要点
- 形式を確かめたいなら無料過去問。迷ったら無料問題を1日程解く。講評・解答例で復習でき、手持ちの解説と未演習の問題で足りるなら買い足さない
- 解説や複数年演習が必要なら公募推薦用の2027年版赤本。英語・数学・国語は計6日程で、無料分3日程をすべて解いた後に増えるのは過年度4日程
- 情報は無料分も赤本も2026年度の1日程。情報だけの未見問題を増やす目的なら無料問題と学校教材を使う。2027年度の情報プラス型は11月21日のみ

解説や複数年演習が必要なら、公募推薦用の2027年版赤本
京都産業大学(公募推薦入試)2027年版大学赤本シリーズ
京都産業大学の公募推薦を受ける現役高3は、形式を確かめたいなら無料過去問、解説や複数年演習が必要なら公募推薦用の2027年版赤本を選びます。無料分は2026年度3日程、赤本は2024〜2026年度の計6日程で、情報はどちらも1日程です。無料で足りるのに買うのが不安なら、迷ったら無料問題を1日程解いてから決めます。

形式を確かめたいなら無料過去問、解説や複数年演習が必要なら赤本
最初の1回は、大学公式の無料問題で進められます。英語と自分が受ける国語・数学を組み合わせ、2科目を90分で解きます。巻末に解答例があり、各科目の講評も読めます(2026年10月1日)。
赤本に払うのは、解答編と過年度の演習のためのお金です。 無料分の解答例・講評だけでは解き方を理解しにくいとき、または過年度の問題を続けて解きたいときに選びます。手持ちの解説と未演習の問題で足りるなら買い足さず、その教材を続けます。
解説や複数年演習が必要なら、問題編・解答編と傾向対策をまとめた公募推薦用の2027年版赤本を選びます。購入先では表紙の「公募推薦入試」と下部の2027年度入試の表記を見ます。教学社の税込定価は2,420円(2026年10月1日)で、送料・支払手数料は購入先により別にかかります。
一般選抜用の赤本を持っている人も、公募推薦の最初の演習は無料PDFで行います。無料分には公募推薦で実際に出た問題がそろっているため、今から買う1冊も公募推薦用にします。
無料分3日程を解いた後、赤本で増えるのは過年度4日程
大学の無料公開は昨年度分です。2026年度の問題は、2025年11月22・23・24日に実施された試験を指します。2027年度入試の本番は2026年11月なので、年度名と実施年を分けて読みます。
教学社の目次と省略日程を無料PDFと並べると、次のようになります(2026年10月1日)。
問題の年度・実施日 | 大学の無料PDF | 公募推薦用2027年版赤本 | 無料分との関係 |
|---|---|---|---|
2026年度・11月22日 | 英語、文系数学、理系数学、情報、国語 | 英語、数学、情報、国語 | 同じ年度・日程が重なる |
2026年度・11月23日 | 英語、文系数学、理系数学、国語 | 英語、数学、国語 | 同じ年度・日程が重なる |
2026年度・11月24日 | 英語、文系数学、理系数学、国語 | 省略 | 無料分を残して使う |
2025年度・11月16・17日 | 公開対象外 | 各日程の英語、数学、国語 | 過年度2日程を追加できる |
2024年度・11月18・19日 | 公開対象外 | 各日程の英語、数学、国語 | 過年度2日程を追加できる |
赤本は2025年度11月23日、2024年度11月23日の実施分も省略しています。表紙の最近3カ年は、各年度2日程の収録を指します。数学は出版社目次の表記が「数学」で、文系・理系の無料PDFのページ位置は下の演習表で分けます。
英語・数学・国語を科目ごとに数えると、無料分は3日程、赤本は6日程。うち2日程が重なるため、無料分をすべて解いた後に増えるのは6−2=4日程です。両方を使えば計7日程に取り組めます。情報は無料分と赤本の1日程が重なります。
無料PDFにも、出題意図や学習の助言があります。英語の講評では誤答の多かった設問、情報では独自のプログラム記法も説明しています。これを読んで解き直せるなら、形式を見るために赤本を急いで買う必要はありません。各問の解き方を読みたい人には、解答編のある赤本を選びます。
情報プラス型は11月21日のみ。情報は無料の1日程から始める
2027年度の情報プラス型は、全学部・学環に広がります。公募推薦で実施されるのは2026年11月21日だけです。自分の学部で指定された英語と国語・数学による2科目の成績に、情報Iの45分の試験を加えます(公式、2026年10月1日)。
無料PDFの情報は2026年度11月22日の理系科目で、赤本にも同じ日程だけが載ります。情報だけの未見問題を増やす目的なら、無料問題と学校教材を使います。 情報を解いた後に赤本を足す価値は、同じ問題の解答編を読めることです。
大学は、2027年度の情報を文系学部・学環と理系学部で異なる問題内容にする予定と案内しています(無料問題集のPDF2ページ目、2026年10月1日)。文系で受ける人は、この旧問題で記法や設問への向き合い方を練習し、今年の出題範囲は2027年度入学試験要項の公募推薦欄に合わせます。
情報の解答例を見ても処理を追えなければ、学校の情報Iの教科書で該当範囲を読み、先生にその問題を質問します。英語・国語・数学の解説や複数年演習も必要なら、その目的で赤本を足します。
受ける2科目だけを90分で解き、次の日に間違いを直す
無料PDFは46ページあります。最初に解く2026年度11月22日の問題は、下の位置から取り出せます。国語は複数ページにわたるため、途中のページも含めて使います。
受ける科目 | 11月22日問題のPDF上のページ | 解答例のPDF上のページ |
|---|---|---|
英語 | 4〜6 | 42 |
数学(文系科目) | 14 | 42 |
数学(理系科目) | 18 | 43 |
国語 | 36〜40 | 44 |
情報(追加で受ける人) | 22〜25 | 44 |
国語はPDFの40、39、38、37、36ページの順に読みます。紙面に印刷された番号では38、37、36、35、34ページです。
文系は英語と国語または数学、理系は英語と数学を使います。生命科学部環境生命科学科は、総合評価型で文系・理系のどちらかを選べます。2027年度要項の紙面15〜16ページに、学部と科目の対応があります(2026年10月1日)。
表はPDFビューアの先頭を1ページと数えた位置です。紙面に印刷されたページ番号とは2ページずれます。英語・国語・数学は2027年度の自分の学部の科目を入学試験要項で選び、同じ実施日の組み合わせで解きます。
私なら、初日はノート・時計と受ける2科目の問題だけを用意し、解答例を閉じて90分計ります。科目を切り替えた時刻、時間切れの設問、迷って選んだ答えを記録します。
翌日は60分を目安に、間違いと時間切れの問題を解き直します。情報を受ける人は、別に45分を取ります。
1日程あたり90分の演習+60分の復習=150分と仮定すると、無料3日程は計7時間30分。赤本で追加する過年度4日程は計10時間です。復習の60分は予定用の仮定で、分からない問題が多い日は質問・復習の時間を増やします。情報の演習と復習はこの時間に含めていません。
進める順番 | 使う問題 | その回で見ること |
|---|---|---|
最初の1回 | 無料の2026年度11月22日 | 2科目90分の時間配分と、解き方が分からない設問 |
無料分の続き | 2026年度11月23・24日 | 1回目の復習後、初めて見る問題でも時間内に進められるか |
赤本を足した後 | 2025年度の2日程、2024年度の2日程 | 年度を変えても同じつまずきが出るか |
1回の得点は、その日の問題との相性も含みます。この手順で分かるのは、時間配分と復習に使う説明の不足です。合格可能性や2027年度の難易度は、1回の点数だけで決めず、別日程の演習でも見ます。
難しく感じたら、冊数より間違いを説明できるかで進める
知恵袋には、古い年度の問題を解いた後に最新年度を初めて解き、英語の会話文と数学の小問が難しく感じて焦った受験者の質問があります(2025年11月3日、使った本の版は不明)。買う前の不安を減らすにも、まず今年公開されている無料問題を解く順番が合います。
公募推薦で京都産業大学に合格した人は、基礎からやり直し、英文法をなぜそうなるか説明できるようにした点を挙げています。一方、参考書を最後まで終えられず、もっと語彙を固めたかったとも振り返っています(武田塾高槻校の体験記、2021年12月)。通塾しながらの学習例です。問題集の冊数を増やすより、今の問題の間違いを直す時間を先に取ります。
Axisの2024年度一般選抜合格者は、夏に単語帳・文法書を2〜3周できるように心がけたと書いています。9月以降は公募推薦の過去問を解き、知らなかったことを覚え直したそうです。赤本の版は不明ですが、過去問で見つけた不足を埋める使い方は参考になります。
英文法の問題集も必要だと分かった人は、桐原の英文法ファイナル問題集とポラリスの比較で、自分の過去問に合う演習本を選べます。
2027年版は6月発売済み。無料の1回を出願前に済ませる
2027年版赤本は2026年6月16日発売です。10月の新刊を待つ本ではなく、2027年度入試に向けて使う公募推薦用の本です。
大学の公式日程では、出願は2026年11月1〜10日、試験は11月21・22・23日です(2026年10月1日)。10月1日から最初の試験日までは51日あります。手持ちの解説と未演習の問題で足りる人は、その教材で復習を続けます。
解説や複数年演習が必要なら、公募推薦用の2027年版赤本を用意します。税込定価は2,420円(教学社、2026年10月1日)。下の購入先で、公募推薦用の表紙を選べます。
迷ったら、無料PDFの2026年度11月22日の受ける2科目を取り出し、今日90分で1日程解きます。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 無料問題の解答例・講評だけでは解き方を理解しにくい人、英語・数学・国語の過年度4日程を追加で解きたい人。
- 確認すること
- 表紙の「公募推薦入試」と2027年度入試の表記で一般選抜用と見分けます。手持ちの解説と未演習の問題で足りるなら買い足しは不要。情報は2026年度11月22日の1日程だけです。
書籍の仕様を見る
- 税込定価
- 2,420円(2026年10月1日・教学社)
- 判型
- A5判
- 発売日
- 2026年6月16日
- 収録年度
- 2024〜2026年度・各2日程。情報は2026年度の1日程
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