要点
- 迷ったら2026年度の無料問題から。手持ちや使える動画で解き直せれば買い足しません。大学の公募問題は3年度分で、数学③は2026年度の1回分です
- 手持ちや使える動画でも解き直せず、紙の説明が欲しい人は、必要な問題と解答が載る赤本を1冊。数学は受ける区分の収録が分かってから買います
- 情報の過去問は大学にも赤本にもありません。もう1科目の復習で決めます。併願制Aは数学、専願制で国語を選ぶ人は国語です。赤本の公募A日程は2年度分です
情報の過去問を目当てに京都橘大学の赤本を注文しようとしている人は、まずもう1科目の無料問題を解きます。赤本には情報の過去問が入っていないからです。手持ちや使える動画でも解き直せず、紙の説明が欲しい人は、必要な問題と解答が載る赤本を1冊選びます。

こんな人は
- 手持ちや使える動画で解き直せる人は無料問題で続けます。
- それでも解き直せず、紙の説明が欲しい人は、必要な問題と解答が載る赤本を1冊。数学は受ける区分の収録が分かってから買います。
- 情報を選ぶ人はもう1科目の復習で決めます。情報の過去問は大学にも赤本にもありません。
迷ったら無料問題を解いてから買う
本をそろえる前に使いたいのは大学の無料問題。問題と答えのPDFは名前などを入れずにそのまま開けます。まず使うのはひとつ前の入試で出た2026年度の公募推薦A日程。
答え合わせを終えたら、なぜ間違えたかを見ていきます。英語なら、選んだ言葉がどういう意味かを話せるか。
国語ではどの文からその答えを選んだのかを話せるか。数学では途中の式を自分で書けるか。今ある本を読み返して解き直せる人は無料問題で続ければ十分です。
大学のWeb講座では、英語③が2026年度公募Aの大問I問1Bを扱うとの案内があります。国語①で扱うのは同じ年の大問I。この2本を見るには、大学のマイページへの登録が要ります。
すでに見られる人は、困った問題を扱う動画があれば解き直しに使います。動画の案内だけで、すべての問題を直せるとは限りません。
数学で受ける人は、その区分で解きたい問題と答えが載ると分かってから買います。目次にあるのは「数学」という名前だけ。
数学②や数学③など、自分が受けるものが入っているかは分かりません。それまでは大学の無料問題を解き、手持ちの本でやり直せば十分です。
手持ちや使える動画でも解き直せず、紙の説明が欲しい人は、必要な問題と解答が載る赤本2027年版を1冊選びます。数学は受ける区分の収録が分かってから。定価は税込み2,365円です(2026年10月7日、教学社)。
情報を選ぶ人はもう1科目の復習で決める
大学が入試で情報の問題を出すのは2027年度からです。これまでに出た問題や、お試しの問題は大学から出ていません。赤本の目次にも情報の問題は載っていないので、この科目だけのためには買わなくて大丈夫。
大学の案内にあるのは情報の出題方針。高校で習った情報Iの内容はすべて入試に出る範囲です。言葉の意味を覚えるだけでなく、文を読んで考える力も問われます。
プログラミングでは書かれた命令をどんな順で動かすかを読んで考えます。たとえば、同じ命令をくり返したときに値がどう変わるか、手を動かして追う練習です。
命令は共通テストと同じ書き方で出ます。今ある教科書や問題集で、大学が挙げるところを読み返してみてください。
情報で受けられる日は決まっています。ほかの大学にも申し込める併願制ではA日程だけ。受けられる学科は次の表のとおり。
専願制は受かったら京都橘大学に入学すると決めて受ける方法です。
日程 | 情報を選べる学科 |
|---|---|
併願制A日程 | デジタルメディア学科の理系型、ロボティクス学科、情報工学科の理系型、臨床工学科の理系型 |
専願制 | 臨床工学科 |
併願制A日程で情報を選ぶ人は数学も受けます。数学I・A・II・B・Cか、数学IIIを含む方から選びます。大学の表ではそれぞれ数学②と数学③という名前です。
専願制の臨床工学科では国語も選べます。情報と国語を選ぶ人は国語の答えを手持ちや使える動画で説明できれば、赤本はいりません。
英検などで取った点を英語の点に置きかえたい人は、試験で英語の問題に答えます。情報で受けると、この置きかえは使えません。
無料の答えだけで解き直せるかを見る
大学のPDFにある答えは、どの番号を選ぶか、空いたところにどの数を入れるかを並べたものです。なぜその答えになるのか、数学ならどんな式を立てたのか。そこまでは書かれていません。
たとえば無料の数学②では、イチゴの重さの平均を求めます。答えのページにあるのは最後に出てくる数だけ。箱ごとの個数が違うのに、平均を足して割っていませんか。
そうした人は教科書で平均の出し方を読み返して、もう一度解きます。すべてのイチゴの重さを足して、イチゴの数で割るのはなぜか、自分の言葉で話してみます。
赤本の説明がどれだけ詳しいかを試せる、無料の紙面見本は見つかりませんでした。書店でつまずいた問題の答えのページを開き、途中でどんな式を使うのか、なぜその答えになるのかを自分で話せるか試します。数学で買うのは、受ける区分で解きたい問題と答えがそろっているときだけ。
赤本で増える公募の年度数は0年分
公募で何年分を解けるかだけを見ると、大学のサイトで読める分のほうが多くそろいます。買う理由はサイトでも読める問題を紙で解き、答えの説明を読んでやり直すこと。別の日に出た問題が増えると思って買うと、使い道がずれます。
比べるもの | 大学の無料資料 | 赤本2027年版 |
|---|---|---|
公募推薦の英語・国語・数学(数学IIIを含まない区分) | 2024〜2026年度の3年度分。2025・2026年度はA日程 | 2025・2026年度A日程の2年度分。数学の区分別の収録は未確認 |
答えの説明 | 正解一覧。別に動画講座の案内あり | 問題編・解答編を収録 |
情報の過去問 | なし。出題方針あり | 目次に掲載なし |
2024年度は公募がA・B日程に分かれる前の問題です。この年の無料英語では、長い文を読む問題の本文が省かれています。まずは文がそのまま読める新しい年の分から。
数学IIIを含む数学③の無料問題は2026年度の1回分です。数学③の赤本の収録も目次では分からないので、この無料問題から始めます。
この本に載っている公募の問題は併願制A日程の分です。B日程で出た問題を集めたい人は買っても増えません。
買った後は本を増やすより解き直す
過去問を解いていて、言葉の意味や公式を思い出せずに止まったら、今の本に戻るほうが先です。たとえば、長文の知らない単語を手持ちの単語帳で覚え直すところから。公募に受かった人もつまずいた所を何度もやり直していました。
救急救命学科を公募で受験
数学の解けない所に付箋を貼って解き直した。勧めた本はチャート式数学I+Aとターゲット1900。
大学の合格体験記の要約
夏に英語の過去問で4割
動画でわかる英文法で文の組み立てを学び、過去問の読解に役立ったと述べている。
武田塾高岡校の合格体験記の要約
私なら、間違えた理由を余白に書き、翌日に答えを隠して解き直します。また同じ所で止まったら、答えの説明に戻って、途中の式や言葉の意味を一つずつたどります。本を増やすより、その問題を自分で説明できるところまで戻るほうが先です。
- 受ける科目の無料問題を開く2026年度の公募推薦A日程。情報を選ぶ人は数学、専願制で国語を選ぶ人は国語からまず1回分
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 無料問題を解き、手持ちの本や使える動画でも答えの理由を説明できない人。2025・2026年度の公募推薦A日程の必要な問題と解答が載っていると分かり、紙の説明で復習したい人に勧めます。情報を選ぶ人はもう1科目の復習で決めます。
- 確認すること
- 数学は受ける区分の必要な問題と解答の掲載が分かってから買います。出版社の目次では区分別の収録が分かりません。それまでは無料問題と手持ちの本で復習します。表紙は2027年版。情報の過去問と公募B日程は入っていません。
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- 税込定価
- 2,365円(2026年10月7日)
- 版・発売日
- 2027年版・2026年6月23日
- 公募推薦の掲載
- 2025・2026年度の併願制A日程
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