要点
- 月1,000円の積立だけのためにカードを増やす必要はありません。手持ちの無料カードで条件を満たせない人は現金積立。迷ったら、手持ちの銀行が対応するSBI証券の無料の自動入金を使います。今の口座で払えている人は続けてよい。
- 手持ちの無料カードで条件を満たす人はクレカ積立。楽天カードは楽天証券、三井住友カード(NL)はSBI証券、JCBカードS・Wは松井証券。NLは入会2年目以降に積立以外で前年に10万円以上、S・Wは積立以外で月5万円以上の買い物が条件です。
- 月1,000円を12回、0.5%で払うと年60ポイント。楽天カードは投資信託の条件で1%になることもあります。ポイントのために年会費を払ったり、買い物を増やしたりする必要はありません。


NISAで月1,000円を積み立てるためだけに、管理するカードを増やす必要はありません。 月1,000円を12回、0.5%で払っても年60ポイントだからです。 迷ったら無料の自動入金を使い、手持ちの無料カードで条件を満たす人はクレカ積立を選びます。

こんな人は
- 手持ちの無料カードで条件を満たせない人は現金積立。手持ちの銀行が対応するSBI証券の無料の自動入金を使います。
- 手持ちの無料カードで条件を満たす人はクレカ積立。楽天カードは楽天証券、三井住友カード(NL)はSBI証券、JCBカードS・Wは松井証券です。
- 今の口座で入金に困っていない人は今の払い方を続けてよい。
NISAは投資でもうけたお金に税金がかからない制度です。株や債券などに、多くの人のお金をまとめて投資する商品を投資信託と呼びます。ここで比べるのはそれを毎月買うお金の払い方です。
投資したお金は値下がりで減ることもあります。ポイントが付いても、そのおそれは同じ。
月額は払い方を比べるための例です。生活費を残したうえで、積み立てる額は自分で決めてよい。
月1,000円の0.5%還元は年60ポイント
月額は例。還元率が一年間変わらず、すべての回で買付と決済が完了した場合。入会特典、買い物分、保有分のポイント、投資の利益や損失は含めません。
下の表は一年にかかる年会費と、積立の支払いでもらうポイントだけを並べたもの。カードの条件に届くために、買い物を増やす額はゼロで比べています。毎月買う額が同じでも、条件に届かなかった月や年はもらう分が変わります。
払い方の例 | 年の決済ポイント | 年会費(税込) | 積立以外の買い物の条件 |
|---|---|---|---|
SBIの無料の銀行引落 | 0 | 0円 | なし |
楽天証券と通常の楽天カード | 60(0.5%の対象投信) | 0円 | 最低利用額の条件なし |
SBI証券と三井住友カード(NL) | 60または0 | 0円 | 入会2年目以降は前年に10万円以上で0.5%、未満は0% |
松井証券とJCBカードS・W | 最大60円相当または0 | 0円 | 積立以外で月5万円以上。未達の月は付与なし |
楽天証券と楽天プレミアムカード | 120(1%) | 11,000円 | 最低利用額の条件なし |
費用と条件は2026年10月7日の各社公式案内。楽天カードの行は運用費用のうち販売会社が受け取る分が年率0.4%未満の投資信託の例です。これを代行手数料と呼び、通常カードでも対象の投資信託によっては還元が増えます。
読むのは楽天の還元率の表にある手持ちのカードの行です。
無料の通常カードでも、1%のポイントが付くことがあります。その場合も今回の額では年120ポイント。ポイントを増やすために、投資信託を選び直すことは勧めません。
楽天プレミアムへ変えると、表の例で増えるのは年60ポイントです。楽天ポイントを買い物で使うときの価値で比べても、追加の年会費との差は10,940円。空港のラウンジなど、ほかのサービスも使う人は別として、この積立のポイントだけで選ぶ人には年会費無料のカードを勧めます。
手持ちの無料カードは買い物の条件で選ぶ
年会費が無料でも、積立だけに使うとポイントが付かないカードがあります。三井住友カード(NL)とJCBカードS・Wでは、ふだんの買い物の額も条件です。毎月の積立で払うお金はその買い物の額には入りません。
NLの入会初年度は原則、買い物の額を問わず還元されます。同じカードをもう一度持つ場合などは、この特典を受けられません。次の年からは表の条件で決まるので、積立だけに使うカードを新しく作ると、翌年はポイントが付かなくなります。
JCBカードS・Wの条件は月ごとの判定です。今回の例で、条件に届かなかった月に減るのは最大5円相当。そこを埋めるために欲しくないものを買うのは割に合いません。
本人の名前の無料の楽天カードがある人は楽天証券でクレカ積立を選びます。 表の例で年60ポイント、カードの年会費は0円です(2026年10月7日、公式案内)。口座がまだない人は開設案内でNISAも一緒に申し込む流れを読めます。
手持ちの本人のJCBカードS・Wで、積立以外の対象の買い物が月5万円以上ある人は松井証券を選べます。 両カードの年会費は0円(2026年10月7日、JCB公式)。口座がまだない人は松井の口座開設案内で申込方法を読み、総合口座と投資信託口座を用意します。
松井で対象になるのはJCBが発行する決まった種類のカードです。他社のカードにJCBのマークがあるだけでは使えません。家族カードも使えないので、持っているカードの名前で選ぶところまでが準備です。
現金積立も自動にできる
現金積立とは証券口座にあるお金や銀行からの引落で代金を払う方法です。毎月手で振り込む方法だけではありません。カードの管理を増やしたくない人も銀行から自動で入れる仕組みを使えます。
SBIの銀行引落は設定した積立額に合わせて手持ちの対応銀行からお金を移す方法。余分に移す額をゼロにすれば、毎月買う分だけで使えます。初回は銀行引落の操作ガイドの申込期限までに、毎月の積立と銀行引落を設定します。
現金を入れる方法 | 今回の月額との関係 | 準備するもの |
|---|---|---|
SBI証券の銀行引落(毎月自動) | 月1,000円の積立設定に合わせて入金できる。引落手数料0円 | 本人の名前の対応銀行。一部はネットバンキングも必要 |
松井証券の定期入金(毎月自動) | 無料だが1回1万円から。積立後に9,000円が口座に残る例 | 本人の名前の対応銀行を登録 |
松井証券のMATSUI Bank入金(画面で手続き) | 無料で1円から。必要な額を自分で入金する | 手持ちの本人の名前のMATSUI Bank口座 |
2026年10月7日の公式案内。口座に残るお金は手数料でも損失でもなく、まだ投資していない現金です。
松井の定期入金を使う場合も、積立の額は自分で決めたままでよい。手持ちのMATSUI Bankから必要な額を自分で入金する方法で足りる人は、そのままで大丈夫です。新しい銀行口座まで作りたくない人は今の銀行から少額で入れられる方法を選びます。
お金を移す手数料が無料でも、投資信託を持っている間の費用などは別にかかります。近いうちに家賃や生活費に使うお金は銀行に残しておくほうが安心です。
設定の手間もポイントと並べて考える
手持ちのカードでも、証券会社にカードを登録し、毎月買う設定も要ります。カードを登録しただけでは始まりません。現金からカードへ切り替えるときも、次に買う月まで見ておくと、うっかり同じ月の分を二重に設定するのを防げます。
カードが増えるのが気になった
ポイントと自動積立は便利だったが、管理することが増えるためカードを解約した。
2026年9月のnoteの利用記録
生活費と積立を分けたかった
Moneytreeで同じカードの支払いがまとまって見え、現金の口座引落に戻した。
2025年10月のnoteの利用記録
銀行引落から切り替えた
銀行引落でも自動だったが、ポイントが付くことを理由にカード払いに変えた。
2026年9月のnoteの利用記録
私なら、年60ポイントのためにカードや支払い先を増やすより、今の銀行で済ませます。すでに使うカードで条件を満たす人にはそのポイントを受け取るほうがよい。毎月いついくら払うかが分かりやすく、管理しやすいほうで十分です。
迷ったら今の銀行で払える方法を開く
今のNISAで入金に困っていない人は払い方を続けてよいと考えます。これから口座を選ぶ人は手持ちの銀行やカードから選べば十分です。NISAの枠そのものに迷っている人はつみたて投資枠と成長投資枠の使い分けを先に読めます。
手持ちの無料カードで条件を満たせない人は対応銀行からSBI証券の無料の自動入金を選びます。
SBIの銀行引落の対応一覧で今の銀行を探すところから。対応する本人の名前の銀行から月の積立額だけを手数料0円で移せます(2026年10月7日、公式案内)。銀行が載っていて、口座をこれから作る人は下の開設案内へ進めます。
- 今の銀行・カードで払える方法を選ぶ銀行の対応一覧かカードの対象名と買い物の条件を読む。今のNISAで払えていれば続ける申込前
- 入金と積立を設定する現金は選んだ入金方法と積立を設定する。MATSUI Bank入金は必要な額を画面から入れる。カードは登録と積立の払い方まで設定する開設後
- 最初に買えた結果を見る銀行から引く日と買う日は別。買う月と引落日の残高を予定に入れる初回
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。

- 向く人
- 本人の名前の年会費無料の楽天カードを持ち、積立のために買い物を増やさずに使う人。代行手数料が年率0.4%未満の投資信託を0.5%で月1,000円ずつ払う例では、年60ポイントです。
- 確認すること
- 家族カードやデビットカードは使えません。カードと投資信託で還元が変わります。毎月12日までの設定で翌月の注文となり、引落日に買い物分も含めた残高を用意します。
仕様・利用条件を見る
- 口座開設料・維持管理料
- 0円(2026年10月3日)
- 投資信託の積立の払い方
- 楽天カード、楽天ペイ残高、証券口座(楽天銀行マネーブリッジ)、投信積立スマート買付(みずほ銀行)、その他の金融機関(2026年10月7日)
- 確認すること
- 本人名義のカード・口座で設定する。商品の費用と価格変動リスクは別

- 向く人
- 手持ちの本人の名前の銀行が銀行引落サービスに対応する人。手持ちの三井住友カード(NL)で還元条件を満たす人もSBI証券でクレカ積立を選べます。
- 確認すること
- 銀行と証券口座の名義をそろえます。一部の銀行はネットバンキングも必要。積立の設定と銀行引落の登録を済ませ、買う日を入金後に合わせます。NLは積立以外の前年利用額で翌年の還元が変わります。
仕様・利用条件を見る
- 口座開設料・管理料
- 0円(2026年10月3日)
- 銀行引落サービス
- 対応銀行・同一名義、引落手数料0円、14日・27日から選択
- 入金までの日数
- 引落日から5営業日後。投資商品の費用と価格変動リスクは別
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