要点
- 入試問題を基本問題に分けるところで止まるなら、分解問題集 理科を選ぶ
- 資料・会話を読む問題に絞って演習したいなら、高校入試の思考力問題 理科を選ぶ
- 迷ったら分解問題集。2冊の税込定価は55円差なので、止まる場所で選ぶ

入試問題を基本問題に分けるところで止まるなら分解問題集。迷ったら分解問題集
高校入試 分解問題集 理科 頭のいい人の問題の解き方・見え方がわかる
入試問題を基本問題に分けるところで止まるなら、学研の『高校入試 分解問題集 理科』を選びます。資料・会話を読む問題に絞って演習したいなら、『高校入試の思考力問題 理科』です。知識はあるのに手が止まり、買い直すのが心配なら、迷ったら分解問題集から始めます。

迷ったら分解問題集。2冊は止まる場所で選ぶ
2冊とも2026年刊のB5判です。Gakkenの分解問題集の商品ページは、入試問題を教科書レベルの基本問題に分ける手順を中心に説明しています。思考力問題の商品ページは、資料・会話・グラフを読む入試形式に絞り、ガイド付きのStep1から似たテーマの問題を解くStep2へ進みます(ともに2026年9月29日閲覧)。
選ぶときの差 | 分解問題集 理科 | 高校入試の思考力問題 理科 |
|---|---|---|
中心に置くこと | 入試問題を基本問題に分ける過程 | 資料・会話を読む形式の入試問題 |
総ページ | 148ページ | 104ページ |
税込定価(2026年9月29日) | 1,595円 | 1,650円 |
税込定価の差は55円、総ページの差は44ページです。ページ数だけでは、解く題数や1周にかかる時間は分かりません。私なら、手元の過去問で最初の一手が出ない人には、問題を小さく分ける練習から勧めます。
入試問題を基本問題に分けるところで止まるなら、分解問題集の紙版を先に選びます。Gakkenの税込定価は1,595円(2026年9月29日)。購入先では、表紙に「分解問題集 理科」とある本を見ます。
分解問題集は、例題を小さな問いに分けてから解く
監修者が公開した68〜69ページの例題は、銅を加熱したときの質量を使う化学の問題です。左ページでは入試問題を3つの基本問題に分け、右ページで順に解く理由を示しています。知っている法則を、長い問題文のどこへ使うかが分かる作りです。
公開された数字を追うと、加熱前の銅2.10gと加熱後2.40gの差から、結び付いた酸素は0.30g。表の銅0.20gに対する酸素0.05gという関係から、反応した銅は1.20gです。最初の2.10gから引けば、残った銅は0.90g。一度に答えを思いつく代わりに、質量差、反応の割合、残量へと問いを分けています。
続く70〜71ページの練習には、同じ化学変化の質量・グラフを使う問題と類題があります。最初は分け方の指示と穴埋めに沿って解き、最後の類題では自分で分けます。監修者は物理・化学・生物・地学で30テーマあると説明しています(2026年7月)。
つまり分解問題集にも演習はあります。問題文を読んで何を先に求めるかで止まる人に、例題の見方を渡す本です。基本用語や公式そのものを思い出せない単元は、先に学校ワークと教科書のその単元へ戻ります。
思考力問題は、資料・会話を読む形式に絞って練習する
Gakkenが公開した本冊2〜3ページの見本では、生物の遺伝について、会話と資料を読みながらStep1のガイドをたどります。出版社はStep2を、似たテーマの入試問題で実践する段階と説明しています(公式ブログ、2026年9月29日閲覧)。
その生物の見本は、習った遺伝の知識を思い出すだけで終わりません。会話に出てくる実験の条件と資料を読み、親の遺伝子の組み合わせへ進みます。資料・会話を読む問題に絞って演習したい人には、この問題形式を繰り返せることが選ぶ理由です。
別冊14〜15ページの見本には、物理の実戦問題の答えに「思考のポイント」と解説が付いています。思考力問題も、ただ問題を数多く解く本ではありません。ガイドを使い、資料・会話から必要な情報を拾う入試形式に重点を置きます。
資料・会話を読む問題に絞って演習したいなら、思考力問題の紙版を選びます。Gakkenの税込定価は1,650円(2026年9月29日)。購入先では、表紙に「高校入試の思考力問題 理科」とある本を見ます。
間違えた過去問1題で、最初に止まる場所を見つける
買う前に、すでに解いた理科の過去問から、間違えた1題を出します。解答を見直す前に、次の3行を自分で書いてみます。
- 最後に何を求めるか、その前に何を求めるか――答えまでに必要な量や理由を、小さな問いの順に書く。
- どの条件・資料を使うか――問題文、表、グラフ、会話の必要な箇所。
- 使う基本知識――教科書で習った法則や用語。
分解問題集の公開例題なら、残った銅0.90gを出す前に、結び付いた酸素0.30g、反応した銅1.20gを順に求めます。入試問題を基本問題に分けるところで止まるなら、分解問題集の例題16から始めます。分けられていて、資料・会話を読む問題に絞って演習したいなら、思考力問題のStep1へ進みます。
この3行で分かるのは、その1題でのつまずきの手がかりです。1題で全単元の得点を予測する線引きにはしません。3行目の用語や法則が書けなければ、まず教科書と学校ワークの該当単元を解き直します。
まだ県別過去問に取りかかっていないなら、先に学研の思考力問題と県別過去問、どっちから?で、過去問を始める順番を決められます。
別の『解き方』の理科本を使う塾なし中3の保護者は、2026年9月、基本知識を学んだ娘が新しい解法を学び、始めた部分の正答が約6割だったと記録しています。学研の2冊を使った感想ではありませんが、知識を覚えることと、問題で使う順番を学ぶことが別だと分かる例です。
まず1冊だけ選び、解き直しで次を決める
2冊の定価を足すと3,245円(税込、2026年9月29日)です。公立高志望の人が別の難問集を買い、出題範囲の違いに迷った2022年7月の相談もあります。先に自分の過去問の失点に合う1冊を使う方が、買い足す理由をはっきりさせられます。
分解問題集を先に選ぶなら、30テーマを週3テーマで10週が一つの予定です。1テーマの例題を読む日と、練習・類題を自分で解く日を分ければ、週6日で3テーマ進められます。解き直しに使う時間は、最初のテーマで実際に測って予定に足します。思考力問題を選ぶ人は、各テーマのStep1でガイドを使い、Step2で同じ読み方を試します。
分解問題集は、最初の一手を3つに分ける例題16から始められます。税込定価は1,595円(2026年9月29日)です。続く練習16と類題16-1で、その分け方を自力で試せます。
思考力問題は、Step1で資料・会話を読むガイドを使い、Step2で似たテーマの入試問題を解けます。税込定価は1,650円(2026年9月29日)です。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

Gakken
高校入試 分解問題集 理科 頭のいい人の問題の解き方・見え方がわかる
入試問題を基本問題に分けるところで止まるなら分解問題集。迷ったら分解問題集
出版社表示価格1,595円(税込・2026年9月29日)
商品の公式情報- 向く人
- 基本用語は分かるが、入試問題から解くべき小さな問いを取り出せず、最初の一手で止まる中3。
- 確認すること
- 表紙に「分解問題集 理科」とある紙版を選びます。基本用語や公式自体を思い出せない単元は、学校ワークから直します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- B5判・148ページ
- 発売日
- 2026年7月21日
- 向く人
- 基本問題への分け方は分かり、資料や会話を使う入試形式の問題を続けて解きたい中3。
- 確認すること
- 表紙に「高校入試の思考力問題 理科」とある紙版を選びます。Step1のガイドで止まる題は、解答解説と教科書の該当単元を読み直します。
書籍の仕様を見る
- 判型・ページ数
- B5判・104ページ
記事の誤りや古い情報は、訂正・お問い合わせフォームからお知らせください。
