要点
- 出来事の時代・地域があいまいなら「時代と流れ」。迷ったらこちらから始める
- 時代・地域は言えるのに用語が出ないなら、東進の世界史一問一答4th editionで短い問いを解く
- 2冊とも税込定価1,320円(2026年9月27日)。地図・表と文章の空所補充か、短い問いかで選ぶ
出来事の時代・地域があいまいなら「時代と流れ」、時代・地域は言えるのに用語が出ないなら東進の一問一答から始めます。2冊とも税込定価は1,320円(2026年9月27日)で、決め手は地図・表と文章の空所補充で整理するか、短い問いで用語を取り出すかです。一問一答も買わないと不安なら、まず手元の小テストや過去問で不足を見て、学校の教材で同じ練習ができるなら買い足しません。

迷ったら「時代と流れ」から、短い問いで用語が出ないなら東進へ
文英堂の現行版は、左ページの地図・表と右ページの文章の空所補充を組み合わせた88見開きです。出来事の時代・地域があいまいなら、こちらを先に選びます。2024年7月3日発売の200ページで、約3,000語を扱います。
表紙と商品名に「世界史B」がない現行版を選びます。税込定価は1,320円(2026年9月27日の文英堂の表示)です。
東進の4th editionは、短い問いから用語を答える520ページの本です。時代・地域は言えるのに用語が出ないなら、こちらで知識の穴を探します。税込定価は同じ1,320円(2026年9月27日の東進ブックスの表示)。購入先では表紙の「4th edition」を見ます。
選ぶときの差 | 時代と流れで覚える! 世界史用語 | 世界史 一問一答【完全版】4th edition |
|---|---|---|
答え方 | 地図・表を見て、文章の空所や赤字を隠して答える | 短い問いから用語を答える |
手掛かり | 同じ見開きに時代と場所の図表がある | 頻出度を4段階で示す。最頻出問題の朗読音声がある |
課程の表示 | 世界史探究に対応 | 世界史探究と歴史総合の重要語に対応 |
東進も、問題文の順序と内容で流れや因果関係が分かると説明します。さらに4th editionの監修者メッセージは、大まかな流れを説明できるようになってから、用語の暗記に本書を使う順番を示します。地図・表とまとまった文章を行き来したいか、短い問いで思い出す回数を増やしたいかが選ぶ差です。
試験の誤答を、時代・地域、用語、資料読解に分ける
2026年度共通テストの本試験では、「歴史総合、世界史探究」の第1問に正誤の組合せ(問2)、グラフの読み取り(問4)、地図を含むパネル(問6)があります。用語を一つ知っているだけでは、資料や時代を結び付ける問題を解き切れません。
直近の小テストか過去問で間違えた問題を、次のように分けると、買う本と次にする練習が決まります。
間違えた理由 | 次の練習 |
|---|---|
出来事の時代・地域があいまい | 「時代と流れ」の同じ見開きで、左の地図・表と右の文章を見直す |
時代・地域は言えるのに用語が出ない | 東進の一問一答で短い問いを解き、答えられない語を教科書に戻す |
用語は分かるのに、資料や選択肢を読み違えた | 新しい暗記本を足す前に、その問題の資料と選択肢を過去問で読み直す |
たとえば第1問の問4では、グラフから読み取れる事柄と、その背景を組み合わせて答えます。前者で迷ったら公定歩合と住宅着工戸数の推移を、後者で迷ったら選択肢に出る平成不況と列島改造の時期を教科書で見直します。
これは誤答から次にする練習を選ぶ方法です。間違いが一つでもあれば新しい本が必要だと判定するものではありません。学校の教材で同じ練習ができるなら、まずそれを使います。
「時代と流れ」は最初の見開きで印を付けて先へ進む
文英堂が公開する試し読みの86〜87ページでは、左にユグノー戦争(1562〜98年)の図と三十年戦争(1618〜48年)の表・地図、右に文章の空所と重要用語チェックがあります。左で時代・地域をつかみ、右で語を隠して答える構成です。公式の使い方も、この順に赤フィルターを使います。
通史を動画で学んだ受験生は、「時代と流れ」の重要用語チェックを一度で全部言えるまで進もうとして、1単元に30分かかると相談していました(2026年4月、使用版の記載なし)。私なら、1回目は左の表で位置をつかみ、右で答えられない語に印を付けて次へ進みます。最初の見開きで止まらず、翌日に印を付けた語へ戻る方が、全88見開きのどこが弱いか早く見えます。
旧課程の「世界史B用語」を使った人には、通史を学んだあと、この本で用語を復習し、一問一答は足さなかったという経験もあります(2025年公開)。旧版の経験を現行版の効果とは同一視しませんが、一問一答は全員の必須教材ではないという選び方の参考になります。今の本で不足する練習が出たときに足せば十分です。
東進を足す前に、短い問いと資料問題のどちらで止まるかを見る
東進4th editionは、最頻出から高度な問題まで頻出度を4区分で示します。最頻出の問題文には朗読音声もあります。時代・地域は言えるのに用語が出ないなら、手元の授業範囲と同じ章で短い問いを解きます。
ただし、東進には初版から第6版を含む刷別の訂正が掲載され、2026年8月25日更新の訂正もあります。買った本の奥付で刷を見て、該当する訂正を読みます。現行の商品名は4th editionで、文英堂も「世界史B」のない2024年刊です。古本を選ぶときほど、表紙の版表示が重要です。
共通テストを受けるなら、用語を覚えたあとに歴史総合の第1問対策で資料問題も解きます。東進と山川の一問一答で迷う段階なら、2冊の頻出度表示と教科書への戻り方も比べられます。
まず手元の問題で、足りない練習を一つ決める
まず直近の小テストか過去問で、間違えた問題を一つ分けます。学校の教材で同じ練習ができるなら、先にそれを使います。
出来事の時代・地域があいまいなら、「時代と流れ」の左の地図・表を見てから右の語を隠して答えます。迷ったら時代と流れから始めます。
時代・地域は言えるのに用語が出ないなら、東進の一問一答で短い問いを解きます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 出来事の時代・地域があいまいで、地図・表と文章の空所補充を一緒に進めたい人。
- 確認すること
- 購入先では書名に「世界史B」のない2024年刊を選ぶ。歴史総合は別の教材でも学び、資料を読む練習は過去問で行う。
書籍の仕様を見る
- 向く人
- 時代・地域は言えるのに用語が出ないため、短い問いを解いて知識の穴を探したい人。
- 確認すること
- 表紙の「4th edition」を見て、東進ブックスの刷別の訂正情報も読む。
書籍の仕様を見る
記事の誤りや古い情報は、訂正・お問い合わせフォームからお知らせください。





