げられるのに文章にできないなら、まず答案を書き、出題意図と比べて先生に見てもらいます。論述用の本を足すかの記事では、手持ちの過去問で足りる条件から選べます。

100題の用語確認や記述問題は、論述に使う知識の整理にも役立ちます。ただ、300字などの答案を構成して添削を受ける練習は、志望校の過去問で別に進めます。HISTORIAも同じく、総合演習1冊を終えるまで論述を待たず、単元ごとに答案を書く練習を並行します。

迷ったらHISTORIA、最初に解くのは志望校の1大問

実際の入試問題で演習したいなら、私は過去問を軸にしたHISTORIAを選びます。表紙の「世界史探究」「改訂版」で選ぶ紙の本は、税込定価2,200円(学研、2026年10月1日)です。学校・手持ちの演習で失点を直せるなら、買い足さず続けます。

今日するのは、志望校が公開している過去問の、学び終えた範囲の1大問を解くことです。答案の失点を上の表に分け、今の教材で直せるかを見てから、必要な1冊を選びます。

購入先

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HISTORIA[ヒストリア]世界史探究精選問題集【改訂版】の表紙
書影:Gakken

Gakken

HISTORIA[ヒストリア]世界史探究精選問題集【改訂版】

実際の入試問題で演習したいなら。迷ったらHISTORIA

出版社表示価格2,200円(税込・2026年10月1日)

商品の公式情報
向く人
通史と基本用語を終え、実際の入試問題で演習したい人。過去問を軸にした100題で、単元ごとに解き方を練習します。
確認すること
学校・手持ちの演習で失点を直せるなら買い足さず続けます。表紙の「世界史探究」「改訂版」で旧版と見分けます。中古は別冊解答編もそろったものを選びます。
書籍の仕様を見る
判型・ページ数
A5判・618ページ
発売日
2025年6月26日
問題数
100題
実力をつける世界史100題[改訂第3版]の表紙
書影:Z会

Z会

実力をつける世界史100題[改訂第3版]

学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたいなら

出版社表示価格1,430円(税込・2026年10月1日)

商品の公式情報
向く人
通史と基本用語を終え、学校で入試形式に慣れていて、オリジナル問題で知識を補いたい人。学校の問題を解いた後の知識の整理に使います。
確認すること
学校・手持ちの演習で失点を直せるなら買い足さず続けます。表紙の「改訂第3版」と別冊解答の有無を見ます。用語の表記は今の教科書にそろえ、論述の答案は先生に見てもらいます。
書籍の仕様を見る
判型・ページ数
A5判・本体208ページ+別冊272ページ
発行年月
2013年3月
問題数
オリジナル100題

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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

著者情報

しおり

大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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