要点
- 敬意の方向と主語だけで間違えるなら学校ワークの敬語章を解き直す
- 私大の古文で助動詞・助詞の問題も落とすなら河合本を足す。全30テーマで、敬語その他篇は9テーマ
- 迷ったら学校ワーク。手持ちの問題と古文1題で、何を間違えたか先に分ける
敬意の方向と主語だけで間違えるなら学校ワークを解き直し、私大の古文で助動詞・助詞の問題も落とすなら河合本を足します。新しい本を増やして直前期の時間を失いたくないなら、迷ったら学校ワークです。河合出版が示す9テーマは「敬語その他篇」で、ほかの文法も含みます。

敬意の方向と主語だけで間違えるなら学校ワークの敬語章から
単語と助動詞を覚えたのに人物を取り違えるなら、敬語の種類を暗記し直す前に、学校ワークの敬語章を開きます。手持ちの本で敬意の方向と主語を答える問題が何問残っているかを数えます。残っていれば先に解き、間違えた文の話し手か作者、動作主、動作の受け手を解説と比べます。
敬語だけで主語を一つに決めると、本文の人物関係を読み違えます。知恵袋には、参考書の説明は分かるのに登場人物が3人になると動作主を見失うという2014年の相談と、尊敬語の有無だけで主語を決めて読み違えたという2019年の相談があります。敬語の問題を解き直すときも、本文の会話主と場面の移り変わりを一緒に追います。
学校ワークの敬語問題を使い切っても、無料の古文敬語96問には敬意の方向と主語を考える例文があります。敬意の方向と主語だけで間違えるなら、河合本を買う前に、この96問でも同じ失点が続くかを試せます。
河合本の9テーマは敬語専用ではなく、文法全体の一部
河合『古文文法問題演習 基本テーマ30 改訂第三版』は、文系私大を受ける高3向けの文法問題集です。出版社の構成では、助動詞13テーマ、助詞8テーマ、敬語その他篇9テーマの基本30テーマに、ドリル問題と入試問題を置きます。全228ページ、2002年発売の改訂第三版です。
「敬語その他篇」の9テーマを、敬語の問題が9テーマあると読み替えると、買い足す量を見誤ります。出版社の公開見本4ページで読めるのは導入と本の2〜3ページの「る・らる」のドリル・説明・解答です。敬語の紙面と問題数は見本からは数えられません。
選ぶときに見る差 | 手持ちの学校ワーク | 河合本 |
|---|---|---|
いま使う範囲 | 自分の敬語章とその解答 | 敬語その他篇に加え、助動詞・助詞も演習 |
追加支出 | 0円 | 税込定価1,007円 |
0円はすでに学校ワークを持つ人の追加支出です。河合本の税込定価は2026年9月28日の河合出版の表示です。店頭価格と送料は購入先の表示を使います。学校ワークの問題数は手元で数え、河合本の9テーマとは別の単位として扱います。
手持ちの敬語章と古文1題で、誤答を3種類に分ける
学校ワークの敬語章を解き直し、すでに解いた私大の古文を1題選びます。間違えた箇所ごとに、次のどれが先に止めたかを書きます。1題で二つが重なったら、両方を書いておきます。
間違えたところ | 次にすること |
|---|---|
敬意の方向・主語 | 学校ワークの解説を読み、本文で話し手・作者と動作の受け手を書き直す |
助動詞・助詞 | 意味や識別を学校ワークで戻す。私大の古文で助動詞・助詞の問題も落とすなら、河合本でそのテーマを演習する |
文章の文脈 | 同じ本文の登場人物と会話の切り替わりを段落ごとに追う |
敬語と助動詞・助詞は合っていて、会話主の切り替わりだけで迷うなら、古文読解本の選び方で読解の練習に使う本を選べます。
この表で分かるのは、次に復習する箇所です。1題の正答率で合否や河合本の効果は測れないので、「何問以上間違えたら買う」という線は引きません。敬意の方向と主語だけで間違えるなら、学校ワークの残りの問題を先に使います。
私大の古文で助動詞・助詞の問題も落とすなら河合本を足す
私なら、私大の古文で助動詞・助詞の問題も落とす高3に河合本を勧めます。敬語以外にも問題が広がり、河合出版が案内するドリルから入試問題へ進めるからです。税込定価は1,007円(2026年9月28日の出版社表示)。買うときは表紙の「改訂第三版」と、解答解説篇が付く紙版を見ます。
今日、学校ワークの敬語章と解き終えた私大の古文1題を開き、間違えた文の話し手・動作主・動作の受け手を書き出します。
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