受験参考書

マーク式基礎問題集と地理100題はどっち? マーク式なら河合、論述なら100題

地理の用語を一通り学んだ高3へ。マーク式の補強なら河合、記述・論述の補強なら100題を選びます。迷ったら河合。GDPと排出量の見本、採点要素を使う復習、古い統計の扱いから選ぶ理由を示します。手持ちで復習できれば追加0冊です。

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要点

  1. マーク式の補強なら河合。GDPと排出量の見本は、図の増減を3つの説明と結びつけて答えを選ぶ。迷ったら河合
  2. 記述・論述の補強なら100題。各章に論述があり、論述の組立てと採点ポイントで書いた答案を直す。統計の順位は今年度の資料集で補う
  3. 手持ちで復習できれば追加0冊。知らない用語が原因なら教科書へ戻り、時間切れだけなら無料の過去問を時間を測って解く
マーク式基礎問題集 地理総合,地理探究の表紙
書影:河合出版

マーク式の補強なら。迷ったら河合

マーク式基礎問題集 地理総合,地理探究

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実力をつける地理100題[改訂第3版]の表紙
書影:Z会

記述・論述の補強なら

実力をつける地理100題[改訂第3版]

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地理の用語を一通り学んだ高3で、マーク式の補強なら河合を選びます。記述・論述の補強なら、書いた答案を採点要素で直せる100題です。難しい本で時間を無駄にするのが不安なら、先に志望校の解答形式を見て、迷ったら河合を選びます。

地理の問題集はどっち? マーク式の補強なら河合のマーク式基礎問題集、記述・論述の補強なら実力をつける地理100題 改訂第3版。迷ったら河合。河合の見本は図を3つの説明と結びつけ、100題は論述の組立てと採点ポイントで答案を直す。税込定価は河合1,210円、100題1,430円。統計の順位は今年度の資料集で補い、手持ちで復習できれば追加0冊。
選択肢を判断する練習と、書いた答案を直す練習で選ぶ。税込定価は2026年10月2日の出版社表示

手持ちで復習できれば追加0冊です。 学校の問題集で資料を読む理由まで分かり、記述の演習も必要な分だけできているなら、その教材を続けます。この2冊を順番に買う必要はありません。

マーク式の補強なら河合、記述・論述の補強なら100題

選ぶ理由になる差

河合のマーク式基礎問題集

実力をつける地理100題 改訂第3版

練習する解答形式

共通テスト・私大の客観式を分野別に解く

客観問題に加え、各章で論述を書く

復習で行うこと

資料と知識を合わせ、選択肢を選んだ理由を整理する

論述の組立て・採点ポイントを使って答案を直す

紙の本の分量

296ページ

問題208ページ+解答224ページ、計432ページ

発行・発売

2023年11月20日

2010年3月1日

税込定価

1,210円

1,430円

版・ページ数・定価は2026年10月2日の出版社表示です。紙の本を1冊買う目安は、河合1,210円、100題1,430円で、送料・手数料は購入先によって加わります。2冊の書籍代は計2,640円ですが、まず形式に合う1冊に絞ります。

100題にも客観問題はあります。 私大の難しい選択問題に備え、幅広いテーマを解く使い道もあります。それでも私なら、最初のマーク式の補強には河合を選びます。客観式に絞って分野を練習でき、税込定価も100題より220円安いからです。

マーク式の補強なら、表紙に「地理総合,地理探究」とある河合を選びます。旧地理Bとは科目の表記で見分けます。河合出版の税込定価は1,210円(2026年10月2日)。

河合はGDPの増減と産業の変化を結びつける練習に使う

河合の公式見本の本体83ページ・問3は、両軸が1人当たりの値です。横軸はGDP(万ドル)、縦軸は二酸化炭素排出量(トン)です。3か国の1995年から2015年への変化を3つの説明文と結び、6通りの組合せから選びます。

図は1枚ですが、用語を知っているだけでは正解を選べません。GDPと排出量がともに増えたのか、GDPが増えた一方で排出量は減ったのかを、国ごとに読む必要があります。

例えば図のcは、GDPが増え、排出量が減っています。説明文には脱工業化と再生可能エネルギーの普及があり、この動きと結べます。残るa・bはともに増えますが、工業化と資源を背景とする成長を、出発点や増加の大きさも使って分けます。

見本の解答表では問3の正答は6です。解いた後は番号を覚えるより、どの増減がどの説明と合うかを1文で言う。これが、選択問題でも理由を理解して復習する作業です。

同じ見本の解答23ページには、石炭・石油の生産量、消費量、埋蔵量の順位表が載ります。生産と消費が同じ国に集中する特徴を、地図の凡例や資源の知識と結んで説明します。表の年も生産・消費は2022年、埋蔵量は2020年と分かれています。

医学部再受験で河合を使った人も、私大の問題や難しい問題が含まれる一方、分野ごとに区切られて取り組みやすかったと振り返ります。私なら、基礎問題集という題名だけで簡単だと決めず、苦手な分野の解答の理由を言えるように使います。

記述・論述の補強なら100題で答案を直す

各章に論述がある100題では、解説の論述の組立てと採点ポイントを使って答案を直します。答えを読んで納得するところから、自分の文に必要な要素が入っているかを直すところへ進めます。

2026年の東大地理第1問Aでは、サンゴ礁の分布図や島の標高の図を読み、標高が低下する理由などを1行・2行以内で書きます。用意された説明文を選ぶ練習だけでは、要素を選び、短い答案にまとめる練習が残ります。

100題を使った筑波大合格者には、教科書で基礎を固め、30〜100字の記述を選んで練習した例があります。一橋大合格者は学校のマーク演習の後に100題へ進み、初めて知る内容や採点要素を整理していました。

どちらも過去問や教科書を併用しています。私なら、100題を最初から全部終えることを目標にせず、志望校に近い形式で答案を作ります。模範解答と違う言い方で書いて迷ったら、その1問を学校の先生に見てもらいます。

言い換えた文が設問に答えているか迷う人は、地理論述の本と学校添削の使い分けで、本で直せる所と先生に見てもらう所を分けます。

100題は2010年発行の改訂第3版です。解説の順位を今の順位として覚える前に、今年度の資料集で同じ項目を引きます。統計を調べ直す時間が取れないなら、学校の現行教材と志望校の過去問を先に使います。

記述・論述の補強なら、採点要素を使って書いた答案を直せる100題を選びます。Z会の税込定価は1,430円(2026年10月2日)。購入先では表紙の「改訂第3版」を見て、今年度の資料集と一緒に使う紙の本を選びます。

古い統計は設問の年で解き、今の順位は資料集で補う

古い表があるという理由だけで、問題を捨てる必要はありません。 2025年の共通テスト第1問・問4にも、2008〜2010年の食品ロスの表が使われています。示された年の資料から、地域差とその要因を考える問題です。

問題の中で与えられた数値を、勝手に現在の数値へ替えると、設問と答えの関係が変わります。一方、石油の生産順位を知識として覚えるなら、今年度の資料集で調べます。

学校の資料集で同じ統計項目を調べられないときは、地理の統計集・地図帳の選び方で追加するかを決めます。古い資料の使い方は、次のように分けます。

古い資料で行うこと

その場の使い方

復習後に残すこと

指定された年の表から、国や地域の特徴を選ぶ

表に示された年・単位のまま解く

数値の大小と地理的な理由の結びつき

生産・輸出などの順位を覚える

今年度の資料集で同じ項目を引く

統計年と指標を添えた現在の順位

国名、国境、加盟国を知識として使う

今の地図帳・資料集と比べる

当時の状態と現在の状態を分けたメモ

100題を使った人の記録にも、石油の統計の古さや、習った内容とのずれへの不満があります。広く演習できる良さと、知識を補う手間の両方がある本です。問題を解くたびに順位を全部覚え直すより、覚える項目を資料集に戻して整理します。

河合でも、図の統計年と指標を読んでから解きます。公式見本の図は1995年と2015年を比べており、設問の年のまま使います。

知識と時間の不足は、手持ちの教材と過去問で分ける

用語を覚えたつもりでも、工業化すると排出量が増える理由が分からないなら、まず教科書の産業の単元へ戻ります。解答を読んでも、地図上の国の位置や気候が分からない人も同じです。新しい問題を増やす前に、手持ちの教科書・地図帳でその理由を言えるようにします。

初めて見る資料で選び間違えるなら、単元を絞って河合の問題を解きます。語句を思い出せないだけなら、学校の用語演習を先にします。記述・論述の補強なら100題を使い、必要な要素を短い答案にまとめます。

問題は解けるのに時間切れになる人は、大学入試センターの無料過去問を時間を測って解きます。2025年の第4問・問1は発電量の増加率、問2は原料と製品の関係から工業の立地を選ぶ問題です。同じ産業分野でも、初見の資料を読む時間まで含めて練習できます。

河合で分野別に解いても、通し演習の時間配分は別に練習します。100題で短い答案を書けても、志望校の制限時間に合わせて解く練習を残します。時間切れだけを理由に、この2冊を買い足さない。 未着手の過去問と学校の解説で始められます。

迷ったら河合の見本1問と志望校の解答形式を見る

まず志望校の公開過去問を1年分開き、解答用紙もあれば並べます。選択肢を選ぶだけか、語句を書くか、理由を字数・行数の中で説明するかを見ます。1年分は形式を知るための入口で、複数年度の出題や今年の変更は募集要項でも見ます。

次に河合の公式見本のPDF4ページ、本体83ページの問3を解きます。選んだ後に、GDPと排出量の増減が3つの説明とどう結びつくかを言ってみます。この1問で分かるのは復習の作業が合うかまでで、本番の点数や速さは通し演習で測ります。

手持ちで復習できれば追加0冊です。マーク式の補強なら、迷ったら河合を選び、苦手な分野の選択肢の理由を整理します。購入先で見る表紙は「地理総合,地理探究」です。

購入先

価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。

マーク式基礎問題集 地理総合,地理探究の表紙
書影:河合出版

河合出版

マーク式基礎問題集 地理総合,地理探究

マーク式の補強なら。迷ったら河合

出版社表示価格1,210円(税込・2026年10月2日)

商品の公式情報
向く人
地理の用語を一通り学び、共通テスト・私大の選択問題を分野ごとに練習したい人。
確認すること
表紙の「地理総合,地理探究」で旧地理Bと見分ける。通しの時間配分は過去問で練習する。手持ちで復習できれば追加0冊。
書籍の仕様を見る
判型・ページ数
A5判・296ページ
発売日
2023年11月20日
実力をつける地理100題[改訂第3版]の表紙
書影:Z会

Z会

実力をつける地理100題[改訂第3版]

記述・論述の補強なら

出版社表示価格1,430円(税込・2026年10月2日)

商品の公式情報
向く人
記述・論述を補うために、テーマごとに答案を書き、解説の採点要素で直す人。教科書・地図帳・今年度の資料集を併用する。
確認すること
表紙の「改訂第3版」で選ぶ。現在の統計順位は今年度の資料集で調べ直す。語句を思い出せないだけなら学校の用語演習を先にする。志望校の過去問と同じ解答形式の問題から進める。
書籍の仕様を見る
判型・ページ数
A5判・問題208ページ+解答224ページ
版・発行年月
改訂第3版・2010年3月1日発行

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しおりのプロフィールイラスト。深緑のカーディガンを着て本を持つ女性。

著者情報

しおり

大学受験の参考書・単語帳、学習アプリ、ノート・文房具

友人から「おすすめの単語帳ある?」と聞かれると、答えに困って「普段どこで勉強してる? カバン小さい?」と質問で返してしまいます。誰にとっても正解の一冊なんてなくて、持ち歩く重さや、赤シートを重ねたときの見やすさで選ぶものが変わるからです。そんな、少し面倒くさくて具体的な選び方を書くライターです。

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