要点
- 直近5年をまだ解き終えていないなら、年度別2027年版。国語を2022〜2026年度の5年分、通しで解ける
- 直近5年を終え、週2答案を6週間見てもらえるなら、20カ年第7版。第2問系と要約を各16年分、追加で選べる
- 迷ったら年度別2027年版。2冊で重なる2022〜2025年度の4年分を買い足す前に、手元の答案を見直す
直近5年をまだ解き終えていないなら、一橋大学(前期日程)2027年版を選びます。直近5年を終え、週2答案を6週間見てもらえるなら、一橋大の国語20カ年[第7版]を足します。新しい本を買って積むのが不安なら、迷ったら年度別2027年版です。

直近5年をまだ解き終えていないなら年度別、答案を見てもらえるなら20カ年
教学社の目次では、年度別2027年版の国語は2022〜2026年度の前期日程5年分です。1年分を通しで解けば、第2問と要約だけでなく、第1問との時間配分も見えます。2026年度は、この本だけに入る最新年です。
分野別20カ年第7版は2006〜2025年度の20年分。目次は現代文、文語文・近世古文・融合文、要約の3篇です。第2問系と要約を続けて練習するために使えます。第2問には近代文語文のほか、近世古文や融合文も含みます。
比べる点 | 年度別2027年版 | 国語20カ年第7版 |
|---|---|---|
国語の収録年度 | 2022〜2026年度の5年分 | 2006〜2025年度の20年分 |
解く順番 | 年度別に3大問を通す | 第2問系・要約など分野別に選ぶ |
相手の本にない年度 | 2026年度の1年 | 2006〜2021年度の16年 |
税込定価(2026年9月29日) | 2,530円 | 2,750円 |
国語ルート大全は、20カ年で文語文と要約を早めに演習し、年度別で通し演習を仕上げる順番を示します。直近5年をまだ解き終えていないなら、私なら年度別2027年版を先に通します。2026年度を含む5年で第2問と要約の失点を見てから、20カ年の2006〜2021年度から必要な題を選べるからです。
年度別2027年版の目次には問題編・解答編があり、20カ年第7版には問題・解答・解説があります。20カ年には分野ごとの学習ポイントも付くと出版社は説明します。2冊の同じ年の紙面の違いは読めていません。私なら、これから書いて見直せる新しい答案の数で選びます。
直近5年をまだ解き終えていないなら、年度別2027年版で第2問と要約の失点を通しで見ます。教学社の税込定価は2,530円(2026年9月29日)。購入先では表紙の「2027」と「前期日程」を見ます。
直近5年を終え、週2答案を6週間見てもらえるなら、20カ年第7版から追加の年を選びます。教学社の税込定価は2,750円(2026年9月29日)。表紙の「第7版」を見て選びます。
4年分が重なる。20カ年で増えるのは第2問系と要約が各16年分
2冊の収録年度を並べると、2022〜2025年度の4年分が重なります。分野別を買い足して新しく解けるのは、2006〜2021年度の16年分です。各年の第2問系を1題、要約を1題と数えれば、追加の題材は最大16題ずつ、計32題です。第1問も16年分ありますが、今は失点する2分野に絞ります。
32題から、見てもらえる数だけ選びます。第2問には近代文語文以外もあり、年ごとの小問数や手元で既に解いた年度も違います。まず年度別で第2問・要約を各5題書いてから、見てもらった答案で同じ失点が続く分野だけ、20カ年から足します。
河合塾の2026年度分析も、近代文語文の頻度が高い一方で近世古文・融合文を挙げます。20カ年から第2問を選ぶときは、収録年だけでなく文体を見ます。近代文語文の失点を直したい人が、16題すべてを同じ種類の文章として数えると練習量を見誤ります。
週2答案を6週間なら12答案、見直しまで約14時間
第2問6題と要約6題を書く予定なら、週2答案で6週間です。1答案につき書く35分・見直す35分と仮に置くと、12答案で14時間、週2時間20分。14時間は書く・見直す時間の試算で、先生の返却を待つ日数は含めません。1週に先生などが1答案しか見られなければ、6週間で6答案に減らします。6題ずつは2つの失点を同数で追うための予定で、合格点の線引きではありません。
解答に似た文を書けたかだけでは、内容の抜けや論理の飛びは見つけにくい。一橋を受けた人の2018年の記録では、200字要約を自分で模範解答と見比べるだけでは限界を感じ、先生に見てもらっています。2026年の合格者も、予備校ごとの解答を比べて、共通する要求を探したと書いています。使った本の版は両者とも分かりません。
見てもらう相手がまだいないなら、年度別5年の答案を学校の先生などに1題ずつ持って行く方が先です。最初の1題で書く時間と見直す時間を測り、週2答案が重ければペースを直します。
第2問と要約は、大学の出題意図を読んでから解答を比べる
一橋大学の2026年度の出題の意図は、第2問で近代文語文の読解、第3問で論旨を再構成する200字要約を求めます。大学が公開する問題PDFでは設問を読めますが、出典本文の多くは著作権保護で省かれています。本文を読んで通しで解くには、問題を収録した本が要ります。
2026年3月の一橋商学部合格者は、買って使わなかった上級現代文より、国語20カ年に少しずつ取り組んで他科目に時間を回す方がよかったと振り返っています。一方、2026年4月の一橋法学部合格者は、国語では過去問以外の教材を増やしていません。2人とも現行版を使ったとは確かめられませんが、先に答案をどこまで見直せるかが、買い足す量を左右します。
最初の1題を見てもらい、次に買う本を決める
まず手元の一番新しい未着手年度の第2問か要約を1題書き、先生などに見てもらえる日を決めてください。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 2022〜2026年度の国語を通しで解き、時間配分と第2問・要約の失点を確かめたい人。迷ったらこの本。
- 確認すること
- 表紙の「2027」と「前期日程」を見ます。1年分を解いたら第2問と要約の答案を先生などに見せます。
書籍の仕様を見る
- 英語の収録
- 2022〜2026年度の前期日程・5年度
- 体裁
- A5判・問題編別冊
- 向く人
- 直近5年を終え、第2問系と200字要約の答案をさらに各6題ほど書き、先生などの指摘を受けられる人。
- 確認すること
- 表紙の「第7版」を見ます。第2問には近代文語文のほか近世古文・融合文もあるので、分野名を見て選びます。
書籍の仕様を見る
- 税込定価
- 2,750円(2026年9月29日・教学社)
- 収録年度
- 2006〜2025年度の20年分・前期日程
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![一橋大の国語20カ年[第7版]の表紙](/api/media/file/hitotsubashi-japanese-20years-vs-red-2027-hitotsubashi-japanese-20years-7-e16790d9.jpg)