要点
- 山川の『詳説日本史』に沿って復習するなら山川。章立てと用語集の頻度に準じた★で進められる
- 入試頻度で覚える順を決めるなら東進。3rd editionは入試傾向に合わせて★を見直した
- 迷ったら山川。368ページ・税込1,012円で、東進3rdの448ページ・税込1,320円より80ページ・308円少ない
山川の『詳説日本史』に沿って復習するなら、山川の現行版を選びます。入試頻度で覚える順を決めるなら、東進の3rd editionです。早慶志望なら東進でないと足りないと焦っても、山川も難関大の入試まで対象なので、迷ったら山川から始めます。

迷ったら山川。★は教科書頻度と入試頻度で選ぶ
2冊とも一問一答ですが、★が表すものと復習の起点が違います。
選ぶときの差 | 山川一問一答 日本史 | 日本史一問一答【完全版】3rd edition |
|---|---|---|
★を付ける元 | 新課程『日本史用語集』の教科書掲載頻度に準じる | 新課程と最近の入試傾向に合わせた頻出度 |
★の見える数 | 公開された本文の1ページと2ページに1つから7つの★ | 表紙の凡例に3つ・2つ・1つの★ |
進める順 | 『詳説日本史』と同じ章立て。節の最初に内容のポイント | 入試で問われた形を活かした問題文を、時代の流れに沿って配置 |
総ページ | 368ページ | 448ページ |
税込定価(2026年9月26日) | 1,012円 | 1,320円 |
山川の出版社案内では、★は用語集の頻度数に準じます。山川が公開する本文1ページと本文2ページには、★が1つから7つまで並びます。東進の3rd editionは、入試傾向に合わせて頻出度の★を見直しました。山川の★3つと東進の★3つでは、数える対象が違います。
どちらにも★があり、赤シートで問いを解けます。買う理由になる差は、★を付けた元と、教科書・入試問題のどちらを手がかりに復習するかです。
一問一答と用語集の役割で迷う人は、日本史の一問一答と山川の用語集の使い分けも見られます。
山川の『詳説日本史』に沿って復習するなら山川
山川の2024年刊の商品説明は、『詳説日本史(日探705)』と同じ章立てだと案内しています。公開された目次のiv〜vページでは、最初が「日本文化のあけぼの」、後ろが「激動する世界と日本」です。授業で終えた節を、そのまま探して解けます。
使い方の見本iiiページには、節のポイント、問題ごとの★とチェック欄、右側の答えが見えます。用語を忘れたら、同じ章の教科書に戻る。山川の教科書で習う高2なら、この往復を授業ごとに始めやすい構成です。
楽天の現行版のレビューには、定期テスト前日に使う購入者(2024年3月)や、部活で時間の限られる高校生が通学中に持ち歩くという保護者(2025年5月)がいます。得点を保証する声ではなく、授業と空き時間に組み込める使い方の例です。
山川出版社は難関大学の入試まで対象と案内します。私なら、早慶志望でも山川の教科書を使い、まず授業の知識を固める人には山川を選びます。税込定価は1,012円(2026年9月26日、山川出版社)。購入先では紺と朱の表紙を見ます。
入試頻度で覚える順を決めるなら東進
東進の3rd editionは、新課程と入試傾向に合わせて用語と★を更新し、入試で問われた形を活かした問題文を収めます。共通テスト、国公立、難関私大を対象とする本です。授業で習った語を思い出せるようになり、過去問で出会う問い方に合わせて優先順位を付けたい人に合います。
山川にも★があり、難関大の入試まで対象です。東進を選ぶ理由は「早慶の名前」だけではなく、入試で問われた形の問題文と、入試傾向に基づく★を復習の起点にしたいことです。東進ブックスは、問題文の順番や注釈を工夫し、出来事の流れと因果関係をつかめる構成だと説明しています。語の背景が曖昧なら、教科書の同じ時代を読み直します。
慶應文学部に進んだ人の2025年の合格体験記は、3rd editionで伸びを感じた一方、負担も大きかったと振り返ります。塾で計画を立てて勉強した人の話です。旧版を使った早稲田志望者にも、最初は東進を使いこなせず山川を先に進めた記録があります(2021年)。今の2冊への評価には置き換えず、最初から細部まで覚えようとしない理由にします。
入試頻度で覚える順を決めるなら東進の3rd editionを選びます。税込定価は1,320円(2026年9月26日、東進ブックス)。購入先では表紙の赤い「3rd edition」を見ます。
1日10ページなら山川は約37日、東進は約45日
両社の総ページを、同じ1日10ページ・約30分で一度読む予定に置きました。山川368ページは約37日・約18時間半、東進448ページは約45日・約22時間半。差は80ページ、約8日・約4時間です。税込定価の差は308円(2026年9月26日の両出版社の表示)。
暗記の完了には、正答できなかった問いを解き直す時間を足します。総ページには目次と索引も含まれます。山川の見本1ページと2ページを解く時間を5倍すると、山川で10ページを進める時間の目安になります。ページごとに問いの密度は違い、東進の時間には換算できません。東進の無料紙面は出版社の商品ページで見つからないので、同じ方法で時間を測るには書店で紙面を開く必要があります。
表紙の文字で現行版を見分ける
東進は表紙の赤帯に「3rd edition」とあります。出版社は「日本史探究」と「歴史総合」への対応を明示します。旧課程の「日本史B」や2nd editionの中古品と取り違えないための文字です。
山川の現行版は紺の大きな「一問一答」と朱色の背景の表紙で、商品名は「山川一問一答 日本史」。山川の刊行案内では2024年1月刊です。旧版は商品名に「第3版」と入ります。
検索で見かける山川の「約4,600問」は、日本史Bを元にした旧課程アプリの表示です。2024年刊の紙版と東進3rdの収録数は、出版社の商品ページで同じ単位の数字を確かめられませんでした。ページ差を問題数の差とは読みません。
見本の2ページを解き、復習の始め方を決める
まず山川の見本1ページと2ページを解き、授業で習った語を答えられるか試してください。答えは右欄にあり、★の位置も見られます。
山川の『詳説日本史』に沿って復習するなら山川を選びます。見本を解いたあとは、紺と朱の表紙の本で授業の範囲から始めます。
入試頻度で覚える順を決めるなら東進を選びます。表紙に「3rd edition」とある本で、学んだ時代から解き始めます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 授業で学んだ節を教科書と同じ順に解き、山川の用語集の頻度に準じた★を目安に復習したい人。
- 確認すること
- 紺と朱の表紙の2024年刊を選び、旧版の「第3版」と取り違えない。難しい語を覚える前に授業の範囲を解く。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- 四六判・368ページ
- 向く人
- 入試で問われた形を活かした問題文を解き、入試傾向に基づく★で復習の順を決めたい人。
- 確認すること
- 表紙の「3rd edition」を見る。448ページあるので、最初から全問を覚えようとせず、学んだ時代から解く。
書籍の仕様を見る
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