要点
- 学校の地図帳・資料集で統計を調べられるなら追加0冊
- 学校の地図帳・資料集で統計を調べられないなら『地理統計要覧 2026年版 Vol.66』を1冊。税込450円で、データブックより375円安い
- 迷ったら追加0冊で2026年本試験の第5問・問1を復習し、手元の資料で統計を調べる
学校の地図帳・資料集で統計を調べられるなら追加0冊にします。統計問題を落とすのが怖くても、2026年本試験の30問中20問に出た数値・統計資料は問題の中に示されています。過去問を解いて、学校の地図帳・資料集で統計を調べられないなら『地理統計要覧 2026年版 Vol.66』を1冊選びます。

学校の地図帳・資料集で統計を調べられるなら追加0冊
私なら、学校の地図帳と資料集を開いて、過去問の復習で使えるかを先に見ます。統計集を買う目的は、本番で本を開くことではなく、解いた後に国や地域の特徴を調べることです。大学入試センターの2026年本試験の第5問・問1には、1970年と2020年の人口密度と1人当たり穀物生産量が表で示されています。ここで必要なのは、まず表の数値を比べ、地域の位置と農業の背景を考えることです。
2025年8月末に知恵袋で相談した高3は、地理の模試が毎回4割ほどで、統計を見た方がよいという返答を受けてデータブックを買うべきか迷っていました(相談と追記、2025年8〜9月)。買ったとは書いていません。点が低い理由が数値の不足か、表の読み取りかを分けずに本を増やしても、次の1問の解き方は決まりません。
実際、2020年にセンター地理Bで94点だったと書く人は、基本的な図表が参考書にあり、データブックは細かな情報を調べる補助に使ったと振り返ります。旧課程の個人例ですが、統計集の使い方を考える参考になります。2026年4月に受験を振り返った人は、データブック2025で授業や問題に出た国を調べるのが楽しかったと書いています。本が役立つ場面はあります。それでも、最初に確かめるのは手元の資料で同じ調べ方ができるかです。
2026年本試験は30問中20問に数値・統計資料がある
2026年本試験の問題PDFは解答番号1〜30の30問です。解答に数値・統計を使った表、グラフ、主題図が必要なものは20問あります。雨温図や人口ピラミッドを含み、写真だけ・地形図だけの問題を除いた数です。
2026年本試験の例 | 問題に示されるもの | 復習で見る場所 |
|---|---|---|
第1問・問4 | 家畜の分布図 | 乾燥地域と牧畜の関係を教科書・地図帳でたどる |
第5問・問1 | 1970年と2020年の人口密度、1人当たり穀物生産量の表 | 地域の位置、人口と農業の特徴を見直す |
第6問・問5 | 河川流域の国々の1人当たりGDPの表 | 河川と流域国の位置を地図帳で見る |
20問という数は、統計資料を読む場面の多さを示します。数える対象は図表を読む設問であり、暗記すべき数値の数ではありません。 表や図は問題に載り、地理の知識と組み合わせて選びます。統計集だけを読んで図表問題の練習に代えるより、1問解いてから足りない知識を探す方が、買い足す理由もはっきりします。
学校の地図帳・資料集で統計を調べられないなら、450円の統計要覧を1冊
買い足すなら、私は山川出版社の『地理統計要覧 2026年版 Vol.66』を選びます。出版社の商品ページによると、自然環境、人口・都市、農牧・林・水産業など13分野をA5判160ページに収めています。データブック オブ・ザ・ワールド 2026の商品ページは496ページで、統計要覧編に全独立国の略史・現況などを載せた世界各国要覧編が加わります。統計要覧編は同内容と出版社が案内しています。
買い足す統計集 | 税込定価 | 収録の差 |
|---|---|---|
地理統計要覧 2026年版 Vol.66 | 450円 | 13分野の統計要覧編、160ページ |
データブック オブ・ザ・ワールド 2026 Vol.38 | 825円 | 統計要覧編と国別要覧編、496ページ |
価格は山川出版社の2026年版注文書の税込定価(2026年9月26日確認)。統計要覧は375円安い計算です。国ごとの歴史や現況まで調べたいなら厚いデータブックに意味があります。ただ、共通テストの復習で分野別の統計表を引く目的なら、同じ統計要覧編に825円を払う理由はありません。
帝国書院の『大学受験対策用 地理データファイル 2026年度版』も候補です。税込605円・144ページで、巻頭に統計読解の対策編と用語別目次があります。こちらは読む手がかりを増やす実際の差です。ただし、統計要覧より155円高く、掲載表同士の重なりは紙面で照らせていません。設問を読む練習は過去問で行い、追加で欲しいものが統計の引き先なら、450円の統計要覧を選びます。
学校の地図帳・資料集で統計を調べられないなら『地理統計要覧 2026年版 Vol.66』を1冊選びます。税込定価450円(2026年9月26日の山川出版社の表示)。購入先では表紙の「2026年版 Vol.66」と紙版を見ます。
帝国書院と山川の地図帳は、学校で使う1冊を続ける
学校の地図帳が帝国書院でも山川(二宮書店系)でも、共通テストのために出版社を替えて買い直すところからは始めません。帝国書院の市販『新詳高等地図』は高校で使う地図帳の市販品で、巻末に自然・産業・人口の資料を収めます。山川の『高等地図帳 2026-2027』の注文書にも、世界・日本の一般図と主題図が載ります。両社の最新紙面を並べて地名や統計の差を測ったわけではないため、出版社だけで受験の有利不利は決めません。
学校の1冊なら授業で示されるページをそのまま開けます。地理の講義本を選ぶ話は村瀬と瀬川の比較で扱っています。統計集や地図帳は、講義本の代わりに読み切る本というより、問題を解いた後の調べ先です。
迷ったら追加0冊で、2026年本試験の第5問・問1を復習する
大学入試センターの2026年本試験で、地理総合,地理探究の第5問・問1を解きます。印刷ページ28の表1に、4地域の1970年・2020年の人口密度と1人当たり穀物生産量が載っています。正解を見たら、学校の地図帳で4地域の位置を見て、資料集で人口や穀物の表を引きます。
この1問で分かるのは、手元の本で関連する統計に戻れるかどうかです。学校の地図帳・資料集で統計を調べられるなら追加0冊のまま演習を続けます。資料に表が見当たらず、分野別の数値を引く本が必要なら、統計要覧を足します。どちらでも、正解に至るには問題の表を読んで背景を考える練習が要ります。
統計を引く本を1冊足すなら、国別要覧を省いて税込375円安い『地理統計要覧 2026年版 Vol.66』です。税込定価450円(2026年9月26日の山川出版社の表示)。購入先で表紙の「2026年版 Vol.66」と紙版を見ます。
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