要点
- 評論の基本語から始めるならことばはちからダ。迷ったらことばはちからダ
- 評論のテーマを入試文で深めるならキーワード読解。語句を広く補うならげんたん
- 語彙が分かるのに第3問の資料と選択肢で迷うなら、語彙集を買い足す前に第3問を演習する
評論の基本語から始めるなら『ことばはちからダ!』、評論のテーマを入試文で深めるなら『現代文 キーワード読解』を選びます。語句を広く補うなら『げんたん』、迷ったらことばはちからダです。3冊買っても点が変わらないのが不安なら、先に誤答が語の意味で止まったのかを見ます。

評論の基本語から始めるならことばはちからダ。 私なら最初の1冊に選びます。税込定価902円、208ページです(2026年9月27日の河合出版の表示)。
3冊は、語数より「何を読んで覚えるか」で選ぶ
読みたいもの | 本 | 版・量 | 税込定価 |
|---|---|---|---|
基本語の具体例と図 | ことばはちからダ! | 2001年発売・208ページ | 902円 |
テーマ解説と入試出題文 | 現代文 キーワード読解 | 2015年改訂版・360ページ | 990円 |
幅広い語と見開きごとの問題 | 現代文単語 げんたん | 2020年改訂版・336ページ | 1,122円 |
定価は河合出版、Z会、いいずな書店の2026年9月27日の表示です。3冊全部で3,014円。1冊との差は1,892〜2,112円です。ページ数は読む時間や難しさに換算できませんが、最初から3冊買う前に、必要な説明を1冊で探す理由にはなります。
評論の基本語から始めるならことばはちからダ
「主観」「客観」のような語を聞いたことはあっても、文章の中で説明し直せない人から始める本です。河合出版の説明では、重要語を具体例と図で解き、頻出テーマを読み物風に扱います。公式試し読みの101〜102ページには、近代をめぐる説明と関連する語の整理が載っています。
2001年発売でも、2026年9月27日に河合出版の販売ページに載っています。刊行年だけで退けるより、試し読みの説明を読んで、今の自分が止まった語に戻れるかで選びます。評論の基本語から始めるならことばはちからダ。迷ったらことばはちからダです。
評論のテーマを入試文で深めるならキーワード読解
Z会は評論のキーワード160語を科学・哲学・近代などで分け、入試に出た文章を例文に使っています。小説で使う50語も収録。図もありますが、選ぶ理由は、語が実際の入試文でどう使われたかまで読めることです。
長い文章を読む負担もあります。改訂版の販売ページにある利用者の感想では、難しい文が多い一方で面白く読めたという声がありました(2018年4月、本人が読書中。手元の版は不明)。関関同立志望の利用者は要約がうまく合わず悩んでいました(2023年7月、手元の版は不明)。語の意味を知ることと、要約を合わせることは別の練習です。
評論のテーマを入試文で深めるならキーワード読解を選びます。表紙に「改訂版」とある税込定価990円の本です。
語句を広く補うならげんたん
いいずな書店の改訂版は、見出し約750語、関連語を含めると約1,350語。見開きごとの確認問題に加え、文章で語彙力を試す問題が10回あります。テーマ理解編では、語の背景まで読めます。
学校で配られたげんたんを使い、右ページの意味・例文・類義語を読んで左ページの問題を解いた受験生の記録があります(2021年公開、手元の版は不明)。学校の一冊で知らない語に戻れているなら、買い直すよりその本を続けます。出版社の合格体験記にも、学校で使い始め、高3では分からない語を調べるのに使った例があります(2023年公開、千葉商科大合格者。手元の版は不明)。
語句を広く補うならげんたんを選びます。表紙に「改訂版」とある税込定価1,122円の本です。生徒用アプリは案内されていますが、コピー用テストなどは学校採用時の先生向けです。
語彙が分かるのに第3問で迷うなら、演習を先にする
大学入試センターの2026年度国語の説明では、第1問は論理的文章、第2問は小説、第3問は絵本と大人向けの本など複数の資料を比べる問題でした。第3問は資料を結び付け、文章の表現や構成を考える力を問います。
本文の語を言い換えられるのに、資料のどこが選択肢の根拠か分からないなら、語彙集の2冊目より第3問の演習が先です。第3問に絞った問題集の選び方では、手元の問題を使う方法から説明しています。逆に第1問の評論で同じ語やテーマにつまずくなら、3冊のうち選んだ1冊に戻ります。
買う前に、手元の誤答を1題開く
まず手元の現代文の誤答を1題開き、語の意味を説明できず止まったのか、意味は分かっても本文や資料と選択肢を結び付けられなかったのかを分けます。たとえば評論の「主観」を説明できずに選択肢を誤ったなら、ことばはちからダの公式試し読みで基本語の説明の仕方を見ます。手元に問題がなければ、大学入試センターの過去問を使えます。この1題で買う本を絞り、得点の伸びはその後の演習で見ます。
評論の基本語から始めるならことばはちからダ。最初の1冊に迷ったら、208ページのこの本を選びます。
評論のテーマを入試文で深めるならキーワード読解。160語と入試出題文を行き来する本です。
語句を広く補うならげんたん。約750の見出し語と見開きごとの問題を使う本です。
購入先
価格・在庫は購入先でご確認ください。広告リンクを含みます。
- 向く人
- 初めて現代文の語彙集を買い、具体例と図から評論の基本語を読みたい人。
- 確認すること
- 2001年発売の208ページ。評論のテーマを入試文で深めたい人はキーワード読解を選ぶ。
書籍の仕様を見る
- 向く人
- 語の意味に加え、科学・哲学・近代などのテーマと入試出題文での使われ方を読みたい人。
- 確認すること
- 表紙に「改訂版」とある360ページの本。要約や読解の練習は別に続ける。
書籍の仕様を見る
- 向く人
- 約750の見出し語を関連語とともに学び、見開きごとの問題で使い方を確かめたい人。
- 確認すること
- 表紙に「改訂版」とある本。コピー用テストなどは学校採用時の先生向けで、個人購入には付かない。
書籍の仕様を見る
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